11月
11月20日 グローバル化。
本を読むのは楽しい。というよりも、新しいことを見たり聞いたりすることは楽しい。で、最近はゲーム業界に関する本をいくつか読んでいる。いやー、おもしろい。水や電気が止まってしまうと生活を営むのがとても困難になると思うけど、ゲーム機が動かなくなったところで死んでしまう人は、まずいやしない。じゃぁ、そういう「生活必需品」ではないはずのゲーム機をどうやって買ってもらうのか??
今日中にディズニーランドへいかなければ死んでしまう、という人なんているわけがない。でも、みんなしてでかける。なんでだろう??ジャパネットタカタにも興味がある。
ところで、縦書きと横書きはどっちが読みやすいんだろう??ぼくにとっては横書きのほうが読みやすいみたいだ。「eメールの達人になる」という本を読んでいてそう感じた。
パソコンの画面は横書きだし、いろんなところで使われる文書も縦書きから横書きへ移行してるし、そういう流れなのかなー。
10月8日 「経済というのは、要は『需要と供給のバランス』であり、需給の法則はインターネットが登場しても変わっていません」ーアンドリュー・グローブ、インテル会長。日経ビジネス10月1日号ー
この号より紙面をリニューアルした日経ビジネスさん。週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、プレジデント、エコノミスト、フォーブスなんかも見るけれど、日経ビジネスさんも読みます。
10月4日 いやいや・・・。
今日付けのasahi.comに映画FFの話があった。で、野村証券からきた和田さんのいうことにゃ、「CG映画がなぜ当たらなかったのかは今後分析しなければならない」ということなんだけど、えーっと・・・。
シナリオがわるかったからでしょー??科白もこなれてなかったし、演出も「ゲームと映画はちげーよ?」というものだったし、だいたい、テンポがよくないよねぇ。
・・・。というわけで、まぁ、全部わるかった、といことなんだけど、これじゃハナシにならないっすよ。
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CG映画「FF」不振でスクウェアが130億円の特損
3次元のコンピューター・グラフィックス(CG)で作られた「ファイナルファンタジー」(FF)で映画事業に乗り出したスクウェアは2日、FFの興行不振により02年3月期決算最大で130億円余りの特別損失を計上する、と発表した。劇場上映が終わった米国では興行収入が目標(100億円)の3分の1だった。
日本では9月15日から上映を始めたが、今週で終わり、目標の9億円には届かない見通しだ。今後のビデオやDVDなどの販売・レンタル収入などを加えても、160億円かけた制作費用の回収は難しいという。
同社は今回の「失敗」により映画事業から撤退し、本業のゲームソフト事業に注力する。和田洋一・代表取締役は「CG映画がなぜ当たらなかったのかは今後分析しなければならないが、制作過程の技術をゲームソフト開発に生かしたい」と話した。
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・asahi.comより
6月21日 ゲームの話をしよう。
CNETにゲームボーイアドバンスの記事があって、そぉーなんだよねぇー・・・、と思ったのでリンクする。アドバンスに限らず、ゲームボーイの画面って、なーぜーに、こないにも暗い??液晶の構造上バックライトはムリらしいんだけれど・・・。
ホント、初めてゲームボーイ借りたときビビったもの。ほら、ポキモーン!はやってるじゃないですか。やっぱ、「はやりもの好き」としてはやらねば!!と思って借りたのです。んで、電源つけてみてビックリクリ・・・。なんとかならないものなんでしょうかねぇー??
・ゲームボーイの画面を明るくしたい
6月15日 「飲尿療法」とは、これまた刺激的な
週刊現代に竹中平蔵さんに対する金子勝さんのインタビューみたいな記事があった。たしかに、竹中さんって「エライなぁー」と思うくらいスピーチが上手な人だ。それは、「自分の考え方を相手に伝える」という意味において、本当に必要不可欠なことだし、その点こそが「わかりやすい」という評判にもつながっているのだと思う。
なんだけど、ホントは難解な物事を平易な寓話に置き換える際には、どうしても捨象されてしまう事柄があるわけで、そこには価値判断が入り込む余地があるし、「わかりやすい話」だけを聞いて「わかった気分」になっていているだけでも構わない場合と、そうではなくて、「ちょーっと小難しいんだけれど、知っておいたほうがいいこと」みたいなものが(七面倒くさいけれど)あったりするのも事実だったりする。
そういう点で、週刊誌とかテレビの必要性っていうのは、なんだかんだいってもあると思う。「視覚は大きなインパクトをもつ」というのは、たしかにその通りだし、湾岸戦争にしろ、公害問題にしろ、犯罪現場の中継にしろ、MTVにしろ、スポーツ放映にしろ、テレビの果たした役割が非常に大きいのは動かし難い事実だ。
なんだけど、そういうことをいうのであれば、「五感のぜんぶ」がとても大きなインパクトをもっているわけで、赤ちゃんがどうやって言語を習得するのか??っていうのを例に引くまでもなく、ちゃんと(長島監督家みたく)抱きしめてあげたり、美味しいものマズイものを食べさせてあげたり、ザラザラしたものやヌルヌルしたものに触らせてあげることることもたいせつなんだと思う。まぁ、これは余談。
というわけで、竹中さんも金子さんも、お二方ともに有名な経済学者であらせられるし、傾聴に値する言質だとは思いますけれど、あんまり「わかりやすい話」ばかりでも、いかんのとちゃうか??と思うのでした。
6月6日 「XYZって・・・・何?」ーAngelHeart 北条司ー
週刊コミックBuncheというのが創刊されて、そこには北斗の拳やシティーハンター、やましたたろー君の「続編」が連載されている。こういう「復刻モノ」って、流れ星銀牙、キン肉マン、魁!男塾などなど、たくさんあるけれど、わるくないと思います。容器だけは昔のものかもしれないけれど、そこに盛りたてる料理が新鮮なものならきっとおもしろいだろうし。
なんだけど、今回はじめて読んだので、この女の人が何者なのかわかりませーん・・・。はやく単行本でないかなー??
5月のおわりごろ 「石原慎太郎はとても有名な作家だけど、東京都知事になった。書き続けるより、政治家になったほうがやりたいことができると思ったのだろう。でも、僕は作家だ。だから、書き続ける。フィクションが僕の闘いの場所だから」ーNewsweek2001,5,30ー
村上春樹さんが「アンダーグラウンド」を書いたことっていうのは、やっぱり重要なことなんじゃないかなぁ、と思う。「detachmentからattachmentへ」みたいなことは、本人も語っておられたし。「人々の声、ごく普通の人々の言葉に、耳を傾けること」っていうのは、とても大切なことだと思う。
アンダーグラウンドは分厚い本だけど、ね。
4月26日 「毒を 喰らいなさい」 ー「ちひろ」安田弘之ー
前は「ショムニ」を描いていた人の新作。なんだけど、モーニングに連載してなくて、増刊号のほうに描いているみたい。週刊じゃないっていうのもあるのかもしれないけれど、「ショムニ」よりも、できがいいと思う。
内容は、風俗店で働く「ちひろ」のお話。「ハウツーもの」っぽい回があったり、ちひろのこころのなかを描いた回があったり、それぞれ趣向が異なる感じ。
「ショムニ」の途中くらいまでそうだったけれど、この人の最大の魅力は空間の使い方と「間」だと思う。それが余すところなく発揮されてる作品なので、よいです。グッドです♪♪今回の話はちょっと切なくて、ぐさぐさっとくる人もいるかもしれませんけれど、「サトラレ」ものってますし、読んでみては??
4月20日 日本全国「イイ男がいない現象!」進行中!? ーMORE五月号ー
なーにをー!?と思う記事があったので、読んでみた。最近、こういう論調をよく見かける気がするんだけど、ホントかいな??こーゆーことをいう人たちって、「分相応」とか「類は友を呼ぶ」っていう故事成語、知ってるのかなぁ??
「魅力的な人のまわりには、魅力的な人がいる」これ、じょーしき。自分の周りに「イイ男がいないなぁー」と嘆いておられる人は、きっと、自分自身も「イイ女」じゃない、ただそれだけなんじゃないのー??
いろいろとのってる意見は楽しめるものも多いんだけど、その後にでてくる「エッセイスト」みたいな、海のものとも山のものとも知れないような職種の人が書いてるのは、「はぁ・・・??」って感じでした。「ピュアなハート」だの、「数うちゃあたる!」つーのは、その通りなのかも知れないんだけど、話の進め方がナゾでした。(秋元康御大も書いておられましたが、こちらも不可思議でございました。)
そんな記事よりも、『その「うっかり」がブスの素』という記事のほうがおもしろかったかも。
「マナー知らず系」うっかりブスっていうのは、まぁ、人としての常識程度は知っておいたほうがいいかもね、とは思えた。だけど、「スキあり!」系うっかりブス、「自己チュー」系うっかりブスまでくると、「そんなくだらんことにまで気を使ってるからイイ女になれないんじゃん??」と思えてしょうがありませんです。
だいたい、「スキのない」ような女なんて気色悪いです。大股開きで電車に乗るのが「それだけ疲れてるから」だとしたら、がんばってる「イイ女」じゃん。「自己チュー」なのも、「そうだよそうだよ」と他人に迎合しかしない人に比べれば、はるかに魅力的かもしれないしさ。
「ものはいいよう」なんだろうけれど、こんな雑誌ばっか読んでたら、ホントにアタマからっぽになっちゃいそー。
4月17日 game or die
ぼくは落ち目の人のほうにこそ、目を向けるべきなんだと思っている。調子がいいときっていうのは、もう、勢いのよすぎる流れ、みたいなものがあるから、「本当の実力」以上のものがでちゃうわけで、そうじゃなくて、それが途切れたとき、どん底とか、トラブルとか、そういうところに陥ったときに、どうやって立ち直るのか??というところが、いちばんおもしろいんだと思う。
そういう意味でいえば、セガ、任天堂なんていうのは、やっぱり目を配っておくべきなんじゃないかなぁ、と思っている。(ほかにもたくさんあるけれど)
最近、日系ビジネス誌に任天堂の山内博社長と元セガ社長の入交昭一郎氏の記事があったけれど、両方ともふむふむでした。とくに、山内氏の「ソニーは運がよかっただけ」というのは、まぁ、そういう面もあるかなぁ、と(ただ、それをいっちゃえば、ソニーだけじゃなくて、みんな必死で「運」をたぐりよせようとしていると思うんだけど)。入交氏のほうは、「今のセガの三頭体制はいいんだろうか??」というもので、鼎立している状況って長続きしないからなぁ、なんてことを思った次第。
そこへきて、スクウェアがFF]の発売日を決定したんだけれど、目標本数についてはコメントできない、とうニュースを知る。うーん・・・。鬼武者だって「百万本突破!!」なんて騒いでいるけれど、実際は80万本くらいしか売れてないらしいし、PS2は商売にならないのかな??と最近めっきりゲームをやらなくなったくせに心配してるよーなふりをしてみた。
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2001年4月16日(月) 16時28分
ゲームソフト「ファイナルファンタジーX」を7月19日発売=スクウェア(ロイター)
[東京 16日 ロイター] スクウェア<9620>は、人気ゲームソフト「ファイナルファンタジー」シリーズの最新作「ファイナルファンタジーX(FF10)」を7月19日発売すると発表した。同社は、同ソフトの発売日を3月中から7月に延期するとしていた。
同ソフトは、シリーズ初の「プレイステーション2」対応ソフトで、希望小売価格は8800円。同社は、「当初、250万本の販売を見込んでいたが、現在の販売目標については、コメントできない」(広報・IR室)としている。
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3月29日 「負けない!相手が誰だろうと絶対に勝ち抜く!」ー「コドク・エクスペリメント」3巻 星野之宣ー
星野之宣さんの作品はすっげーなぁー☆といつ読んでも感じてしまいます。どうしたらこんな作品が描けるんだか、ぼくには皆目見当もつきません。今回のも、「どーゆー決着をつけるんだろう??」とわくわくしていたら、最終巻の最後の最後になってようやく片鱗が見えた気がします。
はぁー・・・。なるほど。こういうのもあるよなぁ、とまたまた感心した次第です。
3月26日 「もうプレイはできない でも 悔いはない この体で いけるところまでは行った」 ー「リアル」 井上雅彦1巻ー
ぼくは「赤が好き!」とかいっていたころのほうが好きだったりするので、あまりにもヒットした「スラムダンク」をそんなには読みませんでした。だけど、「スラムダンク」以後の展開には興味津々だったので、「バガボンド」や「リアル」のような方向性は大歓迎だったりします。
というわけで、ヤンジャンで連載が始まった当初から「こいつはおもしれー☆☆」と思っていたマンガの初単行本。いーです。おもしろいです。もー、伏線ばしばしでもなんでもOKです。早くクソガキ君の高橋少年がどうなるのか知りたいところです。ホントに。
3月9日 「『だめだ』すぐさまヘムは答えた。『ここがいいんだ。居心地がいい。ここのことなら、よくわかっている。ほかのところは危険だ』」 ー「チーズはどこへ消えた?」 スペンサー・ジョンソン 門田美鈴訳ー
すでに200万部も売れたとか。ソニーの出井CEOやらイトーヨーカ堂の鈴木社長も「これこれ、これはいーっすよ」ってオススメするくらいなので、きっといい本なんだろう。うすい本なので、1時間もかからずに読めるし、値段もお手頃。一読する価値はあるんじゃないかと思う。
ただ、書いてあること自体は、(当然のことながら)ちょーカンタン。笑う犬の冒険でいえば、「やるなら今しかねぇのコーナー」と同じ。なんだけど、言わぬが花って気もする。正確にいえば、ホームページに書くような話じゃない、と思う。身近な人との話のネタにつかった方が有意義な気がする・・・。
チーズはどこへ消えた←amazonnのページ
3月6日 「人の心が見えないことの方が 現在では人の心を 苦しめているのかもしれない」 ーサトラレ 佐藤マコトー
寝る前に読んでいたら、なんだか面白くてムキー!!!って感じで読み終えてしまいました。なーんか、泣ける話もあって一人でぐぐぐぐーっとくるし。いやぁー、ええ話じゃのぅー。映画のほうも期待していいんじゃないかなー??
3月2日 「夫婦は最初から役割を決めるのではなく、何かあれば話し合って、そのつど変えていきたいと思っているので、彼のおしゃべりなところは気に入っています。」ー南Q太 3月9日号の週刊朝日「夫婦の情景」でー
ダンナさんは元々ファンだったとか。「夢の温度」が「万人におすすめできる」というダンナさんの言葉は言い得て妙。ぼくも自己紹介のところにも書いてるし。
新宿駅近辺などに点在している「100円雑誌屋」ってベンリだわぁー。
2月27日
「ナイフがあっても人を殺さなくなる知恵が必要なのでしょうね」 ー北野宏明 PRESIDENT3,19日号ー
何気なく手に取ったら冒頭に北野宏明さんのインタビュー記事が載っていたので立ち読み。だいぶん前にサイアスでインタビューを読んで以来、「スゲー人なんじゃん??」と思ってチェックしてる人の一人。ロボカップとか青山あたりのショップに関わってたりする(宇多田ヒカルの最新作「can you keep a secret?」に登場してるロボットはなんかアヤシイ・・・)。
・北野共生システムプロジェクト
・プレジデント社のHP
「もしかしたら、私は林さんと同じメッセージを送ってるかもしれない。『頑張って手に入れたものが、そんなに値打ちのあるものだったの?』と言っているるんだと思うんです。『本当にあなたが欲しかったのは、そんなものじゃなかったんじゃないの?』と。」 ー上野千鶴子 週刊朝日3月2日号で林真理子との対談の中でー
そんなこといわれるるとねぇー・・・。ちょーっとグラグラっときて考え込んじゃうよねぇー。「これでいいんだーっっ!!」という無邪気な自己肯定感だけじゃ心許ないし、かといって外界のものにつっぱしって「毎日○○してるからダイジョーブ」っていうのもアヤシイし。
今回の対談はけっこうおもしろいんじゃないかなー。
1月23日 日経はクッキーがあるから(?)重い・・・
正月から日経で連載されていた記事が終わったので、まとめて読む。ふむぅー。なんやタイヘンなことになっておまんなぁー(「となりの山田くん」のミヤコ蝶々風に)。技術と人間との関わりっていうのは、これからますますシンドイものになっていくよなぁー。きっと。「さぁ、みんなで考えよー!!」ぐらいなんだけど、「みんなで」いわれても、「それがイヤだから今のようにしたんじゃん??」っていわれたら困っちゃうし。
まぁ、とりあえず、読んでみてください。リンク先は日経のページです。
・技術新世紀
ついでに、金融シンポジウムのやつもオススメ。
・金融工学シンポジウム
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