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高山・亜高山の花たち
特集 1
高山・亜高山の花たち
過酷な自然環境の中だからこそひときわ輝く可憐さ
乗鞍畳平のお花畑と白馬栂池自然園で撮影した花たちを紹介します。
もくじ

モウセンゴケ    毛氈苔   モウセンゴケ科モウセンゴケ属

山地帯から高山帯まで広い範囲の湿地に生える多年草。食虫植物として知られる。葉の表面に赤紫色の線毛がたくさんあって、虫が触れると粘液を出して捕え、包み込んで消化吸収する。人間を捕えるビッグヒトクイモウセンゴケ・・・想像するのもこわい。 

ミヤマクロユリ         深山黒百合   ユリ科バイモ属

亜高山帯〜高山帯の草地に生える多年草。クロユリと名付けられているが、むしろ茶色、あるいは黄色がかって見える。図鑑などには植物の高さが記述されているが、その育つ環境によって大きく固体差があり、特に高山植物では著しい。  

ヨツバシオガマ   四葉塩竈  ゴマノハグサ科シオガマギク属

日本の代表的な高山植物。葉がふつう4個づつ輪生するのでこの名がある。花は唇型で上側がくちばし様にのびている。和名は、製塩の竈・かまどが風情があって浜で目立つことから、はまで(葉まで)目につくことにシャレたもの・・だとか。ウ〜ム・・思わずうなってしまった。

クルマユリ         車百合         ユリ科ユリ属

雪田周辺などでは群生。カラフルな夏の高山のお花畑でも一段と華やかで存在感がある。花は朱赤色で斑点があり先が反り返っている。直径 5〜6cmで、大きな園芸種のユリを見慣れた眼には、意外と小さく感じる。和名は、茎の中ほどに輪生する葉を、車輪に見立てたものといわれる。

ハイマツ               這松     マツ科マツ属

常緑低木。風当たりの強い高山では、文字通り地を這って広がり群生する。残雪とハイマツと岩のコントラストは、日本の山の景観の美しさを演出するスターだが、新しい火山の富士山や浅間山にはない。雌雄同株。成長には長い年月と幸運が必要で、10年でやっと幹の長さ5〜10cm、太さ5mmといわれる。

チングルマ(実)       稚児車   バラ科チングルマ属

高山帯の雪田周辺、砂地など広い範囲で見られる落葉小低木。群落をつくり高山のお花畑の主役を演ずる。白く小さな五弁花、花後の実、秋の紅葉と長い期間高山を彩る。実は風に乗って飛び散る。  

コバイケイソウ       小梅尅吹@  ユリ科シュロソウ属

亜高山帯〜高山帯の草地に生える多年草。茎が高さ50cm〜1mにもなり、白色の円錐形の花が群落をなすと見事というしかない。「コ」がつかない「パイケイソウ」は、 花序が緑色がかっていて、目立たない。高山植物には毒をもつものが多いが、シュロソウ属は根茎に強い毒性を持つ。

マイヅルソウ       舞鶴草   ユリ科マイツヅルソウ属

山地帯〜高山帯の林下に生える多年草。登山やトレッキングの途中の木の陰にあつて、ほとんど見過ごされてしまう小さな草だが、小さな白い花は、線香花火のように、☆のように可愛らしく、なかなか見ごたえがある。実は赤く熟す。  

キヌガサソウ        衣笠草   ユリ科キヌガサソウ属

山地帯〜亜高山帯の湿った林やその縁の傾斜地に多く生える多年草。傘のように広がった輪生の葉の中心から茎を伸ばし花をつける。白い花びらの様にに見えるのは外花被片。紫色から薄緑色へと変化する。 

イワイチョウ      岩銀杏    ミツガシワ科イワイチョウ属

亜高山帯〜高山帯のやや湿ったところに生える多年草。和名は葉がイチョウに似ていることによる。雪解け後の湿地に群生して若葉が開き始める。葉ばかりのころはグランドカバーとなって注目されないが、白い花は緑の葉に映えてすがすがしい美しさがある。 

ハクサンイチゲ   白山一花   キンポウゲ科イチリンソウ属

本州中部の高山帯に生える多年草。積雪の多い日本海側で特に大群落を作る。花は直径2〜2.5cmで茎の上に複数個つく。白い花弁に見えるのは、がく片で花弁はない。がく片が緑色のミドリハクサンイチゲを一度見たいと思っている。

ゴゼンタチバナ    御前橘    ミズキ科ゴゼンタチバナ属

亜高山帯〜高山帯の林やその縁に多く生える多年草。輪生した葉の中心から伸びる茎に10数個の小さな花がかたまってつく。高さ5〜15cmの小さな草。白い花びら様のものは、4個の総苞片。実は赤く熟す。登山道の縁によくあるが、幸か不幸か、たいていは見過ごされている。 

ニッコウキスゲ        日光黄菅    ユリ科キスゲ属

別名ゼンテイカ。山地帯〜高山帯下部の草地や湿地に生える多年草。尾瀬や霧が峰など、群落が花の名所になっているところも多い。花は、朝開いて夕方しぼむ一日花。雄しべと雌しべが上に曲がっている。この夏、球根を買い求めて植えてみたが、さて雪解けの来春が楽しみ。

ミヤマダイコンソウ 深山大根草  バラ科ミヤマダイコンソウ属

岩の多いところや岩壁の裂け目などに多く生える多年草。高山で同じバラ科の黄色花の植物にミヤマキンバイやウラジロキンバイなどがあるが、これらが3出複葉のイチゴ様の葉であるのに対して、直葉だけが特に大きく、葉の形で区別できる。  

シナノキンバイ   信濃金梅   キンポウゲ科キンバイソウ属

ミヤマキンポウゲと同じく草地に群生し、3〜4.5cmのやや大型の花が咲く。ミヤマキンポウゲと比べ、派手でエラそうに見える。友人に「エラそうだ」と話していたら、通りかかった二人連れの中年女性登山者、これを耳にして「この花、エラ草だって・・」。冷や汗タラ〜。あわてて事情を説明。

ミヤマキンポウゲ  深山金鳳花  キンポウゲ科キンポウゲ属

草地や岩地に生える多年草。雪田周辺の草地に群生することが多く、高山のお花畑を構成する。花は茎の先に数個咲き、直径1.5〜2cm、全体的に優しい風情があり、慣れれば、花が大きくガッチリしているシナノキンバイと容易に区別がつく。  

モミジカラマツ   紅葉唐松   キンポウゲ科モミジカラマツ属

亜高山帯〜高山帯の湿った草地に生える多年草。花は風媒花で花弁がなく、白く花弁に見えるのは「おしべ」。花の似ているカラマツソウやミヤマカラマツは、葉が丸みを帯びた3出複葉だが、こちらは単葉で掌状に裂けギザギザしている。   
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