1月
1月25日 にゃー
出かけようとしてドアをあけると、またまたネコが寝そべっていた。だけど、今日はなんとなくいつものような元気がない。天気予報では雪が降るといっていたけれど、けっきょく雨になったものの、寒いことにかわりはないし。
「おめー、寒いんだべ??」と声をかけると、
「にゃー」
「なに、となりのおねーさん帰ってきてねーの??」
「にゃー」
「んー、じゃツライなぁー」
「にゃぁー」
そういうと、隣のお姉さんの住む玄関口に向かって「にゃー」と声をだすのだった。なんだか、ここにいちゃいけない気がしてきたし、早く郵便局に行きたかったので、その場をあとにした。
関係ないけれど、ぼくはエドガー・アラン・ポーの「黒猫」が好きだ。最後のほうで主人公が警官を呼び止めるあたりの描写は特に。
1月20日 モナ・リザのように
吹雪みたいに雪が降る。こういう時、犬は寒くないのだろうか??人間でいってみれば素っ裸なわけで(違うのかな??)、自分だったら耐えられんなー、と思う。そういえば、犬に服を着せてる人とかいるけど、アレってどうなんだろう??「よけーなお世話だよ!!」ぐらいにしか思ってないのか、それとも、「ナイス♪かわいくなったわぁー♪♪」なんて喜んでくれてるんだろうか??
その答えは犬のみぞ知るところなんだけど、あんまりペットとコミュニケーションがとれてもしょうがないんじゃないかなぁ、とも思ったりする。適度な不便さ、というか、意志の伝わらなさかげんがいいんだと思う。きっと。(人間でもそうじゃない??)
そんなことを思っていたら、スタンリー・キューブリックが語ったという言葉を思い出した。
「レオナルド・ダヴィンチチがキャンバスの下に『彼女は彼女の恋人に秘密を隠しているがゆえに微笑している』などと注釈を付け加えたとしたら、われわれはモナ・リザをこうまでありがたがることはなかっただろう」
1月11日 先見の明ありあり??
2001年2月号の日経TRENDYに「ヒット生むペットビジネス」という記事があった。ふーん。犬用のランニングマシンとか、ペットとでかけられるホテルとか、ペットと共存できるマンションとか、そういう話。曰く、「人間に用意された商品は、すべてペット用もある」。なーるほどー。
ちなみに、ペット種類別市場規模をエクセル(いまだに、97。今年中には新しいのがでるっていうのに・・・)でうってみた。やっつけ仕事なので、あんまり細かいところはみないでね。つーか、ちょっと重くてすみません・・・。
(小売りベース。日経トレンディのネタ元は、「ペットデータ年鑑」野生社。調査期間は96年10月〜97年9月)
1:犬、2:猫、3:観賞魚、4:小鳥、5:小動物、6:昆虫、7:は虫類です。細かい金額なんかは雑誌をみてね。
やっぱり、犬が一番のドル箱なんだなぁ、とあらためて思ったんだけど、そこに着目したのかどうかわかんないけど、このページをはじめたのって、もしかして、目の付け所よし??
ふぉっふぉっふぉー♪♪
1月6日 宇宙と書いて「そら」と読む!!
家に帰ってくると、隣のおねーさんが勝手に飼ってる、というか、たまに家にあげているネコがニャーニャー鳴いていた。んー・・、どしたー??と思ってかがんでみると、あらら、なんだかおなかが大きくないですかー??おまえ、こんなにデブちんだったっけ??
もしかして、子どもが!?なんてビビりつつ、「まぁ、杞憂かもしんないし・・・」とほうっておいたんだけど、コートを脱ぎながら考えた。
「もし、もしもよ。うまい案配に事が運んで犬を飼うことができるようになったとしてよ。やっぱ生命(いのち)なわけじゃん。それをちゃんとケアすることができるのか??オレは・・・。」
むーん・・・・。AIBOを買うとか、シーマンを買うのとは違うんだよなぁー。食事、トイレ、夜泣き、だいたい、死んだときはどうするんだ??きっと悲しいぞ??仲がよかったら、それだけツライぞ??それに、末期医療っていうのはだいたいからしてムツカシイんだし。やっぱ、安楽死とか尊厳死は認めるべきなのか??
うーん・・・。
とりあえず、この話は保留。
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