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- 12 / Apr / 2005 Ambato - Quito, Equator, Ecuador.
6時半に起きる。外を見ると久しぶりに青空が見える。南米ラストランには最高の天気だ。飯を食って8時に出る。アンバートの町まで約40キロ戻る。一旦街中に入り郊外でガソリンを入れる。いい天気だ。このまま天気が続くなら今日中キトの先、赤道まで行ける。
アンバートからキトまでの道も良く整備された2車線の高速道路。再び通行料20セントを払い、軽快に走る。しかし高度のせいか、登りではやはり速度が出ない。まあ、良い。晴れ渡ったエクアドルの風景は本当に美しい。山の斜面を利用した畑が一面に広がり、まるでパッチワークの中を走っているようだ。無理せず雨を避けて走れば、道に突如現れる大きく深い穴ぼこを除いて、きっと気分の良いツーリングになったに違いない。
1時半頃に、キトの町に着く。道の先には強盗が多発するので有名なパネシージョの丘らしき小さな山が見える。左右の山の斜面にはびっしりと家々が建ち並び、町の大きさを感じる。時間もまだ早いし、何処をどう走っているのか、正確には把握できていないので、先ずは空港の先にある赤道記念碑に向かう。南半球を走るのももう後わずかだ、と思うと感慨深いものがある。空港を過ぎて20キロちょっと走る。まだかぁ〜?とふっと左手を見ると頂部に大きな球を乗せた記念碑があった。
うっかり北半球まで行ってしまったので、引き返す。
駐車場にコルデーロ号を停め、入場料を払い、記念碑に近づく。
じわぁーっと感動が起きてきて、鳥肌が立つ。一歩、一歩、赤道の上を歩く。
土産物屋から何故か喜太郎のオカリナが流れている。くっそう、ニクイ演出しやがって!感動が眉間に集中して涙腺崩壊。鼻水決壊。「はぁわわわ〜」と声にならない声で泣く。記念碑の前で号泣してしまう。
「着いたぞぅ〜!俺はやったぞ〜!」周りの観光客の目も憚らず、泣きながら雄叫びを上げる。観光客が「何処から着た?」と聞くので「ウシュアイア」と答えると感嘆に続き、拍手が起きた。
タバコを吸う。泣きながら吸うタバコも美味い。格別の一服。
観光客にお決まりの赤道を跨ぐ写真を撮ってもらい、記念碑を後にする。
クスコであった日本人に教えてもらった新市街の宿に向かう。
途中、オイル屋でオイル交換する。
気持ちを切り替えて中米入りの準備だ。暫く迷って宿に着く。
ブエノスアイレスを出て 94日。
走行距離 14,118キロ。
南半球を走リ終える。
明日からは中米に渡る準備が始まる。
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