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いぬといっしょ
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7月30日 まっしぐら
ドッグフードってあるじゃないですか??最近はメチャクチャ種類も豊富に取り揃えられてるやつ。あれって「犬の食べるもの」ですよね。ドッグフードの「ストロベリー味」があったとして、それを「人間は食べちゃいけません」と書いてあるからといって悲しむ人は、ふつうはいませんよね??キャットフードも然り、ですよね。たとえ、「ネコまっしぐら」だったとしても、それはあくまでも「ネコが」まっしぐらに食いつく、という意味であって、人間が食べるということは想定外のハズですよね。
なんでこんな話をするのかというと、ドン・キホーテなんかにいくと、いろんなドッグフードがずらーっと山積みになっているんですよ。味がどうした、食感がどうしたって。でも、あんなもんどうやって区別するんだよ??と思っていたんです。だって、あくまでも「イヌの食べるもの」なのに、「○×味」なんてどうやって判別するんだろう、と思いません??もちろん、「サカナを使っているからー」とか、ある程度は人間の食べ物から類推できる部分もあるとは思うんですけれど。
そう思っていたら、テレビでドッグフードをつくっている会社の人が「いろんな犬に食べさせるし、人間も食べてみる」という話をしていたので、「驚き桃の木山椒の木、ブリキにヤカンに洗濯機」ぐらいビックリしたんです。
「へぇーっ!!ドッグフードは人間も味見してるのかー!!」そう思ってら、なんだか不思議な感じがしました。なんていうんでしょう??「つながった瞬間」といえばわかってもらえるでしょうか。んーと・・・、もう少し具体的にいうと、「自分には関係のないものだと思っていたものが、実は自分にも関係のあるものだとわかった瞬間」という感覚です。
たとえば、です。マクドナルドって今も「平日半額」をやってるんですよね。たしか、100円以下でハンバーガーが買えるんですよねー。スゴイと思います。思いますけど、ぼくには何の関係もありません。理由は簡単で、(何度もいいますけれど)ぼくはマクドナルドのハンバーガーを食べません。「食べません」というよりも、食べることができません。食べると気分が悪くなって吐き気がするのです。これは油のせいなんじゃないのかなぁ、と思っているのですが、詳しくはわかりません。
で、そんなぼくにとってみれば、今後ともかわることのないであろう「あの味」である限り、マクドナルドが「平日半額」をやっていたとしても、なんの訴求効果もないですし、なんの関係もないのです。
ただし、マクドナルドが「平日半額」を行うことによって、日経新聞的な意味はあります。ぼくは田中角栄が田中真紀子にいわれた「新聞は読みなさい。情報の蓄積になるから。」という言葉は真実だと思います。なので、リンクページにあるとおり、朝日新聞と日経新聞は読むようにしています(読売は読みにくいし、毎日は大きなトピックスがあるときにチェックすればいい)。
今年は新聞にマクドナルドがよく載る年ではないでしょうか。「平日半額」による消費者物価指数に関する話や、株式上場にまつわる話、さらにはマクドナルドのみならず外食産業全体を襲った「狂牛病」による客足の鈍化などなど、話題には事欠かなかったように思います。
個人的にビックリしたのは、「ゲオ」というゲームやCDの中古販売、ビデオレンタルなんかを手掛けている店について調べたときに、かの藤田商店へとつながり、さらには東京タワーにある蝋人形館にたどり着いたときです(←知ってました??)。これも、「つながっている」ということを実感した瞬間のひとつです。
まとめると、ぼくがいいたいことというのは、世の中には大きく分けると「直接的に関係のあること」と、「間接的に関係のあること」というものがあって、まるで無関係なことのように思えていたことが、案外、身近な出来事につながっていたりすることがあったり、逆に、親近感を覚えていたものが、実は影響力など微々たるものでしかないことに気がつくことがあるんだよなぁ、ということなのです。
たとえば、夏休みなどの大型連休中には「交通渋滞が起きています」とよくニュースではいいますけれど、ぼくにはほとんど関係ありません。ただ、渋滞している車の排気ガスや人々のストレスが間接的に影響することはあります。もしくは、休みの日に新宿なんかにでかけて、「なーぜーに、こんなにも人が多いんだろう??」と思うとか。
▼ここらへんまでを下書きっぽく書いていたら、骨折したりして日の目を見ることもなく眠っていたのです。なのですが、「同時多発テロ」の時に書いた、「距離感を失わずにいたい」というのは、これがあったからこそでてきたフレーズでもあったのです。というわけで、「狂牛病」に関する部分などを加えてアップしました。
ものおき
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