頭に瓶を載せてトンデーロを踊る赤いスカートの黒人の女の子
カホンとたたく黒人のおじさんの絵
ペーニャ・ハラナ ロゴマーク


楽  器  紹  介


ペルーの海岸地方の音楽で、比較的よく使われる楽器達をここでは紹介したいと思います。コンフント・ペーニャ・ハラナでも、こうした楽器達を使いながら演奏 していきます。
(それに関してはメンバー紹介のページを参照)。

その1 弦楽器

・ギター Guitarra 
 いわゆるガット・ギター(クラシック・ギター)を使用。ギターはペルーのみならず
ラテンアメリカ全土で広く使われる楽器として中心的位置を占めている。
・マンドリン Mandorina
ラテンアメリカで使われるマンドリンは、背面部がフラットなものが多く
見られる。 海岸部だけでなく、山岳部などでも広く使われる。

・バイオリン Violin
クラシックバイオリンと同じものを使用。演奏の仕方はさまざま。
特に黒人系はだいぶ異なる。クラシックではとても上品なイメージですが、
ペルーではとても庶民的な楽器です。



ギター マンドリン  バイオリン

その2 鍵盤・リード楽器

・アコーディオン Acordeon
哀切たる音色でもってクリオーヤ音楽に花を添えるこのアコーディオンは、
クリオーヤ音楽でも非常に好まれて使われてきた楽器である。
・ピアノ Piano
ピアノもクリオーヤ音楽草創期より、バルスなどの演奏に積極的に使わ
れてきた楽器。なにより華やか。

 



アコーディオン      ピアノ

その3 管楽器

あまり管楽器が使われることの少ないクリオーヤ音楽でも
使われる、数少ない管楽器たち。
・クラリネット Clarinette
・サクソフォン Saxofone
・フルート Flauta


クラリネット   サックス   フルート

その4 打楽器

・カスタネット Castan~uela

スペイン起源のカスタネットが、ペルーでもクリオーヤ音楽になくてはならない
リズム楽器として定着した。きらびやかで華やかなリズムをバルスやポルカに
添える。
・カホン Cajon
黒人たちが箱などを叩く中で開発してきたペルー発の黒人打楽器。一見
まさに箱。後ろにはサウンドホールが開いており、打面の表面板は上部が
微妙に浮いており、叩くとばしっとした音が鳴る。フラメンコなどにも取り入れ
られ、スペインでは響き線などを内蔵したものが好まれて使用されている。
・カヒータ Cajita
同様に黒人起源の小箱打楽器。ふたを開け閉めする音と、側面やふたを
叩く音とでリズムを刻むシンプルな打楽器。
フェステホ、ソン・デ・ロス・ディアブロスなどで活躍する。
・キハーダ Quijada
おもにロバの顎骨を使用する。というか、まさにロバの顎骨そのもの。
骨の側面を叩くと、顎骨についている歯がガタガタなるのを利用した打楽器。
なかなか衝撃の楽器です。
・カウベル Cencerro
小型の金属打楽器。カンカンならすのがおつ。
・グィロ Guiro
瓢箪に刻み目をつけてそこをコスってジャジャジャジャならす。
・クラベス Claves
二本の硬い木を打ち合わせることによってならす。中米の黒人系音楽では
なくてはならない楽器。
・スプーン Cucharas
二本のスプーンを使って打ち鳴らす。
・ボンゴ Bongo / コンガ Conga
カリブ地方からペルーにもたらされた黒人打楽器。


   カホン  カスタニュエラ
カヒータ
      カヒータ


     キハーダ



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