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- 08 / Apr / 2005 Loja - Cuenca, Ecuador.
朝起きると雨が降っている。雨の中、出発するのは気が重い。体の節々も痛む。しかし、エクアドルが4月雨季になるのは承知の上、山の天気は変わりやすい。好天ばかりは望めないのでマウンテンジャケット上下を着込んで9時に出発。
登り続ける坂道もなければ、永遠に降り続く雨もないに違いない。
町を出て直ぐに上り坂が始まる。登りは殆ど2速で走る。道には沢山穴があるので慎重に避けながら走る。グングンと高度を上げるとやがて雲の上に出て快晴になった。びしょ濡れになったジャケットも乾き始める。途中、所々舗装が切れて凸凹のダートとなる。道が狭い上、石が多く、直ぐ脇には深い谷があるので、細心の注意を払って慎重に進む。時計を見ると3時間で80キロしか進んでいない。
1時頃、小さな村で飯を食う。再び鶏を食う。毎日殆ど主食のようにチキンを食う。この国では、チキンとバナナしか食えないと覚悟していたので、別に何とも思わない。鶏肉が苦手な人には辛い旅となることだろう。
4時頃、クエンカの町まであと30キロというところで再び強い雨が降ってきた。
ここまでくれば焦ることは無い。慎重に町に入る。交通量が多く、バスが左から捲くってきて直前で停まるので危うくぶつかりそうになった。頭にきたので、バスを思いっきり蹴飛ばす。運ちゃんと睨み合いが続く。文句があるなら降りて来い!運ちゃんはブツブツ言いながら、必要以上にエンジンを吹かして走っていった。
セントロに入る。目印のカテドラルに続く道を白バイが通路を閉鎖しているので、行っても良いか?とジェスチャーすると暫く時計を見てから「行きたければどうぞ」と身振りするので、なんだろうと思いながらもそのまま進む。と、なんだか目が異常に痛い!鼻もツーんとする。ヤバイ!これは催涙ガスか!道の先で覆面をした人々の姿が見えたので慌てて引き返す。なんかのデモか?くっそぅ〜!涙が止まらな〜い!再び泣きべそをかきながら、迂回路を適当に走る。
石畳で走りにくいが、手頃な値段の宿を見つけ、ロビーのテレビを見る。スペイン語なので何だか良く判らないが、どっかの町でも大規模なデモをやっているようだ。道に迷って山間の田舎道を走ってきたが、幸運だったのかも知れない。エクアドル、サクッと抜けるつもりだったが、結構ハードだ。
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