ピンポイント映画館
インナースペース

「ミクロの決死圏」をご存知だろうか?

この映画はそれとほとんど違いが無い。人間を乗り物に乗せて小さくし、人間の中に入れてしまうのだ。
といっても、当初の計画ではウサギの中に入れる予定であったのだが、いろいろアクシデントがあって人間の中に入ってしまうというだけなのであるが。

と言うことで、主人公となるのは2人。小さくされる人間Aとそれを入れられる人間Bである。

しかしこのテクノロジー、使いようによってはすごいことになると言うわけでBはさらわれてしまう。
その場の成り行きで冷凍車に乗せられて。

しかし、それを助けてくれる人物Cがいた(人間関係は忘れたが)。そして、そのCはこう言うのだ。
「こっちに飛び移れ!」

この映画において数少ないアクションシーンなのだが、気の小さいAはもちろん飛べるわけが無い。
それを聞いていたB(ひどい話だが、Aの目と耳にカメラやらマイクやらスピーカーやら無断でつけてコミュニケーションしている。その上、後から回収されないのだ!)が、説得をする。

A「なぁ、Bよ。こんな寒いところで死にたくはないだろう?」
B「誰だってそうだよ」
A「じゃあ、飛び移れよ」
B「できっこないよ」
A「大丈夫、俺がついてる」
B(おまえがいなけりゃこんな事にはならなかったよ!)
A「勇気出せよ」
B「無理だってば」
A「お前ならできるよ」
B(その根拠は何だ?)
A「でも、飛ばなきゃ殺されるかもよ」

いいかげんな記憶で書いているが、おおむねこんな感じである。
こんな説得をする方もする方だが、これで説得される方もされる方。結局Bは飛び移る決意をするのだ。

ここで、Aの応援が入るのだ。

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