上半期
4月11日 ぽーっ!!
王様、というアーティストがいます。「直訳ロック」を歌っている人です。けっこーツボにはまっているというか、きらいじゃない類型の活動をしている人です。
こないだCDの整理をしていてマイケル・ジャクソンのアルバムがでてきたので「スリラー」とか「ビリージーン」、「BAD」なんかを聞き返していて、ふと王様のことを思いだしてしまいました。
ビートルズ(正確にいえば、レコード会社)が楽曲の管理に厳しいことはつとに有名ですよね。それでなくても「レコード会社の枠を超えたベスト版ができた」なんてのが小さな話題になるくらいですもんね。邦楽であれ洋楽であれ、楽曲の管理には神経を使うそうです。だからこそ昨今のNapster論争とかあったわけですしね。
論争といえば、ビートルズの名盤中の名盤「アビィロード(Abbey Road)」のジャケット写真が変更される!?というニュースがありましたね。マジかよ?やりすぎだべ??と思うんですけどねぇ。
・スポニチの記事
話は元に戻って、そんな厳しい審査をかいくぐり(?)、海外の名曲の数々を日本語を話す人々にも親しんでもらおうという、王様ならではのお優しい心配りから(?)王様は日々直訳にいそしんでおられるわけです。けっこうな数のアーティストを訳されたと思うんですけれど、マイケル・ジャクソンはなかったと記憶しています。
んで、ここからはネタといえばネタなんですけど、その理由についてちょっとした話がありました。マイケル・ジャクソンの「Beat It」という歌があって、後世に残る名曲ですから当然のこととして王様も訳すことをお考えになったわけです。
サビの部分は有名ですよね。「Just beat it,beat it.」ってやつです。アルバムに収録されている近藤直洋さんの訳だと、邦題が「今夜はビート・イット」で、サビは「さっさと消えちまえよ、消えちまえよ」になります。ちなみに「Beat It」みたいにタイトルを連呼する「スリラー」の訳(小倉ゆう子さん)は「それはスリラー スリラー・ナイト」になってます。前者は日本語に訳すことを選択し、後者はそのまま残すことを選んだわけですよね。
んで、王様が訳すとどうなるのか??直訳で、しかも尺に収まるようにしようとすれば、当然「ぶってー、ぶってー」になるんじゃないか??それで許可が下りなかったんじゃないか??と。
この話の元ネタはカトリーヌあやこさんが昔どっかで連載してたマンガだったと思います。週刊朝日だったかな??松っちゃんの連載があった頃のやつだと思います。
これと和田ラヂオさんのジャネット・ジャクソンのネタ(前に日記で書いたやつ。ジャネットのおっぱいに手をあてがっているのは兄マイケル、っていう。)の2つは、マイケル・ジャクソン関連の話がでる度に思いだしてしまいます。
カトリーヌあやこさんで思い出しました。最近人気の「くらたま」こと倉田真由美さんと中村うさぎさんは両人とも福岡出身です。それだけなんですけどね。いや、いちおう福岡出身者は応援するって方向なので。
あ、「だめんずうぉーかー」読んだことありますよ。あとはー、えっとぉ、お二人ともふつーにおきれいなんですよね。えぇ、お世辞じゃなくて。
1月24日
一青窈
「月天心」★★★★☆
「もらい泣き」っていうタイトルと、歌詞がいいです♪つーか、誠に失礼ですけれど、お名前が読めませんでした。これで「ひととよう」と読むんですねー。
ATOKで「ひとと」と入力しても変換できるのは「一兜」くらいです。
それにしても、最近は「日本語を日本語として発音する」歌い方の人が多くなってるように見受けられます。一時期の桑田さんみたいに「日本語を外国語のように発音する」のも、それはそれでおもしろかったんですけどねー。
まぁ、ラップの人たちなんかが外国語みたいにしたんじゃ、なにいってるんだか全然わからなくなってしまいますもんねぇ。うぅーん、まさに「世は歌につれ、歌は世につれ」ですー♪
桑田さんといえば「アップテンポの曲には、かなしい歌詞を」っていうのが本当に上手ですよね。もちろん、すべての曲にあてはまるわけじゃないですよ。でも、シングルの歌詞なんかには多いかな。
この不釣り合いさの料理加減が「桑田ポップス」の所以かも。
その他レンタルしたものは、桑田佳祐「TOP OF THE POPS」と「ROCK AND ROLL HERO」、浜崎あゆみ「rainbow」、B'z「The Ballads」、モーニング娘。他「ぷっちべすと2」です。あとは、オムニバスのディスコもの。
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