入り口に戻りまーすホーム > 更新履歴 > 2006年 

3月


3月30日 ハブっすよ、ハブ。

 うーん・・・。みんなそんなに主人公になりたいのかぁ。ふーむ・・・。

 FF12を語るときに映画「シリアナ」を見ているといいカモです。「おおきな」流れや物語や展開はありつつも、テロリストという流れに呑み込まれていくワシームの立場というのはヴァンに似ているかもカモ。パンフでマット・ディモンが、いい作品というのは論争を繰り広げられる映画、というようなことを語っている。確かに。そういう意味ではFF12はいい作品なのかもカモ。実際、ぼくも刺激をたくさん受けているからこそ、あーでもないこーでもないと書き散らかしているわけだし。箸にも棒にもかからないゲームっていうのもあるからねぇ。

 中学生にもわかりやすくいうとシリーズ。今回のFFは、生徒会長(アーシェ)とクラスの体育係(ヴァン)が文化祭という学校行事をいっしょにやるお話。生徒会長という華はないけれども、体育係としてイベントを経験したことで何かしらの成長をしたかもね、というお話。いいじゃない。すてきじゃない。生徒会長なんてみんながみんななれるわけないじゃない。繰り返しになるけど、ゲームだからこそ生徒会長(主人公)になりたいんだぁぁっ!!といわれれば、はぁ、そうですか・・・だけれども。

 これまでのRPGというのは、魔王を倒す物語だった。魔王を倒したと思ったら大魔王がいたり、さらにスーパー魔王がいたりハイパー、ウラ・・・というのはあった。魔王にだって言い分はあるんだい、というのもあった。魔王っつーか、勇者が魔王?というのもあった。魔王、魔王ゆうけど、これゲームじゃん、というのもあった。ドラクエ、FF、テイルズ、キンハー、ムーン、ガンパレードマーチ、MGS2などなど。MGSはRPGじゃないけどおもしろいので。ストーリーがいいといわれるゼノサーガも、まぁ魔王といえば魔王だよねぇ。魔王を倒して解放されるんだし。ポケモンも、ま、まぁいちおう魔王かな。目標としていてくれるしね。夏休みの冒険には魔王がお似合いだし励みになるよねぇ。

 しかしだ!!魔王を倒すお姫さまについていく少年の物語がこれまでにあっただろうか。いやない(反語)。反語シリーズ第二弾。ヴァンは王子さまでもなければ、ナイトでもない。いいじゃない。新しい切り口でおもしろいじゃない。王子さまやお姫さまの国を挙げての戦争物がやりたければ、ファイアーエムブレムがオススメ。美男美女が大集合。夫婦もいまっせ。


 ファイナルファンタジーというのはプロデューサーが坂口さんだからFFなんじゃない。音楽が植松さんだからでもない。プレリュード、テーマ曲、チョコボ、モーグリ、クリスタル、ポーション、ATB、ギルなど「お約束」の小道具はたくさんある。けれどFFがFFたる所以は、何か新しいもの、何かにチャレンジすること、この点に尽きるとFFシリーズ第一作から全てプレイしてきて、当時はドラクエほどの人気も知名度もなく、えふえふ?なにそれ??といわれていた時代からのファンとして思うのでした。



3月29日 寄り道メインで。

 FFXIIをクリアしたので、2週目を始めました。やり残したことは山のようにあるのですが(クリアしてからハントループを知ったデスヨ・・・)、それはクリア前のデータでぼちぼちとやりつつ、今度は端折ってしまった会話とか台詞、ハントカタログのテキスト部分などをできるだけ見る方向でのんびりとやる予定。

 最初からもう一度やってみて再確認したのですが、FF12はぼくにとってほぼ完璧といってもいいくらいの完成度で大満足のできる作品でした。RPGでこれだけハマれるゲームが今までにあっただろうか。いやない(反語)。それくらい歴代のFFシリーズの中でもダントツに好きだし、他のRPGと比べても大好きです。まぁ、別に一々比べて序列をつける必要なんてないのですが。

 ストーリー、世界観、構成、演出、展開、音楽、バトル、ゲームデザイン、システム、どれをとってもきちんと練り込まれていて本当にごちそうさまでした、という感じです。当然のことですが、不満点が皆無なわけはないですよ。そりゃあねぇ。3D酔いしないようにしてくれ、カメラの逆回転をコンフィグにいれてくれ、主観視点をいれてくれ、本編のストーリーをもっと長くして堪能させてくれ、各メンバーにそれぞれサブクエストを用意してくれ、等々などなど。でもまぁ、最初3つはともかく、残りはないものねだりみたいなものだし。ロード時間も気にならないレベルだしねぇ。エリアチェンジに比べるとロケーションチェンジが長いかな、というくらいだし。あ・・・、ヴァンの声優については・・・。もうね・・・。(´;ω;`)

 ストーリーがFFXみたいなお涙頂戴ものじゃなく、さらっとドライなのもいい。とはいっても、10を好きな人は多いみたいだし(ファミ通900号記念でもトップだったしなぁ)、もしあるとして13が10みたいな高校生学園ラブコメみたいなノリだったら・・・。うーん・・・。ま、発売されてもない、情報がでてもいないゲームに妄想もやもやさせてもしょうがないのでこれくらいで。


 そうそう、FF12が世間的にはどう評価されているんだろう?と思ってすこし見て回ってみた。結果は、たぶん賛否両論といったところだと思う。ふむふむ。別にぼくが最大級の賛辞を本作品に送っているからといって、これがキライな人も合わない人もいるであろうことは別に問題じゃない。エビちゃんを好きな人もいれば、そうじゃない人もいるのだ。

 ただ、ぼくにとってローグギャラクシーが生理的に受け付けない「クソゲー」であったように、FF12なんて大キライだぁっ!という人ではない人に向けて、クリアして大満足している立場からいえることがあるとするならば、本作品は二重構造になっているよね、ハリーポッターのロンの視点からの物語だよね、ということだ。中学生にも分かるようにいうならば、きみは生徒会長ではないけれど一生徒としてふつうに生活しているよね、それはそれで大事なことだよね、ということだ。

 ぼくはこういう物語が大好きだ。だけれども、どうやら世間では「ボクが、ワタシが、主人公っ!」というストーリーが求められているように見受けられる。正直なところ、天の邪鬼なぼくには10のキスシーンはドン引きするか、はぁ、それで?という場面でしかなかったし、ラストも、ふーん・・・??で終わりだった。10の白眉はそこじゃなくて、ユウナレスカ(だったっけ?ヘビみたいなボスがいるところだったよーな・・・)の前で壊れた道路を「ザナルカンドにて」が流れながら進む場面だ。まぁ、これは好みの問題なのでおいといて。

 ぼくがイヤだなぁ、こまるなぁ、と思うのは、何でもかんでも「ボクが、ワタシが、主人公っ!」じゃつまんなくない?ということだ。いやもちろん、現実社会で「主人公」になるのは困難だからこそ、ゲームの中では主人公然としていたいいんじゃん、といわれれば、そうですねぇ、と思うのだけれども。ただ、そればっかりでもおもしろくないよねぇ・・・、とも思うのだ。



3月27日 見上げる視点。

 FFXII、クリアしましたっ!!おもしろかったぁー。久々にクリアしてよかったなぁ、としみじみ思える作品でよかったです。

 途中からお話の続きが気になったので一気呵成に進めました。ネタバレになるようなことはいいませんが、クリアに要する時間だけでいうとけっこう短い気がする。本筋の物語を追っていくだけなら、レベル上げもライセンスポイント稼ぎもたいして必要じゃないし。なんだけど、ストーリー上は関係のないマップ(たとえば死都ナブディスなど)はちゃんとレベルを上げるなりしていかないと、クリアできるレベルであっても返り討ちに遭うやもしれません。というか、ボコられます。これはモブハントも同様。Hクラスとか足元にも及ばないかも。

 こういうのはいってみればポケモン方式ですね。クリアしてからが本番、というやつです。サブイベント、モブハント、マップ探検、最強武器防具収集、レアモンスター捜し、召喚獣集め、どれもこれもやってません。あ、2週目はありません。引き継ぎもナシです。クリア前のデータでウロウロします。

 はっきりいって最近のゲームは無駄に長い。長すぎる。ドラクエ8も長かった。まだクリアしてないけど、テイルズオブジアビスもストーリーを追うだけも60時間とか80時間かかるらしい。マジかよ。カンベンしてくれよ・・・、とすこし思う。中古対策なんだか、「語りたいことがたくさんある」んだか知らないけど、ある程度の時間内に収拾つけるのも大事なんじゃなかろうか。劇場版Zガンダムのインタビューでで富野由悠季総監督が、映画は90分、といっていたのは正鵠を射ている。だからといって、長いゲームがダメだとか、そういうことじゃない。長くなるだけの理由があるならいいんですけど・・・、というハナシ。アビスも物語はおもしろそうなんだけど、ロード時間がムダに長いからなぁ・・・。(´・ω・`)

 で、FF12。本筋のストーリーはこれくらいの分量でいいと思う。長すぎず、かといって短すぎず。もっとこの世界で、このゲームで遊んでいたい!というぼくみたいなユーザーにはサブクエやサブイベントなどの寄り道要素を充実させてくれればいい。ぼくはそういう幅のある懐の深いデザインのゲームが好きだ。



3月24日 サービス業としての心構え。

 FF12でライセンスポイントを稼ぐのであれば、金のアミュレットを装備させて、オズモーネ平原からゴルモア大森林の道すがらザグナル(だっけ?でっかいオオカミみたいなの)を狙うよろし。LP2でお得クポ。ついでに、大森林の入り口にいるパンサーを狩ってクァールの毛皮を狙うと高値でおたから売却できていいクポ。チェーンも狙えるクポ。


 アメリカのサンノゼで開催されているGDCで「ワンダと巨像」がたくさん賞を受賞したらしい。へぇー。ぼくはワンダを遊んでないし今後とも遊ぶ予定はないのだけど、ニンテンドッグスを含む日本勢ががんばっているのはうれしい。あ、なんでワンダをプレイしないのかといえば、理由は簡単。クリアできそうにないから。以上。前作のICOもクリアできなかったしね。宮部みゆきさんもクリアできなかったみたいだし。やっぱりアクションゲームは任天堂作品に限る。なんて目黒のサンマみたいなことをいってみる。



3月23日 じっくりことこと煮込んだスープ。じゃなくて作品。

 今回のFF12は発売が何度も延期された。開発期間は何年くらいだったんだろう。結局、5年以上かかったのかなぁ。だがしかしっ!と大声でいおう。待たされただけのことはあった!!これだけの高品質の作品で遊べるのであれば、開発延長、発売延期、遅筆、遅延、筆無精、おおいにけっこう。スクエニもFFやドラクエみたいな看板タイトルの開発には3、4年とか長期間かけて品質を保っておくれ。任天堂のように。任天堂作品は往々にして質が高いけれど、ゼルダ、マリオなど本筋の作品は1ハード1作品くらいだしね。プリプロダクションに時間をかける、といってもいいかもしれない。

 ファミ通のインタビューでアートディレクターの皆葉さんと上国料さんが、(描きこめたのは)時間があったからです、みたいなことをいっていた。そりゃそうだろうねぇ。どこの街、ダンジョン、フィールドでもキャラ、背景、モンスター、どれもこれもすごくよく設計されてるもんなぁ。これも開発期間が長かった恩恵なのかねぇ。(上国料ってめずらしい名前、と思ったらATOKで一発変換でけた!!)

 もちろん、下手の考え休むに似たり、というように時間をかければいいというものでもないと思うけど、本作はよくできていると思うので。


 昨日、ドラクエとFFの違いを書いたけど、もっといえばドラクエが医者コントでFFが劇団四季。医者コントでは白衣やレントゲンという道具で「病院」や「医者と患者」というものを表現する。劇団四季では舞台の上にシャンデリアやらヘリコプターやらとにかく総出演。どちらもお芝居や舞台ということではおなじなんだけど、そこに辿り着く方法論はちがう(医者コントじゃなくても、そういうお芝居はあるしね。)。オモテとウラ、みたいなものかな。

 ミストナックをとるとMPが2倍、3倍になるのでとっとこー。


 FF12のため、みんなの村にネットを超えて遊びにいこう!ニンテンドーDSおいでよ どうぶつの森は引退。おい森はダブルミリオンどころかひょっとするとトリプルミリオンいくかもしれないほどの勢いがあるしね。すごいことです。電車に乗ってても、おい森やってる人をよく見かける。これもすごいことです。



3月22日 金のアミュレット、オススメ。

 ドラクエは8で初めてフル3D化されたけど、あくまでも記号化された世界で「ゲームらしいゲーム」としての位置を堅持したと思う。その意味でドラクエ8はウィザードリィなどから連綿と続く記号がピコピコと動き回るRPGの金字塔となったように思う。で、FF12は描きこまれた街並み、生活感のある背景やキャラ、よくいわれるような「映画みたいな映像」などグラフィックを進化させることで逆説的に「ゲームらしいゲーム」になっているように感じる。どれだけリアルになったとしても画面の向こうのファンタジーはあくまでもゲームでしかないわけだし。


 今回の主人公のヴァンは存在感が薄い。バルフレアやバッシュ、アーシェの方が使命感やモチベーションもあり断然かっこいい。パンネロみたいなかわいさもフランみたいな華やかさもない。でもそれがドラクエみたいな空気のような主人公然としていて遊んでいるプレイヤー自らが主人公だと感じられる要素になっているようにも思う。これがキライな人もいるのかもしれないけど。声を抜きにして。


 ゲームとしてFFXIIはまさにぼく好みだ。目的地へ移動しシナリオを進める間にモブハントや探索ができる自由度の高さ。レベルと装備がライセンスで分離されているので街で売られている装備で立ち向かえないボスがいたとしてもレベル上げをすればいい。ガンビットを組み合わせればオートのように戦える。フィールドも広すぎず狭すぎず丁度いい。モンハン2はムダに広すぎだしねぇ。

 なんだかんだいって、うちのバッシュ将軍はレベルが10台のままなわけですが。(´ω`)



3月21日 オープニングにでてくる人物がまだ全部でてきません。

 野球の世界一を決める、というふれこみのWBC(ワールドベースボールクラシック)、日本がキューバに10−6で勝って世界一になったそうですね。すげー。どこかでは号外をもらおうともみくちゃになってケガをした人までいるとか。いやはや。先日の日韓戦の際もテレビでは、日本中が盛り上がって熱中していました、といったようなことをいっていたけれど、いやいや、ぼくはそのときシフォンケーキ食べてたし。お店にはけっこう人いたし。「日本中が」どうこう、っておかしなハナシだよね。ありえないし。もちろん、世界一になってよかったね、ということとは別の問題として。


 FF12のうれしいところ。恋愛要素がなさげなところ。恋愛関係やりたきゃ、ときメモでもガールズサイドでも下ネタがよけりゃエロゲーでもやりゃあいいんだす。うんうん。ヴァンとパンネロとアーシェの淡い三角関係、みたいなものはあるのかもしれない。ないのかもしれない。まだわからない。でも、それくらいの薄味なら別にいいと思う。ただ、今回の作品はFF10のティーダとユウナみたいなキスシーンがどーしたこーしたというのとは一線を画しているみたいなので、このまま関係なく進んでいってほしい。

 FF8のスコールと・・・、えっと・・・誰だったっけ。えー・・・。あぁ、リノアだ。たぶん。スコールとリノアまでいくとバカップル一直線でひくなぁ・・・。(ノ∀`)



3月20日 モブハントもやりつつ。

 いやぁ・・・、FFXII、おもしろいなぁ。今回はキャラがパーティーに参加する動機付けがあるのもいいよねぇ。ふつうのゲームだといわゆる「萌えキャラ」担当として、おっぱい係だとか、メガネっ娘だとか、ボイン、ミニスカート、ツンデレ、ヒゲ、ハンサム、クールビューティー等々、そーゆー類の設定先行キャラばっかりなわけですが(そもそもゲームで人物造形をしっかりするのが困難なので設定偏重になるともいえる)、FF12の場合はよりキャラの立ち位置やパーティーキャラとして使える理由などを考慮しているのが感じられて好感が持てます。序盤のチュートリアルからメンバーが増えていく流れなどはよくまとまっていると思う。多くのRPGで苦労している部分だしね。

 あと、キャラの台詞などテキストまわりもいい。ダブルミーニングになっていたり、説明台詞がちょうどいい尺だったり分量だったり。街中のキャラの台詞もバリエーションがあるし、きちんと時代背景などの説明にもなっていていい。けっこう何度も手直しして推敲に推敲を重ねたんじゃないかなぁ。ちょっと気になったのは、バルフレアがさらわれたパンネロを助けに行こうとするシーンで、お嬢ちゃん助けに行くんだろ、というところ。お嬢ちゃん「を」助けに行くんだろ、でもよかった気がする。会話だと省略するかもしれないけど。

 ついでに、バトルシーンのインフォメーションで、ウルフは体当たりを構えた、というやつ。体当たり「の」構え、でもよかったんじゃ。統一するのが面倒な部分だけど。ドラクエだとモンスターが一匹の場合は、スライムをやっつけた。同種が複数の場合は、スライムたちをやっつけた。異種のモンスターが混合だった場合は、まもののむれをやっつけた。というように変化するんだよね。ここらへんはさすが堀井雄二!という感じ。


 いわゆる松野節というものにはよい面とそうではない面とがあって、今回はそのいい面が根本にありつつ、FF9などをディレクションした伊藤さんの持ち味である手堅くまとめる味付けがなされていて、とてもとてもぼく好み。FF9は絵本のようだとか、いろいろいわれるけど、ぼくは8より断然好きだ。ああいう風に、ヘタにマニアックなわけでもなく、かといってすこし探ればなにかある、というテイストは簡単なようでいて実は難しいと思う。赤川次郎みたいな文章、といえばわかりやすいだろうか。

 FF12を中途半端だの、もっと濃いのがよかっただの、という人が仮にいるとすれば、それは女神転生なりゼノサーガエピソード2なりをお遊びになられればいいわけで、これだけの分量のものをきちんとまとめあげて、しかも一定水準以上(どころかたぶんPS2最高峰)のクオリティを保っているのは本当にスゴイことで至難の業だと思う。まさに高層建築に近い感覚。

 それはさておき、ジャッジマスターガブラス、かっけぇー!(*´Д`)



3月18日 どっぷりハマりまくり。

 FF12の主人公のヴァン役、ヘタだよねぇ・・・。台詞まわしが上滑りしてるし、何より滑舌が悪い・・・。これって演技力がどうとかいう以前の問題で、役者として基本中の基本でしょ。いわゆる、オリオリオですね(オイヨイヨという説もあり)。何のことだかわからない人は少し進めればわかります。ホントにオリオリオと聞こえて笑えます。(料理の)アーリオオーリオかよ?とか、(立川にある川相我聞が店長やってるラーメン屋が入居してるビルの)アレアレアかよ?とか、そーゆーことをいいたくなります。救いなのはローグの玉木宏よかマシ、ということかな。(´・ω・`)

 それを差し引いても物語の展開、バトル、システムどれをとっても今のところ納得できる仕上がりで大満足です。最初のはぐれタマネギのモブハントのあたりは1キャラだけど、まぁチュートリアルだしね。バルフレアとフランが加入してガンビットが使えるようになってくると俄然おもしろくなってきます。あ、その前のパンネロのおしりにハァハァできるかもしれません。 (*´Д`)


 エライ人たちが何かやってるみたいだし、それはそれで戦争とかイヤなんだけど、おれはおれで何かやろーっと、というヴァンの立場とそこに絡んでくるアルケイディア帝国の執政官やらあれこれの感じがじょうずにでていて好印象。なんでもかんでも王子様だのお姫様だの何だの上から目線でゲーム進められてもねぇ。それがわるいわけではないけれども。

 iTunesでダウンロードできる今作の音楽もいいですねぇー。けっこう前に一曲目のオープニングのタカタンタン、というドラムを聞いた瞬間に、今回の音楽はかっけーっ!!と思ったぼくにはたまらんです。ドラムライン見た??あれもおもしろいからオススメ。帝国のテーマもかっけーし。あれでジャッジマスターが大塚明夫さんなんだから、もう勘弁してください。かっこよすぎます。ケロロ軍曹でギロロの兄としてでてきたのもたまらんです。サイコーです。

 ライセンスもうれしいシステム。FF10のスフィア盤ってあんまり好きじゃなかったので、レベルと分離された今回のシステムはグッド。レベル99でライセンス初期のままとかできるし。いや、やらないけれども。ガンビットもあれこれたのしめてグー。こりゃいいです。自分がコントロールしている感じと、それぞれのキャラが各々戦っている感じがでていてグー。3D酔いしてるけど、ドラクエ8でも酔ったしねぇ。ん?モンハンじゃ酔わなかったのはなんでだろ。視点変更かなぁ。

 街並みや背景がきれいだなぁー、とぐるぐるまわすからかな。(・ω・)?



3月17日 まさに超大作。

 FFXII、おもしろい!!オープニングのデモシーンで流れるプレリュードとテーマ曲と映像にしばらく見入った後、これまでも公開されていたアーシェとラスラの結婚式のムービーなど一連のイントロを見て、さすがにスクウェアだなぁ・・・と感心。でも、鎧を着た兵士の動きとか甲冑の重さみたいなものがぎこちなかったような気もするけど、まぁそれはよし。

 バトルもFFXIをやっていたおかげですんなりとなじむことができた。というより、ウェイトにすれば一時停止してくれたりメニューだしてる間は戦闘が止まっているなどこれまで通りの親切設計で大助かり。こういうのは大好き。フィールドとバトルがシームレスなのもおもしろい。おなじシームレスを連呼してたくせにクソゲーだったローグギャラクシーはなんだったんだ・・・。ヤフーでクソゲーを検索するとローグギャラクシーも候補にでてたのに、さっき検索したらなかったけど。

 というか、街中の人混み具合がスゴイ。ふつうゲームの登場キャラというのは固有の役割が付与されているものだけど(道先案内人、情報提供者など)、FFXIIではそうじゃない。たくさんの人がいますよ、という世界観を表現するために話しかけられるキャラが限られている。それ以外のキャラは店で買い物してたりウロウロしてたりするんだけど、その様子が一見するととても自然に見える。特にダルマスカのバザーとか。これってとてもスゴイことだと思う。映画やドラマで人がたくさんいても一々意識したりしない。そういう空気感、自然な生活感を演出できるところまでゲームも近づきつつあるのかな、と思った。PS2でこれだけの映像をだせるのは本当にさすがスクウェアだし、「ファイナルファンタジー」の冠をつけているだけのことはあると思った。

 今回はムービーの映像と実際に操作できるキャラとの違和感が少ないのもいい。10の頃はギャップがあったしねぇ。

 ただ、視点変更できる方向をコンフィグで変更できるようにしてくれれば・・・。ドラクエ8もそうだったと思うけど、ぼくは視点変更が逆なんだぁああああ。慣れればいいんだろうけどさ。(´・ω・`)


 誰かが回顧録風に叙述してますよ、という物語もFFタクティクスやベイグラントストーリーなんかを思いださせてくれて、松野節をすこし感じさせます。ギーザ草原とか懐かしい名前もあったりね。今のところ、FFXIIはぼくにとってすばらしい作品になりそうな予感がしてます。続きがたのしみだー。

 あ、音楽も植松さんじゃなくて崎本さんになったけど、いいですよ。FFT-Aぽいのもあって(おなじイヴァリースという世界観だしね)、グッドです、グッド。



3月16日 解禁日。

 今日はFF12の発売日です。昨年末からの課題だったテイルズオブジアビスとキングダムハーツ2は結局クリアできませんでした。クリフォト、フォミクリー、セブンスフォニム・・・。これからどうなるんだぁー。XIII機関、ノーバディ、ハートレス、ディズ、アンセムレポート、王様、キーブレード・・・。山ちゃんかっこよすぎだぁぁー。まぁ、よし。

 宮部みゆきさん風にいうならば、今年はFFXIIとキンハー2、アビスにハマろう。うん。PS3の発売が今春から11月に「正式に」延期されたけど、しばらく前からムリじゃね?ぬるぽ、等々と散々ウワサされていたので既出です。あぁ、2ちゃん風にいうなら、がいしゅつです。


 というわけで、無事に買ってきました。山のように高く積み上げられていました。人がたくさんいました。Vジャンの攻略本も買ってきました。今回のFFがおもしろければ、たくさんの人に遊んでもらえるといいねぇ。さ、いざ往かんイヴァリースの地へ。(`・ω・´)ゞ



3月9日 三寒四温。

 えー、最近の出来事。

・新訳「Zガンダム」三部作の完結編を見ました。確かに、富野由悠季総監督がいうように、明るいラストで、やっぱ肉体関係って大事よね、うんうん、と思える納得の出来でした。で、これ見て気がついたんだけど、レコアさんってボインだったのねぇ。オンナ!だしねぇ。

・「十二国記」シリーズも見ました。物語の構成要素にはよい意味での縛り、足かせが必要だと思う。天帝、天意を縛りとして機能させつつ、演じている声優さんたちの演技力、背景画の美しさで一気に見ることができました。なかなかおもしろかった。(・ω・)b

・ガンダムSEEDDestinyも見終わりました。・・・。んで、結局のところ今回のガンダムは何がしたかったんだろ?シンは「あんたって人はああああーーっ!」と叫ぶしか役割がなかったし、ラクスはハイレグすぎるし、キラもアスランも立ち位置がよくわからなかったし・・・。んー・・・。よーするに、おっぱいバンザイ!ってことでいいのか。シードの女キャラってみんな乳でかすぎだよね。 ルナマリアとかどーよ。どぅーなのよ。( *´ω`)

・ニンテンドーDSの上位モデル、Liteが発売されましたが、そっこーで完売してしまいどこにもないんですねぇ。お試しモデルが店頭にあったので触ってみました。ちいさくなっていてかわいらしい感じでした。むぅ。ちょっと欲しいぞ。任天堂はDSとライトの品薄状況を早く解消しておくれやす。

・モンスターハンター2(ドス)のやり過ぎなのか、ソニータイマーが動きだしたのか、最近うちのPS2はディスクを回転させるときに少々ヘンな音がします。おいおい・・・。これでまたクソみたいなソニーの買い換え需要に一役買う羽目になるのはイヤだすよ。(´・ω・`)

・そのMH2にハマりまくりです。ババコンガのオナラにやられ、フルフルの口からビームや放電にやられ、リオレイアのサマーソルトにやられ、ガノトトスの逃げ回り攻撃にやられ、クシャルダオラの風とブレスにやられ、もうやられまくりの倒されまくりですが、それでもめげずに遊んでます。

 しかしだねぇ、カプコンよ(以下グチ)。キミんところはマトモなRPGをつくったことがあったっけ?ロックマンとかかな?やったことないから知らないけど、モンハンの難易度はヒドイよ。いやまったく。今日日こんな難しいゲームをよくも発売したもんだ。RPGみたいに成長要素がないアクションゲームだとはいえ、RPGが培ってきた「遊び手が費やした時間を無駄にさせない仕掛け」を参考にしてもいいのではないか。だからこそ最近のゲームは何かとアクションRPGだの何だのとRPG形式をとるのではなかったか。歯応えがあるのもいいんだけど、せめてハメでやられるのはもうちょっとどうにかならなかったものか。飛龍が逃げ回りすぎじゃね。どんだけ逃げるんだよ。サブクエでターゲットになっていながら全マップ探してもいないランポスとか、どーゆーこと?アクションゲームでありながらカメラの酷さは本当に勘弁してください。木にひっかかったり、壁際で視界不良とか、もうねぇ・・・。ヽ(`Д´)ノ

・ついに、ようやく、一週間後にはFFXIIが発売されます。宮部みゆきさんは「今年は幻想水滸伝VとFFXIIにどっぷりはまる」のだそうです。幻水は大好きなシリーズですからわかりますが、FFはたぶんタクティクスオウガなどを手がけた松野さんが原案、シナリオ、プロットなどを担当したからだと思います。とはいえ、病気静養のため一歩引いた立場らしいですが。それはともかく、ぼくもたのしみです。だがしかし、前にも書いた気がするけど、主人公クラスの名前に「ハ」行が多いのは物語の人物設定としてミスってないかいな。ヴァン、パンネロ、バルフレア、バッシュ、フラン・・・。ほとんど「ハ」じゃん。ふつー適度にばらけさせるべさ。(´・ω・`)?

 今作はGBAででたFFT-Aといろいろとつながりがあっておもしろい。モンブラン、ノノ、カロリーヌ、マッケンロー。後者2人はよくでてきたなぁ、という感じ。最初に味方になるヴィエラ族とン・モゥ族ですね。

 うちのPS2はFFXIIを遊ぶまでもってくれるんだろうか。ソニータイマー発動だけはナシの方向で・・・。






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