6月
6月30日 『今は君のために歌おう 僕も風と共に行こう すべての人に 恋をしな!!』=「すべての歌に懺悔しな!!」桑田佳祐=
夕方:「夢のカード」にワクワクしてるとこ。
夜中:「夢の舞台」がおわって、祭りの後の心持。
名残惜しい気持ちで、おやすみなさーい・・・。
・びみょーにサイト全体をいじってます。書き損じを手直ししたり、ちょっとずつ。でも、ユタヲの日記はバッキンガム宮殿と間違えたわけじゃあないっす。
6月27日 綿に針を包むように。
ドイツーブラジルの決勝戦、という期待通りの結果になってくれたおかげで、ちょっとは救われた気がする今日この頃。
さて、いろいろと審判について議論されてるようですが、アジア連盟からこんな意見があったとか。
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アジア連盟も誤審騒動に反発
韓国が4強入りしたのは、誤審に救われたからとの見方が欧州を中心に出ていることに対し、アジア・サッカー連盟(AFC)は24日、「韓国の偉業は、誰にも汚されてはならない」と強く反発した。AFCのベラパン事務局長は「判定のミスはW杯に限らず、どの大会でも起こる。強国が負けたからといって、不公平な判定だったと主張するのは間違いだ」と述べた。
W杯の審判には高いレベルにある欧州と南米の審判をより多く起用すべきだとの指摘が監督や専門家から出ていることについても、同事務局長は「W杯は全世界のもの。審判員の技術向上プログラムは、年代別の世界選手権で経験を積み、W杯に上がってくる段階的システムが機能している。現在のやり方で問題はない」と、改革論議にクギを刺した。
(日刊スポーツ25日)
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いや、あのぅ・・・、「強国が負けたから」、「不公平な判定だった」というつもりは、他人のことは知らないけれど、ぼくにはないっす。韓国が勝とうが負けようが別になんら利害関係もないし。
ただ、ちゃんとしたジャッジしろよっ!といいたいだけっす。ついでに、文明の利器が役に立つんなら使えば?と。
それと、「W杯は全世界のもの」だからといって、審判もワールドワイドで集めなきゃいけない、なんてことにはならないっしょ。
「相撲レスラーになりたいでふっ!」って女の人がいても「ムリ」じゃん。それを「差別」とはいわないのとおなじで、わざわざレベルの低い審判を世界中から集める必要がどこにあんの??しかも、審判の就業の機会が失われるわけじゃないし。
(前にも書いたけど、2001年11月7日の「男も助産婦にならせてよぅ」ってのは、女の人がイヤだ!つってんだからダメじゃん?というのとおなじっしょ。)
望むことはただひとつ。4年に一度の世界的なビッグイベントには、それに相応しい選手たちが出場するのと同様に、審判もそれに見合ったレベルの人を用意してちょ、というだけのことなんだけどなぁー。
へんなところでみょーな地域意識もちだされても、は?って感じなんだけど・・・。アジア地域の発言権を強める、なんつーことは主目的なんかじゃなくて、なるべくミスのないジャッジができるようにすることこそが重要なわけだし(ついでに政治的地歩もゲットできるといいんだろうけれど)。
あと、おもしろいニュースがもうひとつ。
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ハイテクで誤審防止を 英はクリケットで導入
【ロンドン25日共同】25日付の英紙タイムズによると、サッカーのワールドカップで問題化した誤審を減らすため、英国のケーボン・スポーツ担当閣外相は2004年の欧州選手権でのハイテク審判システム導入を提唱した。
英国のテレビ局は、クリケットやラグビー中継で「ホークアイ(タカの目)」と呼ばれるシステムを既に採用。6カ所のカメラがボールと選手をとらえ、数センチの精度でボールがラインを越えたかどうかなどを判定できる。
サッカーに応用すればオフサイドや微妙なゴールの判定に役立つ。主審がポケット大の画面を手に持ち、試合中に確認することも可能。豆粒大の発信機を選手の靴とボールに埋め込めば正確性が増すという。
しかし、サッカーのプレミアリーグは100%の確度を持つシステムの開発を求めており、まだ導入していない。実際に使った場合、ホイッスルの度に選手が画像の確認を求めて試合進行が遅れる懸念があるという。(共同通信)
[6月25日17時5分更新]
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うぅーん・・・。こないだも書いたけど、「100%の確度を持つシステム」なんて、最初っからムリだと思うんだけど・・・。
ま、いちばん最初の頃の審判はピッチ上にいなかったらしいし、二人にしてみたり、おなじ国から選んでみたり、いろいろとやってみていいと思う。
そうそう、飯島愛がこぉーんなことをいったとか。いやぁ、勇気あんなぁ。ぼくみたいな小心者には思いもつかんことですばい・・・。
・ユタヲの日記はブラジルとドイツが決勝進出を決めたところまで。
6月22日 human error.
「今回のワールドカップは最低だ」という意見があることをサッカー好きの友人に聞いた。最初、「優勝候補」といわれているチームが早々と姿を消してしまい、彼らファンタジスタたちのプレーを見ることができなくなってつまらない、という意味だと思った。
そこで、『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるわけでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。』という、ダーウィンが語ったとされる言葉をもちだしてみた。ようするに、たとえ「強豪」であっても栄枯盛衰はあるし、優勝劣敗の世界なんだから「日々是決戦」という気持ちでがんばんなきゃ後進に追い抜かれることだってあるべ??ということをいいたかったのだ。
(ところで、ダーウィンの言葉について、彼が本当にそういったのかはナゾ。詳しくは2000年10月20日の日記を見てちょ。)
なんだけど、どうやらそういうことではないらしい。
そう、もう知っている人もたくさんいると思うけれど、「誤審」についての意見だったのだ。これについては、ちょっと調べてみたりはしていたし、そのうち書こうかな、ぐらいには思っていた。(なんていいつつ、いつもみたいに時間が流れていくんだろうな、とも思っていたんだけれど)
ただ、いちおうFIFAのコメントもでたようなので、すこしまとめておきます。
取り上げるのは、韓国ーイタリアです。
ただし、「レーザーポインター疑惑(←これでイタリア攻撃されてなかった?)」とか、「ワイロ疑惑(エクアドルの主審カネもらってたって!)」などについては、ソニータイマー(PS2やバイオなどソニー製品が壊れやすいのは、内部に時限爆弾がセットされているからだ!)みたいなもので、このような都市伝説というか、ウワサの真偽まで確認するのは手に余る作業なので横においておきます。
まずはロイターの記事から。
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(6/19)FIFA、イタリアの審判批判に弁明
[横浜 19日 ロイター] 国際サッカー連盟(FIFA)は、18日のワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で韓国に1―2で敗れたイタリアのジョバンニ・トラパットーニ監督が審判の判定に不満を漏らしたことを受け、審判を擁護した。
FIFAのキース・クーパー広報部長は記者会見で「何度も申し上げてきたように、審判団も監督や選手や記者と同様、間違いを犯すこともある。間違いはいつでも起こりうるが、最小限にとどめてある」と答えた。
イタリア側は、延長に入ってFWフランチェスコ・トッティが受けた退場処分と、ダミアーノ・トンマージのゴールがオフサイドの判定で認められなかったことに憤りを隠さない。
トラパットーニ監督は「どちらに風が吹いているかは、最初から明らかだった。陰謀だとは言いたくないが、われわれは不利な立場だった」と試合を振り返った。
また「FIFAはフェアプレーを掲げていながら、ピッチ上はこんなありさまだ。無能な線審でW杯は戦えない。これほど腹立たしい経験は生まれて初めてだ」と語った。
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こういう記事はasahi.comや、Nikkei Net、それにYahoo!でも読むことができるので、それとはちょっと違うものを2つほど紹介します。
・「情熱サッカーコラム」の韓国ワールドカップ観戦記#3
・「ほぼ日刊イトイ新聞」のアズーリにべったり密着50日!
一言でいえば、「イタリアが負けたのはおかしいんじゃないの?」ということです。で、その敗因としては「審判の裁定が偏重していたからだ」と。
たとえば、延長戦でトッティが「倒れた」のは、ぼくには足がかかっていたように見えました。あれを「シミュレーション」というのはいいすぎなんじゃん??とテレビを見ていて感じました。PKを与えるかどうかはともかくとしても、イエローカード(この場合は累積2枚となるので、レッドカード=退場になる)はアンフェアに過ぎる、と思いました。
ロイターの記事にあるように、「審判団も監督や選手や記者と同様、間違いを犯すこともある」というのはまったくもってその通りでしょう。ただ、だからといって「誤審」が許されるわけではないはずです。だからこそ、「最小限にとどめ」なくてはならないわけですし。
で、思うんですけど、ビデオ画面を利用したらどうでしょう??今なんて、デジタル化された機材で撮影できるわけだし、ハードディスクレコーダーなんかを使えば(パソコンでテレビを録画、というやつ)、すぐに問題のシーンを再生することは可能なわけですよね。
NHKのBSデジタル放送だと、「得点シーンを5〜10秒後に図解するサービスなどを行う」ことができるそうです(←1チャンでも宣伝してました)。それに、「カメラを引いてフィールドを広く映しても、選手の背番号までくっきり映る」ほど画質が向上しているんだから、得点シーンが再現できて、問題となるようなシーンができない、というのはすこし無理のある理屈ではないでしょうか。
・W杯 テレビ各局どう見せる
・・・というところまでは、いろいろと判定に疑問を感じてから考えていたことです。さて、そのことについてFIFAがコメントをだしました。
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(6/20)誤審指摘にもビデオはNO・FIFA審判委員会
敗れたチームの監督などから、いくつかの誤審が指摘されている問題について、国際サッカー連盟(FIFA)は20日の記者会見で、現時点では判定にビデオを活用する考えがないことを強調した。
イタリアは、ビエリがクロアチア戦でゴールをオフサイドと判定され、その後に副審が「誤審だった」と認めたことで判定に対する不信感を強め、敗退が決まった韓国戦でもトッティが退場処分となったことで監督、選手が強い不満を表明した。FIFA審判委員会のメンデス委員は「プレーを止め、(ビデオで)検証することをファンや選手が望むかは疑問だ。ビデオカメラは角度が固定されることもあり、百パーセント有効と限らない」と述べた。
同委員はまた「判定でイタリアが負けたと言うなら、それはフェアではない。だれでもミスはあるし、審判は機械でなく、ときに間違いを犯す人間だ」と、従来のFIFAの見解を繰り返しながら反論した。
今大会では審判を欺こうとする行為に対し、警告などの厳しい処置を取っている。メンデス委員は「95パーセントは審判員が正しく対処している。選手は(相手に足を掛けられたようなふりをする)ダイビングをやらなくなっている」と述べ、審判委員会の狙いがうまく機能していると指摘した。〔共同〕
(赤色太字はユタヲです)
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さて、どうでしょうか。ぼくたちはサッカーの試合になにを求めているのでしょうか??
もちろん、サッカーに限ったことだけではなくて、スポーツ全般や、ひいてはもうすこし大きめの話につながるのかもしれません。
それは、たぶん「フェアプレー」ではないでしょうか。別の言葉でいえば、「sportsmanship」なのかもしれません。少なくとも、ぼく自身はそうです。
先日の日本ートルコで日本は負けました。とてもかなしかったです。情けないことにナミダまででてしまいました。でも、トルコを逆恨みする気持ちはありません。中田選手がいったように、ぼくたちには「何かが足りなかった」のだと思います。トルコの選手も、(スキンヘッドのいかつい)審判もフェアだったように、ぼくには見えました。
お互いフェアに試合をした。そして、結果がでた。そうであれば、それはもう「しかたのないこと」だと思います。(そういえば、何年か前に大ヒットしたアニメに、駄々をこねる主人公が「事実よ、受け止めなさい」と叱責されるシーンがありました。)
だけど、それはあくまでもフェアプレーが前提となっているわけで、熱烈に狂信的なファンというわけではない、ふつうに見ている人にまで疑念を生じさせるような試合というのは、八百長といわれてもしょうがないのではないでしょうか。そのような疑いの眼差しを回避し、封じるためにもビデオの利用というのは有効な手段のひとつだと思うのです。
もちろん、「客観的な事実」というものがどこに存在するのか?というのはフクザツな問題です(そもそも、そんなものがあるのか?というのも含めて)。でも、その解は求めようとしたほうがいい、とぼくは思っています。
その一助として、競馬では混戦になったときにカメラで判定を下すわけですし、競泳ではコンマ何秒をカシオが計測するのだと思います(べつにカシオじゃなくてもいいんですけど)。
それに、主審が副審に聞きにいったりするときには試合を止めますし、ファールといわれたときにピッチ上で選手と審判がもめている時間だってありますよね。その間にビデオの画像を利用して分析を行うことは、そんなに不可能なことなのでしょうか??未臨界核実験や遺伝情報の解析に用いられているような高性能なコンピューターでなければ無理なのでしょうか??それとも、費用対効果としてペイしないものなのでしょうか??仮に、そういうことが今はできなかったとしても、未来永劫できないわけではないはずです。
もうひとつFIFAがあげている「ビデオカメラが固定されている」という理由にしても、顔の判別すら可能な防犯カメラなどが有効活用されていることを考えれば、根拠薄弱ではないでしょうか。それに、ライン際やゴールネット裏のカメラなんかは動きまくってますよね。
(ついでに、サッカーボールやユニフォームは形状や構造からして変貌を遂げているのに、審判だけが現行の方式でいい、というのはおかしな気がします。)
そういうことを考えると、FIFAの言い分には釈然としないものを感じます。
それはまるで、薬物疑惑の絶えないメジャーリーグで検査を導入しようとしたら、即答を避けた選手会の行為とおなじものに思えてなりません。なんら後ろめたいものがないのであれば、受けてたてばいいだけの話のハズなのですが・・・。
(すこし前に有名なメジャーリーガーがステロイドの蔓延を告白しましたよね。)
とはいうものの、ワールドカップの歴史において、今回のような疑惑がなかったわけではありません。1966年のイングランド大会にもそういうゴールシーンがあったそうですし、「神の手ゴール」だってそうです(他にも、ブラジルの選手がスポンサー(スウォッシュでおなじみ)と何らかの関係があったのではないか?というのがありますけど、それはちょっとおいといて)。ただ、当時はビデオカメラの画質もたいしたことはありませんでした。だけど、今や軌道上の衛星からだって数センチ単位で物が識別できる時代です(民間用のものは精度が落ちますけど)。
そういった文明の利器を利用して、なるべく多くの人が納得できる判定をしたほうがいいのではないでしょうか。たとえそれが「百パーセント有効」なものではなかったとしても、96、7パーセント有用なのであれば、それで必要十分なのではないでしょうか。だいたい、物事に100パーセントの精度を求めること自体が論理の飛躍です。
基本的には審判に委ねておいたとしても、グレーゾーンの判断についてはビデオなどを活用する、というのはムリな注文なのでしょうか。
ぼく自身としては、はっきりいって、今回のワールドカップはベスト16が決まった時点で終わった、と思っています。(だからこそ、このページで「ベストマッチはなんですか?」と聞いたんですけれど。)
あ、FIFAだけが病んでいて問題を抱えている、などとは思いませんよ。商業主義に傾倒し存立の趣旨を見失った組織が、拡大路線のため肥大化し制度疲労に陥る、という現象はそこかしこで散見されます。先頃のソルトレーク五輪だって審判に対する不可解な出来事がありましたし、シドニーオリンピック(だったかな?)の柔道でも似たようなことがありましたよね。どこの世界にも似たようなことはあるものだと、(おしゃまな)ぼくは諦観を込めつつ思います。
ただ、それは自らの説明不足によりベッカム選手たちのサインを収奪することになった教育委員会のように、「子どもの夢を奪う」ことになりかねません。そして、結果的にはサッカー界、ひいては他の分野にまで悪影響を及ぼすのではないか、と思えてなりません。
最後に、「皇帝」ベッケンバウアーと、「王様」ペレの言葉を紹介しておきます。
(どーでもいいんですけど、なんでペレがEDのコマーシャルにでているんでしょうか??)
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(6/20)サッカー日程の修正を・ベッケンバウアー氏
W杯の波乱続きを、2006年に次回W杯を開催するドイツ組織委員会のフランツ・ベッケンバウアー会長が憂慮している。同会長は、フランス、アルゼンチン、イタリアなどの優勝候補の相次ぐ敗退の理由として、各チームの主力選手の不振を指摘。「疲労困ぱいのスター選手を見なければならないようでは、W杯の将来はない」との危機感を表明した。
AP通信によると、ドイツの選手としても監督としてもW杯優勝を経験している「皇帝」ベッケンバウアー氏は、選手に故障や疲労が目立つのは「各国のリーグ戦、欧州チャンピオンズリーグ、W杯の予選と、試合が多すぎるからだ。国際サッカー連盟(FIFA)は対応をするべきだ」と述べ、W杯イヤーの世界サッカー日程の修正も必要との考えを示した。
欧州のトップクラブは年間約70試合をこなす。日本のJリーグ1部は多くても40試合台。今回ベスト8に進んだ韓国、米国のクラブは欧州の半分程度だ。
1次リーグで敗退したフランスのビエラは「体力的に疲れ切っていたのは事実。しかし、イングランドも多くの試合を戦ってきたのに、1次リーグを勝ち抜いた」と話した。
欧州の過密日程は、テレビからの巨額の放映権料にも縛られている。ベッケンバウアー氏は「契約が残っているので2、3年の内には解決できない。契約満了後が問題を解決するチャンスだろう」と述べ、テレビ局との契約内容見直しも訴えた。(共同)
(6/21)ペレ氏「W杯の審判は非常にお粗末」
[東京 21日 ロイター] 元ブラジル代表のペレ氏は、今回のワールドカップ(W杯)の審判は低レベルであり、国際サッカー連盟(FIFA)は今後のために改善策を講じるべきだとの見方を示した。
ペレ氏は「審判もミスをする。間違いはだれにでもある。選手はピッチの上で、ときには審判を欺こうとすることもある。誉められたことではないが、これもサッカーの一部だ」と語った。
ペレ氏はさらに「それにしても、ここまでのジャッジは非常にお粗末であり、FIFAは将来のため、次の大会のために配慮をすべきだ」と懸念を示した。
論議を呼んでいる18日に行われた決勝トーナメント1回戦、韓国―イタリア戦のジャッジについては「(審判が)不公平だったとはいえない。おそらくミスだったのだろう。だが、サッカーでは審判も試合の重要な役を担う。安易にミスを犯してはならない」とし、「FIFAは審判の件を真剣に受け止めなければいけない。さもなければ、サッカーが台無しになる」と言い切った。
FIFAのアドバイザー役を務めるペレ氏は、判定にビデオによるリプレーを用いることや、反則を犯した選手をアイスホッケーのように一定時間ピッチの外に出す方法をFIFAが検討していることを明らかにした。
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株式とか債権などの市場や浮気沙汰なんかに限ったことではないと思うんですけれど、一度でも不信感を抱いてしまうと、それを払拭するのは至難の業です。今日の韓国ースペインにしても、なんでファール?今のライン越えてなくない?などなど、カマチョ監督たちが感じたのと同様に、ぼくにも「偏向したジャッジ」のように見えてなりませんでした。
繰り返しますが、サポーターの行為、審判のワイロ疑惑などは、横においてあります。価値判断も留保します。だいたい、ネット上でそういうことを云々する気は毛頭ありません。
ただ、サッカーにも科学技術は有用ではないのか?ということと、それを拒むFIFAの論理に疑問を感じずにはいられない、ということがいいたいのです。(とはいっても、太陽を直視することがつらいように、四方八方を直射日光に照らしだされた舞台というものも、それはそれでやりにくいのかもしれませんけれど。)
久しぶりに長々と書いてしまいました。ま、いちおうベスト4も決定しましたし、しばらくはワールドカップ関連で書くようなこともないと思うので、25日のドイツー韓国まではこのまま、ということで。
・イングランドーブラジルまでと、ベッカムのサインは誰のもの?事件の顛末はユタヲの日記で。
「現代財閥カップ」などと揶揄されないためにも、ドイツー韓国を裁く審判には公正中立、公明正大であってほしいものです。出来合のレースを見せられるのは時間の無駄ですもんね。
ではでは。
6月19日 「事実」のみを。
ベスト8が決定しました。
時事通信社によると、「各大陸連盟別にみた8強の顔触れは欧州4、アジア1、南米1、北中米・カリブ海1、アフリカ1。1994年米国大会は欧州7、南米1、98年フランス大会は欧州6、南米2だった。2大会連続で欧州と南米が独占してきた勢力図が崩れた」そうです。
正直いって、日本がはいらなかったことが、とてもかなしいです。
ちょっと早い気がしますが、これまでのベストマッチはどの試合ですか??ぼくは日本ーロシアで、他の国のだとアイルランドースペインです。
とりあえず、21日のドイツーアメリカでドイツが勝つことを祈りつつ、イングランドーブラジルでどっちを応援するかまよってます。
今いえることは、これくらいです。
あ、宇多田ヒカルの「DeepRiver」買いました。「letters」が好きです。それと、久々にまとめてCDをレンタルしました。もちろん、氣志團のアルバムも。
6月14日 「女心と秋の空」って昔は「男心と秋の空」だったそうです。
日本は2−0でチュニジアに勝ち、予選リーグを一位で通過し決勝トーナメントに進めることになった。とてもすばらしいことだと思う。
共催国の韓国も無事に予選を突破した。開催国で決勝トーナメントに進めなかった国はない、という慣例通りの結果になったことになる。
ただ、ポルトガルが姿を消してしまったことは残念だ。フィーゴ、ルイ・コスタ、セルジオ・コンセイソン、ジョアン・ピントたちのプレーは好きだったんだけどな・・・。
フィーゴのフリーキック、セルジオ・コンセイソンのシュートがはずれたときは、本当にかなしかった。「神は死んだ」と思っているけれど、このときばかりは運命の女神がスカートの裾をたくしあげてくれないことをうらんだ。
もちろん、そんなことをいったらフランスだってアルゼンチンだって女神の胸元に近づくことができなかったんだけどさ・・・。
日本が勝てたことはうれしいことだし、新宿でハイタッチしまくった見知らぬ人たちは皆あかるい表情だったんだけど、なんだかすこしフクザツな気持ち。
あぁっ女神さまっ、あなたはなんて、なんて・・・・・。
ちょっと寝不足気味だしね。今日はとっとと寝よう。そして明日はイングランドーデンマークと、ドイツーパラグアイだ!!
おやすみなさーい。
6月13日 「賽は投げられた。」ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)
イタリアは一次リーグ敗退をなんとか免れた。ブラジルは快勝した。ポルトガルも調子がよさそうだ。イングランド(ベッカム?)ファンの盛り上がりもすごいんだけど、ひそかに応援しているのはアイルランド。
本当は、日々あまりにもたくさんの出来事があるので、なにがなんだかわかんなーい♪という、ちょっとシ・ア・ワ・セ♪♪な状況。(ウソ。「システムリソースが足りません」ってエラーメッセージがでてまふ・・・。)
明日の日本ーチュニジアはどうなる!?
・イタリアーメキシコまでをまとめたユタヲの日記はこちら。
6月9日 狂喜乱舞。
勝った・・・・・・・。
日本がロシアに1−0で勝った。
「日本代表チームがワールドカップで勝つ日」というのが、いつかはくるものだと思ってはいたけれど、それが今日だったなんて・・・。
こりゃ、明日の朝刊、テレビなんかは大盛り上がりかな??
最後に一言いっていーんですか??
いーんですっ!!(←川平慈英ねん♪)
勝ったぁぁぁあああーーーーっっ!!!!!
うっれすぃーーーーーーっっっ!!!!!
ふぅ・・・。なんか、茫然自失。日記は次回アップするっちゅーことで、もう寝ます。寝れるかな??こーふんして寝れなかったりして・・・。
いろいろと思うことはあるんだけど、もう日付も変わったし、とりあえず寝ます。おやすみなさい。
6月6日 世代間格差。
ヒゲのコメンテーター兼マンガ家の食べ歩き風エッセイにもでてくる、有名ラーメン店のオヤジに常連らしい客が「ていさつとかするの?」と質問したら、「いかない、いかない。新宿だっていかないもの」と答えた。その店から新宿へいくには、電車をつかったとしても、それほど時間がかかるわけじゃない。このオヤジさんの行動範囲は自宅兼店を中心に半径3キロくらいなのかな、などと思ってみた。
そういわれてみれば、飛行機に乗ったことがない、という人は少なくない。とくに年輩の人になるとそうだ。高校のとき住んでいた寮のおばちゃんも、飛行機なんて乗ったことないだんべぇ、といっていた。
「民族大移動」なんていわれる盆暮れの帰省ラッシュが恒常化したのは、そんなに昔の話ではないとか。たぶん、ここ100年くらいのあいだに人が移動できる範囲は急速に拡大したんだと思う。
ワールドカップの試合を見に行くために韓国へいく、なんていうのは、もうふつーのことだ。だいたい、(元)福岡県民にいわせれば、東京や北海道より韓国のほうが近所にあるんだから、当然といえば当然なんだろうけれど。
人間ってスゴイねぇ。よくぞまぁ、ここまで自分のテリトリーを広げたもんだ。日本や韓国にプレーしにきている選手たちもそうだし、応援にきているサポーターの人たちだって、昔に生まれていたら見かけることすらなかったんだろうなぁ。
ありがとう、科学技術。ありがとう、文明の利器。ありがとう、人間の進歩。
あれれ、なんだかみょーな方向にいっちゃったので軌道修正。
えーっと、そーゆーことじゃなくて、世代間の溝ってなかなか埋まらないものだけれど、それはちょっとやそっとのことじゃ、どうしようもないのかなぁ、と思ったりする。だって、こんなにも生活環境がちがうんだもの。遺伝が半分、環境が半分だとしても、その半分で大きく差がつくことだってあるし。
ここ四半世紀くらいっていうのは、本当に過渡期というか「激動の世紀」なのかなぁ、と思うワールドカップを見た感想、其の壱でした。
・すっかりワールドカップ一色のユタヲの日記は日本の初戦を満腹くん♪と見た話。
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