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競合分析を行うには、ポジショニングマップが適しています。ポジショニングマップとは、市場の中でどのようなポジションにいるか、どのようなポジションがマーケティング的に競争優位に立てるか?ということを分析ツールです。
ポジショニングマップの例
縦軸に価格
横軸に使いやすさ
価格が高くて、使いにくい
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価格は高くて、使いやすい
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価格が安くて、使いにくい
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価格は安くて、使いやすい
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このマップ内において、どこが市場優位か?ということになります。もちろん、これだけが競争優位を分析するものでは、無いので縦軸と横軸の設定を色々変えることで、分析の深さが深くなります。
実際の記入例
自動車の安全性に関する、競合分析を行う例
縦軸に価格
横軸に安全性
価格が高くて、安全性が低い
フェラーリ
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価格は高くて、安全性が高い
ベンツ
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価格が安くて、安全性が低い
アルファロメオ
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価格は安くて、安全性が高い
ボルボ
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※あくまでも、参考なので実際のものとは異なります。
あなたが、自動車の開発担当者であれば、自社開発している車の価格と、安全性のバランスをどの程度とらなければいけないか?ということを考えなければなりません。価格が、高くても安全性が低ければ、どのような車種である必要があるか?ということが解ります。 |