紹興酒の造り方
1.原材料(もち米など)を、鑒湖の水に約10日間浸漬します。
2.吸水した米を、蒸し煮にします。
3.麦を砕いて水で練り固め、カビ(クモノスカビ)を増殖させて
乾燥させ、曲(麹)を作ります。
4.2に、砕いた曲、鑒湖の水を加えて仕込むと
糖化(デンプン→糖)と発酵(糖→アルコール)が起こります。
最初の10日間ほどは、発酵が活発に進み(前発酵)
その後2ヶ月ほどは、穏やかに発酵が進みます(後発酵)。
5.発酵が完了したものを圧搾し、酒を絞ります。
6.若い酒を殺菌したカメに封入し、カメの口を石膏で固め、
3年以上熟成させます。昔からの風習い、女児が産まれたときに
紹興酒を仕込み、嫁入りのときに初めて開封し、祝い酒として飲む、
というものがあります。
7.熟成した酒を、瓶に詰めます。
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