第10回:エコロジーなぺぺ。
最近、歳を感じているせいか、エコノミカルな奏法というのに とっても興味を持っており、その方面を調査しております。例えば、ジャズ方面での話ですが、10数年前のチックコリア・
エレクトリックバンドのフランク・ギャンバレのギター奏法なんかを探っております。要はスウィープビッキングをいかに連続して効果的に使うかってなみたいでして、元々は50年代のジャズ畑発信みたいですが、今日ではヘビメタ系の人の基本みたいになっているコンセプトです。
このあたりを更に調べていくと、フラメンコ系の奏法に出会いまして、こちらでは、爪弾きでスウィープを小薬中人、ついでに親も含め、数連チャンで速弾きやってリズムやフレーズを作る技というのが基本のひとつだそうで、まあ、この歳になって今頃、この辺のことを知りました。
で、これが楽に音量出るんですネェ。全く知らなかった。たぶん、スペイン直系のクラシックギター系は熟知している人は既にご存知でしょうけど、
この辺りは私にとっては驚きでした。
逆に、アル・ディメオラ(全く知らん人にはフラメンコ・フュージョンといったらいいのか?)の奏法なんかは家の中でいかに音量を出さないで練習しなきゃいけないかっていう状況で個性的なワザが出てきたそうですねぇ。(ミュートさせてジャズ・フラメンコやるようなやつです)
まあ、「必要は発明の母/フランク・ザッパ」というように、環境で新たな面白いコンセプトへ発展していけたらと思います。
わたくしもギターロックのバンドでサンプリングキーボード(性能でアンサンブル中のヌケが左右される)やコーラスパートを如何に表にだすか、また、モニタリング等々、色々と勉強させていただきました。
ちなみに、最近、肉体方面のエコにも興味があり、ナンバ走法なんてのが気になりますが、ご存知のかたいたら教えてくださいな。