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限界利益とは? | |
限界利益を簡単に言えば、売上から変動費を差し引いたものです。 なぜ、限界利益という項目が必要なのでしょうか? これは、固定費はどのような業種でもかかってしまいますし、物販であれば仕入れ原価が発生してしまいます。これはビジネスを行う上では、どうにもならない部分ですが、売上を上げる上で変動費の割合が大きいビジネスは、売上額が上がってもそれに応じて変動費が上がってしまうので、売上が大きくなっても利益が大きく取れるわけではありません。 それに対して、売上に対して変動費の比率が小さければ(限界利益が大きければ)、売上が高くなれば、利益が大きくなります。固定費は固定されているので、売上の大小に関わりませんので、利益が大きくなっていきます。 もちろん物販や製造業の場合は、仕入れ原価は比例して多きくなりますが、サービス業のように仕入れ原価の比率も極端に小さい業種であれば、売上が大きくなるにつれて利益も大きくなります。 限界利益は、新たなビジネスをはじめる場合は、利益を得やすいか得にくいか?を判断する一つの基準にもなりますね。 |