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- 02 / May / 2005 Liberia, Costa Rica.

感じの良いYHだったが別段することも無いので今日も走る。
ニカラグア国境近くのリベリアを目指すことにする。中米は国立公園とかそれなりに見所もあるが、あまり興味が無いので先に駒を進める。街中の渋滞を抜けるのに結構時間が掛かった。

1号線に入ってもトレーラーが登りでゆっくり走るのでまた渋滞が起きる。道はジャングルの中を走り、木々でトンネルのようになっていて心地よい。徐々に高度を下げていくと再び蒸し暑くなってきた。梅雨を終え真夏になったようだ。カンカン照りでのぼせる程暑い。今日は200キロ程度の移動なので、GSの日陰で休み休み走る。

蒸し暑い中米は早く抜けてしまいたいと思って走っていたが、ふと、何処まで走れば気が済むのか、何処で落ち着くつもりなのだ?と自分に聞き返す。「何で俺はこんな旅をしているのだろう?俺は旅を楽しんでいるのか?いい年して、こんな事していていいのか?他にやるべき事はあるんじゃないか?」と考えている自分に気付く。

この旅に出てからもう、8件も結婚の報告メールを貰った。俺は人生の波に乗り遅れたなぁ。とつくづく思う。今回の旅は青春時代の『自分探し』とか淡いコンセプトは全然ない。人生ワンチャンス。悔いなく生きたいというただその一点だけで、俺はひたすらアラスカを目指して走っている。その間にも友人、知人、同期、同僚はしっかりと両足を地面につけて毎日一生懸命生きている。「結婚した。」「子供が入園した。」そういうメールを貰うたび、本当の幸せとはそういうことなんだろうと思う。

3時頃、リベリアに着く。俺のゴール、幸せとは一体どこにあるんだろう?
何ヵ月後かにアラスカに着いた時、俺は何を思うだろうか?
今は判らない。
もう少しだけ走ってみよう。そんな風に思う。


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