|


|
|
- 16 / jul / 2005 Fairbanks, Alaska.
やっぱり疲れているようで、起きたら9時半だった。今日もいい天気だ、何とかフェアバンクスまでいい天気のまま続いて欲しいものだ。重い体を引きずって荷物を纏める。手持ちの食い物を確認する。バナナ2本とオレンジ1個、後は崩れたドーナツ1個と水が少々。腹持ちしなさそうなモノばかりだが、今夜はお祝いに豪勢に最上級ステーキを食う!と腹に言い聞かせて11時に出発。
まずはアークティックサークルのモニュメントまで走る。ああ、北極圏もこれで最後か、この道を走ることももう無いのかぁ、何となく寂しい思いが込上げる。
1時過ぎにモニュメントに着く。持ってる食い物を全て食って昼飯にする。後は水が250cc位しか残ってない。何とかなるさ、さらば!北極圏よ。
コールドフットから南は更に道の状態が良く、所々舗装もあり、60キロ平均でガンガン走る。近年これほどダートを攻めるカブは俺の相棒コルデーロ号しかねー筈だ。
歴史に名を刻め!コルデーロ号!
ユーコン川に掛かる長い橋を超えた辺りで、空にドンヨリとした暗雲が出てきた。前方にドカン!ドカン!と雷が落ちている。やはり、雷だけは怖い。が、縦断達成の祝砲だと思って割り切る。
気が付けばダートの下りをズルズルと滑りながら70キロで爆走している自分がいる。最後に事故ったらどうすんだ?調子に乗るな、俺!自重気味に下り坂を降りると、舗装路に出た。フーっと大きく息を吐く。これまで呼吸を忘れていたかのように。
お、終った。ダルトンハイウェイを走りきった!俺はやったぞ!
ジャンクションで一服する。ドロドロになったコルデーロ号、出発前に交換したタイヤはもう、坊主寸前だ。ココからはフェアバンクスまで舗装路100キロを残すだけ。安堵感が身を包む。
空も明るくなってきた。パタパタと走り、フェアバンクスに着く。宿に戻る前にスーパーに寄る。一番高いステーキ肉を買って宿に戻る。ジョーとアンドリューが「おめでとう!」と迎えてくれた。宿にはNYで社会学を教えていると言う日本人先生に出会う。彼は1100ccのBMWでNYから走ってきたらしい。軽く話をしてシャワーを浴びてから飯を食う。
感慨深い夕食となった。
- 17 / jul / 2005 Fairbanks, Alaska.
一日中、ウトウトとしながら日記を書く。ジワリジワリと沸いてくる感動と心地良い疲労感にどっぷりと浸かる一日。
- 18 / jul / 2005 Fairbanks, Alaska.
タイヤをローテーションしなくては。と思いながらも、グーグーと一日中寝る。
夕方、エイヤッ!と起きて作業をする。空がゴロゴロと鳴り出したので慌てて仕上げの洗車をする。泥さえこそげ落とせば、後は雨が洗い流してくれるだろう。
- 19 / jul / 2005 Fairbanks, Alaska.
ボチボチ元気になってきたので、アラスカ記念のステッカーを探しに町に行くも、「町は何処だ!」と叫びたくなる位ショボイダウンタウンだ。
気に入るものがなかった。
そろそろ動くか。
- 20 / jul / 2005 Fairbanks, Alaska.
昨日、四十男の18歳の少女との恋愛話を薄着で聞いていたせいか、ちょっと風邪っぽい。気が緩んでいる証拠だ。外は快晴なのに一日寝る。
|
|