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- 06 / Mar / 2005 Antofagasta - San Pedro de Atacama, Chile.
昨日の失敗に懲りて7時に起きて8時半に出発。今日は約300キロ離れたサンペドロデアタカマという町まで行く。距離は約300キロだが、標高2,400mの高所にあるので、時間の予測がつかない。コルデーロ号は高地でも問題なく走ってくれるだろうか?燃費も良く分からないので、ポリタンにたっぷりガスを入れて出発。
アントファガスタから約200キロで標高2,000mのカラマという町に着く。向かい風に苦戦するもここまでは問題ない。カラマのGSで給油し、ホットドッグを食ってサクッと出発。照り付ける日差しは強いが風が冷たいので気持ちいい。暫くするとゆるーい上り坂でスピードダウン、30キロ位しか出なくなる。2速に落としてもいつもの勢いが無い。やはり90ccでは3,000m位で厳しくなるようだ。昨日、ペルーをどう走ろうか考えていたが、素直にパンナムでリマまで行って、バックパッカーに変身したほうが良さそうだな。ペルー以北の高地は我慢して走るしかない。また、そこまで走っているうちに痩せて、パワーウェイトレシオが向上するという希望的観測もある。
時速30キロほどで坂道を登り終えると長い長い下りが待っていた。サンペドロらしきオアシスが眼下に見える。殆ど坂道らしいを道を登った気はしないけれど、結構高い峠道だったようだ。高度計があれば良かったな。
峠付近でオーストリアから来たBMW1150ccとアフリカツインのライダーに出会う。ドイツ語で挨拶。伊達に4年間も大学で独語を勉強した訳ではない。通常は2年で修了するはずだが・・・。2台とも肩まである物凄い量の荷物を積んでモリモリと坂を登っていくのが羨ましい。
17時サンペドロに到着。ここは町というより村だ。宿や町で多くの英語とドイツ語を耳にする。秘境っぽくてそれなりに見所があり、いかにも欧米人が好きそう村だ。明日、アタカマ塩湖に行く観光ツアーを探す。満天の星空に時間を忘れる。
- 07 / Mar / 2005 San Pedro de Atacama, Chile.
この村には、土産物屋とレストランとツアー会社しかないようだ。まあ、便利といえば便利なので、朝食のバナナを食ってからツアーを探す。今日の昼出発のアタカマ塩湖ツアーがあれば最高だが、今日は何処の会社も塩湖ツアーはやっていないようだ。
仕方が無いので明日のツアーを予約し、ネットカフェに行く。メールは受信できるものの、送信が出来ない。数日前にヤフーメールがトラぶっていたようだがその余韻がまだあるのかな?仕方なく、メールを落として宿に帰る。返信は次の町ですることにしよう。
同宿のドイツ人夫婦とグダグダ話しをして過ごす。
久しぶりに人と会話をしたような気がする。
- 08 / Mar / 2005 San Pedro de Atacama, Chile.
ゆっくり起きて午後のツアーに赴く。ツアーで女の子グループとか居たら、最高なのにと思っていたが、来たマイクロバスを見ると爺さん婆さんばかりでがっかりする。話しを聞いていると、どうやらフランス人のようだ。ツアーガイドはスペイン語だが、何となく言わんとしている事は推測できるので構わん。爺さんどもは十分理解しているようで、質問なんかもしているが、俺にはどうでもいい。俺はいい景色さえ見られればそれでいいのだ。
オアシスに生えている植物の種類に関する説明などいい加減にしてさっさと塩湖行こうぜと思っていると一行はオアシスの谷に下りていく。老人会の最後尾を歩く。年寄りにはきつそうな坂だが、老人会御一行はスタスタと降りていく。不覚にも最後尾で息を切らしている俺は老人会一行に気づかれない様に呼吸を整えるので精一杯。標高が高いせいだろうか?このじいさん達はきっとフランス高原地方の出に違いない!
ツアー最後尾で一人青い顔をしながら谷から上がると、トコナオという町に向かう。何にもない町のセントロで20分休憩だという。何もすることが無いのでバスで寝る。
ここでもジジイどもは元気に何も無い町をパシャパシャカメラに収めてまわっている。元気な老人会一行だ。休憩が終わり、バスは漸くアタカマ塩湖に向かう。道はダートになり、道の左右には競り上がった塩の塊で白っぽくなる。写真で見たウユニ塩湖のように真っ白な訳ではなさそうで、またまたがっかり。大きな結晶とか見つかんねーかな?とバスを降りてからも下ばかり見て歩く。インフォメーションセンターの中でガイドがここに生息するフラミンゴの説明を始めるがこの辺一帯の大きな地図があったのでそれに見入る。明日走るコースの標高などをチェックする。
説明が終わり自由行動になった時、初めて爺さんが「何処から来た?」と聞いてくるので、待ってましたとばかりにフランス語で自己紹介をする。約10年ぶりだが、お決まりのフレーズは覚えているものだ。じいさんは俺のフランス語での自己紹介に大喜びで肩を叩いてくる。何か話し掛けてくるのが、それ以上のフランス語は話せないと、英語に切り替える。伊達に欧州放浪していないぜ!
相方のばあさんが言うには先日行ったウユニ塩湖のほうが綺麗でフラミンゴも多いという。なんだ、ボリビアから下ってきたのか。道理で高度順応している訳だ。
自由時間も終わり、バスは夕日に照らされながらサンペドロの町に向かう。ぼんやりと夕日を眺めながら移動出来している自分がなんだか不思議だった。久しぶりに自分の意志に関わらず、移動している。楽チンでもあり、退屈でもあり...。
明日からはまた自分の意志で行動だ!
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