デザインコンペ |
デザインコンペの基本的なものは、広告デザインのコンペがあります。広告代理店やデザイン事務所、制作プロダクションでは、日常的に行われていると思われます。
デザインコンペでは、実際の制作物に近いデザイン、提案したいデザインをプレゼンします。 |
プレゼンのコツ |
デザインコンペを行う上で、プレゼンに勝つ為のコツがあります。
デザインはクリエイティブなものである為、決裁者側が感覚的に判断しがちです。例えば、担当者が赤が好きなので、赤っぽいデザインが好まれたり、パステルっぽい感じのイラストが好きであったりすることから、感覚的に選考されてしまうことが多くあります。 |
デザイン傾向 |
デザインコンペでは、まず過去に採用しているデザインの傾向を読み取ります。なぜ、そのデザインを採用しているのか?をヒアリングできればします。できなければ、過去に採用されたデザインからどうして採用されているのか?を読み取ります。
そこで、読み取ったことが、その会社のブランドメッセージに近い場合があります。ブランドメッセージを具体的な形にするとそのデザインだったということです。これは、決裁者側が気付いていないブランドイメージであることもあります。 |
共通の言葉を作る |
そこで、デザインコンペでは、まずブランドイメージが決裁者側とイコールになっていなければなりません。この場合、明確に答えがわかっていれば良いですが、通常は解らない状態でデザインコンペになります。
では、どうしたらイコールにできるのか?過去のデザインを見た人は、こう感じているということを伝えることで、今まで行ってきた過去のデザインのメリットとデメリットを明確に伝えます。
そこで、過去のデザインのメリットを活かし、デメリットを改善したというデザインであれば、今までの流れを変えずに、より強力なデザインであることを強調できます。 |
デザインプレゼンの流れ |
1.マーケティングに関する資料
1−1.エリアマーケティング
1−2.ターゲッティング
1−3.競合状況
2.キーコンセプト
2−1.エリア、ターゲットの分析
2−2.ターゲットへの訴求点
3−3.コンセプト
3.キービジュアル(デザイン)
3−1.写真
3−2.ロゴ
3−3.マーク
などをプレゼンします。 |