LeMonde 経済記事精読を毎月第3土曜日に

                                                           

フランスの代表的日刊紙 Le Monde から特に興味深い経済関係の記事を選んで精読します。

過去の教材例:

 メーカーの値上げ攻勢 (2023年4月の記事)
 授業後に配布したメモ

 仏国内の製造業再興 (2023年11月の記事)
 授業後に配布したメモ
 メモで触れたナポレオン年譜


フランス語を訳す際

 センテンスの趣旨が取れなければ訳しようがない
 趣旨が明確に掴めれば分かり易い日本語にできる

という考え方にたち、記事の内容をできるだけ具体的に理解するための授業です。「センテンスの趣旨」以下の二行は自明の理ですが…

実際には多くの文脈において

numérique をデジタル云々、industrie を産業、social を社会的、santé を健康

と訳したのでは、趣旨を誤ります。トップページの例文A,Bの解説を含めて、詳しくは次の項目をご覧下さい:

 numérisation, industriel, social, santé


センテンスのレベルでも、既知の単語が並んでいると何となく分かった気になり、具体的に何を言いたいのか把握しないまま訳してしまうことがあります。このような場合、訳文は単語の訳語を組み合わせただけになり、聞くor読む人の頭にすんなり入るものとは言いがたくなります。

授業では記事を少しずつ口頭で訳してもらい

表面的な訳に感じられる場合は具体的な意味を考えるよう促す... という形で、趣旨を明確に理解するお手伝いをします。必要に応じて、フランスの社会的文脈や経済の基本用語を解説します。



APEF青山フランス語プロフェショナルコースの本科・基礎科では

分野別の専門用語は