12月
12月26日 一人股旅
一人で旅行をするのは大好きだ。高校の時なんか、休みになる度になぜか東北や北海道へ出かけたものだ。このことについてR先生と話をしたことがあるけれど、「上野発の夜行列車〜〜」の歌詞通り、荒涼とした白銀の世界には何か魂に訴えかけるものがあるのではないか、ということで意見がまとまった。北に住んでいる人達というのは、とてもとても強固な精神をもっている人達だと思う。フロリダやマリブでのんびりとしているような人には想像すらつかないような精神世界があるように思う。砂漠に住む人達も、ね。
焼き芋屋さんが通ったので、焼き芋を買って食べた。一本600円はちと高いぞ。でも、なかなか美味しかったので、まぁ、いいや。んで、そのまま新宿をウロウロした。久々に携帯を持たずに出歩いた。とてもすがすがしい空だったし、歌の歌詞のように時計も置いていきたかったけれど、映画の時間を調べられなくなるので、やめておいた。
誰にも会いたくないし、誰とも口をききたくない一日っていうのがあると思う。今日はそれ。だから、携帯は要らない。元々家にいても電話には出ないけれど、ビデオを見るときのように電話線から抜いておきたい気分。
う゛〜〜〜ん、こういうときはチープに人を愛せるディズニーか、ちゅど〜〜ん、ぼか〜〜ん、ばき〜〜ん、のシュワちゃんアクションだ。と思ったけれど、時間帯が合わなかったので、「ジャンヌ・ダルク」を観る。リュック・ベッソンだし、日曜日だし、冬休みだし、メチャクチャ混んでいて環境は最悪だった。左隣の男二人組は貧乏ゆすりが激しいし、右隣の女二人組は遅れてきたくせにパクパクと何やらパンを食べている。でも、中身はなかなかのものだった。衣装がとても良くできていてすごかった。ただ、昨日の「ファイト・クラブ」の方が好きかな。
ゆっくりお風呂に入って、早く寝よう。
お風呂から出たら、3チャンで卓球をやっていた。見てみたら、メチャクチャ面白かった。「ピンポン」という松本大洋のマンガがあって、それを読んで以来というもの卓球の世界には興味があったのだけど、実際に見てみるとますますその思いが強くなった。「これが世界だ」みたいな台詞が出てくるけれど、あぁ、きっとそうなんだろうなぁ〜、、、。と思った。あんなに早い玉をさばける人の動態視力たるやものすごいものがあるだろう。それをコントロールしている神経系の処理速度も並大抵のものじゃない。スゴイ、、、、。
早く寝なきゃ、、、、。
12月25日 仕事納め
大学の図書館が今日までだったので出かけてきた。大学ってなんてすばらしいところなんだろう!!!お金さえ出せば、なんでもやりたい放題!!!こんなにナイスなものって他にあるのだろうか????
図書館では色んな雑誌のコピーをとった。毎月毎月出版される月刊誌の全てを買っていたら財布がもたないので、必要なところだけをコピーするようにしている。これってけっこう経済的。「ジュリスト」という法律の雑誌なんて、下手すれば2,000円以上もするのだ!!!
文藝春秋に宇多田ヒカルとダニエル・キイスの対談が載っていたので、さっそくコピーする。多くの雑誌が2000年1月号ということもあり、「これまでの日本、これからの日本」みたいな特集を組んでいたので、年末の恒例行事「一年を振り返る」のためにせっせとコピーする。
なになに、「NTTは通信料を下げろ」??あったりまえだっちゅ〜〜の!!!!先月の電話代なんてi-mode携帯がまた買えるっちゅ〜〜〜の!!!!電話なんてほとんど使わないのに、そんなにかかるなんて、全く、、、、。でも、NTT関連の情報って面白い。宝島(確か)がだした「NTTの内部事情」みたいな本は立ち読みの時間が長くなってしまった。宮津社長って大物なのかな??
電話といえば、予備校やら、専門学校やら、あやしげなショップからの電話って何とかなんないのかな?????マニュアル通りのことしかいわないくせに、何度も何度もしつこく電話かけてきて、お前は脳みそ筋肉かっちゅ〜〜の!!!!!しかも、間違えて出ちゃったので「用はないです。二度と電話してこないで下さい。」って切ったら、「電話切らないでよ〜〜。」なんて電話してくる。バカか、お前は????街角でナンパしてるんじゃないっちゅ〜〜の!!!!そんな中、資料請求していたので仕方ないのかもしれないけれど、先日電話してきたメリルリンチ証券の人はなかなか応答が良かった。相手をたてつつ、ちゃんと取るとこはもっていっていた。最近は本当に品の悪い電話が多い中、ちょっと感心した数少ない電話だった。負けると、ヤル気になる。
その後、クリアした「パラサイトイヴ2」を売り(3,500円)、「ファイト・クラブ」を観る。ナイス!!!!!
12月24日 大掃除
一年に数回、ひたすらゲームしかしない時期がある。ほとんど何もしないで、頭の中はゲームのことだけっていうのは、けっこうリラックスできて良い。今年の初めは「FF8」だった。これは長かった、、、、。中古販売対策で無意味に長々と遊べるようにつくられているおかげで、本当に時間がかかった、、、、。
んで、今回は「パラサイト・イヴ2」。映画は葉月リオナが肉じゅばんを着ていて「乳首がない幽霊???」って茶化されてたし、ビデオで見たら、本当につまらないものだった。けど、ゲームの方はまずまずの出来だったので、「バイオ」に馴染めない身としては「バイオの二番煎じ」との下馬評通りなのか気になってやってみた。とはいえ、「バイオ」をやっていないのだから、猿真似かどうかは解らない。でも、けっこう遊べた方ではないかと思った。「ミトコンドリア」なんて着眼点からして、ナイスだと思う。(もちろん、これはスクウェアのアイデアではない。瀬名氏のアイデア。ゲーム化したのはスクウェアだけど。)
「UNSOLVED」という本を以前読んだ。ロズウェルなどのUFO事件は「実は、アメリカの軍隊がやっていた」というもの。MIBと似たような発想といえばそれまでだし、マガジンでやっている「こ、これはっっ!!」っていうのと似てるといわれれば、そうかも知れない。んで、今回の「PE2」もそれと似たようなもの。「モンスター」として登場するものたちは、実は、、、、。それを仕向けたのは、合衆国大統領。、、、、。
さて、本当にアメリカや日本の「秘密組織」はあやしげな研究をしているのだろうか???「していない」とは思わないけれど(小田急線向ヶ丘遊園には、元日本軍の研究施設があった)、「している」として、その実益はなんなのだろう???う゛〜〜〜ん、、、、。とかなんとかいっておきながら、そのうち「転向」するのかな、、、。
そういえば、世間ではクリスマス・イヴらしい。ぼくはイベントものにま〜る〜で興味がないので、家で大掃除をした。お風呂掃除は楽しい。水回りってどうしても汚れてしまうけれど、これをゴシゴシと腰を痛めつつも洗い流していると、ミレーの「落ち穂拾い」みたく、ツルモクの田畑さんみたく、「労働の汗だぜっっ!!!!!」って気がしてくる。(工場長は美人だ。)
どこを見渡しても、「買え買え買え買え〜〜〜!!!!!」って消費を扇動するような文句ばっかりで、たいへん気が滅入る季節だ。長期の休みは大好きだし、年末商戦に一年の半分近くの売り上げがある小売店の気持ちもわからないでもないけれど、やっぱり、年末年始のイベント事はいけすかない。どこへも出かけずに家でじ〜〜〜っとしているか、誰もいないようなところに行きたい。
12月21日 ノック ダウン!!!!
大阪府知事の横山ノック氏が辞職するそうだ。「あったりまえじゃん、何を今さら、、、。」という気がしないでもないけれど、まぁ、とにかく、辞めるそうだ。法廷を軽視したことは、セクハラをしたことももちろんだけれど、許される行為ではないと思っていたので、当然の報いだろう。
だいたい、それほどポテンシャルの高いとも思えないような人物が「知事」などという公職に収まってしまうあたりからして間違っていたのであって、芸人は芸人らしくその本分とするところでがんばっていればいいのにね。青島前都知事も無理がたたったけれど、どだい勘違いな人だったのだろうな。
ベンチュラとかいう訳ワカメな元(?)プロレスラーが州知事になれる世の中なんだし、「政治は退屈」なんだから、しょうがないんだろうけれど、最近観た映画でいえば、「これが現実なんだ」けれど、「逃げない」ことが大切なんじゃないかなぁ〜〜???
12月19日 大蛇物語
今日はテレ朝の人気番組「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー」を見た。なんでかというと、My母校が出ているということだからだ。30人31脚という、とても大変そうなものをやるらしい。んで、見た。たまたまテレビを付けてみたら、もう番組が始まっていて、「あれ??これって月曜日じゃなかったっけ??」などと思いつつ、初めから最後までたっぷり2時間も見てしまった、、、、、。
母校が福岡県代表になったのも驚きだったけれど、それが決勝まで進んだのだからもっと驚いた。しかも、最後で足を縛っているベルトが切れたとかで、そのアクシデントがなかったら「優勝」の二文字は我が母校のものだったのかもしれない。
うん。出身校ががんばっているのを見ることはとても良いことだと思った。「がんばらんといけんよぉ〜〜〜」と方言まるだしで絶叫していたすばらしいお母さんもいらっしゃったことだし、地元の心意気を感じることが出来た。
12月13日 散歩
今日は大学からちょっと歩いてみた。Sちゃんはバイトだそうだ。エライなぁ〜〜〜。暗くなるのが早いなぁ〜〜、月がきれいだなぁ〜〜、などと思いながらてくてくと歩いた。その後、なじみの店でお総菜を買ってヘルシーな食事をした。(動物占いによると)コジカとしては、遺伝子組み替え食品の納豆はぜぇぇ〜〜〜〜ったいに食べない予定。なので、総合商社のみなさん、がんばって遺伝子組み替えでない大豆を輸入して下さい。
12月6日 ゲー ムについて
今週号のAERAにスクウェアの記事が載っていた。けっこうな数の社員がリストラされたとかいう記事で、「さしものスクウェアも、、、。」という調子だった。そういわれてみれば、10月23日に予定されていた「スクウェア・ミレニアム」というイベントも順延が決まったし、「ベイグラント・ストーリー」というFFTを手がけたチームの作品も「10or11月→2000年3月」と大幅に延期になるなど、近頃ゴタゴタが続いているなぁ〜〜という感触はあった。それに、一時期に比べると株価も下がってきているのを見ると、どうもなにやら雲行きがあやしそうだ。
AERAの記事にもあるけれど、確かに、今年はFF8を除けばミリオン・セラーが出ていない。いくかな??と思っていたりもした「聖剣伝説」は50万本くらいだったし、最近出た「デュープリズム」は10万本もいかなかったような気がする。(数字については、間違っている可能性あり。) 「スクウェア=100万本以上」というこれまでの公式からすれば、これはおかしな話である。
けれども、そんなことはしばらく前からわかっていたことではないだろうか????スクウェアの最大の魅力は映像のクオリティの高さもさることながら、その世界観とそれを支えるストーリー、ゲームシステムだったとぼくは思う。それが近頃では映像のクオリティーを上げることにばかり汲々としていて、話がまるで陳腐なのである。しかも、ゲームシステムまでもが使っていてちっとも心地良いものではなくなってしまっている。
確かに、ゲームシステムがつまらなくなったのには理由があると思う。膨大な開発コスト(FF8=30億円)を回収するためにはそれなりの値段(FF8=¥7,800)を付けたソフトがある程度売れる(FF8=360万本)必要がある。しかし、いったん発売されてしまえば、たいていのソフトは2,3日でクリアすることが可能である。(早い人だと、一日でクリアする。FF8でさえも!!!ぼくは2週間ぐらいかかったけど、、、。)そして、少なくない数のソフトは中古として買い取られ、当初の値段よりも安く販売される。昔のように、メモリーが本体に内蔵であった頃ならいざ知らず、今ではCD-ROMさえきれいであってくれれば問題はない。つまり、いちいち高い金を出してまで新作を買うよりも、値崩れした中古のソフトを買った方がお手軽なのである。
でも、それだとゲームをつくっている会社の方は儲からない。そこで、裁判に訴えてみたり、いろいろとキャンペーン活動を行ってみたりするわけだ。それと同じことが、ゲームシステム自体にも組み込まれているとぼくは思う。たとえば、何度も何度も遊べるように工夫が凝らしてあったりするのは、その一つの例だと思う。なるべく長い間ゲームをしてもらって、中古に出回るのを押さえたいのではないかと思う。
と、ここまで書いてきてそろそろ寝る時間であることに気が付いたので、もう寝る。
ゲームについては、東京と大阪の地裁で判決が出ていて、それに対する様々な人達のコメントもあったりして、けっこうホットなネタではある。ので、それをまとめたコーナーをつくってみたい気がする。
12月05日 文学少女
ふとしたことから、古典的なものをいくつか読んでみた。おかげで、久々に「ゆきずりの読書」がUPできたてよかった、、、。たまっていた本も読めたし、洗濯もしたし、なんだか有意義な一日を過ごしたような気がする。しばらくは古典にはまりたい気分。岩波書店も「岩波現代文庫」なるものを来年1月14日から発刊するし、それも読みたいな。
ネットだIT革命だとかなんとかいって目まぐるしく移ろいゆくパソコンやコンピューターの話を見聞きしていると、たまに食傷気味になって辟易としてくることがある。(とかいっときながら、今日もオンラインバンキングについて資料請求したりしたけど、、、。)そんなときは、じっくりと本を読んだり、映画を観たり、音楽を聴くのが一番。
あ、でも、今日はNHKスペシャルと、K-1を見た。
NHKスペシャルは、アメリカでイスラム教徒が増えているっていう話。「悩める国、アメリカ」らしいレポートだった。Nikeがロゴを使用停止にさせられた話も出てきて、懐かしかった。
K-1はホーストが勝ったからチョットつまんない。新人の方に勝って欲しかったな。
そういえば、CNNやWashingtonPostなんかで「未だに云々」って入っていたのは、NASAの火星探査機が信号を返してこないからだったのね、、、。どうりで、映像が見られないと思った。
12月2日 ふっまぁ〜〜〜〜ん
「IT革命」なんていうのが叫ばれて久しい。日本においてインターネットが爆発的に普及しはじめたのが1996年頃だとして、それがビジネスの分野でもメインストリームになぅりだしたのが1997年頃。1998年にはポストペットが発売されて女性ユーザーが増えだした。んで、今年になってからは、もう、猫も杓子もネット、ネット。ネットット、、、。
何年か前には、インターネットに接続していない大学も少なくなかった。でも、今ではみんながみんなネット、ネット、ネットット、、、。
身内しかわからないネタはいいとして。
パソコンは使いにくい。決して、みんなに使いやすい代物だとは言い難い。それに、TCOも高い。めんどくさい。だ・か・ら、Microsoftも、Appleも、Sunも、IBMも、みんな「シンプル」で「ネットワーク化」された「もの」(←パソコンでなくてもいい)をつくろうと躍起になっている。ん〜〜〜〜〜〜、早くしておくれ。
というのも、大学のパソコンでちょっと不具合が生じてしまい、その解決策が「アップデートしなさい」だから。アカデミズムも大切だし、近頃の「受験予備校」化している大学にはなって欲しくないけれど、もう少し世間の声に耳を傾けてもいい気がする今日この頃でした。
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