里谷多英選手。1998年長野オリンピックで本人もビックリの(違っていたらごめんなさい!)金メダル。解説のお兄さん、ほとんど素人的一観客になって「スゲエ!」の絶叫。この後、マイナーだったフリースタイルスキー・モーグルが一躍脚光を浴びることとなった。4年後のソルトレークシティでも、幸先よく銅メダル。日本選手のほとんどが期待はずれの中、大試合に強いという評価を高めたのでした。
今回のワールドカッブでは、決勝に進んだが惜しくも転倒。
最大斜度35° 全長700mのワールドカップモーグルコース。
国際大会や全日本大会が多数開催される本格的コース。大会では、観客はおもいおもいの場所に陣取り観戦する。選手達も、お互いにリラックスして応援しあったり、失敗してもパフォーマンスでアピールするなど,楽しい雰囲気で競技している。
斑尾には、平均16°の緩い斜面に人工のコブを作ったモーグル専用のトレーニングコースもある。
2002年3月9日、10日開催された「FIS ワールドカップ・モーグル 斑尾大会」の様子。
谷を挟んで、野沢温泉スキー場や木島平スキー場が望める爽快な会場に、たくさんのファンが集まる。特定の選手の「追っかけ」も見かけ、会場全体がひとつになって盛り上がる。
毎年、斑尾高原スキー場でモーグルのワールドカップが開催される。
長野オリンピックで日本中に驚きと興奮をもたらした里谷多英(テレビ解説者の「スゲー、タエ」も感動ものでした)、ビジュアル的人気の上村愛子(海外では結構調子いいのに・・)など世界のトップスターが集結。ワールドカツプとはいえ,選手達に緊張感はなく、観客もリズム感あふれる音楽とジョッキーの声が流れる中、ノリノリで観戦。楽しい2日間を過ごす。
今シーズン(2002-2003)の開催は、2003年2月21日(土)、22日(日)の予定。
テレビでなく、ぜひ一度実際に観戦することをお勧めする。そのスピードとダイナミックさ、そして楽しさは現場ならでは・・。
(2002.11.21)