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- 19 / jun / 2005 Shasta Lake, United States.
6時頃、自力で目を覚ます。去り難い誘惑と戦いながら荷物を纏める。
モモさんからバナナや麦茶パックの餞別を貰い、メットとコルデーロ号にメッセージを貰い出発。
いきなりインターステートに乗るのはやばいので隣町のピッツバーグまでローカルな道を走る。走っているとシュルシュルとエンジン付近から異音がする。停まって調べるとエアホースの留め金が無くなっている。何てこったい、出発前にキチンと調べておけばよかっ
た。とりあえず針金で締めて直す。再び走り出すも、妙に排気音がウルサイ。また停まって見てみると今度はマフラーガードの溶接が割れている。今日は日曜日だし溶接工場を探すのも面倒なのでこれも針金で応急処置。
80キロオーバーの爆走でバイクも痛んできた。でももうすぐアラスカなのだ。頑張れコル
デーロ!I-5に乗り、追い風に背中を押されるようにガンガン走る。途中のサービスエリアで頂いたバナナを食っていると、一人のオッサンが話し掛けてきた。「こいつで旅してんのかい?いやー凄いねー!何、アルゼンチンから?ひゃ〜!」と驚いている。壊れたりしてないかい?と聞くので今日マフラーが割れているのを見つけたと言うと、ポートランドで友達が溶接工場をしているので良かったら行ってごらんと住所を貰う。有り難いが、残念ながらポートランドに行く予定は無い。サンドイッチをご馳走になる。おまけにオレゴンとワシントンの地図まで貰う。今日は人から貰ったモンばっかり食ってるなぁ。
ガンガン北上し、シャスタレイクという湖近くでキャンプ場を探す。キャンプ場はたくさんあったが、何処も満杯でテントが張れない。
近くの休憩所にバイクを停め、掲示板で他のキャンプ場を探す。バイクに戻ると、チャーターされた黄色いスクールバス2台が隣りに止まっていてに高校生がコルデーロ号に群
がっている。「何処から来たの?」と聞かれるので「アルゼンチンからアラスカ目指して走ってる」と答える。どよめきが起きるが、キャンプ場が見つからないので悦に浸って小鼻を膨らませる精神的余裕が無い。
「サマーキャンプか?」と聞くとそうだと言う。サマーキャンプって恋が芽生えたり、結構ドラマチックなんだろうなぁ。中高男子校で過し、泥だらけになってグランドを駆けずり回っていた俺の青春にはそんなドラマはなかったなぁ。と昔の自分と比較してしまう。
インターステートを行ったり来たり結局100キロ近く走って漸くキャンプ場を見つける。18ドルでシャワー付。最高のキャンプ場だ。フロントのアンちゃんが「何処でも空いてる所に
テント張りなよ。それにしても、こんなバイクで旅してんなんてクールだぜ!あっ、そうだ、マリファナ吸う?」とまた頂き物をしてしまいそうになったが、テント張った後でね。と大人の断り方をする。テントを張って早速、薪拾いをする。バーナーで調理した方がきっと早いが、やはり焚き火で調理するほうが楽しい。少々しけった薪だが、俺様の手に掛かればわけは無い。
米を洗って今日は『ラーメン&ライス』にする。少々焦げたがおこげも旨い!一服(タバコ)をしてニューアイテムのエアマットを膨らまし寝床の準備ができた所で一風呂浴びようと洗面道具を探すが、ない!何処を探してもない!しまった!モモさんの所に置いてきてしまったようだ。今日は400キロ以上も走ってしまったし、取りに戻るのも悩む。殆どのものは買い足せるがこっちで入手困難なのはやはり『垢すり』。
がっかりして不貞寝する。
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