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- 03 / Mar / 2005 Tal Tal - Antofagasta, Chile.

7時半に起きるつもりが9時になっていた。おかしい。
目覚ましが壊れたようだ。慌てて荷物をパッキングする。昨日の夜は興奮したままベットに入ってしまったので散らかしっぱなしでパッキングも一苦労だ。
10時半に出発。段々スタートが遅くなってきた。良くない習慣になってしまそうだ。
今日は久しぶりの大都市アントファガスタまで行く。
道は砂漠で200キロ以上GSがないというので、ポリタンにたっぷりと予備ガスを入れて出発。走り始めて暫くしてから水を積み忘れた事に気付く。ヤバイ!が、100キロほど行くと最後のGSがあったのでそこで水を補給する。

タバコがない。

チリでマルボロを探してもおいている店が少ない。
タルタルで探したら、「この町にマルボロはない!」と断言されてしまった。おい!ピィリップモリス営業担当!営業が足りないぞ!仕方なく適当なタバコを吸って我慢。

「この先、215キロGSなし」の看板に多少ビビるも前進するしかないのだと腹を括って走る。熱い!チリは不思議な気候だ。海岸線に近づくと曇り空で、風が冷たいが、50キロも内陸に入ると、砂漠で熱風が吹く。どんな格好が一番いいのか悩む。
アントファガスタ100キロ手前から猛烈な向かい風が始まる。久しぶりに燃えてきた!負けねーぞ、こんちくしょー!!

この辺りの砂漠に釈迦の手オブジェがあるというのでキョロキョロと辺りを見ながら走る。
あった!でかーい!近年の芸術家が作ったのもで歴史的価値があるものではないが、面白いものを作ってくれた芸術家に感謝。こんな辺鄙な所にはバックパッカーは来れないだろう。優越感130%ウッシッシ。

激しい向かい風の中、6時半にアントファガスタ到着。でっかい町だ。
情報ノートにあった宿に着く。イマイチだが値段が安いのでOKだ。
今日は朝にバナナ2本食べただけなので、浮いた金で旨いモンを食ってやろう!



- 04 / Mar / 2005 Antofagasta, Chile.

チェーンカバーがガラガラと音を立てるようになったのでチェーンを引く。最近、伸びるのが早まったような気がするが、加速度的に伸びるものなんだろうか?バイクに関する知識は全く無いのが痛い。チェーンに比べ、タイヤは全く変化なし。このままだと無交換で南米が終了しそうな勢いだ。

洗濯しようと宿のばあさんに洗濯場の場所を聞くも「ココは水道代が高いから洗濯はダメだ、洗濯屋に持っていけ!」と言われる。そんなこと言ったって、ここは24万人も住む州都だろ!まあ、一泊4000ペソという安値なので一旦引き下がることにする。ばあさんが居なくなった事を確認してから、シャワーを浴びる振りをしてこっそり数足の靴下をポケットに忍ばせるも、最高のタイミングで物陰からばあさん登場。「お前さん、洗濯する気なんじゃろ、あたしの眼を誤魔化せると思ってんのかい?全てお見通しだよ!」という目でじーっと睨まれるのでスゴスゴと退散する。クソ、鋭いばあさんだ!世界中、何処に言ってもオババの感の鋭さは変わらないような気がする。仕方なく、部屋で使用済み下着の吟味に入る。比較的刺激臭の少ない物を厳選し、明日用に取っておく。経験上、古い洗濯物ほど、乾燥し再利用出来る。幾ら安くたって、下着を洗濯屋に出すのは気が引ける。次に行く予定のサンペドロアタカマでは洗濯機のある宿を探そう。同じ有料でも気分の問題だ。洗濯できないのなら2泊もする必要なかったなぁ。

暇になってしまったので、切れたベルトを修理する。13年位前にヒロから貰った思い出のベルトで初めて海外旅行をした時から使っている年代物だ。アルゼンチンならいい革が手に入るからと新品を買うよういろんな人に薦められたが、この旅行中はこのベルトで通したい。針金とテープで修理。飛行機に乗る際問題になりそうだが、これであと5年はもつだろう。

夕刻腹が減って目が覚めたので向かいの中華料理屋に行く。メニューがスペイン語でよく分からないので、オーナーらしき中国人のおっさんに紙とペンを借りて「我 欲 中華的青菜牛肉炒+白米」と書いて見せる。親父はフンフンと頷きながら厨房のアンちゃんと相談。幾らだと聞くと、合わせて3000ペソだという。安いじゃないか!それじゃ宜しくと席に戻ってビールを飲む。5分もしないうちに中華的青菜牛肉炒」とご飯がやってきた。このスピード、まさに中華的伝統秘技!皿を見ると、レタスと牛肉の炒め物がしっかりと出来ている。一口食うとニンニクが効いて最高に旨い!この旅始まって以来、最高に旨いものを食う。しかも安いので文句なし。メニュー無視のこうした頼み方も悪くないかも。ご飯をお代わりし、今日ばかりはチップをはずむ。金を払い、再び紙とペンを借りる。「驚嘆的美味!謝謝!」と書いて渡し、「ムーチョハオチーあるね!最高よ。再見!」と西中日チャンポンの適当な挨拶をして帰る。オヤジはニコニコしていたので気持ちは通じたようだ。

ビールで気分が良いまま、ネット屋に行く。暫く連絡をとらなかったので皆さんに大分心配されてしまったので、連絡はマメに取ることにする。

気が付けば港町で過ごす金曜の夜なので、試しに夜遊びに出かける。「500mlビール1000ペソ!」と書かれた怪しげな店に入る。ストリップバーだ。店の中央にステージがあり、その周りを囲うように席が設置されている。いつでも逃げ出せるように出口に一番近い席を確保。店を見渡すと太ったオバサンばかりで、この店はやけにウェイトレスが多いなと思っていたら、そのうちの一人がステージに上がる。
おい、マジかよ!と思っているうちにあれよあれよと服を脱いでいく!腕が俺よりも太い!胸より揺れるわき腹がうっとうしい!驚いている俺に向かってニタリと笑う。ひゃ〜!あまりのオゾマシイ光景に瞳孔が開いていくのを感じる。デンジャー!ビールを持ったまま緊急脱出!いやー、あれはヤバ過ぎるだろ!みんなあんな妖怪見て楽しいの?店の前でビールを速攻で飲み干し、入口に空き瓶を置いて急いで宿に戻る。
やはり夜は寝るに限る。



- 05 / Mar / 2005 Antofagasta, Chile.

恐ろしい体験をすると中々寝付けないのか、ベットでぼんやりしていると明け方になってしまった。出発の準備を整えていたが、明け方にウトウトし始めて、12時に町中に鳴り響くサイレンで寝が覚めた。やってしまった!凄すぎる寝坊に呆然とする。
今から出ても、もう遅い。ここで延泊か。朝飯用に取っておいたバナナを食う。

暇なので、ロンプラとSA、歩き方ペルー編を読んでこの先を研究する。
飽きたので、これまでの記録をエクセルで整理する。
ブエノスアイレス出発から今までの移動距離、平均距離、稼動日数等を計算する。
段々面白くなってきたので、調子に乗って「ダメ人間指数」の計算を行う。スタートから今日まで何もせずにゴロゴロしていた日数を計算する。久しぶりに関数を駆使して自動計算表を作り上げた結果、「ダメ人間指数34.6%」という結果が出た。
まあ、悪くなんじゃない?と思いながらこんな表を作成している時点でダメ人間なのは確実な気配...。


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