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- 27 / jun / 2005 William Lake, Canada.

朝起きるとまだ雨が降っている。テントもしおれている。中も湿気でびっしょりだ。外が大分寒いので呼吸等の湿気が冷えてテント内に篭ってしまう。オヤジ愛用のゴアテントがあれば良かったなぁ。

雨の中の撤収作業、出発準備は非常に気が重い。全てが濡れて、コルデーロに積み込む重量はいつもの1.2倍位になる。次にココで過す人のためにサイトを綺麗にして去る。
『発つ鳥後を濁さず』

出発してから雨が次第に酷くなり、土砂降りになる。あり得ない事にレインパンツの股の辺りからジワーッと水が染み込んできた。高いレインウェアなのになんで防水が切れんだよ!男の勲章を冷やされるともう、寒くてどうにもならない。4時間程根性で走るが、目標のプリンス・ジョージまで230キロほど残し、ウィリアム・レイクで寒さに負ける。

ガチガチと震えながら、町の入口で地図を見て宿を探していると、サービスエリアの清掃をしていた若いニーチャンが、「可愛そうに、びしょ濡れじゃないか。後2キロ程走れば町があるから温かいシャワーでも浴びてゆっくりしなよ」と言ってくれる。

今日はもう止めた!
町外れのモーテルに入る。「一泊?」と聞かれて、「晴れるまでだ!」と答え不貞寝する。

8時頃目が覚めるとすっかり晴れ上がっていて、とても悔しい。折角屋根のある暖かい部屋なのでびしょ濡れのテントを広げて乾かす。テント以外にも濡れたものを全て干す。何だかアウトドアショップみたいだ。
今回の旅で、目指した目標を断念したのは、今日が初めてだ。
腹の底から悔しさが沸き起こる。
明日は絶対リベンジしてやる!


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