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- 14 / jun / 2005 Walnut Creek, United States.
11時のチェックアウトギリギリに宿を出る。
モさんの家に行って見るが同じ住所にドアが4つある。仕方が無いので近くのコンビニから電話してみる。今はサンフランシスコでミーティング中だそうだ。夕方また連絡してくれと言うので近くのディアブロ山に登ってみる。
煙と何とかは高い所が好きなのだ。サンフランシスコ湾とかまで見えるかなと期待したが、やはり大都会。スモッグに阻まれ遠くまでは見渡す事が出来なかった。町に戻り、駐車場にコルデーロ号を停め、散策する。綺麗な町だ。ドブ臭い猥雑とした中南米の町に慣れてしまった俺にはどんな店のショウウィンドウも楽しく見える。キャンプ道具を売っている店を見る。欲しいものが全て揃う。明日買い物をする事にしよう。
まだ時間があるので映画館に行く。スターウォーズを見る。何となく予想どうりの展開で随分長いチャンバラを見させられた感じでちょっと残念だった。夕方になったので再び電話してみる。家に帰ってきているというので伺う。ダグさんとモモさんに暖かく迎えられ夕飯をご馳走になり至福の時を過す。
- 15 / jun / 2005 Walnut Creek, United States.
モモさんに起こされ、コーヒーをご馳走になる。
ダグさんは7時半頃に出勤していった。出掛けの『チュッ!』がアメリカっぽくて素敵だ!パソコンとPCを持ってモモさんと一緒にオフィスへ向かう。
ウォルナットクリークから電車に乗ってエンバカデロ駅で乗り換える。終点がモモさんのオフィスだ。出勤前に近くのスーパーで朝食用のドーナツと牛乳を買うのがまたまたアメリカっぽくて素敵だ!
オフィスへお邪魔するもネットワークが繋がらず、モモさん切れまくり。当然俺のPCも繋がらないので「日記書いてるので、問題ないっすよ!」と言いながら「いいぞ!モモさん、もっと怒れ!」と思う。同僚のイアンさんが一所懸命ネットワークを繋げようと頑張ってくれるのが申し訳ない。日本人スタッフのタカヒロさんが登場してサクっとネットワークが繋がった。
久しぶりにネットに繋がったので、一心不乱に溜まったメールの返事を書く。結局一日中オフィスに居候する。夕方タイヤの事を思い出し、ネットで調べるがイマイチ要領を得ない。オフィスで相談すると、タカヒロさんが調べて電話までしてくれた。一本だけあると言うので、地下鉄に乗って向かうも、7時でレジを閉めてしまったので、明日来い!と言われる。融通の聞かねー店だ!と思うが、こうしたシステマチックな所がアメリカを豊かにしているのだろう。
ウォルナットクリークに戻り、町のレストランでダグさんと3人でご飯を食べる。
- 16 / jun / 2005 Walnut Creek, United States.
再びモモさんに叩き起され、一緒に出かける。モモさんはオフィスに向かうが、そのまま電車に乗り、昨日のバイク屋に行く。
買ったタイヤを担ぎながらダウンタウンを歩いてみる。ナイキタウンに行って見たが良い靴が無いので諦める。ノースフェースに行って防水スプレーを探すが無い。そのままブラブラ歩くとPCショップを見つけたのでワイヤレスアダプターを見てみる。繋がるのかどうか判らんが、50ドルで買ってみる。これが使えたら最高だ。
オフィスに戻り、テキーラを送るため近くの郵便局に行ってみるが、全然見当たらず、人に教えられるがまま雨の中を歩くと結局エンバカデロ駅近くまで来てしまった。最後にスペイン語をしか話せない人に遭い、スペイン語で郵便局を尋ねると、サクッと行き着くことが出来た。やっとの思いで郵便局に入るも、アルコールは郵便局では送れないと、一瞬で断られる。何だよ!こんなに苦労してココまで来たのに!
仕方が無いので梱包用の段ボールだけ買ってオフィスに戻る。
オフィスで話すとタカヒロさんが「あ、郵便局じゃ送れないよ。」という。なーんだ、先に聞けばよかった。明日、民間業者を当たってみよう。
家に帰ると、モモさんがトンカツを作ってくれた。うっひょ〜!うめー!ガッツリご飯も御替りさせてもらって大満足!
ご馳走様でした!
- 17 / jun / 2005 Walnut Creek, United States.
天気が良いので先にアルカトラズに行く。行きがけにモモさんからお昼用にトンカツ弁当を頂く。今日の携帯品で最重要アイテムである。
エンバカデロ駅からFラインに乗って船着場を目指す。
12時半出発の船が一席だけ空いているという。超ラッキーである。
暫く近くをぶらつく。観光客のいる所には必ず物乞いがいる。薄汚い格好をしているが、裏道で駐車場に停めてある車に同じように汚い格好した男が乗り込むのを目撃してしまった。こいつら噂に聞くプロの物乞いに違いない。昔NYで聞いた話だが、一軒家に住み、車を二台も所有しながら職業として『物乞い』をしている人がいるらしい。人の善意に胡座をかくような奴は地獄に行ってしまえ!
時間になったので、船に乗り込む。コルデーロ号では走れないゴールデンゲートブリッジを眺める。走ってみたかったなぁ。ちょっとだけコルデーロ号を恨む。
いよいよ監獄島アルカトラズに到着。ココを舞台にした映画は数多いが、やはり『THE ROCK』が最近では名作でしょう。島に着くとおっさんが大声で話をしている。ボランティア
でこの島の説明をしているらしい。『ボランティアで』というのがまた、アメリカの豊かさを象徴している。そんなもん、普通、銭もらわんとやってられまへんがな。オッサンの話を聞きながらやや離れた所にあるベンチで最重要アイテムの『トンカツ弁当』を開封する。有り難い事にキャベツまで入ってる。ありがたや、ありがたや、と美味しく頂いていると何やら視線を感じる。ふと目の前を見ると異常に目つきの鋭いカモメが一羽、超至近距離で俺様の大事なトンカツを狙っていやがる。この弁当はな、貴様にはもったいなさ過ぎるぞ、このカモメふぜいが!と一蹴するも、クチバシを武器ににじり寄ってくるので、こっちも箸で応戦する。弁当を抱きかかえるようにしながら、近寄るカモメ相手に箸を振り回す。緊張感のある昼飯を漸く食い終わる。ざまあ見やがれ、完食してやったぜ!とカモメに最大の優越感を感じていると、何やら再び違い方向からの視線。ふっと海に目をやると、帰りの船にのった乗客がじっと俺とカモメの戦いを固唾を飲んで見守っていたようであった。手を振る乗客に箸を振って答える。俺の生き様、見届けてくれたかい?
腹も満たされたので、いよいよ観光である。俺のヒアリングが正確なら、オッサンの話しでは、この辺りの海は水温が冷たく、流れが強いので泳いで岸に辿り着くのは不可能なのだそうだ。囚人が海に飛び込んでも、看守は見ているだけだそうだ。岸まで辿りつけば放免されるなんてアメリカっぽくて素敵だ。監房を見てみる。意外とスペースがあるように思う。南米ではココよりもっと酷い宿に、金を払って泊まった経験がある。
アメリカって素敵だ。
たっぷりとアルカトラズを堪能した後、オフィスへ戻る。フェデックスでもUPSでもアルコールが送れないらしいので取り合えずテキーラはももさんに預けておく事にする。いい加減これ以上運んでいられない。テキーラに一旦のケリを着けて、事務所近くにあったREIに行ってキャンプ用品を買い込む。エアマットにインナーシェラフ、バーナーを買う。これで明日から毎日山でも生活できる。
買い物が終るとモモさんから電話があった。そう、モモさんから携帯電話をお借りしているのだ。文明の利器。アメリカでは車と携帯が無いと猿以下の生活しか出来ない。
社長のトムさんが、イズさんという元スタッフの人の転職祝いと俺の歓迎をしてくれるらしい。腹いっぱい寿司をご馳走になった。さすが社長!お金の使い方を心得ていますな!頑張れ#10!(会社名)。
途中、ダグさんも合流し、車で家まで乗せていってもらう。ほろ酔いで車に乗せてもらい家まで帰れるなんて、なんて素敵なんでしょう!感動もピークに達した所で、人に甘えてばかり居てはダメだ!と、明後日出発する事を決意する。
- 18 / jun / 2005 Walnut Creek, United States.
朝起きてタイヤ交換をする。作業をしながら、再出発に向けてモチベーションを高める。
日本語で話が出来て、夕飯までご馳走になりながら暖かい布団で寝れる幸せはこの先もう多分無いだろう。しかし、皆がこうして応援してくれるからこそ俺は旅を続けることが出来るのだ。応援には答えなければ。モモさん、ダグさんに何かお返しがしたいが、俺には何も出来ない。アラスカからお礼の手紙を書く事にしよう。
それがきっと一番いい筈。多分・・・。
二人が出かけた後、スーパーに買い物に行く。これからはキャンプが主体になるので米を始め食材をたっぷり買い込む。キャンプの楽しみは食事だ。旨いものを食って元気にアラスカまで走りたいと思う。家に戻ると二人が帰ってきていた。BBQを食いに行く。
最高に旨い肉を食う。気合十分。明日、出発だ!
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