三田文学
No.102(夏季号) |
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2010年7月9日発売 |
定価950円(本体905円) |
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◆小説 |
猫と金粉と狐憑き |
門倉ミミ |
夏祭 |
松本智子 |
エセ物語 連載 第八回
《辛未》うしろを強くするということ |
室井光広 |
◆第十七回三田文学新人賞 受賞第一作 |
幻想というリアリティー
加藤道夫の劇世界 |
岡本英敏 |
特集 ◆ ポール・ヴァレリー |
■原草稿からの初訳
コロニラ選
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ポール・ヴァレリー
[訳]田中淳一
[訳]立仙順朗
[解説]田上竜也 |
ヴァレリーの〈早熟〉
あるいは〈エロス・エネルギュメーヌ〉 |
恒川邦夫 |
■鼎談
ヴァレリーのエロス |
清水徹
松田浩則
田上竜也 |
■随筆 |
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ヴァレリーとの出会い |
粟津則雄 |
朝ひとりで書くこと―ヴァレリーと私 |
加藤典洋 |
『起して下さい』 |
松原秀一 |
ヴァレリーと書物 |
牛場暁夫 |
文芸評論の夢 |
田中和生 |
・評論 |
サリンジャーの祈り
『フラニーとゾーイー』における「太っちょのオバサマ」をめぐる一考察 |
大串尚代 |
井筒俊彦 存在とコトバの神秘哲学
[第五回]聖なるもの |
若松英輔 |
書く文章・打つ文章・口述の文章
戦前の文士と戦後の文士 5 |
大久保房男 |
無限のエコー
詩学講義(三) 柳田國男の声の方へ |
吉増剛造 |
■講演
アメリカ死者の書
死後の旅としての「アルンハイムの領地」 |
バートン・レヴィ・
セント=アーマンド
[訳]伊藤詔子 |
罹病後の寺田博さん、点描 |
三室源治 |
・時評 |
季刊・文芸時評 (2010年・夏) |
水牛健太郎 |
・対談(詳細はこちら) |
新 同人雑誌評 |
勝又浩
伊藤氏貴 |
・書評 |
吉住侑子『手賀沼』 |
菊田均 |
フェリシア・ミラー・フランク
『機械仕掛けの歌姫』 大串尚代訳 |
新島進 |
・ろばの耳 |
持田叙子/三木雄介/麻生英臣/畑谷玲子 |
・1ページ時評 |
門馬惠子 |
・連載 |
「三田文学」の歴史(40)
明治44年12月号(上) |
武藤康史 |