El Cajon Peruano

 

 ペルーの海岸部の庶民にとってはなくてはならない音楽、
           クリオーヤ音楽、アフロペルアノ。

これらを演奏するのに欠かせないのが、ギター、そしてカホンです。
ギターとカホンが揃えば、もうフィエスタの始まりです!。
重厚な低音と、歯切れよい高音から生み出される、小気味よいリズム。
カホンがあれば、老いも若きも踊りだす。。。
カホンがペルーの海岸部の音楽の真髄担っているといっても過言ではありません。

カホン・・・スペイン語で「木の箱」を意味します。
見た目もその名のとおり、単なる木の箱にみえるカホンですが、
想像以上に豊かな音色を放つ、まさに魔法の箱です。
木が本来有する音を響かせる能力を最大限に引き出し、 かつ独特な響きを生み出すよう、ペルー庶民の歴史のなかで発展してきました。
カホンはペルーからスペインに渡り、フラメンコで使われるようになると、響き線が加わり、また違った楽器として発展しました。そして現在日本では、更に工夫が加えられ、ストリート音楽の中でドラム代わりとして重要な地位を獲得しつつあります。

カホンの原点である、木そのものの響きにこだわった、ペルーのカホン。
フラメンコスタイルのカホンに親しまれている方々にとっては、その異なる深みのある素朴な音色に驚きを感じ、まったく別の楽器として受けとめられることと思います。
そんな、とても魅力的な楽器ですが、残念ながら日本ではなかなか手に入りません。

ペルーカホンをオーダーメイドで製作するのが。。。
工房ライツです。


工房ライツ


 
マリネラは、 踊りがとても華麗なペルーを代表する音楽。
これはマリネラが始まる前の典型的は掛け声です。

Cajita


小箱の形をしたペルーの珍しい打楽器「カヒータ」
その名のとおり、木の小箱です。
ペルーのアフロ音楽にはなくてはならない楽器です。
踊りながら叩けば、パフォーマンス度アップ。
首から提げて、木のスティックで叩きます。

上部のふたを開け閉めすれば。。。。パカッ、パカッ ♪♪♪
前面を叩けば。。。。。。。。。。。コン、コン ♪♪♪
側面を叩けば 。。。。。。。。。。 コツ、コツ ♪♪♪
角を叩けば。。。。。。。。。。。。カッ、カッ ♪♪♪

叩く場所により音が変わります。
蓋の部分の開け閉めの音と、叩く場所を変えることで打ち鳴らされる様々な音色を組み合わせることで、複雑なリズムが生まれます。

カホンと組み合わせることでリズムの複雑さはさらに増し、アフロ度満点なノリが編み出されます。

ペルーの黒人打楽器の中でも群を抜いて古い、歴史ある打楽器です。
また、ペルー以外の地域では使われない珍しい打楽器です。

クラベスでは物足りない、何か変わった打楽器を叩いてみたい。
踊りながらリズムを打ち出して、パフォーマンス度を上げたい。。。

そんな方におすすめです。

この楽器も、工房ライツにて製作しております。
こんな珍しい愉快な楽器、叩いてみたくなりませんか??。




悪魔の踊りの音楽で カヒータが使われている
ペルーの古い 水彩画(19世紀)
工房ライツ
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「工房ライツ」 木工職人 : TERUWO 
  〜木と音楽をよく知る職人〜

声楽家の母とピアニストの父の間に生まれ、幼少より音楽に親しむ。
大学では建築工学を学び、卒業後は木工へと転向、その後
木工職人として独立。
「工房ライツ」を立ち上げ、注文家具や楽器の製作に携わる。
その傍ら、音楽活動も精力的に行っており、時にライブハウスでギターを弾きながら
美声を響かせている。


響き線もつけられます。 お問い合わせは、こちらまで。

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