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- 03 / May / 2005 Granada, Nicaragua.

あまりの蒸し暑さで睡眠が足りないように思う。
体が重いが荷物を纏め8時に出発する。

暫く走って国境に到着。大きな木の茂る整然とした国境で、バイクのペルミソに12ドル、入国に3ドル掛かったが、思いの他、すんなりと通関できた。
国境にたむろする両替商で20ドル程両替する。1ドル=18コロンになる。このレートで良いのかどうか良く判らんが通過するだけであまり大金は必要ないのでまあ、良しとする。

今日もクソ暑い。何処かにリストバンドを置いてきてしまったようで、手首ばかりが日に焼けて痛む。ジャケットも脱ぎたいところだが我慢する。国境を越えると右手にニカラグア湖が見える。ノンビリ出来そうなホテルも点在するが高そうなので先に進む。前方にツバメのような鳥の大群が乱舞している。何だろうと思いながら走っていると、白い霧のようなものに突っ込み、ビシビシと小さな虫が前が見えなくなるくらいシールドや体中にこびりつく。気持ち悪〜い。時折虫の中に突っ込みながらも、道の状態は良いので走り続ける。

3時頃、パンナムを少し外れ、グラナダというニカラグア湖畔の町を目指す。分岐のところにあった屋台でコーラを飲む。日本から来たというと、店のオヤジが「ヘイワ」と言ったのでドキッとする。この国もまた、内戦と言う不幸な歴史を持っている。オヤジも内戦を生き抜いた人なのだ。

30分程走るとグラナダの町に着いた。大きなカテドラルがあるが何だか寂れていて人気が少ない。湖畔の町ながら、茹だるような熱風が吹くのでちょっと奮発してAC付きの宿に泊まる事にする。

夕方まで部屋で涼んでから飯を食いに町を歩くが、殆ど飯屋が無いので適当なバーに入る。欧米人の旅行者が屯しているカウンターでビールとクリームパスタを頼む。隣りでチャリダーらしき欧米人がビールを飲んでいるので話し掛けると、アイルランドから来たスティーブというチャリダーだった。アメリカから8ヶ月かけてココまで下ってきたらしい。

俺は何故か凹んでいる時に限ってチャリダーに出会う。彼等と話をしていると俺も頑張らなくては、と勇気が湧いてくる。この先、道が悪いので気をつけた方がいいと忠告を貰う。代わりに南の情報を提供する。話をしながらパスタを待つが何時まで経っても来ないので「腹減っているから早くしてくれ」と店のネーちゃんに再度頼む。スティーブが「多分、君の注文は忘れられていると思う」という。同感だ。

他の旅行者も話に混じって更に30分程待つが来ない。空腹で苛つく。2本目のビールを飲み干したところで、ミートソースが掛かったパスタが出てきた。「これは俺が注文したものではない」と言うが、「今日はクリームが無い。値段は同じなのでこれを食え」と言われる。一口食ったが、異常な不味さなのでつき返す。
店員のフザケタ態度が気に入らないので、ビールの分だけ金を払って宿に帰る。
何だか面白くない。


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