|
|
|
- 12 / jun / 2005 Yosemite, United States.
明け方、日が差して漸くテントの中が暖かくなってから、少し寝ることが出来た。厳しい一夜だった。この辺りで暫く過そうと思っていたが、まだ寒すぎるようだ。
10頃荷物を纏めてヨセミテ公園を目指して坂道を登る。辺りは残雪が残り、スキーやスノーボードを積んだ車が俺を抜いていく。中にはスノーモービルを積んだトレーラーを牽引していくトラックもある。グングン高度を上げると道が封鎖されている。くぅ〜、まだオープンしてねーのか!
仕方なく写真だけとってきた道を戻る。地図を見ると、もう少し395号線を北上するとヨセミテを迂回する108号線がある。ここも封鎖されていると大変だな、と思いながらも行ってみる。一昨日はクソ暑いデスバレー、凍てつくようなヨセミテ、同じ州のすぐ近くに、これ程違う環境があるアメリカはやはり凄い。
暫く走ると108号線の分岐に着く。道路は閉鎖されていないようだ。108号線に入ると途端に急な山道になる。1速を使いながらグリグリと登る。下ってくるライダーが「頑張れー!
気合だ〜!」とジェスチャーで励ましてくれる。ガンガンと高度を上げると9500フィートの山頂に辿り着いた。フーっと一息つく。
ボードやスキーを担いで雪の斜面を登る人が多い。
ココは春スキーのメッカのようだ。こんな所で夏用品でキャンプした俺がバカだったようだ。一休みしてから下り坂に入る。下りも急傾斜、急カーブの連続でまるでジェットコースターに乗っているようだ。峠好きにはたまらないだろう。
小一時間下ると鬱蒼と木の茂る森になった。日差しが暖かい。今日は暖かい所で寝たいと先に進む。オークダリーと言う町まで入った。道沿いにはモーテルもあるが、今日モーテルに泊まると、自然に負けてモーテルに逃げ込んだような気がするのでもう一度キャンプする。地図を見ると近くにウッドワードという湖がある。ここならキャンプ場もあるだろうと走ると、やはりキャンプ場があった。17ドルを入口で払い、サイトを探す。日曜日で皆、帰っていく車ばかりだ。良い眺めのサイトに落ち着きテントを張る。
一服した後、食い物が無いので再びオークダイルという町まで戻る。コンビニで買い物をして戻ると、隣りのサイトにRVを停めているおじさんが話し掛けてきた。旅の話をするとひどく感心していた。「ビール飲むか?お湯が必要ならいつでも言ってな。明日は孫を学校に送り出してからまた戻ってくるから。朝はコーヒー入れるからおいで。」と、とても優しくしてくれる。また一人素敵な人に出会った。
|
|