ワイン瓦VIN
思いっきりベタなネーミングですみません(笑)。
 
葡萄の郷山梨に住んでいるものとして、ワインについての情報が入りやすい立場を無駄にしてはならないと思い立ち、日々の山梨ワイン情報を提供してゆきたいと思います。なお、→以降は管理人の感想です。


2006.10.18 ワインカレンダー

ぱらぱらとこのブログで紹介してきました各種催し物ですが、1箇所にまとめたほうがわかりやすいし、来年度の参考にもなるので、ワインカレンダーとして新設しました。

ブログについているようなカレンダーをつけようかと画策しているのですが、ちょっとテクがいりそうなので(笑)、それはおいおい。

ひとまとめにしてみると秋本番という感じですね。最後に甲州カベルネの仕込みを終えて、新酒ワイン祭りや試飲会が始まるというサイクルがよくわかりました。

今年はここ数日すっきりとした天候で収穫日和ですね。2006年ヴィンテージは雨が多かったシーズンという印象でどこも摘粒とか苦労されたのではと推察します。少しでもいいワインができることをお祈りしたいです。
2006.10.6   1.5倍うまい
あのハプスブルク家のご用達=ロブマイヤーグラス。

130倍という猛烈な倍率を勝ち抜き、当分福引関係はあたらないと言われている某プレゼント企画の賞品はバレリーナシリーズのシャンパーニュグラスであった。

我が家で泡物をいただくときは10年前に結婚式の引き出物でいただいたペアのフルートタイプのグラスを使っている。脚の部分が青く、グラス本体にはオリエンタルと英語で書いてあるもの。そのグラスをたぶん一緒にその結婚式に出席した誰よりも使っている自負がある(しかも10年使って割れていないのがすごい)。
ということで我が家にもシャンパン用にグラスがあったのであるが、今回、本格的なシャンパーニュグラスをいただいたので使ってみた。

飲んだのはミクルスキのクレマン、いつも若干の酸味のせいか尖り気味の味わいであったのだが、ロブマイヤーでいただいたところ、まろやかでクリーミーな味わいに変化。他のブルゴーニュワインなんかでもロブマイヤーで飲むとイメージが変わるという経験をしていたのであるが、いやはや1・5倍うまくなる。恐るべしグラスマジック。

ただし、かなり背が高く、酔ったはずみに倒してしまうのではないかという怖さが若干(笑)。体育館の裏に呼び出されぼこぼこに・・・といった話が頭をかすめたりもする(笑)。

このグラスも10年以上もってもらいたいものである。嫁さん用に1客買おうかな。Nさん。ありがとう。
2006-10-13 新酒ワインまつり
第20回 新酒ワインまつり

日時:11月3日(文化の日)
   10:00受付開始・セレモニー
   10:30試飲・販売
   11:00ミニコンサート(スウィング・プロジェクト)
   15:00閉会
会場:甲州市勝沼ぶどうの丘噴水広場
参加費:お一人様1,000(おつまみ・勝沼ワイングラス付)
参加申込:直接会場にて
協賛・問い合わせ先:甲州市勝沼ぶどうの丘(Tel 0553-44-2111)
後援:甲州市・JAフルーツ山梨・(社)日本ソムリエ協会
主催:勝沼ワイナリーズクラブ http://www.katsunuma.net/kwc




試飲商談会
 2006-10-12
これはプロ向けでしょうか。特に限定はないようですから、とりあえず申し込んでみるという手もありますね。
昔ヴィネクスポの東京会場で、酒屋さんの名刺をもらって侵入したことがありました(笑)。商談もしてしまったりして・・。その酒屋さんに資料が来たという話も聞かなかったので、まあ受け流してくれたんでしょう。どれくらいと言われ「3ケース」と答えたような記憶が・・・(汗)。

山梨県産ワイン・試飲商談会[甲府会場・無料]
 ◆日時: 2006年11月29日(水) PM1:30〜PM5:00
 ◆場所: 湯村常盤ホテル
 ◆募集人員:150名
 ◆申込方法:住所、氏名(ふりがな)、電話番号、所属をご記入の上FAXで下記宛へ(11/24迄) 山梨県ワイン酒造組合 FAX 055-233-7394
 ■内容: 山梨県内ワイナリー22社、山梨県産ぶどう100%を原料としたワインの出展、ワイナリーごとのブースでの説明ならびに商談に対応いたします。

[東京会場]
 12月7日(木)PM1:30〜PM5:00 センチュリーハイアット東京、募集人員350名


あの甲州種ワインのお供(?)といわれる枯露柿造り体験
が甲州市主催で行われる。場所は甘草屋敷で。

某ロブマイヤープレゼント企画の当選者、「狭き門1名の厳正なる抽選」に、山梨県在住のT様が当選とな。もしかして俺様のことだったりして。ほかにも黒猫マダムや某Kワイナリーのご夫妻もいらっしゃるしなあ。
直接聞くのが怖いので(笑い)、ここに書いとこ。

メルシャンさんのメルマガからそのまま引用です。

シャトー・メルシャン ハーベスト・フェスティバル始まりました!
 〜メルシャン勝沼ワイナリーにて 10/29まで〜(山梨県・勝沼町)
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9月30日より「シャトー・メルシャン ハーベスト・フェスティバル」
が始まりました。
9月30日(土)、10月1日(日)には、たくさんのお客様にご来場頂き、
ぶどう踏み体験などのイベントや、フェステイバル限定ワインセミナー、
ワインと料理などを楽しんでいただきました。

またスペシャルイベントとして、10月7日(土)13:30と14:30(予定)
の2回、「工藤慎太郎スペシャルライブ」を開催します。

この後10月29日(日)までの毎週土日と祝日の9日間開催しています。
心行くまで本格日本ワイン「シャトー・メルシャン」をお楽しみください。
皆様のご来場をスタッフ一同お待ちしています。

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 『シャトー・メルシャン 春のフェスティバル2006』
 ■開催日時 9月30日(土)〜10月29日(日)の土・日・祝日
 ■開催時間 10:00〜16:00
 ■会場    メルシャン勝沼ワイナリー
 ↓詳しくはこちらから↓
 http://www.chateaumercian.com/cm/news/festa2006/index.html
 ※〔工藤慎太郎さん オフィシャルサイト〕
  → http://shintaro.mirion.co.jp/
 いよいよ10月1日、「第53回甲州かつぬまぶどうまつり」(甲州市・勝沼ぶどうまつり実行委主催)が、勝沼中央公園広場を会場に開かれる。

 同市誕生1周年記念としても開かれ、収穫感謝祭(午前9時45分〜10時半)
@試飲用グラス(500円)を購入すれば勝沼のワイナリー24社のワインが自由 に飲めるワイン市場(午前10時〜午後5時)
Aワインやブドウジュースの無料試飲(同)
B甲州ぶどう3トンの無料サービス(午前10時〜午後4時)
C同市出身のシンガー・ソング・ライター、沢登秀信さんのライブ(午後4時40分〜5時半)−−などの催しがある。
また地元産ブドウの直売、特産品販売、子供御輿(みこし)などもある。

 午後7時からは近くの柏尾山斜面の鳥居平に積んだ護摩木に、大善寺の大護摩法要で採火した火をつけ、山腹を鳥居の形の炎が赤々と彩る「鳥居焼き」がある。
合わせて花火も打ち上げる。まつり実行委事務局(電話0553・44・2100)。

今年の新酒ワインまつりの日程が決定した。

2006新酒ワインまつり
[日比谷会場]
 ◆日時: 2006年11月3日(祝)・11月4日(土) AM10:00〜PM3:30(受付PM3:00まで)
 ◆場所: 日比谷公園噴水広場
  ■イベント: やまなしの新酒ワインの試飲・即売(33社60銘柄以上)
        特産品コーナー(ヤマメ、ハム等)

山梨会場
甲府小瀬公園 は11/11.12午前10時-

毎年ヒートアップしているこの催し。キャンプセットを持ち込んで飲み込んでいるグループもいます。たしか500円だったか1000円だったかのグラスを購入して、あとは無料試飲です。出来立てのフルーティーでおいしい新酒をたっぷりと堪能できますが・・・。飲酒運転はしないでくださいよ。
ワイナリーの方々も立ち詰めで大変ですね。


今月末までの展示「ぶどうと葡萄酒展」を県立博物館に見に行ってきました。
せまい一部屋のみの展示で拍子抜けしました。
通常は、勝沼のぶどうの国文化館
でもっと膨大な量の展示があるそうなので、県立博物館で見逃した人は
ぶどうの国文化館へどうぞ。この文化館は、ぶどうの丘のような知名度が
ないですね。私も行ったことありませんでした。
今度いつか行ってみます。

ところで「ぶどう漬け」って聞いたことある方いらっしゃいますか?塩漬けしたしその葉で葡萄を包んだものだそうです。葡萄の皮ははずすのかなあ?
江戸時代、甲州街道を歩く人々のおみやげや食料になっていたそうです。


第5回甲斐Vin2006

11月23日(木曜日。祭日です。勤労感謝の日)に決定しました。
14時30分受付開始、15時開始。

会場は、いつのもホテルハイランドリゾートです。

会場にいらした皆さんが審査員として、1票を投ずるコンペ形式です。試飲や懇親会で造り手の皆さんとお話できるのもいいですね。


今日はいろいろな話題がある。

たとえば本日のドラフト会議で高校生指名が午後2時から、わがドラゴンズは、堂上を取れるか??お父さんが往年の中堅どころの投手で、現在ドラゴンズの昇竜館の寮長。お兄さんが1昨年くらいのドラフト3位?で内野手。そして弟。阪神、巨人が狙っているというのであるが・・。

次は、息子の音楽祭優秀賞のご報告。昨日の県民文化祭の音楽部門で3位にあたる優秀賞をいただきました。去年は賞からもれたのでうれしかったみたい。がんばっていればいいこともありますね。

あと最後はアンリ・ジャイエさんのお話。癌で亡くなられたみたいですね。ご冥福をお祈りします。ブルゴーニュ中が悲しんでいることでしょう。

ひさびさにサントリーさんから

サントリー登美の丘ワイナリーのフラッグシップ「登美」の2003年赤と2004年白を、サントリーが11月7日から発売する。

 03年赤ワインは2550本の限定販売。2002年に引き続きリリース。最良の畑から収量制限して収穫したカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フランをブレンドして、力強いボディーと繊細さを持つ味わいに仕立てた。03年はやや冷夏になったものの摘葉・摘房の作業を丹念に行い、熟したブドウを収穫。フレンチオークの新樽で熟成した。12000円。

 04年白ワインは840本の限定販売。厳選したシャルドネ100%をフレンチオークの小樽で発酵、酵母とワインを接触させて、かくはんし、濃厚なうまみをつけたという。04年は好天に恵まれ、熟した果実と気品ある樽の香りがある豊かな味わい。10000円。


すでに中央さん、メルシャンさん、勝沼醸造さんなどの新酒祭りをお伝えしていると思いますが、ほかにもたくさんあります。
ロリアン白百合醸造さん
甲斐ワイナリーさん 10月21日 蔵出し新酒と音楽の祭り フルートとハープのデュオが楽しめます。
シャルマンワインさん 10月28日 デキシーランドです。
敷島醸造さん 10月29日
マンズワイナリーさん 11月3日 当たり年のワインが飲み放題。ワイン豚の串焼きや模擬店、お祭りステージ、ゲームでワインづくしの1日。
です。

勝沼ぶどうの丘新酒祭り 11月3日 勝沼ワイナリーズクラブのメンバーと新酒がせいぞろい

シャトレーゼベルフォーレワイナリー 10月28、29日

リンクがないのは該当のイベントページがなかったところです。すみません。

山梨県立博物館にて、シンボル展「ぶどうと葡萄酒」を開催中。
10月1日まで。

旧勝沼町が収集した葡萄栽培と葡萄酒醸造に関する資料500点以上が展示されており、それらは有形文化財資料となっているそうです。ぶどうとともに暮らしてきた人々の息遣いや、現在に至る技術の積み重ねなどが感じられるこの展示ぜひ見に行きたいものです。


おとといは、サッポロマイワイン教室で収穫・仕込み体験をしました。

5本のシャルドネの木が担当だったのですが、まず、ブドウを90房目標で(16キロくらい)収穫します。糖度を濃縮させるために強めの剪定と摘房をしていたのでたぶん1本の木から6房づつくらいでした。

むろん手摘みで、腐敗果や未熟果をとりのぞきました。ひとつひとつのブドウの個性が違います。南側に面するぶどうは黄色く、甘く酸味はほぼありません。北側に面するブドウは緑色で、酸味があり、甘さはほどほどです。また、元気のあるブドウ、元気のないブドウいろいろです。あらかじめどちらをメインにするか聞かれ、酸味をメインにしたかったので北側のブドウをチョイスしました。収穫できる葡萄は元気のあるしかもそれなりに熟した北側の葡萄ということになり、さらに少なくなってしまいます。病気がちであったり元気のない葡萄は自分のワイン用には使いません。結構みっちりと房がついているので中がだめになっているケースもあります。だら房のほうがいいのではと思いました。

次に、バケツにSO2を細いピペットで少し入れ、除こう(手で房をそぎ取る感じ)し、手で破砕してジュースを6リットルとります。
手で破砕してジュースを取る作業は結構疲れます。しかも除こう時に結構手が汚れますので雑菌が入りそうです。除こう機、プレス機というのはありがたいものだなと思いました。

ジュースが取れた後、糖度をはかり(ブリックス換算で18・8度ありました)、糖度に応じて補糖し(グラニュー糖20グラムくらい)、乾燥酵母を水に溶かした溶液を入れて、よくかき混ぜて、ばけつにふたをします(ふたの真ん中に小さな穴が開いている)。2週間で発酵終了だそうです。ジュースの段階では黄色の色をしていますが、発酵がすすむにつれて、透明になっていきます。

結構、大雑把ですがもっとも原始的な作りかただそうで、SO2の量がすごく少ないのにびっくりしました(たしかブドウ8キロに6ミリリットル)。

以上の作業を通じて、ビオとか簡単に言うけど、極端に言うと防除しないと病気だらけで元気のいい葡萄なんて取れないんじゃないかとか、SO2入れなかったり、天然酵母で醸造するなんて大変なことなんだなあと思いました(酸化するわ、発酵しないわです)。実際に収穫や仕込みを体験したことで、とくにこの雨の多い山梨でビオを成功させるのは並大抵ではないし、苦労が多いだろうなあと感じたところです。

1年に一度のお楽しみ。

二箱400グラムを3人で食べた。

まずは、軸の部分を。エクストラバージンと塩だけでソテー。それだけだとなんとなくぱさついているので、白ワイン用に、白ワインを少し入れる。

次に赤ワインとあわせるために、+黒故障でソテーする。傘の部分は汁だくなので、赤ワインとともに。うまい。とろとろである。

ちょっと大目だったので次回は一人100グラム見当である。

メルシャンハーヴェストフェスティバル

東京からバスツアーが企画されています。
メルシャンさん、勝沼醸造さん、ブドウの丘を巡るコースなどです。

今年も勝沼ぶどう郷マラソンが開催されます。

11月5日(日) 9月下旬締め切りです。


毎年10月第1日曜日に開催される甲州かつぬまぶどうまつりが今年も開催される。

フィナーレは鳥居平の鳥居焼きと花火。

鳥居焼きの枠組み設置のボランティア募集もあるそうです。

毎年受賞品数が増えてきており、全部試飲するのが大変になってきたが、なんとか頑張っている。最近多数テイスティングすると軽い頭痛がする(ない頭を使うからだろうか笑)。

まあ、ともあれ、年々レベルがあがっていることは間違いない。銀賞以上のワインで「なんでこのワインがなあ」というのは1点だけだった。初年度ではなんでこのワインがなあというワインばかりで、これはいいというのが数点のみという時代からすると時代は変わったなあという思いにとらわれる。外国産のワインと比べてもいい勝負をしていると思う。コンテストがいい方向に作用しているのでしょうね。


国産ワインコンクールの後、某女史のお誕生パーティーをキャセロールにて。66年のレオヴィルバルトンが結構果実味が残っており、すばらしい状態だった。


この春第一回目を行い、好評だったワインフェスを夏バージョンで行われます。

今回は原茂ワインさんと機山洋酒さんが参加です。

初参加の原茂さんのほうは国産ワインコンクール辛口甲州部門で最優秀であった銀賞・カテゴリー賞を受賞したハラモヴィンテージ甲州樽熟成 2004が登場予定とのこと。前回も好評だった機山さんのワイン(スパークリング?)も楽しみですね。2005ヴィンテージは現在熟成中とのことで、11月まで待てない〜という声も聞こえてきそうですが(笑)。

別料金でFour Hearts Cafeさんの素敵なお料理もお楽しみいただけます。
是非皆様お誘いあわせの上ご参加ください!

日時: 8月28日(月) 19時〜22時(ワインがなくなり次第終了)
場所: Four Hearts Cafe (甲府市丸の内1−16−13  phone: 055-237-7793)
参加費: お一人様3000円 (ワイン代込み)
参加ワイナリー: 原茂ワイン&機山洋酒
主催: 山梨ワインツーリズム実行委員会
お問い合わせ&お申し込み:  Four Hearts Cafe 大木さん(phone:
055-237-7793)

詳細は以下のアドレスをご覧下さい。
http://www.kofu.ne.jp/
甲府のまちづくりを考えるサロンの活動もあわせてご覧いただけば幸いです。


グレイスさん収穫祭

今年はグレイスTシャツが登場のようです。
明野の秋はまだ暑いでしょう。でも夜はぐっと涼しくなるんですよね。

1日、国産ワインコンクール受賞ワインが発表されました。17.5点以上が金賞、15.5点以上が銀賞。

金賞ワインは昨年より少ない9点(うち山梨県産は甲州種1点を含む3点)

辛口甲州部門での金賞がなくなったのと、あいかわらず大資本系のワイナリーが強い。マンズさんはなかでも3点の金賞ワインを輩出しており群を抜いている。ドメーヌ系ワイナリーでは丸藤さんが去年の甲州シュールリー(今年は銀賞でした)についで、2年連続金賞受賞の快挙。

金賞
欧州系赤
信濃樽熟メルロー2004(信濃ワイン)
2003ドメーヌルバイヤート北畑・滝の前収穫(丸藤葡萄酒)  
ソラリス・ユベンタ・ルージュ2003(マンズワイン小諸ワイナリー)
NACメルロー樽熟シュープリューム2003(井筒ワイン)
ソラリス信州千曲川産メルロー(マンズワイン小諸ワイナリー)
欧州系白
シャルドネ・アンフィルタード2005(都農ワイン)
甲州・中口・甘口
ソラリス古酒甲州1993(マンズワイン勝沼ワイナリー)
極甘口
ザ・ゴイチ貴腐1998(林農園)
グランポレール北海道余市貴腐2004(サッポロワイン)


横塚委員長のお話「金賞は減ったが、各ワインの品質・醸造技術は飛躍的に向上している。平均レベルは上がった一方で突出した個性的なものが減った。」

なお、朝日新聞によると公開テイスティングの応募が8月5日まで延長された模様。手紙に所要事項を書いて送るだけであるが、公式ページには延長のお知らせがないのでご興味のかたは県の実行委員会事務局まで問い合わせてみてください(電話055-223-1543)。ちなみに私は申し込み済みです。

勝沼醸造さん 2006nouveauワイン祭り

メルシャンさん ハーベストフェスティバル9/30-10/29まで
シャトー・メルシャンの「長野メルロー 2002」が、ロンドンの国際コンクール「インターナショル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション」で銀メダルを受賞。このコンクールは世界73か国から約5700点のワインが出品される。

グレイスワインさんにて、大阪のたこ焼工房さんとタイアップして、話題のベジ玉と甲州ワインの意外な取り合わせ(マリアージュなんてお上品な言葉使えまへんがな?)を楽しむ会
8月6日、7日の2日間、大阪限定でっせ。

しかし、4000円会費(前売り3500円)は高いでんな。まかりまへんか。



試飲会

8月10日にプロ向けの試飲会です。

15日より受付中です。申し込み締め切り、7月31日まで(消印有効)。
国産ワインコンクール試飲会申し込み

ラインガウ甲州市印会

以前、おっくーさんと熱い(?)議論となったラインガウ甲州の試飲会情報を某氏よりいただきました。平日ですのできびしい人もいるかもしれません。私はなんとかやりくりして講演と試飲会だけでも参加したいと思っています。

■日 時: 2006年9月4日(月)11:00〜13:30(昼食を含む)
      11:00〜12:15 講 演  「ラインガウで甲州ワインが出来るまで」           
               試 飲  KOSHU 2005 Rheingau QbA
      12:15〜13:30 懇談会 山梨の甲州&ラインガウワインと食事
■定 員: 先着100名(定員になり次第締め切らせていただきます)
■会 場: ボルドー・クラシックハウス
〒400-0803 甲府市桜井町47番地 п@055-233-4427
■会 費: 8,000円(消費税込み)
お申し込み受付後請求書をお送りしますので事前にお振込みをお願いします。
■申込方法: FAX又はE-mailでお申込み下さい。
■申込締切日:8月11日(金)
■問い合わせ:ワイン&ワインカルチャー潟純Cンマーケティングスクール
代表:田辺 由美 担当:佐久間 彩子
〒107-0052 東京都港区赤坂4-13-5-269
TEL: 03-6229-1727  FAX: 03-5570-4341
お申込みはFAX 03−5570−4341又は
E-mail: info-school@wincle.com

清里ワイナーズクラブワインフェア開催。

清里高原のホテルオーナーたちが立ち上げたワイナーズクラブ。ワインと清里観光を結びつけてPRしようという試み。

7月13日(明日ですね)、午前11時〜午後3時 参加費用1500円、予約必要。
問い合わせはハットウォールデン(0551-48-2131)


当日は、江井ヶ島酒造、勝沼醸造、シャトー勝沼、中央葡萄酒、まるき葡萄酒、スズラン酒造、本坊酒造の7社が出店。清里高原の野菜や乳製品を使ったつまみも用意される。


パラグアイってどこにあるか知ってますか。
ブラジルとアルゼンチンにはさまれた南米の国です。

そこにサントリーで38年勤め退職された米田さんが国際協力機構のシニアボランティアとして2年間駐留し、サントリー時代に取得した剪定や誘引、農薬の使い方など栽培醸造技術を現地に伝えた。
 
パラグアイにはラ・コルメナという地に1936年に日本人が移住し入植し、葡萄やすももなどの果樹栽培をしてきたとのことです。この地から出来た幻の「コルメナ・ワイン」というものがあったそうですが、十数年前に姿を消したそうです。米田さんはそれを復活させたわけです。現地で生食用のニアガラ・ブランコという白品種、ニアガラ・ロサーダという赤品種で、廃棄処分されている規格外のものを有効活用し、酵母がないので天然酵母で手つくりワインを作ったそうです。

シャルドネやメルロなどは気候条件が合わなかったせいかうまく行かなかったとのこと。

気候や風土にあった品種を選べばパラグアイでもいいワインができると米田さんは語っているという。このワインつくりの試み、パラグアイに根付くといいですね。

ミサワワイナリーの茅ヶ岳ワイン祭があと1週間後に迫った。
7月15日土曜日で15時からキャンドルつくり教室や畑、ワイナリー見学、パーカッションのワークショップが開かれる。農作物の販売ブースも出る模様。
17時から地元の方々のステージがあり、19時からメインであるキャンドル点灯とサバールという楽器のbP奏者であるワガンさんのステージがある。

ワイナリー長の酒井さんのお話によるとキャンドルはスパティオ小淵沢にも卸しているキャンドル作りの名手がいて、なんと1000本をワイナリーの敷地内に配置するということである。趣旨としては、昨今のお金儲け一色の傾向はよくない、自然に回帰しよう、スローライフやスローフードという風潮が生まれている、自然に回帰するためには農業、ワインも農作物であるという全体的なイメージで企画したということでした。

大地のリズムをセネガル出身のパーカッション奏者が奏で、幻想的なキャンドルに触れたとき、まさに自然への回帰に思いをいたすことと思います。

ワインを飲む人は誰か運転手を同行されるといいですね。今回は送迎バス等については今のところ考えていないとのことです。

国産ワインコンクール受賞ワインテイスティング

上記の要領にて、7月15日から募集ということです。毎年知り合いに会えるこの会、楽しみにしている行事の一つです。たぶん50種類くらいはテイスティングするでしょうか。細かいテイスティングは数的にも能力的にもできませんが、その年の全体の印象は漠然とでもわかります。特に甲州種はここ2年ですばらしくなっているのを体感しております。今年も行けるかなあ。

八ヶ岳地域のおいしいものを多くの人に広めようと北杜市小淵沢町の久保酒店さんが表題のものを企画した6月28日(明日ですね)、小淵沢町の本町公民館で一回目のイベント「山梨ワインを楽しもう甲斐」と題して、県産ワインを紹介する。同市内のシャルマンワイン、ミサワワイナリー、農園のあるマルスワイン、スズラン酒造など7社が参加する。

入場無料事前申し込みは不要、問い合わせは同酒店0551-36-2034.

茅ヶ岳ワイン祭り

中央葡萄酒のミサワワイナリーで表題のワイン祭りが7月15日開催される。茅が岳のふもとで、ミサワワイナリーの代表である酒井さんが、農が開くスローなワインふくりの一環として、地域の文化や人的なつながりを重視し、キャンドルづくりと点灯セレモニーを行う。
入場無料
問い合わせは0551-25-4485(同ワイナリー)

幻想的な風景が繰り広げられそうですね。ワイン業界でも初の試みと思われます。
酒井さんとは一度ワインをご一緒させていただいたことがありますが、とても温和で人間味のある方と思いました。まさにぴったりな催しと思います。ご成功をお祈りします。

我が家の葡萄たち、今年は庭の全面畑計画の憂き目にあい、庭のはしっこに移植された影響もあるかもしれないが、今年は結実不良もいいところ。花は咲いたもののその後結実がしない、いわゆる花振るいになっているものが多い。

とあるワイナリーの方にその話をしたら、山梨全域で結実不良および各種病気が多発しているという話。自分のところだけではなかったと少し逆の意味でほっとしたのであるが、4月5月は例年の半分以下の日照量であったことがかなり影響しているのではあるまいか。

エノテカさんから情報。なんと7万円くらいのリリースではないかとのこと。
驚愕です。あの高いといわれた03ヴィンテージの倍です。
それでも売れるのでしょうから、ボルドーの歴史上でも1,2を争うヴィンテージなんでしょうね。いやはや。

新会長にアルプスワイン前島善福氏が就任。本年度の事業計画として、県と連携して甲州種葡萄とワインの品種向上の研究を進めることなどを計画。上野昇前会長は、山梨だけが日本のワインという時代ではなくなってきた。独自色を出す施策の展開が必要とあいさつした。

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塩山高校の1年生に山梨大学の柳田先生が授業。
白ワインと赤ワインに使用する葡萄の品種の特徴や醸造方法の違い、先生が開発された海洋酵母のワインなどについて解説されたそう。

身近にあるワインであるが、こんな講義があれば、きっとより早くワインに興味を持つ子が育ってくれるものと思う。子供にお酒の話はということでこれまであまり例がなかったと思うが、葡萄からワインが出来るというのを身を持って知ってもらえれば、地域の将来を担う青少年たちには素晴らしいことと思う。テイスティングができなくてもいいですよ。大賛成。

エントリーが6/5で締め切られ、集計の結果、過去最多の518本の出品(うち甲州種は112本)があったそうである。今後7月19−21日に審査、公開テイスティングは8月26日にベルクラで行う。募集は7月に入ってから。

都内の「富士の国やまなし館」にグリーンカフェ開設

大量退職を控えた団塊の世代や農業体験プログラムなどを検討している企業・学校をターゲットに定住促進や誘客を図っていくとのこと。

東京の会社を定年退職され、ワイン醸造用葡萄の栽培に熱意と関心を示している方がたくさんいます。もともとの農家の活性化も大切ですが、このような方々が新鮮な風を起こしてくれることも今後おおいに期待されるところではないかと思います。

ヴィーノ・リュブリアナ(スロベニア)で、ルミエール会長塚本俊彦会長にちなんだ「塚本賞」創設。本年は52回目の開催。塚本会長は本年を含め23回連続で審査員を務めている。赤ワインでははじめての記念賞。

モンドセレクション(ベルギー・ブリュッセル)で、大和葡萄酒さんの「コリーヌセレクションルージュ2002が銀賞受賞(入賞は6年連続)
コリーヌルージュは、一宮町のCS,韮崎市のCF,長野県産のメルローをブレンドしたボルドースタイルの赤ワイン。720ml、2100円、7月発売予定。
RCといってもいにしえのロックバンドではありません。

昨晩は都内某所で初ロマコン体験。
ヴィンテージ76を飲む会に参加させていただきました。
さすがにグランクリュの最高峰。球体のイメージです。全体に褐色がかってパワーこそ落ち着いていますが、時間がたっても酸化してこないのがさすがですね。

そして贅沢なことに、モンラッシェ00(むろんDRC社)も一緒に。
こちらは衝撃的でした。香りがバ〜んと立ち上がってきて、ものすごい。厚みのある果実味・・樽のヴァニラ・・シャルドネの頂点を見た感じです。

11人で分けましたのでグラス1杯ずつですが、有意義な会に参加させていただき幸せでした(会費は内緒)。

ロマコンも1本丸ごと一人か二人でいろいろ気にせずが〜んと飲んでみたいものです(一生に一度はやってみます)。

カリキュラムがじょじょに出来つつある様子。
技術者再教育コースの講義と実習は、ワイナリーでの仕事が一段落する11月から翌年3月までの実質4ヶ月、夜間と土日の集中講義を組み合わせて、開講、職務をこなしながら受講できる。
 講義実習の柱は、ワイン醸造、ワイン用ブドウ栽培、官能評価科学、ワイン成分科学、甲州ワイン学の5つ。
 5〜10名の募集とか。
 空きがあるようだったら参加してみたいなあ。

1956年6月に発足した同研究会(後藤昭二山梨大名誉教授)が50周年。当初36人で発足した(現在約170名)。発足当時は、国内ではワイン造りの技術が乏しく、関係する文献の紹介をはじめ、講演会の開催や海外先進地の視察を展開した。

本年度は研究歴などを基準にブドウ栽培、国際エノログ連盟への加入も視野に入れワイン醸造に関する総合的な技術職(エノログ)を認定する制度の創設を計画している。6月9日に50周年記念式典が行われる。

6月9日午後6時30分〜
甲府・サドヤ醸造場
アンサンブル・ダムーア(古楽器演奏)
ワイン(フランス、県産料理とともに)
チケット8000円
問い合わせ 山梨日仏協会055-231-3106

http://www.yamanashi.ac.jp/news/news_info.php?ca_id=1&if_id=370

山梨大学にワイン科学コース新設
このコースは修士課程として設置され、募集は1〜2名。ボルドー大学醸造学部などから招いた講師による講義や実習、海外留学や県内ワイナリーで実務を学ぶインターンシップを通じ、ワイン製造の最先端を学ぶ。
またワイン技術者再教育コースも設置、すでにワイン関係の仕事についている社会人を対象に2年間で合計8ヶ月の講座を開く、8〜10名の募集。
両コースの修了者には「上級ワイン科学士」(仮称)などの称号を授与する。

有限会社山梨ワイン醸造さんが、
2006年5月の新会社法施行をきっかけとして、
株式会社山梨ワインへと変更しましたとのことです。

社名変更をきっかけにより素晴らしいワイナリーとなるよう
に思います。

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若手醸造家が集まったワインフェスティバル2006が成功裡に終わった。

旭、金井、シャトー酒折、機山、ダイヤモンド、シャトレーゼ(敬称略)の各社のブースは7時開始から3時間近くにわたってにぎわい続けた。

その晩はいつものようにテイスティングではなく、すべて飲み込んだので、ほろ酔い加減で全社、全ワインをいただく。

印象に残ったワインであるが、金井さんのところの甲州で作ったロゼワイン(万力朝やけ)は独自の個性である。またダイヤモンドさんの甲州はどれもおいしかった。後でデータを見ると10%ほど水分除去をしているみたいであるが、それがうまく行っているように思う。あとシャトレーゼさんのシャルドネもおいしかった。

おっくーさんや某氏、某氏、某氏など様々な知り合いが入り乱れてなかなか交流会としてもありがたかった。

さて、懸案の女性問題であるが(問題というほどではないけれど女性の日本ワインファンがどれだけいるかのリサーチです笑)、東京から来た女性二人組みは泊りがけで勝沼をおとづれるというし、地元の葡萄農家の家の娘さんはかなり元気な方で今回の企画でこんなおいしいワインを造っているワイナリーが今たくさんあるということに認識を新たにしていたみたいで、確実に女性ファンもいるようだ。
また総じて若手醸造家の方々なかなかイケメンが多いという評価をもらしておられました。

感じとしては、ワインの初心者で今回イベントに来て見ましたというタイプとワインにはまっていて遠くから来ましたという人の2層に分かれていたように思う。

今後KOFU・Pride さんではワイナリーマップを作ったり、ワインツーリズムの方向を発展させていくということなので、活動を見守っていきたい。
KOFU Pride

来週28日は東風さんのお姉さんも来店して昼からパンを売っているそうですので、ファンの皆さんは行きましょう。


サッポロマイワイン教室第2回

今回は芽欠き作業。目的は、第1に来年の結果母枝の選出、その他、残した枝に栄養を十分にいきわたらすこと、込み入っている状態をすっきりさせることで光合成を促進することなど。

新芽は簡単に手で取れる。今年の「結果母枝」(剪定作業で残した2本の枝)からいくつもの新芽(結果枝)が出てきているが、葉っぱが重ならないように芽かきをするという作業である。

 結果母枝以外から出てきている芽は基本的に全部取ってしまう。

 来年の結果母枝を残すという作業であるが、基本的には今年の結果母枝のなかで最も幹に近い部分で垂直に上方向に伸びているものを選択する。太ければなおよい。結果母枝からいい枝が出ていない場合などでは、もともとの幹から出ている枝を選択し、断線から下にあるものを選ぶという場合もある。断線より上からはえているものはあまり望ましくない由。

 それで、あとは等間隔に4〜5本の結果枝(新芽)を残し、その他の下向きに出ている結果枝などはむしりとることになる。
 うまく等間隔にならない場合には下から出てきているものを選ぶ場合もある。そして先端に生えている枝でかなりそれだけが大きくなっている場合には他の枝に栄養が行かないのでその枝はむしりとるほうがいい。

 このようにして、込み合っているものをすっきりとさせる作業が今回の作業である。そして、かなり伸びていて、上の断線を越えている枝に関しては、誘引をしてあげる。枝の先はかなり弱いので無理して誘引しないことが大事である。

2006年5月29日

厚労省のポジティブリスト制度が施行されます。
これは残留農薬に関する基準が新たに設けられたものです。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/11/h1129-2.html(厚労省HPから)
http://www.agri.zennoh.or.jp/hiyaku/positivelist/mhlw_qanda.asp(厚労省Q&A)
http://www.agri.zennoh.or.jp/hiyaku/positivelist/mhlw_qanda.asp(全農JA)


 残留農薬の規制には、ポジティブリスト(原則禁止、例外OK)という方向性とネガティブリスト(原則自由、例外禁止)という二つの方向性があります。

 これまでの日本の残留農薬の規制は、農薬について残留基準を設定し、それを超えた食品の流通を禁止するというネガティブリスト制に則った方式でした。
 しかし、この方式では残留基準が設定されていない農薬については、いくら残留があっても規制できず、輸入農産物の激増のなかで問題となっていました。
 そこで2003年の食品衛生法の改正により、ポジティブリスト制が導入され、3年以内の実施が決まり、今回施行となったのです。

 今回施行となったものは大別すると3種類に分かれます。

まず、
@残留基準が定められているもの(799の農薬)、A残留基準が定められていないもの、B健康を損なうおそれのない農薬(65の農薬)

@については、それぞれの農薬に基準を設定し、基準を超える食品については、流通禁止。
Aについては、0・01ppm(これ以下が人の健康を損なうおそれがないとされた数値)を超える食品については流通禁止。
Bについては、ポジティブリストの対象外(例外OKのものということ)

 この制度は加工食品であるワインに対しても適用があるので(厚労省Q&A)様々な物議をかもしそうだ。

 自社がいくらビオや減農薬の方向性でやっていても隣の畑からの農薬の飛散などには気をつけねばならないし、場合により、分析した結果、基準値をオーバーしていたら、自主回収や回収命令などが出ないとも限らない。

 インポーターにとっても、外国でどのような農薬がまかれているかわからないし、数十年前のワインにどのような農薬を使っているかわからないということであるが、5月28日までに製造、加工したものについては、制度を適用しないということなので(上記@ABに関する厚労省告示参照)、今後製造加工するのものについて、どの範囲まで検査しなければならないのかという問題が出てくると思う。
 外国産の農作物について、規制を厳しくする方向に行くことは間違いないところであり、農業政策上も様々な問題をはらみそうだ。

 国内の生産者にとって、検査分析のコストは馬鹿にならないと思われる。防除履歴をしっかりと残すということがトレーサビリティの点からも重要になるのではないか。


http://www.grace-wine.co.jp/event/2006yoisyoku/2006yoisyoku.html
第3回良い食品博覧会

清里の清泉寮にて。5月27(土)・28(日)

グレイスワインさんも出品されます。
タイトルのものが発売されました。
和食にぴったりの甲州シュールリーの新ヴィンテージです。
値段はほぼ同じでしょうか。5/1よりの酒税の値上げで各社の
対応はいろいろですね。

http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu/news/viewNews.jsp?id=1147063341325&dir=200605

甲州市ないしその近辺にすむ18歳から30歳までの女性募集だそうです。
うちの娘はまだ無理だなあ。

http://katsunuma.net/shop/mall/shinme.htm

いつもお世話になっている勝沼ネットさんから、ブドウの新芽発送サービス開始。今日から10日間くらいだそうです。巨峰、ピオーネ系がおいしいみたいです。農薬をまく前の限定品、ご興味の方は、お試しあれ。
上記URLの写真も美しいです。

天ぷらにして食べたりするんですよね。いい塩で・・・。おいしそう。

日時 5月20日19時〜22時
場所 Four Hearts Cafe (甲府市丸の内1-16-13)
参加費 3000円
参加ワイナリー 機山、旭、金井、シャトー酒折、ダイヤモンド、シャトレーゼ(敬称略)
定員 70名
主催 山梨ワインツーリズム実行委員会

お問い合わせ&お申し込み:  Four Hearts Cafe 大木さん(phone:
055-237-7793)

甲州を中心にした会。白ワインが一般にあまり浸透していないということ、また、山梨ワインツーリズムの一端として、醸造家の方々とのふれあいの場にしたいという趣旨とのことです。

なお、Four Hearts Cafe では、28日には東風さんのパンの販売会開催という情報もあります。
http://www4.ocn.ne.jp/~herisson/kochi.html

久しぶりに東風さんのパンが食べられるなあ。

例のスパークリングなどは4月29日リリースだったようです。
前回までの実績では2〜3日で売り切れます。
300本ですのでたぶん現段階でもうない可能性も十分にあります。

小売店さん情報も若干把握しておりますので間に合わなかった方は
お問い合わせください。


パーカーが100点級の評価をつけたのは、メドックからラトゥール(98〜100点)、マルゴー(96〜100点)、右岸からオーゾンヌ(96〜100点)、パヴィ(98〜100点)、パヴィ・デュセス(96〜100点)、ペトリュス(96〜100点)、トロロン・モンド(96〜100点)、グラーヴのオー・ブリオン(96〜100点)、パプ・クレマン(96〜100点)の9本だそうです。

メドック1級クラスはプリムール4万円前後でしょうか。

いつも思うのだけど、こういう年ほどマグナムで欲しいですね(自分が飲もうとかいう野望はありませんが子供に残したい人が大勢いると思うのです)。

どなたかプリムールのマグナムを探す方法あったら教えてください。


今年は表彰式試飲会8月26日、日程を空けときましょう。
http://www.jwine.jp/

出品ワインの募集も開始されています。
5月4日午後1時〜、午後3時〜 入場整理券が必要です。
岡島8階ロイヤル会館にて。

ドラマ「7人の女弁護士」で活躍中の川島さん。
「イタリアワインと私」というタイトルは、岡島さんのイタリアフェアの一環なのですが、イタリア訪問時のお話ももちろんあると思いますが、ワイン一般のお話をされるのでは。山梨ということでご当地甲州ワイン、またお隣の桔梗が原のメルローを使ったロゼ・シナモン(3月14日販売)の話題がかなり出るのではないでしょうか。

トークショー http://www.okajima.co.jp/event/060420kn.html

ロゼ・シナモン http://www.naomi703.com/shop/index.htm


@丸藤さん ルバイヤート発売50周年おめでとうございます。
50周年記念ワイン発売 4月21日〜
http://www.rubaiyat.jp/kinkyou.html
紅白のセットに、文庫「ルバイヤート」をセット。6000円。白は、小樽3年熟成というポテンシャルのある甲州を使用。ボトルも750ml瓶を使用という力の入れようです。

A機山さん 5月1日発売予定
「キザンセレクションメルロー/カベルネソービニオン2004」
「キザンファミリーリザーブ2004」
「キザンスパークリングトラディショナルブリュット」2800円 甲州種100%で作った食事に合う素晴らしい「辛口」スパークリングです。

B中央さん
甲州鳥居平、甲州菱山など05ヴィンテージが発売中
KOSHU Cuvee Denis Dubourdieu(甲州キュヴェ・ドゥニ・デュブルデュー)の国内販売店は以下のとおり。購入に関する手続きや詳細は各店舗にお問い合わせくださいとのこと。
有限会社 鈴木屋酒店
└ 神奈川県横浜市南区清水ヶ丘208 045-231-2510
リカーズのだや
└ 東京都文京区千駄木3-45-8 03-3821-2664nodaya@crocus.ocn.ne.jp
鴨宮 かのや酒店
└ 神奈川県小田原市南鴨宮2-44-8 0465-47-2826kanoya@muf.biglobe.ne.jp
宮武酒店
└ 香川県高松市松福町2-8-9 087-821-0876 sake-ml@mail.netwave.or.jp
酒屋平成堂 川崎店
└ 新潟県長岡市川崎町字山崎788-1 0258-34-5410
東急百貨店
└ 本店・東横店・まちだ店・吉祥寺店・たまプラーザ店・港北東急他。
三越
└  取り扱い店舗は銀座店・池袋店・千葉店・恵比寿店・松山店・高松店

C「世界が認めた日本のワイン」 発売中 2500円
129ワイナリー、348銘柄が取り上げられている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/484583202X/503-8184035-5263169


メルシャン勝沼ワイナリーにて「シャトー・メルシャン 春のフェスティバル2006」が、4月22、23の2日間開催。

 きいろ香などのテイスティングもできるほか、ワインの基礎知識と楽しみ方を学ぶ「ミニテイスティングセミナー」も開かれる。定員40人、午後2時から。1000円。

 そのほか、ワインに合う食事を用意した「春のシェフズ・キッチン」、花で染めるオリジナルワインラベルづくり体験教室なども予定されている。

 問い合わせは同ワイナリー(電話 0553-44-1011)。


今般安ワイン道場さんへの入門許可をいただきました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nikata/index.htm
 
 私のサイトも創設5年目に入ろうとしていますが、創設時、安ワイン道場さんとS’s wineさんにあこがれ、この盆略ワイン倶楽部を作ったものです。当時は点数表記をして、ワインの評価をしていたのですね。
 それで師範の道場にはながらく入門したいなあと思っておりましたが、キリ番ゲットを狙っておりまして(笑)、このたび機が熟し、デビューさせていただいたわけです。
 
 師範の素晴らしいところは、軸がぶれないこと(夏場の保存方法にそれを感じますね)、家族想いなこと(わたしなどとほぼ同年代のサイト管理者の皆様の行動はサイトを通じてつつぬけですが笑、圧倒的に師範家の家族旅行が多いです)、またハンサムなことであります(意外と師範殿の素顔は知られておりませんが、ご興味のかたは某雑誌のバックナンバー参照です)。

 というわけで、諸先輩方の長らく続けてこられた歩みを汚すことなく私も精進したいと思っております。よろしくお願いします。今日は何飲もうかなあ。

5つの農産物を新たにAOCに認定(INAO、国立原産地名称研究所)
5 Nouvelles Appellations d'Origine Controlees reconnues(INAO)
----------------------------------------------------------------------
3月27日の全国農産物委員会で、以下の5つの産品が新たにAOCとして認められ
た。

1.メザンクの霜降り肉(Fin Gras du Mezenc)
ローヌ西部のMezencで生産する牛の霜降り肉。その肥育方法は伝統的なもので、
Mezencの高地で乾燥させた天然のまぐさを使い、ゆっくりと育てる。肉はきれ
いな赤色から紫色。柔らかくとろけるようで、調理中に広がるその特有の香り
は、17世紀からよく知られている。飼育、肥育、まぐさの生産、と畜をすべて
指定のアペラシオンの地域内で行わなければならない。

2.アルデッシュの栗(Chataigne d'Ardeche)
生産地域はローヌ西部のアルデッシュ県が中心。フレッシュな栗のほか、乾燥
したもの、むき栗、栗粉、ピュレなど。締まっていてとろけるようで、フレッ
シュな栗や調理したものは、ブリオッシュを思わせる繊細な香りで、味わいは
甘い。乾燥させたものは、アーモンドなどを思わせる。

3.ルーシヨンの新じゃが(Pomme de Terre Primeur du Roussillon)
ベア種という独特の品種で、細長くて平べったく、形が整っており、皮が薄い。
苦さはなく甘みがあり、とろけるような舌触り。ルーシヨンの高原のすばらし
い気候と生産者のノウハウにより、独特な新じゃがとなった。生産地域はルー
シヨンの高原の22コミューン。

4. ソリエのいちじく(Figue de Sollies)
肉付きがしっかりしていて、紫から黒色、果肉は濃密で締まっていてなめらか。
味わいは噛めるようで、とろけるような味わい。酸と糖のバランスが素晴らし
い。香りの中に控えめに存在する野菜のような要素が味わいに広がる。
生産地域はヴァール県の15コミューンで、フランスの中でも気温や日照量が最
も高い地域のひとつ。

5.モン・サン・ミッシェルの養殖ムール貝
 (Moule de Bouchot de la Baie du Mont Saint Michel)
海産物では初のAOC取得となる。殻はつるつるとしていて色が濃く、中には脂
ののった、旨味のあるとろけるようなオレンジ色の肉がぎっしりとつまってい
る。モン・サン・ミッシェル湾は地形などの特徴から、プランクトンなどが多
くムール貝の養殖に向いている。生産地域はイール・エ・ヴィレーヌ県の7コ
ミューン。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブレス鶏に特例措置 (INAO、国立原産地名称研究所)  
Derogation acceptee pour la Volaille de Bresse (INAO)
----------------------------------------------------------------------
鳥インフルエンザ対策のため、ブレス鶏は2月24日から隔離され、AOCの政令で
規定された放し飼いができなくなっていた。このため、生産者委員会は、本来
は放し飼いで食べる草が食べられないため、エサを穀類、野菜繊維、ミネラル、
ヴィタミンを使った補助食品にすることを認めるよう申請していた。
3月27日の全国農産物委員会では、鳥インフルエンザ対策の緊急性を考慮し、
この申請を例外的に認めることとし、期間は5月31日と予定されている隔離終
了日までとした。またこの例外措置の更新はないとし、生産者委員会に解決策
を提示するように要請した。

引用元 フランス食品振興会発行メールマガジン http://www.franceshoku.com/
昨日は好天のなか、明野にあるミサワワイナリーのオープニングセレモニーにご招待され、参加。

スクールのときの友人に会ったりできて、楽しいひと時を過ごすことができました。

業界の有名人が多数参加されていました。

お祝いのスピーチのあと、ワイナリー併設のレストラン彩(お嬢さんの名前からつけたそう)で出される様々な食事をワインとともにいただく。おなかも一杯になったところで、3年ぶりの訪問となるブドウ畑を見学。赤松農場長の短い中での端的な解説のなかで、随分と広くなった農場を見てきた。
その後工場見学をして解散。

日照量は日本1と言われ、また、昼夜の寒暖差も多いという(ちなみに積算温度的には1800度台であり、リージョン1。シャンパーニュやブルゴーニュ北部と同様の温度)今後有望な土地である。去年のここで取れたシャルドネやメルロは3年目の樹であるのにすばらしい出来だった。勝沼にない個性を多く引き出して、すばらしいワインを製造していっていただきたいと思った次第。


http://budounooka.com/event/06/2006kami.swf

6月のピタピタ講座、7月の野外カフェなんかは誘われる企画ですね。

明野にオープンしたミサワワイナリーのwebページが公開された。
http://www.misawa-winery.jp/index.html

明野の農場には様々な種類の葡萄品種が植えられている模様。
数年前植樹に行ったのを思い出します。

1、丸藤さんの蔵コン
第19回ルバイヤート・ワイナリーコンサート「蔵コン」まだ間に合います。

成熟した音楽と熟成途上のワインを楽しんでいただく「蔵コン」。
第19回目の今回は「情熱のアルゼンチンタンゴ」と題しバンドネオン奏者
の小川紀美代さんを中心に小林智詠さん(Gu)、東谷健司さん(Cb)にご
出演いただきます。
小川さんは2001年単身ブエノスアイレスに渡り、フリオ・オスカル・パネ氏
に師事。現地のライブハウスやホテルなどで演奏を行い熱烈な歓迎を受け
ています。現在は幅広いジャンルのミュージシャンのレコーディングにも参
加、国内外でも数少ない女性奏者として活躍中です。熱気溢れるコンサート
になるものと期待しています。
甲府盆地の桃の花見頃がちょうど良いことを祈ってご案内申し上げます。
会場の都合上申込み制で受付は電話のみとさせていただきます。
満員の節はご容赦下さい。なお、蔵の内はかなり冷えますので寒さに弱
い人は膝掛けなどをご持参下さい。お待ちしております。

※アルコールが入っての車の運転はご法度です。公共の交通機関をご利
用下さい。

                     蔵コン実行委員長 大村春夫

ワイン蔵でのコンサート・・・通称「蔵コン」

出演者:小川紀美代(Bn)、小林智詠(Gu)、東谷健司(Cb)
日時:2006年4月15日(土)
午後1:00〜 ワインパーティー
午後2:00〜 ワインコンサート「情熱のアルゼンチンタンゴ」
会場:マルフジワイナリー第2地下貯蔵庫特設会場
定員:200名
入場料:お一人様 6,000円 全席自由(ワイン、おつまみ付き)
会場へのアクセス:
マイカー /中央高速道路勝沼インターより5分
JR/中央本線勝沼ぶどう郷駅下車タクシーで10分または
   勝沼町内循環バスぶどうコース2にて釈迦堂入り口下車徒歩2分
   循環バス時刻表(所要23分)勝沼ブドウ郷駅前
   10:48、10:58 
  /中央本線塩山駅下車タクシーで15分
中央高速バス/勝沼バス停より徒歩25分、釈迦堂バス停より徒歩15分
(道路の混雑が予想されます。早めの便をご利用下さい)

お問い合せ・お申し込み:チケットマルフジ  0553-44-0043
(お申し込み受付は電話のみです、メール・ファックスは不可です)



2、山梨ワイン醸造さんの恒例春のコンサート


『日時』2006年4月23日(日) 11:30受付開始 12:00開演

『料金』1名様8,000円(ランチ&ワイン・ジュース含む、消費税込み)全指定席

『定員』80名(定員になり次第締め切りとさせて頂きます)

「チャイコフスキー 感傷的ワルツ」
「山田耕作 からたちの花」
「カルディッド カタリカタリ」
「サンサーンス 白鳥」
以上はチェロソロ

「ベートーベン 月光から1、3楽章」
以上はピアノソロ

「クライスラー 美しきロスマリン」
「シャンソンから」
「日本のメロディーから」
以上はヴァイオリンソロ

メインはこちらです!
「チャイコフスキー...ある偉大な芸術家の想い出」


『演奏者』
・七沢清貴(ヴァイオリン)...パリエコールノルマルに入学し首席で卒業。帰
国後、神奈川フィルにコンサートマスターとして勤めた。現在アンサンブル・
ソノール代表。国内外の主要なオーケストラの客演コンサートマスターを務め
ている。

・金木博幸(チェロ)...桐朋学園高校音楽科卒業。北西ドイツ音楽大学首席卒業。
東京フィルハーモニーの首席奏者。「コンチェルトラプソディ」では、超絶技巧
の名演をくりひろげ、高く評価された。

・金子詠美(ピアノ)...桐朋学園大学卒業後渡欧。ドイツ国立フライブルグ音楽
大学大学院室内楽科、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学大学院ピアノ科を、そ
れぞれ首席で卒業。「わが国の名アンサンブルピアニスト9名」に選ばれた。

『会場』レストラン風(当社から徒歩5分)、駐車場完備
車で:中央道勝沼ICから2分、国道20号下岩崎交差点右折すぐ左側の道を入る
電車で:勝沼ぶどう郷駅着では、東京からは9:57着のあずさ、10:53着のホリデー
快速ビュー、10:58着のかいじがあります。
町営バス(行き)
ぶどうコース2 勝沼ぶどう郷駅10:48〜図書館・文化館11:15
ワインコース2 勝沼ぶどう郷駅11:18〜図書館・文化館11:42
町営バス(帰り)
ワインコース1 図書館・文化館15:28〜勝沼ぶどう郷駅15:52
ぶどうコース1 図書館・文化館15:43〜勝沼ぶどう郷駅16:00


『ランチ』
レストラン自慢のローストビーフをメインとしたコース料理
お飲み物→山梨ワイン醸造のワインとぶどう果汁

-------------------お申し込み(先着順)、お問い合わせ--------------------

山梨ワイン醸造 担当 野沢たかひこ まで
E-mail y-wine@eps4.comlink.ne.jp
Fax 0553-44-2184
Tel 090-7277-2457、0553-44-0111(9:00〜20:00)

申込者のお名前・ご住所・電話番号を明記の上、お申し込み下さい

『お支払い』は当日会場にて。お申し込みご住所にチケットを郵送いたします。

『キャンセル料について』
1.コンサート7日前〜4日前 4,000円
2.  〃  3日前〜     全額 をいただきます



あなたもワインの審査員になってみませんか!!
第31回市販果実酒持寄鑑評会
 ■日時: 4月20日(木) PM1:00〜3:00
 ■会場:山梨市 山梨市民会館 笛吹の間(4階)
 ■参加料: 無料 (定員100名、20歳以上、記念品贈呈)
 ■内容: 68ワイナリー出品ワイン
 ■主催: 山梨ワイナリー協会  お問合せ:TEL 0553-44-0111(野沢)
 ■申し込み方法 ハガキに、住所、氏名(ふりがな)、年齢・性別、連絡先(TEL)をご記入の上、下記宛にお申し込みください。(3月31日当日消印有効)参加者には4月10日までにハガキで通知し、発表にかえさせていただきます。
 〒409−1313山梨県甲州市勝沼町下岩崎835(有)山梨ワイン醸造 行

アペリティフの日 6月1日。
今年は六本木が会場。
http://www.franceshoku.com/aperitif/2006aperitif02_01.html

@サントリー登美の丘ワイナリーの蔦石坂園シャルドネ2003が、第13回シャルドネ・デュ・モンド(ブルゴーニュで開催。今年は36カ国から936点の応募)で銀賞受賞。県産ブドウを使ったワインの受賞は初めて。ちなみに、メルシャンさんのシャトーメルシャン北信シャルドネ2004も銀賞を受賞。

Aワイン会 和食と甲州ワイン 3月29日水曜日午前11時30分より。笛吹川温泉「坐忘」さんにて。4種類のワインが試飲できるほか、勝沼醸造有賀さんが甲州ワインについて話す。6000円。問い合わせ0553-32-0015(坐忘)

Bお花見ワイン会
4月8日正午ルミエールさんにて。申し込み31日まで。食事つき。一般3000円。ドライバー2000円、子供1500円。 問い合わせ0553-47-0207(ルミエール)

先週日曜日19日、ぽかぽかのいい日和の中、ようやく畑仕事をする気になり、遅ればせながら剪定をしました。そしたらもう水が回っていて、切るたびに断面から水がたら〜りとたれてくるではありませんか。「ごめんごめん」と思いながら切っておりました。やはり2月中にやらねばなりませんね。

昨日、野菜畑の転作が必要ということで嫁さんから葡萄の樹の移転を常々言われていたのですが、枯れたらいやだなと思いつつも逆らえず、渋々、1列で、南側に寄せて、植え替え。この作業は私は子守の必要があり、嫁さんの実家でやってくれました。根っこを切らないように、かなり遠いところから掘ってくれて、植え替え、支柱もちゃんとつけてくれ、とても庭が広く使えるようになりました。葡萄の樹が目隠しにもなるので1石2丁。葡萄の樹にとってはかなりの大手術だったと思います。無事根付いてくれるといいのですが、これからは新芽が出てくる季節。緑のかわいい葉っぱが早く出てくるといいですね。


サッポロワイン教室で知り合った某氏と新橋の「ゆらり」へ。

ここはグラスがSCHOT ZWIESEL(ショット・ツヴィーゼル)でありがたい。グラス単位でワインを飲めるのもうれしい。

長いカウンターの前には料理人が数人いて、いろいろと料理を作っている。グループ用に区切りのあるテーブル席がいくつもあって、かなり広い。
新橋駅1分である。

連れの方のおすすめで、グレース茅が岳ルージュをいただく。お料理は3品ほど頼んだのであるが、出汁巻き卵がおいしかった。

近くに、「たばこ者」がいなかったのがなにより。

業界関係者のみの試飲試食会になぜか参加させてもらい、試飲、試食三昧。

ワインは麻屋さん、勝沼醸造さん、ダイヤモンドさん、白百合さん、フジッコさん、中央さん、マルスさん、ルミエールさん、メルシャンさんと、全部甲州ばかりテイスティング。麻屋さんは初めての試飲かもしれないがなかなか。
勝沼さんは山本さんから、一通りテイスティングさせていただく。イセハラ以外はあまり飲んだことがなかったので、久しぶりという感じ。しかし、イセハラの個性はぬきんでている。
ダイヤモンドさんは雨宮さんから甲州のフルラインナップとベリA、メルロカベルネのブレンドのものまで。ゼミナールのときの話も含めいろいろとお話をうかがうことが出来た。
白百合さんは、あのおしゃか様のエチケットがみゆきやさん用のものであることが判明した。グラッパも行きたかったけど、テイスティングができなくなるので後回しと思ったら、機会を逃してしまった。
フジッコさんはかなりクリーンな甲州。このところ、甲州は明らかに昔のようなえぐみや苦味などの要素を排斥して、きれいな造りになっていますね。
中央さんは、きいろ香的なヴィンテージ甲州を最初にいただいた。かなり香りはきているが、まだ、厚みやまろやかさというレベルできいろ香や他の中央さんの甲州には及ばない気がした。まあ値段が1000円ちょっとだから仕方がないのですが・・。完全に実験で作った感じなのでしょうか?
マルスさんは、甕造りというのを飲んできました。ステンレスタンクと樽造りの中間という味わい。あと甘口の1800円台のものがレベルが高い。貴腐ワインかと思うほど。この蔵は以前よりかなりレベルが上がっているのがわかります。
ルミエールさんは03の甲州はかなりビオっぽい造りになっている。もうビオで作っている段階だったのでしょうか。01光は、ちょっと以前飲んだときよりも、果実味が落ち、酸が増しているような感じも。しかたないのでしょうかね。
メルシャンさんは、非売品も含めいろいろといただきました。きいろ香についても04はグレープフルーツだが、05は和製のかんきつ(たんかんとかぽんかんとか)の香りで違ってきている、原因はわからないとのことでした。微発泡は、出荷したてなので、醸造上の欠陥とかではないとのことでした。
ほかに海外のワインの取り扱い業者のブースもあったのですが、時間的に回れず。

試食ですが、オリーブオイル、ヨーグルト、チーズ、イタリアのサラミ、スペインのハモンイベリコベリョータ、パルマの生ハムなどを試食しました。

ベリョータはもしかして初体験だったのだろうか、生ハムに対する印象ががらっと変わった。どんぐりを食べているということでどんぐりの味わいがするのですね。ものすごく美味。パルマの生ハムもうまかった(パルミジャーレッジャーノの乳清を飲んで大きくしてるのです)。

以上無料で堪能させていただきましたが、すばらしい経験でした。みゆきやさんありがとうございました。


明野のミサワワイナリー本格始動4/2オープン
 http://www.grace-wine.co.jp/misawawinery/miwawawinery.html
見学や試飲コース、レストランも併設されています。

明野は「今会いにいきます」のひまわり畑で有名になり、年間日照量が最高という素晴らしい立地にある。

年間平均気温が1・3度上昇しており、山梨に中央部分では高温による着色障害などの異変が起きているという記事が今朝の山梨日々新聞のトップ記事であった。これから葡萄の栽培適地として、峡北地区などがクローズアップされるという内容であった。

その意味でも、中央さんの明野ミサワワイナリーは今後の発展が注目される。

昨晩、数年ぶりに「居酒屋」に行きました(○ら○ら)。

ワインもオンリストされているのですが、白ワインでも頼もうかと思ってリストをみると、どこの国でセパージュはなにでとかまったくわからず、ブランドブラン 辛口白とあるのみです。

1280円のこのガスコーニュ地方のワイン。変な曲がった瓶で、泡でもないのにブランドブランなんてあるので、やな予感がしたのですが、久しぶりに頭の痛くなるワインに出会いました。

居酒屋恐怖症になりそうです。

甲州市議会での質問
旧勝沼町での原産地呼称条例を甲州市としての条例として、制定する計画はないのか。

田辺市長 甲州市全体に原産地呼称条例を広げるよう、とりまとめ、計画検討中である。


甲州市には旧勝沼町のほか、旧塩山市、旧大和村がある。大和村にはワイナリーはないが、塩山市には、機山洋酒工業(株) 五味葡萄酒(株) 塩山洋酒醸造(株) 大藤葡萄酒(株) (株)治郎葡萄園 甲斐ワイナリー(株) 奥野田葡萄酒醸造(株) 牛奥第一葡萄酒(株) などのワイナリーがあり、これらのワイナリーの意向もふまえて原産地呼称の制度を確立していっていただきたい。

しかし、市町村合併は、なにか地域の色が薄まってしまって、いやですね。
甲州市になったとたん、なんとなく甲州ブドウや甲州ワインに対する行政の取り組みがあやふやになってきたように思うし、明野の一件も北杜市になって、首長が変わったとたん、180度違ってきてしまうわけですから・・。



http://www.sommelier.jp/pdf/loire.pdf

7月21日だそうです。
ロワールワイン委員会がんばってますね。
第1部は家の都合でパス。
第2部は、記憶に残るのは、ノンボルドー(液)と早期収穫というきいろ香の実践について、契約栽培農家としてどう対処していただけるかという視点でした。
コーディネーターの三澤さんのご発想としては、今回農家の方に多数参集頂き、ワインメーカーと農家との話し合いの第1回にしたいというところにあったようでした。
 メルシャン社によると、甲州は意外にもすべて契約栽培とのことで、そしてノンボルドー、しかも他の畑のボルドーがかからないように配慮してもらうという話でした。ノンボルドーによる実践は中央さんでも試みているということで、例のきいろ香の香りのもととなるもの(前駆体)がボルドー液を使うと出にくくなるということなのである。
 では防除のほうはどうなるのかということで、パネラーの一人である東山梨農業改良普及センターの斉藤さんは、ノンボルドーでも防除については他の補う方法があるので対処できるとはっきりとおしゃっていました。
 肝心な農家の方からの発言ですが、やはり、糖度があがらず、そんな葡萄では高く買い上げてくれないだろう、どんなに高級な甲州種でもキロ250円にしかならないのでは、農業後継者も増えず、どんどん耕作放棄地が増えて、早晩、甲州種を作る農家はなくなるだろうという趣旨の発言をされていて、農家として生活は死活問題ということが切実に伝わってきました。しかし、三澤さんのご趣旨としては、栽培方法の変化(早期収穫とノンボルドー)にどのように対応していただけるのかということにあったようで、少しかみ合わない感じでした。

 いずれにせよメルシャン社としては、今回の甲州種の香りの出し方は、ワイン業界全体で盛り上げて欲しいという感じで、このムーブメントがこのまま去ってしまうなら、次にまた香りの関係で盛り上げをするのは困難という認識を示されていました。

 その晩、きいろ香を飲みました(ちなみに今年は5本ゲットできました)。香りはやはり比較試飲したグレース甲州とは違ってかなり華やかでした。味わいにもう少し厚みが出るといいなというのが率直な個人的感想です。
 このワインのタイプが今後どのような発展を遂げるのかは未知数ですが、甲州の一つのカテゴリーとなりうる存在と思いますので、全県国的に盛り上がるといいなあと思いました。

もうすぐお花見の季節だなあ、ロゼワイン仕入れなきゃなんて思っていたら、そういえば最近ホストクラブでドンペリが沢山飲まれているみたいだなあ、いくらするんだろと思いつき、少し調べてみました。


@キュヴェ・ドンペリニョン(通称・白)4〜6万円 マグナム10万円
@1万2000円

Aロゼ(通称、ピンク、ピンドン) 10〜15万円 
@95、93 3万7000円
 90 5万円

Bエノテーク(通称ブラック) 20〜25万円
@92 2万円
 90 2万3000円

Cラベイ(通称ゴールド、キンドン) 25〜40万円
@85 20万円
 82 25万円

Dエノテークの70年代前半以前の物(通称プラチナ)というそうだ。75万円ー100万円
@62 11万円
 73 9万円


他にも
クリュッグ 15ー20万円
クリスタルロゼ 20万円
マルゴー86 40万円
ラトゥール78 25万円

値段的には意外とひどい値付けではないなと思いました。まあ市販価格の10倍の値段だとぼったくりでしょうが・・。

で、飲み方ですが、ご存知のように自分がひいきのホストをbPにすべく、争って高い飲み物を注文するそうです。1晩で数十本のシャンパンを開けることもあるとかで、注文するとホストさんがドンペリコール、ドンペリダンスを踊って、5分で飲み干す。ドンペリコールのなかお嬢さんがラッパ飲みする。って感じだそうです。お店によってはホストがあまり酔わないように、エノテークだろうが、ゴールドだろうが、ピーチネクターで割るというような話もあるそうです。

いい勉強になりました。
なんかむしょうにドンペリ飲みたくなりました。

リシャールさんは、歌舞伎町とかでこんなにたくさん消費されていることを知っているのでしょうか。

本日発売。買いに走れ(笑)!

業界内で、メルシャンさんの測定情報によって収穫したワインの試飲会が開かれたということで、どれも柑橘系の香りむんむんのワインが多かったということです。あまりきいろ香のまねをしましたと大きく宣伝できないつらさはあると思うけど、甲州ワインの未来に向けて、なるべく公開していって欲しいですね。

庁舎内全面禁煙だそうだ。快挙!中央省庁では初めてのこころみ(ちなみに環境省はCO2削減のため、暖房を終日切っているそうな〜厚労省が下の階にあるのでそれでも20度以上だそうです)。

日ごろ、よく行く、吉田のうどん屋さん、ラーメン屋さんは、喫煙人口が多く、食事中に、喫煙をされると腹がたって仕方がない。思わず吸っている人をちらちらと見るのであるが(にらみつけるほどの勇気がありません。笑)、口頭で「すみません食事中なのでタバコは外で吸ってください」などと喉まで出かかるのであるが、いまだ言ったことはない。

何年か前に行ったサンフランシスコでは、バー、レストラン、ホテル内はどこでも全面禁煙だったものだ。日本も早くそういう社会になるといいなあ。

日本のグランメゾンと言われるフレンチレストランの禁煙状況はどうなのだろう。接待関係もあるので、許してしまっているのだろうかなあ。4月、人生初めてのグランメゾンに行くのでちょっと心配になっている(どこに行くかはおいおい)。


皆さんもうご存知かもしれませんが、TRIPPA通信さんの日本ワイン特集はすごいですね。
もともと、元料理王国の取材陣が集まって結成されたそうですが、とても充実の特集です。日本ワイン好きな方はぜひごらんになってください。

http://trippa.cocolog-nifty.com/jpwine/

デュブルデュー教授によると2005年ボルドーは1982年、2000年を凌ぐ出来という話で、プリムールも1997年並の水準に落ち着いた2004年から3倍近い値上がりになりそうとのこと。いやはや2005年生まれのお子さんを持つ親御さんは大変ですね。

ヴィナージュシリーズ
ブドウ発芽水特許出願
http://www.mercian.co.jp/release/2006/0620.htm
以前にもお伝えした、葡萄の涙をつかった化粧品シリーズがインターネットで
販売されることになりました。
美顔効果があるということで今後要注目です。

第10回 蔵めぐりワインウィーク
早春の勝沼のワイナリーとブドウ畑を訪れてみませんか?
2006年3月18日(土曜日),19日(日曜日)

詳細は、http://www.jade.dti.ne.jp/~chanter/kura.html

今年は事前講習会と1次試験を1日でやること、既報のとおりですが、日程が決まったようですね。
http://www.sommelier.jp/03/03_1.html

新橋に山梨の酒・食を堪能できるレストランが誕生しました。
その懲りようは半端じゃありません。
甲州ワインは、御三家のほか、サッポロさん、蒼龍さん、大和さん、シャトレーゼさん、原茂さんなどの各ワインをそろえ、また、楽しみ方でも、私もおすすめのワインのお燗、ロック割など多彩な楽しみ方をそろえ(ここが一番のお気に入りでした)、ほかに山梨の地ビール、地酒各社揃い、食的にも甲州ブランド肉、いのしししゃぶしゃぶ、伝統のおこうこ(おしんこのことですね)、ほうとう、煮貝、デザートも信玄大福(カスタード入りの苺大福)、また個室には掘り炬燵とかなり凝っています。相当、山梨の食と酒、文化を研究した末の開店と思われ、無事新橋に根付いて欲しいなあと思います。http://www.3cs.co.jp/restaurant/yurari.html

グラスワインは、ぜひ、一升瓶+湯呑みで。

3月1日発売とのことです。
去年の5000本から2万本へと増産です。750ml2300円だそうです。

記者会見によると、去年よりも、@かんきつ系の香りを安定的に発現する醸造、A甲州ワインに発生しやすい薬品箱やゴムのにおいのような欠点(フェノール臭)の把握・抑制ーという二大テーマに取り組んだ。ブドウの収穫期は9月25日前後。甲州の一般的な収穫期よりも早い。

メルシャンでは、収穫の前提としてのチオール化合物「3-メルカプト・ヘキサノール」が発現している時期についての情報を畑ごとに測定し、その測定結果を希望する勝沼のワイナリーなどにメール送信していたということで、今年は、先進的なワイナリーでは、かんきつ系の香りただよう甲州ができているかもしれませんね。

最近、あるところである人から新しくできた原産地呼称条例がうんぬんかんぬんという話を聞き、そんなものができているのかと恥ずかしく思いました。それでいろいろ調べていく中で、国産ワインの新基準なるものもあるそうで、いやはや勉強不足でした。それでちょっと調べて報告したものを最新情報(「最新」ではまったくないのですが)のほうに載せておきました。

勝沼のほうではぶどうに関しては勝沼町産100%ないし山梨県産100%、日本国内産100%にこだわりをみせ、自社醸造と謳っていますので、海外のブドウ、濃縮果汁や輸入ワインは使えないことになると思います。

というような感じで、勝沼町のほうは全面的に海外関係を排除できるのに対し、国産ワインのほうは、海外関係を区分するというレベルにとどまっているように感じました。規制のレベルで仕方ないのかもしれませんが・・。

いずれにせよ、とりあえず、補糖、補酸の規定を設けたり(より高いレベルのグレードを作ればいいと思います。)、甲州市全体で塩山のワイナリーも含めた条例制定をしていただき、全国に範たる原産地呼称制度を作り上げてもらいたいと思いました。

お読みの皆さんも気がつかれたことなど、ぜひ、ご意見・ご感想をいただければと思います。

http://budounooka.com/event/2006wz.swf

3月4日午前10時ー5時ブドウの丘にて。 主として甲州種について。

去年のアドバイザーコンクール1位の小林史高さんが基調講演。
その後、中央三澤さんがコーディネイターでパネラー、メルシャン斉藤さん、ダイヤモンド雨宮さんらによるパネルディスカッション。

参加申し込みしました。

こんな感じできれいになります。大体5本全部をきれいにカットするのに1時間くらい?

そして、剪定が終わった枝ですが、挿し木にして、再生させることができるのです。芽を二つ残して、つまり二節ごとに切り分けて(8センチくらい?)、それを一晩水につけます(一晩以上はだめ、長く漬けるとそれだけだめになる)。そしてそれを土の中にさします。上の芽が隠れないように(下の芽は土の中に入れてしまってOK)。土がかわきすぎたらたまには水をやる。5月ころ、芽が動き出したら、成功です。

少し挿し木をもらってきましたので、欲しい方は今日明日中にご連絡を。シャルドネです。

選定作業のほか、初日ということで、工場見学、基本的なワインの醸造方法、テイスティングなどをこなしました。参加者は山梨の方半分、その他の方半分という感じでした。

次回は5月の中旬で、芽かきや間引き、固定作業を体験予定です。

これから行ってきます。
10時−16時の予定です。子供の世話を見れず、後ろ髪をひかれる状態で出てきております。また、結果報告します。今日できるかどうかわかりませんけど。

行ってきました。シャルドネ5本の受け持ちで名札がつきます。今日の主たる作業は剪定作業でした。

去年の母枝から出ているものから、左右に2本ずつ1株に4本残す作業です。どの枝を残すかですが、枝元(主幹)に最も近い枝が理想で、太さ的には小指くらいの太さの枝を残す。太すぎると徒長してしまうし、細すぎると弱弱しい実しかならない。また鉄線(大体80センチくらい)よりも下から生えている枝を残して、水が回るようになったら(3月くらい)、左右に広げて結わえる。残した4本の枝をどれくらいの高さできるかですが、去年丸藤さんに教わったときは、8〜9芽残して切るというかんじでした。隣の枝との距離もありますが、150センチくらいかなあ。

もっと写真や図解ができればわかりやすいのですが、ウィークエンドヴぃにゅろん(?)の皆さんでもう少し教えてという方はコメントに入れてください。もう少しわかりやすく解説試みます。ただ、だんだん忘却しますのでお早めにお願いします。

醸造棟は広さ300平米、約130キロリットルを貯蔵できる能力がある。ワイナリーの中で一番高い場所にあるので、醸造棟内のタンクから地下貯蔵庫までを傾斜を生かしてホースをつなぎ、できるだけポンプを使わずにワインを移動できるように工夫した。ポンプを使用すると熟成過程では酸化が進みすぎたり、かきまわされることによってダメージを受ける可能性があるという。ブドウの選果台も導入し、今夏から本格稼動予定。

すべて重力により処理するのは、ジョシュ・ジェンセン氏ひきいるカレラのセントラル・コースト地区マウント・ハーランの標高700m程の所にある醸造場と同じですね。

去年に開発されたというニュースがあり、今回それが販売された。

3倍含有されているのはポリフェノールの1種であるリスベラトール。
リスベラトロールは、ブドウの果皮に存在する物質で、抗がん作用のほか、アルツハイマーや骨粗しょう症などへの効用が報告されている。150種類余りあるワインのポリフェノール成分のうち、特に健康への効果が期待できるという。

開発したのは山梨大学とメルシャンさん。
栽培醸造では、リスベラトロールを多く含むブドウの産地や品種を選んだ上で、棚を明るくしてブドウに紫外線が多く当たるようにするなど工夫。研究段階では人工的に紫外線を照射し、高温で発酵させるなどした。

というわけで、去年の開発のニュース後、ついに2月7日販売開始。
名づけて「すごいワイン」!!
山梨県産のベリA、長野県産のコンコードとメルロのブレンド。
やや甘口のミディアムライトボディ。2247本。1500円。
こちらは勝沼ワイナリーでの限定販売。
リスベラトロール量は11.7ppm(一般的な白ワインでは1リットルに1ミリグラム未満、赤ワインでは、2〜3ミリグラム程度)

3月14日は「メルシャン・メルロー・リスベラ」も販売開始。690円。こちらは全国で販売。

ダイワヴィンテージゴルフ倶楽部レストラン支配人でシニアソムリエの小牧康伸さんが「おもてなしの心」という演題で2月28日午後3時30分から甲府富士屋ホテルで講演会を開く。
観光立県山梨の実現に向け、県民一人一人に観光客への気配りやもてなしの心を育ててもらおうという趣旨。
小牧さんは甲府市出身で28年間帝国ホテルに勤務。

聴講無料、問い合わせは甲府商工会議所 055-233-2242

小牧さん、講演の成功をお祈りしております。

首都圏の団塊世代が大量に退職する2007年を見据え、山梨県は、東京日本橋の「富士の国やまなし館」に、農山村地域での暮らしを望む方々と県内各市町村をつなぐ相談窓口「グリーンカフェ(仮称)」を開設する方針を固めた。富士の国やまなし館は2004年4月にオープンした山梨県の観光・物産のPR施設です。
http://yamanashi.visitors-net.ne.jp/~tokyo/
http://www.yamanashiwine.co.jp/shinchaku1/fy/fyopen.html

退職金で山梨に引越し、そこで農業をやるというのはひとつの生き方ですね。農業体験にとどまらず、教育設備も充実させたほうがいいですね。農業と一口にいっても奥が深いと思います。

全国で41人という泡盛マイスターの2名が山梨県内在住者だそうです。リカー&フーズ・ウワヤの社長さん、居酒屋蔵のメスターだそうです。
社団法人泡盛マイスター協会が2004年から念1階の資格認定試験を実施しています。41人のうち24人が沖縄在住だそうです。
http://www.awamori-meister.com/sikaku.html

泡盛アドバイザーの上級資格のようですね。

しかし、こういう資格はやはり仕事に直結させないと資格を取っただけで終わってしまいますよね。残念ながら、私のシガーがそんな感じです。
ソムリエ協会HPより

例年7〜8月に開催していた基本技術講習会と呼称資格認定試験が同日に開催され、講習会の受講は受験の必須科目となります。
  大まかなスケジュールとしては午前中に講習会を受講していただき、午後に試験を受験し、1日で終了いたします。二次試験は従来どおり行われます。
詳細については現在検討中ですので、申込み方法とあわせまして、決まり次第お知らせいたします。(3月中旬頃を予定)募集案内開始は4月以降となリます。
  また今年度より試験の出題範囲をホームページ、募集要項上にて告知いたします。 (掲載時期未定)

2回目の募集でようやく抽選に通った。
第1回は2月11日。まずは自分の木を数本決めて、冬季剪定その他を実習予定。全5回でワインができるまでを一通り学ぶというシステム。

山梨  グレイスワインを楽しむ夕べ
 〜美食アカデミー 食の楽しさを求めるフレンチディナー〜 
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2月15日(水) 18時30分〜21時 (開場18時)
会場: 甲府富士屋ホテル
会場HP:http://www.fujiyahotel.co.jp/kofufujiya/
住所:甲府市湯村3-23-30
TEL:055-253-8111
会費:10,000円 定員:40名

ご予約・お問い合わせ (総合窓口)
  中央葡萄酒株式会社 
 〒409-1315 山梨県甲州市勝沼町等々力173
 TEL 0553-44-1230  FAX 0553-44-0924
  (TEL受付 平日9:00〜17:00)
 E-mail info@grace-wine.jp
 「グレイスワインを楽しむ夕べ」 担当係まで
  (お客様のお名前、ご住所、お電話番号、ご希望の人数、ご希望の会場を
   お教えくださいませ)


三澤社長さん自らナヴィゲートということです。
行ってみようかな。甲州種とフレンチの相性も気になります。

砂上の楼閣とでも言おうか。ライブドア帝国ついに落城。
これで20日以内に起訴、不起訴を決めるか、再逮捕して、勾留延長という形になります。ホリエモン本人もだけど捜査官も弁護士も、この1ヶ月近くで勝負が決まるわけで、しんどいだろうなあ。ライブドア自体の監理ポスト入り、買収の話も出ているらしいし。「驕れる者は久しからず」というものか。

私もワインの世界に入る際大きく影響を受けたなお美さんの番組が
あさってあるそうです。この前、某レストランで隣席させていただいたし・・。


1月22日(日)21:54〜22:48
TX系列(テレビ東京) 「ソロモン流」

  女優・川島なお美を徹底解明
  ▽犬ブランド立ち上げ▽ドラマ撮影現場密着
  ▽オリジナルワイン公開▽自慢の別荘に潜入
  

1 1月22日午後7時 ボンマルシェさんで 下関直送とらふぐフルコースとワイン会 ふぐ料理専門家がふぐ料理とふぐに合うシャンパン、ワイン7種 17000円 055-233-7877

2、澤田屋 ワインを楽しむ会 1月25日午後7時 和食とワイン マルスワインソムリエさんのお話を聞きながら家庭料理に合うワインを楽しむ 2500円 055-262-2050

3、にしかたさんワイン会2月5日午後6時30分みゆきやさん2階 15000円 古めのブルゴーニュ 055-227-3105

今年もよろしくお願いします。

なんかもうお正月が終わってしまった感じです。唯一、仕事をまったくせず、気兼ねなくのんべんだらりと酒を飲めるかなというときだったのに、あまり飲めずに終わってしまい、くやしいやらなんやらです。

で年末年始をまとめると
29日 アルモニアワイン会忘年会 La Cueillette(キュイエット)にて
韮崎市穂坂町三ツ沢1129(電話0551・23・1650)。とても夜景がきれいで、料理もベルクに長いこといらっしゃったシェフなので確実。穴場的レストランですね。グッド。
5500円のコース。オードブル、魚、肉、デザート、お茶。これにチーズをプラス(シェーブル、クロミエ、モンブリアックのプラトーを作ってもらう)
特別に持ち込みをさせていただく。泡ボーモンデクレイエール、ドンペリニョン98、白コントラフォン マコン200、ムルソークロラバ2000、赤 1998 ガイヤ バローロ スペルス 1999 ブルーノジャコザ バローロ  デル ファレット 甘口リューセック80ハーフ 

大晦日 我が家で、ブライダ、ブリッコ・デル・ウッチャローネ97 豚肉のトマト煮込みと。バルベーラの熟成を目の当たりにできる、こじんまりながら球体のバランスのよいうまみ。

元旦 自分の実家にて。 義侠・慶び(1年寝かせたもの) ひっかかりのないいいお酒、泡エグリ・ウリエ ヴィーニュドヴリニ NV 今年のもの、まだ少し荒れている。もう少し寝かせたい。 白02 V.d.P.フランシュ=コンテ シャルドネ・コレクスィヨン・レゼルヴ ヴィニョーブル・ギョーム 今絶好調  赤プリューレロック ニュイサンジョルジュ クロデコルベ97 ちょっと輸送疲れ その他。よく飲みました。

2日 AFグロのブルゴーニュルージュ02 こちらはさすがのAFグロ。他のグロファミリーに押されて影がうすいけど。飲んだワインはどれもおいしいです。

3日 クリュ・ボジョレー・ブルイィ(4800円 フレデリックコサール) 少し寝ている状態。穴子の煮付けと。クリュボジョレーってどうもボジョレーに多いキャンディ香がしないので、ブラインドはどうも苦手。これも飲みなれるしかないかな。

4日 エマニュエル・ルジェ・アリゴテ2000(2205円) 焼き鳥(塩)と自家製ピザとともに


って感じでした。

あとお正月なので、昆布と削り節で出汁をたっぷりとつくって、お雑煮に雑炊に煮物にスープに大活躍させました。貧乏性なのでお正月だけ(笑)。

2005年度

論文賞が後藤奈美氏
技術賞がメルシャン株式会社〜「きいろ香」
発表賞は山根さん(広島県立農技セ)に授与されました。


今年の結果が発表されました(2005年11月26日第4回甲斐Vin)
赤はカベルネが独占でしたね。

●甲州種甘口部門(出品ワイン18アイテム)

チャンピオン「プティグランポレール山梨甲州フリーラン2004」
       サッポロワイン勝沼ワイナリー
第2位   「アルガブランカ イセハラ」勝沼醸造
第3位   「鳥居平甲州樽発酵」シャトレーゼ勝沼ワイナリー

●甲州種辛口部門(出品ワイン21アイテム)

チャンピオン『シャンテ甲州樽発酵」ダイヤモンド酒造
チャンピオン「アルガブランカ ピッパ」勝沼醸造
第3位   『プティグランポレール山梨甲州辛口・穂坂収穫2004」

●赤ワイン部門(出品ワイン10アイテム)

チャンピオン「キャネーヴィノダ万力カベルネソービニオン樽発酵」
      金井醸造場
第2位   「オーク樽出しワインカベルネ」モンデ酒造
第2位   「シャトーマルスカベルネベリーA穂坂収穫」
      本坊酒造山梨マルスワイナリー


今年も甲斐Vinが開催されます。ずっと前にお知らせしたばかりでしたので直前になりましたので再び告知させていただきます。私今年も行けません。なんかついてません。

甲斐Vin 2005ワインセレクション 開催のお知らせ

山梨のワインをこよなく愛する「甲斐Vin(かいばん)」では山梨のワインを参加者全員でテイスティングして審査するイベント、「第4回甲斐Vin2005ワインセレクション」を下記のとおり開催します。
甲州種の2部門、欧州系品種の赤ワイン1部門をラベルを隠してテースティングし、気に入ったワインに投票いただきます。
もちろんワインは山梨県産ぶどうを100%使用したものだけです。
テイスティングの後は審査したワインをおいしいお料理と存分に楽しんでいただきます。

メーカーの担当者も参加しますので、気軽にワイン談義に花を咲かせてください。
審査の結果もパーティーの中で発表し、表彰します。
自分の好みにあったワインをみつけだすことができる、めったにないチャンスです。
皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2005年11月26日(土) 午後3時から
場所:ホテルハイランドリゾート・バンケットルーム富士
参加費:お一人様4500円(ワイン、軽食付き)

主催者側にメールでご連絡いただけば 
チケットは当日受付でお渡しするようご用意させていただきます
甲府・勝沼・石和・塩山からの送迎バスもご用意いたしておりますので
こちらのご希望がありましたらあわせてご連絡下さい

是非ご参加をご検討いただきますようお願い申し上げます

機山洋酒さんのHPを見ていると
●「キザンワイン白2004」は在庫僅少につき店頭販売のみとさせていただきます。
●「キザンワイン赤2004」は完売致しました。
●「キザンスパークリングトラディショナルブリュト」(11月15日リリース分)は完売致しました。
●「キザンセレクションシャルドネ2004」は完売致しました。

だそうです。
危なかった。しかし赤白は11月初旬発売、スパークリングは15日発売
前者は2週間で売り切れ近く、スパークリングに至っては3日で完売とは・・。
運よく小売店で見つけたら大人買いですね。

12月10日に白馬のリゾートホテル「ラネージュ東館」にてウスケボーイズの皆さんが全員集合(小布施、城戸、ボーペイサージュ、旭の4社)
ワイン付ディナーが1万5000円です。

このホテル、日本のワインの取り揃えはホテル関係では日本一かも知れませんね。
山梨、長野、山形と三大ワイン産地の主だったワインはすべてそろえてあるようです。

ただ、山梨からはちょっと遠いのがつらいかもですね。片道4時間以上かかるように思います。夏行ったときにここがラネージュさんかと思ったものです。

@北信シャルドネのマール(375ml 3500円 1000本限定)発売。軽井沢の蒸留所で作ったとのこと。ロリアンさんのグラッパも話題を集めていますが、いよいよマールグラッパフィーヌが盛り上がり出しそうです。期待。

A山梨ベリA2001(750ml 2100円 4000本)発売。今年の国産ワインコンテストでも異様な盛り上がりを見せていたこのワインがついに一般発売。小房つくりで濃度を高め、30ヶ月の樽熟成というワイン。とてもベリAとは思えない味わいでした。
長らく欠品だったキザンの赤白が発売中。04年はたぶんここ数年では02につぐいい年という評価なので楽しみです。私の家は実家もキザン白のファンなので、多めにキープしてしまいました。なお3本限定でスパークリングも発売中です。こちらもすごくリーズナブルかつおいしいです。

昨晩はイタリア料理のお店で焼酎を飲んだのですが、友人が旭さんのファンでまた買いに行った。誠実な感じのするご夫婦でワインもおいしいしなんて言っているのを聞いてうれしくなりました。一般の人たちにも山梨のワインが浸透してきているなと思いました。

乾杯はフルート型グラスでした(よかった)。
中身はやはりドンペリなんでしょうか。

料理は
前菜 オマール海老、キャビア、クリーム状のカリフラワーなどを何層にも重ねた冷菜
メイン 焼き上げた生ハム包みの子羊
デザート 丹波栗を入れてクリームをこんがり焼いた「マロンのクレームブリュレ」の上に、チョコレート製カップに入れたキャラメルヴァニラの氷菓

だそうです。

 すでに皆さん、旧聞だと思いますが、
 外務省が、東京・港区の飯倉公館貯蔵庫に保管するワインが約8000本に上ることが4日、鈴木宗男衆院議員の質問主意書に対する政府答弁書で明らかになった。答弁書によると2000年から04年にかけて同省が購入したワインは計2177本。総額で1644万3038円で、1本当たり平均約7500円。

 いわゆる宗男マニュアル(宗男氏から説明に来るように言われたり、会食の誘いを受けた場合、外務省職員としてどのように対応するかのマニュアル)に対する報復(20数個の質問書を外務省に対して提出したとのことで、外務省職員は答弁書作成で徹夜しているとか)だそうですが、7500円のワインってどんなかなと思います。

 来賓があった場合たとえば、2流クラスとしても、モエシャンドン(4000円)、ムルソー村名(5000円)、ボルドー4級格付け(7000円)平均5333円。1流クラスで、ミレジムシャンパーニュ(8000円)、シャサーニュ1er(7500円)、ボルドー2級格付け(1万2000円)平均9166円。1流クラスと2流クラスの平均が7250円なので、まあそんなものでしょうか。このほか三流クラス、超1流くらすとかがあるので平均7500円はまあそんなものでしょうかね。

「在庫は置かずにそのたびに買えばいい、贅沢すぎる」というのが一般の方の感覚だと思いますが、省内在庫でワインが落ち着くし、熟成やバックヴィンテージはなかなかお金では買えないというのが、ワイン好きな皆さんの感覚なのではと思います。
 しかし、その購入資金すべてが税金からまかなわれていると聞けば、ちょっと複雑ですね。

 エリゼ宮のワインリストは本が出ていたと思いますが、日本での来賓を迎える際のワインリストどこかに書いてないでしょうか。

と思ってググっているとありました。
なんと宮内庁に対し情報公開制度を活用して調べ上げた方がいらっしゃいました。天皇家が主催する宮中晩餐会のワインと食事リストです。
http://bacchus.ne.jp/news/menu/imperial_palace.html

でもこちらは宮内庁か皇室の予算から出るのでしょうね

ざっと見てみると料理はすべてフランス料理、ワインもすべてフランスワインです。また相手国によって献立の基本構成やワインが変わることはなく、乾杯はドンペリ、白ワインがブルゴーニュ、赤ワインがボルドーの5大シャトーのいい年のもので、デザートの終わりには決まって富士山型アイスクリームと果物が供されるようです。

グラスはどうなっているんでしょうか。菊の御紋が入っている切子グラスだったりして。

秋野菜とグレイスワインを味わう会 秋野菜とのマリアージュ。春野菜に続き第2弾です。

三澤社長さんが自ら案内をする秋野菜料理のディナー。
とき:2005年11月23日(水・祝)18時〜
ところ:カフェ・ラ・トゥーシェ(山梨県甲府市下石田2-29-4 Feliaビル2F)
会費:お一人様 3,800 (定員40名)
ご予約・お問い合わせ: カフェ・ラ・トゥーシェ TEL:055-222-0002
            中央葡萄酒       TEL:0553-44-1230


11月はチーズ月間。11日にチーズの日があり、17日はボジョレーヌーヴォー解禁ということで1年で一番忙しいという。

以下、フェルミエさんのメルマガから無断転載(ごめんなさい)

さて、11日はチーズの日。青山のスパイラルビルで行われる恒例の「チーズフェスタ2005」は今年で14回目。「チーズが彩る すこやか生活」をテーマに、世界各国のチーズの紹介やチーズ料理の実演&試食、書籍やグッズの販売等、様々な内容の催し物が行われます。

日時:11月11日(金)〜12日(土)
   11:00〜20:00(12日は19:00まで)
会場:東京都港区南青山5−6−23
   スパイラルビル3階
入場:無料
http://www.cheesefesta.com/

また、CPA(チーズプロフェッショナル協会)では、スパイラルのすぐ近く、青山ダイヤモンドホールにて「チーズプラトー・コンテスト&チーズパーティ」と「エルヴェ・モンス氏来日記念講演会」を開催します。こちらは有料となりますが、チーズもたっぷり食べられるとあってか大人気で、すでにほぼ満席状態。ただし、「コンテスト&パーティ」の方は若干余裕があるそうなので、参加ご希望の方は、お急ぎCPA事務局へお問い合わせ下さい。

チーズプラトー・コンテスト&チーズパーティ
日時:11月11日(金)
   18:30〜20:00(受付18:00〜)
会場:青山ダイヤモンドホール
   東京都港区北青山3−6−8
   B1F「エメラルドルームII」
参加費:一般4000円
    CPA・JSA・NBA会員:3000円
CPA事務局:03−5201−7654


.NHKまる得マガジン

 NHKのテキスト「タイプ別にセレクト おいしいチーズ」が、本日から本屋さんに平積みになって並んでいます。「NHKまる得マガジン」という番組で、やっとチーズが取り上げられることになりました。講師は野田幹子さん。六本木の「カノン」の女主人です。本業はシンガーソングライターで、なんとシニアソムリエでありチーズプロフェッショナル、という才女です。野田幹子さんの素敵な笑顔でチーズファンが増えそうな予感です。2005年11〜12月の教育テレビで、毎日5分間放映されます。放送日は、月曜日から木曜日の午後9:25〜9:30。再放送は火曜日〜金曜日の午後2:25〜2:30です。ぜひ、ご覧になって下さいね。

テキスト
「NHKまる得マガジン タイプ別にセレクト おいしいチーズ」
日本放送出版協会発行
定価:599円(税込)


http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu/

です。勝沼町の時代の名残もありますね。
今後、更新を重ね、充実したサイトとなるでしょう。

山梨逸品ウィーク
  ■日時: 11月14日(月)〜25日(金)、10:00〜19:00
  ■会場: 富士の国やまなし館(東京・日本橋)
      http://yamanashi.visitors-net.ne.jp/%7Etokyo/
  ■内容: ヴィンテージワイン(1950〜2000)の展示
        国産ワインコンクール金賞ワインの展示販売
        ジュエリー、織物、ワインの企画展示

去年の金賞ワイン丸藤さんのシュールリーやきいろ香が限定数本で毎日登場します。購入の最後のチャンスでしょう。

本日、勝沼町、大和村、塩山市の3自治体の合併が行われ、甲州市が誕生した。
甲州市勝沼町等々力〜というような住所表示になるという。
東山梨郡は消えてなくなることに。

甲州(種)と勝沼という二つの名前が一緒に入るすばらしさ。
新たな出発をお祝いしたい。

勝沼の隣塩山にあるフレンチのお店、エリソンさんが開業5周年の記念ディナーです。
http://www4.ocn.ne.jp/~herisson/5th.html
五味葡萄酒さん、奥野田さん、機山さんのワインを使った料理たちで、まさに山梨のワインと料理のマリアージュが楽しめます。もちろん料理に使ったワインをグラスで提供してくれます。コースで3150円とお手ごろです。
行ってみたいですね。

ほぼ2週間ぶりの更新。なんかこれといった記事がなくて・・・。

クリストフル・ファミリーセールのお知らせ

ああ、行きたいなあ。混雑するところはとても苦手なのですが・・。

今週末の二日間、クリストフルのファミリーセールが開催されます。
カトラリー、食器、フォトフレーム、トレイ、シャンパンクーラー
等が、なんとすべて50%オフとなります!
日頃、高くて手が出ない・・・とお
嘆きの方、どうぞお誘い合わせの上お出かけください。

日時:10月28日(金)10:00〜19:00
      29日(土)10:00〜17:00
場所:東京都港区新橋1−18―1
   中沢フーズ(航空会館3F)キッチンスタジオ内
お問い合わせは、クリストフルジャパン(株)まで
  :03−5413−1131

オータムフェアのご案内
東京 京王新宿店  10/13〜10/19
兵庫・姫路 山陽百貨店 10/15〜16
東京 玉川タカシヤマ 10/19〜25 (23日にセミナー有)
横浜 そごう横浜 10/21〜23 (23日にセミナー有)
東京 クイーンズ伊勢丹 品川店 10/21〜22
東京 クイーンズ伊勢丹 世田谷仙川店 10/22〜23
東京 クイーンズ伊勢丹 渋谷笹塚店 10/22〜23
東京 クイーンズ伊勢丹 文京小石川店 10/22〜23
東京 クイーンズ伊勢丹 江東錦糸町店 10/22〜23
山梨・甲府 イトーヨーカドー甲府昭和店 10/22〜23
東京 伊勢丹立川店 10/26〜11/1
  
グレイスさんのスタッフが直接百貨店に伺いグレイスワインのこだわりをお伝えします。だそうです。

→お近くの方はぜひおいしい日本のワインを試してみてください。お話を聞きながら飲むとなおさらおいしく感ずると思います。
  

 シャトー・メルシャンが、英国のガイド「ワイン・リポート 2006」で、アジアで最も優れたワイナリーに選ばれた(3年連続)。

 また、アジアで最も優れた品質のワインの第1位にシャトー・メルシャンの「桔梗ヶ原メルロー 2000」を選出。

 さらに、「最もエキサイティングもしくは桁外れの新発見」の第2位に「ジェイ・フィーヌ メルロー&マスカット・ベリーA 2000」が選出された。理由は、「長野のメルローと山梨のマスカット・ベリーAをブレンドするというこれまでの常識をくつがえした」だそうである。

ワインリポート誌は、サザビーズの編集が関与しており、マスターオブワインの寄稿などから構成されている。

アルザス リースリング 03
ブル  ピノ   02
ch.シサック     99
カルヴァドス

ピノはあたりましたが、またも3年連続でカベルネ(シサックはメドックのブルジョワ級)。いやあエキアドとともに裏をかかれましたね。アルザスリースリングもはずす人ははずしそう。テイスティングはソムリエのほうが例年難易度が高いのでしょうね。


今年も甲斐VINのシーズンがやってきましたね。
一般の参加者が一番いいと思う消費者主導のコンペです。
今年は参加したいなあ。

http://www.kaivin.net/
山梨大学はご存知のように国立大で唯一ワイン専門の研究センターを持っており、同センターはワイン専用のブドウ畑、醸造設備を持ち、教員と学生が毎年醸造しているのである。大学が法人化されため、研究成果発表の意味もあり、せっかく作ったのだから売ろうという方向になったのだと思われるが、サッポロワイン、フジッコ、まるき、メルシャンの4社に販売を依頼した(10月1日より直営店で販売)。

大学ワインは10種類で、ポレール山梨勝沼甲州遅摘み、山梨大学ヤマソーヴィニョンなどでエチケットには山梨大学の文字やイグレックみたいなYのシンボルマークが入る。山梨大が開発した酵母を使用という。売上の3%が同大の収入になるという。

ワイン自体はワインメーカーが作るということですかね。Y田先生に今度聞いてみよう。

関連
山梨大・甲府ワインセミナー 10月22日
http://kymwwwsv.akjim.yamanashi.ac.jp/gakusei/wine/sub1.htm

 東京は
 ■日時: 11月3日(祝)、4日(金)、AM11:00〜PM3:30(最終受付PM3:00)
  ■会場: 日比谷公園噴水広場
  ■イベント: やまなしの新酒ワインの試飲・即売(33社60銘柄以上)
        特産品コーナー(ヤマメ、ハム等)
        有馬靖彦とデキシージャイブ演奏 

山梨は、11月12日(土)13日(日) 10:00〜16:00
    小瀬スポーツ公園(山梨) 

今年もいよいよ新酒祭りの季節がやってきましたね。
500円でグラスを買って、グリッシーニのおまけがついて、いろいろな造り手の方々と楽しく会話しながら、飲めるんですよね。
いよいよ近づいてきましたが今回は企画をいくつかご紹介。
ブドウ村 品評会で入賞した甲州種ブドウが振舞われる。3トン用意。
ワイン村 500円の試飲用グラスを購入すると町内24社のワインが楽しめる
イベント村 吹奏楽や踊り、パレード、子供神輿、甲州ぶどう太鼓、マジレンジャーショー、萩原かおり歌謡ショー(菅原洋一ゲスト出演)
パレード 町内四地区の神輿
鳥居焼き 勝沼中学の生徒100人ほどが聖火をもって走り、柏尾山鳥居平の鳥居に点火する。その後花火300発。午後7時ころ?祭りのフィナーレを飾る。
アクセス 駐車場は650台その他勝沼駅と会場とをシャトルバスがピストン輸送してくれる(午前10時〜午後6時)

10月2日午前10時

知る人ぞ知る養老さん(山梨市、酒蔵櫂)でフリマ。
古着問屋、食料市場、クラフト工房などがならぶ午後3時まで。
問い合わせ 0553-22-0047 櫂

詳しくは
http://www.biscom.jp/y-link/event-05-furima.htm

ブドウ祭りのついでにお隣の山梨市までお運びください。
美人若女将がお迎えします(はず?)。

新酒祭りの季節ですね。気づいたところをいくつか、他にもたくさんあります。お祭りのはしごもいいですね。

@シャトーメルシャンハーベストフェスティバル
10月1日ー30日

ワイナリーツアー 毎日20分ごと
ワインメーカーズツアー 10月15,22,29午前10時30分
ワイン資料館ツアー 10月1,2,10,15,16,22,23,29,30午前11時
シャトーメルシャンミニセミナー 土日祝日午後2時
ブドウ踏み体験2日増し結うt土曜日午後0時半

詳しくは
http://www.chateaumercian.com/cm/news/festa2005/

Aマンズワイン ワイン祭り 感謝祭
11月3日 9時30分〜15時30分
新酒とワイントンのマリアージュ
その他アトラクションあり。
http://www.kikkoman.co.jp/manns/index.html

Bサッポロワイン勝沼ワイナリーワイン祭り
10月23日(日)午後9時30分〜15時30分
ワインの無料試飲、グランポレールなどの有料試飲
出店(ビール、ミネラルW、ジンギスカン、焼きそば、おでん)
ゲームやアトラクション

Cシャトー勝沼ワイン祭り
10月2日 9時〜17時 受付締め切り15時
もろみワイン試飲、グラス500円を購入しての無料試飲、ビザの販売など

Dシャトレーゼベルフォーレワイナリー新酒祭り
10月29日、30日 9時〜16時30分
内容: とれたての新酒ワインの試飲や限定チーズ、ケーキの試食をはじめイベント盛りだくさん。ぶどう踏み体験(14:00)やガイドツアー、ワインとよくあう料理の露店コーナーやキッズコーナーなど。
詳しくは
http://www.wine.or.jp/belle-foret/

10月22日午後1時ベルクラシック甲府
申し込みは14日まで。
内容は荻野県ワインセンター支所長 山梨のワイン、甲州のワイン
柳田先生 ワイン醸造と海の酵母のワイン
奥田先生 ワイン成分と健康ーポリフェノール
古屋ワイン酒造組合理事 ワインのテイスティング法
受講無料
申し込み法など、詳しくは
http://kymwwwsv.akjim.yamanashi.ac.jp/gakusei/wine/sub1.htm

メルシャンでは23日にきいろ香の仕込が始まった。05ヴィンテージはBT1万5000本できるというので今年より3倍増でより入手しやすくなるのではと思う。

さらに同社では甲州種特有の柑橘系の香りのもととなる3-MH(メルカプトヘキサノール)の分析状況を希望した県内メーカー27社に情報開示するというサービスを実施しているということである。具体的には標高差により選択された3箇所の畑で測定した含有量のデータをメールで定期的に配信しているとのことである。分析機械が山梨県にはないため、同社の分析に頼らざるを得ないわけであるが、それにしても手柄を独占せず、甲州種ブドウのよさを普及するために惜しみなくノウハウを県内各社に開示する姿勢はすばらしいの一言。麻井さんも天国で喜んでおられることと思う。

今年のエキスパート試験の問題であるが各種情報から次のようである。

・2002年OIVの統計で、栽培面積最大で、生産量3位の国:スペイン
・フィロキセラの被害にあっていない国:チリ
・赤ワインの樽熟成中に行われる作業:スティラージュ
・シャンパーニュ・ノンミレジメの熟成期間 15ヶ月
・シャンボール・ミュジニーとモレ・サンドニにまたがるアペラシオン:ボンヌ・マール
・ローヌ地方で赤と白を生産するアペラシオン:サンジョセフ
・ロワール地方アンジュで作られるオレンジの香りのリキュール コワントロー
・イタリアDOCGでリゼルバの表示の出来るもの:バローロ
・イタリアで比較的フルーティで早飲みのワインや発泡性のワインを作っている地域:パダナ平野
・イタリアの酒精強化ワイン:マルサラ
・ドイツで遅摘み法が生まれた年:1775年
・ドイツのオルツタイラーゲでヴィンケル村の畑名:シュロス・フォルラーツ
・乳飲み仔羊のグリル料理に合うワイン:シャトー・ポンテカネ
・マスカットベリーAの創始者 川上善兵衛
・チョコレートを連想させる飲み物:バニュルス・グランクリュ

テイスティング
1、シャブリ プルミエクリュ 2001
2、ラインガウ リースリング 2002
3、カリフォルニア カベルネソービニオン 2001
4、コニャック

アドバイザー
モーゼル・ザール・ルーヴァーのリースリング、
シャブリ、オーストラリア・シラーズ、グラッパのようです。
なお口頭試問もすべてエキスパートとは問題が違っているようです。
詳しくはADVさんのHPの速報をどうぞ。

しかし、シャルドネ、カリカベとオーストラリアシラーは去年のエキスパート・アドバイザーの共通問題、ドイツ年でドイツリースリングということであろうが、しかし、2年連続同一問題とは・・・完全に裏をかかれました。私のサイトが見られているのではと思うほど・・・(笑)。

とはいえ、延べ6回に及んだテイスティングをともにこなした後輩は品種は全部あっていたというので一安心。

法律改正で9月1日より改正法が施行。構造改革特区以外にも株式会社の農業参入が解禁ということで、たぶん全国で始めてのケースが誕生。新潟県妙高氏が地権者40人から借り上げた約6ヘクタールの(遊休)農地を20年間年額90万円で、株式会社妙高ガーデンに貸し出す。青じその無農薬栽培をハウスで行う予定とのこと。

本日、午後9時15分教育テレビで
北のワイン 故郷再生への大勝負〜十勝・池田町 が放映されます。
http://www.nhk.or.jp/projectx/yokoku/yokoku.html

10月の第1土曜日は例年、勝沼ぶどう祭りが開催される。
昼間はワイナリ各社が出店を出して、新酒の試飲含め、テイスティングを堪能でき、夜は、鳥居平に鳥居焼きが現れ、花火が打ち上げられる試みです。どこか民宿でも借りて夜の部も堪能されるといいかもしれませんね。

しかし、あいかわらず簡素というか素っ気無いぶどう祭りのサイトです。
http://web.town.katsunuma.yamanashi.jp/festa/

11月6日(日)に開催されるみたいです。
会費3000円で、ワインがつくみたいですね。
参加してみようかな。時期的になんとなく気持ちよさそうですよね。
メドックマラソンみたいに道端でワインを振舞われるともっとうれしいですね。

http://web.town.katsunuma.yamanashi.jp/marathon/syoukai.html

民間会社に運営サポートを委託しているみたいですね。こちらのページのほうがわかりやすい。
http://www.tecnoplan.co.jp/tecnet/info/?racecode=49

既報のタイトル。本日施行されました。
農地法上の制限(農家資格者に限定)をはずし、耕作放棄地を有効利用
しようというねらいです。

ワイン特区とのすみわけが出てきそうですね。両方を比較して、利用しやすい
ほうに流れていくのではないでしょうか。

昨今の日本ワインブームで耕作放棄地が減少するかなと思いつつ。
きっと、相関関係はないんでしょうね。

8月29日に1次試験が終了し、今年はソムリエ協会のHPに問題が発表されている。
http://www.sommelier.jp/what/Fram_kentei.html

ざっと見る限りほぼ基本的な問題と思う。でもドイツはあいかわらず苦手な印象。当時の力量がそのまま出ますね。

9月20日が2次試験(アドヴァイザー、エキスパート)。3週間あまりとほとんど準備できる期間がありませんが、みなさんテイスティングとかがんばってください。口頭試問は1次合格の力量があれば大丈夫と思います。

9月7日から4回にわたり、山梨のワインを中心に放映予定。
テキスト販売中です。表紙にマッカーサーと甲州種葡萄が写っています(735円)。ワイン王国の香取みゆきさん、冨永さん、工藤結花さん、田崎さんが執筆しており、結構ボリュームがあります。80ページほど。各ワイナリーの案内、ワインの紹介なんかのページもあります。

以下、NHKHPより抜粋。

知るを楽しむ なんでも好奇心
 ワイナリーへいらっしゃい〜探訪・日本人のためのワイン〜
後10・25〜10・50
9月7日(水)〜28日(水)教育後10・25〜10・50 (全4回)
 新番組「知るを楽しむ」の水曜日は、視聴者を知的な旅へと誘う「何でも好奇心」。
 ワインといえばフランスをはじめとするヨーロッパ。鹿鳴館の昔から舶来趣味と結びついて語られた影響か、日本人は世界一おいしいと言われる生食用ブドウを作る一方で、ワインのためのブドウには関心が薄かった。しかし最近、国産高級ワインを目指してブドウ作りから取り組み、醸造に工夫を凝らす動きが広まっている。例えば日本在来の品種「甲州」には高級ワインに欠かせない個性的な香りが宿っていることが最近の研究で判明、それをひきだす醸造にも成功し、にわかに注目されている。DNA鑑定からは、「甲州」がヨーロッパで広くワインのために用いられるヴィニフェラ種と同属であることもわかった。
 番組では山梨・勝沼などに日本人の生活に根付くブドウ文化を訪ねながら、日本産高級ワインの条件を探っていく。これまで縁遠かった人にもワインとの距離がぐっと縮まる4回シリーズ。

第1回 葡萄酒とワインの間
 安土桃山の頃、南蛮船で運ばれてきた「チンタ」との出会いが日本人とワインのつき合いのはじまりである。明治以降、舶来趣味、西洋趣味と共に広がるが、庶民には戦後に至るまで「葡萄酒」は「赤玉ポートワイン」などで代表される甘いリキュールであり、どこかに薬用の意識が残っていた。番組ではワイン史に詳しいソムリエの田崎真也氏を招き、日本人とワインの関係を振り返ると共に、最近ようやく注目されるようになったワインのためのブドウの条件を語ってもらう。

[案内人] 森田美由紀 (NHKアナウンサー)

[番組ホームページ] http://www.nhk.or.jp/shiruraku/

http://www.grace-wine.co.jp/event/report/shukaku_23/shukakusai_23.html

大本営発表!

明野にミサワワイナリーが!今年の収穫祭ではこのワイナリーが会場に。

フェルミエさんのチーズ販売店は真弓さんが担当。

というわけで今年の収穫祭は見逃せませんね。


庭のシャルドネを収穫。去年の3房から5倍以上に増えました。
で、ボトル1本くらいにはなりそうでしたが、今年もワイン仲間などと
一緒に食べてしまいました。シャルドネのワインを飲みながら、シャルドネを
食べるのは本当贅沢です。

ヴァーチャル蔵巡りのメンテ中気づいたことをいくつか。


1、旭洋酒さんでピノノワールの収穫隊を募集
http://www5e.biglobe.ne.jp/~soleilwn/

こっそりと募集しているかもしれないのでこれくらいで。
でもちょっとだけ。二人一組で応募するということで
収穫にご興味の方はぜひ。鈴木ご夫妻とも仲良くなれる機会です。
また、いろいろと特典があるみたいですよ。
04のピノはすごくいい(まだ未飲)ということなので今年も期待。

2、キザンの赤白。2004年ヴィンテージが11月発売。
長いこと欠品が続く超人気のキザン赤白なんて書くとまた売れまくってしまうのでこれもこっそりと(私の分残して置いてください)。

3、アサヒビールワイナリーが、系列ワイナリーのサントネージュさんに製造機能を移転。いろいろとワイナリーのM&Aがはじまっているようです。

4、金井さんのところで、デラを8月12日に収穫。今年は過去もっとも少ない3回の農薬散布で済み、なんと天然酵母による自然発酵にトライ。今年の金井さんのデラも見逃せません。やはり低農薬の万力シャルドネも昨日収穫。うちのシャルドネももう収穫していいのかな??

5、白百合醸造さんHP。ワイナリー設備のバリアフリー化宣言と珍しい韓国語による案内ページを新設。→これまで英語の案内を採用するHPは数社実現されていましたが、韓国語を見たのは初めて。観光客の比率が一番韓国の方が多いとすれば当然といえば当然の対応ですね。見事。

6、シャトージュンさんで、現在もろみワイン販売中(1杯200円)。めったに飲めないと思うので、葡萄の丘に寄られた方はぜひトライしてみてください。おいしいです。

7、敷島醸造さんで、苗木オーナー募集(1区画3万円。ワイン1ケースと栽培体験その他特典つき)とバレルオーナー募集(シャルドネ、メルロー1樽100万円。5年間随時?樽出し可能)

8、笹一さん。ワイン部門がかなり強化されていますね。甲州は長谷部さんを中心に新しいプロジェクトが始まっているようです。

9、サントネージュさん。9/23、10/15に「もろみとぶどうを楽しむ会」、10/29、30に「新酒を楽しむ会」を開催。詳しくは↓http://www.asahibeer.co.jp/wine/ste-neige/ste_event.html

10、ヴォーペイサージュさん。忙しいため、しばらくHPをお休みとのこと。残念ですね。

11、フジッコさんで、蔵巡りワインセミナー開催中。毎土曜日。自社圃場(季節により栽培体験も)、醸造設備、簡単な料理とともにワインとの相性研究など、1000円。詳しくは→http://www.fujiclairwine.jp/news003.htm

12、まるきさん。
8月の土日月9時から午後3時まで1時間おきにもっちのワイナリーツアー開催中。
もっちのBLOG。いやあ、もっちさん敬服いたします。でも、ちょっとアバターに無理がありますね(笑)。
http://blog.livedoor.jp/mochi405/

13、マンズさんで、エチケットに栽培履歴などを詳細に表示。http://www.kikkoman.co.jp/manns/seisansha/index.html
トレーサビリティの試みですね。すずらんさんや奥野田さんなどとともに確実にこれらの試みが始まっており、心強いですね。

14、グレースさん。9月24日土曜日、明野で恒例のワイン祭り。

11月25日村治佳織さん(guitar)
12月20日朝本千可さん(sax)&上田正樹さん

いずれも県民文化ホール小ホール18時会場

本日午前10時からミューズクラブ会員の先行電話予約
明日午前10時から一般先行電話予約(055-228-9131)

1回4500円。

このワインコンサートも何回目になるのだろう。開演に先立って協賛の
ワイナリーがワインをサービスしてくれるといううれしいコンサートなので
ある。

クラシックギターもたまには聴いてみようかなと思いつつ。

ワイン特区にフジッコさんと笹一さんが新規参入。開設当初の勝沼醸造さん、アルプスさん、今年3月のモンデさんに続いて5社目の参入。フジッコさんが勝沼町下岩崎に、メルロと甲州用の畑を賃借。笹一さんが豊富村にメルロ、シラー、プティヴェルドの畑を借りるとのこと。
→笹一さんはもともと日本酒の蔵が母体であるが、今回の計画は欧州品種しかもシラーやプティヴェルドなどという品種を扱うとのことで、なかなか意欲的な取り組みと感ずる。

特区を利用する必要のない農家法人やその他農家資格のある事業者なども含めると確実に自家栽培の機運が高まってきていると思われる。自家栽培により、ワイン用葡萄の栽培を真剣に追求するとともに栽培の困難さを実感し、それをいまだ需要の大きい契約栽培農家にフィードバックしてもらう中でワイン用葡萄のさらなる品質向上が図れればすばらしいことと思う。

金賞蔵のマルスワインさん。
HPでも新着情報に載せないし、ワイナリーの前を通りかかるが、金賞受賞!とか、全然宣伝していなくて、ある意味好感を持てます。

そんなマルスさんですが、以前、甕仕込エンシャントファーメンテーションシリーズの話題を書いたことがあったと思いますが、今度は1961-2000年までの長期貯蔵ワインを加えた酒精強化ワインを発表。
年毎のかめの前にその年の出来事をパネルで表示、1杯200円から(年によって異なる)。
もともとは焼酎メーカーで甕熟成の技術を応用したもので、甲州やベリAに県産デラウエアで作ったブランデーと長期熟成ワインを加えたもの。ワインの名称は「ヴィニョ・デ・マルス優貴熟」。ボトル売りもあり、500ミリ1600円から。

本日来ました。

既報の矢作洋酒さんで葡萄の剪定後枝の切り口から出る樹液を採取無菌ろ過したもの。葡萄自体は有機栽培に近いとのこと。飲み口はごくわずかに甘みがあり、すっきりとしているとのこと、700ミリリットル1050円、700本限定。ネーミングがいいですね。

http://www.katsunuma-winery.com/kaze/news2005_8.htm

勝沼醸造さんで早くも2005年のNOUVEAU祭りのお知らせが。
3部構成で、早くも第1部は満席だそうです。
10月29日土曜日、レストラン風においてです。

県内の某異業種交流会が主宰となって、ワインとデザートの相性を探るプロジェクトが立ち上げられた。

都内のパティシエがワインで煮込んだ桃などのデザート3品を用意し、ホテルやワイナリー関係者が提供した6種類の県産ワインとの相性を確かめた。

→甲州種にある桃とかイチジクとか果実の香りとデザートは合わないわけはないと思うので、今後の研究をさらに深めていただきたいと思います。山梨の桃には山梨のワインがきっと合うはずです。

スロベニアの首都リュブリアナで毎年開催される。1955年に開始され今年は第51回。

世界24カ国から746点出品(金87、銀134、など)。日本からは75点が出品。金賞1、銀賞7。

サントネージュワインさん
【カベルネソーヴィニヨン ヴィンテージ2001年】【シュヴァリエセミヨン】【山梨セミヨン1987年】がいずれも銀賞。

常連大和葡萄酒さん。[Vin de Royal YASUMASA2000]
勝沼醸造さん アルガブランカイセハラ2004
サッポロワイン勝沼ワイナリー [プティグランポレール ヤキマバレーカベルネソーヴィニョン2001]
同社岡山ワイナリー [グランポレール・ヤキマバレー・スナイプスヴィンヤード カベルネソーヴィニョン2002]
など。

金賞、銀賞の確認いまだです。確認できましたら、コメントに書き込んでおきます。

本日発売。
口腔用品の開発会社の某社が山梨県産のブドウジュース(ブラッククイーンなど3種類を原料)を使った歯磨きを開発販売。歯を磨きながら葡萄が味わえるだそうだ(1000円)。
http://www.mindup.co.jp/seihin/kaitekikai_bud.html

北バイパス沿道を朝走らせていると、デラの運搬をしている車を多く見かけるようになってきた。ようやく完熟デラの収穫開始ですね。

今年も去年同様雨が少なく、すばらしいデラが出来そうですね。
去年は金井さんのところですばらしいジュースを飲ませてもらいました。今年の出来を伺いに行ってみようかな。

http://www.jwine.jp/prize2005/index.html

本日発表。

甲州種から初めて金賞ワイン2本が誕生!!
甲州辛口部門
金賞・カテゴリー賞 2004 ルバイヤート甲州シュールリー 丸藤葡萄酒工業(株) 1,585円(販売中)
金賞 シャトーマルス 甲州 白根シュール・リー2004 本坊酒造(株)山梨工場 1,270円(販売中)

丸藤さんのシュールリー。ケース買いしてありよかった。今年のシュールリーはおいしいぞと思っていました。和食のお供に最高ですもんね。おめでとうございます。


その他金賞ワインのみご紹介。本坊酒造さん(マルス)が県内産葡萄品種2種で金賞を獲得したことが特筆されるほか、メルシャンさんのワインが目立ちます。その他ほぼ大手企業ワイナリーの独占状態のなか、イケダワイナリーさんの健闘が光りますね。

欧州系赤
金賞・カテゴリー賞 シャトー・メルシャン長野メルロー アメリカンオークマチュアード1999 メルシャン(株)勝沼ワイナリー オープン 1,667 販売中
金賞 シャトー・メルシャン桔梗ヶ原メルロー2001 メルシャン(株)勝沼ワイナリー 10,500 8,021 2005.12
金賞 シャトー・メルシャン長野メルロー2001 メルシャン(株)勝沼ワイナリー 3,150 13,595 販売中
金賞 シャトーマルス穂坂日之城カベルネ&メルロー2003 本坊酒造(株)山梨工場 5,000 1,081 2005.12
金賞 ソラリス信州千曲川産メルロー2002 マンズワイン(株)小諸ワイナリー 3,500 14,000 2005.12
金賞 ソラリス信州小諸メルロー2003 マンズワイン(株)小諸ワイナリー 5,000 1,800 2005.12
金賞 2004メルロー イケダワイナリー(株) オープン 1,150 2005.10


欧州系白
金賞・カテゴリー賞 ソラリス 信州小諸シャルドネ樽仕込2002 マンズワイン(株)小諸ワイナリー 5,000 1,200 2005.12
金賞 シャトー・メルシャン 北信シャルドネ2004 メルシャン(株)勝沼ワイナリー 6,300 3,678 2005.10

極甘口
金賞・カテゴリー賞 グランポレール 長野古里ブドウ園貴腐 2002 サッポロワイン(株)勝沼ワイナリー 31,500 170 販売中
金賞 2004 貴腐葡萄37 ケルナー 北海道ワイン(株) 5,250 19,000 販売中

メルシャンさんが輸入する各国のデイリーワインクラスのものは
スクリューキャップを採用したようだ。
たとえばアルベールビショー社の1000円くらいのワインとか。

他の高級ワインもスクリューでいいのになあと思いつつ、このところ
ブショネに遭遇していない。なんて書くとまた寄って来るので知らん振り(笑)。

その1
7月30日午前10時30分 ルミエールさんにて。
カベルネソーヴィニョンの剪定後、ワインとバーベキュー。
また限定ワインの販売もある。
会費3000円。問い合わせ0553-47-0207

その2 こちらはスクール生のみかもですが、お問い合わせください。城の平を剪定できるなんて魅力的ですよね。いつも出席したいのですが、なかなかタイミングが合いません。夜の宴会は一人1本ワイン持ち込みでものすごく盛り上がるそうです。

この夏もJOYワインスクールでは、恒例行事の「夏の剪定」を実施いたします。日本
を代表する銘醸ワイン・メルシャン城の平カベルネ・ソーヴィニヨンの畑で剪定作業
を体験しませんか?剪定のほかにBBQや桃狩り、ワイナリー見学など企画は盛り沢山。
夏の週末2日間、日本のワインのふるさとでめいっぱいエンジョイしましょう。

日程:8月9日(土)
   12:00 現地集合(勝沼町 ぶどうの丘)
       昼 食後剪定作業
       夜 温泉の後、宴会
   8月7日(日)
   10:00 桃・ブドウ狩り・白百合醸造見学・試飲
   13:00 解散予定

参加費:18,900円(税込み)

締切:7月29日(金)
参加ご希望のかたは、スクールまでご一報下さい。その後上記締切日までに参加費を
お振り込み、もしくは直接スクールにご持参下さい。ご入金をもちまして、正式な参
加申し込みとさせていただきます。

お問い合わせ・お申し込みはJOYワインスクールまでご参加、お待ちしております。


申し込みが16日から始まっています。
私も遅ればせながら本日申し込みました。

甲州種の金賞が誕生するか楽しみですね。

http://www.jwine.jp/winetasting.htm

某社が勝沼トンネルカーヴに預けてある数万本のワインを担保に銀行から2000万円の融資を受けることができた。
→寝かして熟成を待つ間の運転資金ということで、フランスではカーヴごと、イタリアでもパルミジャーノレッジャーノが担保になるということであるが、日本でもついにという感じである。
目先の売上を追求せずに甲州種ワインの熟成の可能性にかけた某社とそれを支援した某銀行に拍手を送りたい。

今朝農村地帯で車を走らせていたら、もうデラの収穫後の運搬をみかけた。
かなり青デラの状態でしたが・・。
完全にヴェレーゾンしている畑も発見。もうそんな季節なのかなと思いました。

「ハーベスト・フェスティバル 2005」が10月1日から1か月間、山梨県勝沼町のメルシャン勝沼ワイナリーで開かれる。

 無料のワイナリー・ツアー、ワインメーカーズ・ツアー(1050円)、シャトー・メルシャン4種のテイスティングを含むミニセミナー(1000円)。
 思い出の写真をその場でオリジナルラベルにする「フェスティバル記念シャトー・メルシャン」の販売。

 また、10月8〜9日には11月1日の甲州市誕生を記念した特別イベント「シャトー・メルシャン・テイスティングセミナー&ランチコンサート 東漸(とうぜん)」。桔梗ヶ原メルロー 2001Signature」のテイスティングのほか、地元の料理と中国の楽器の生演奏つき。


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ぶどう畑の状況(全国ワイン同業者連合会)
Etat du vignoble au 8 juin 2005(ONIVINS)
----------------------------------------------------------------------
全国ワイン同業者連合会(ONIVINS)が、6月8日時点でのぶどう畑の状況を発表
した。
(注:調査対象の相違により、各委員会とONIVINSの発表する開花時期などに
差がでることもありますのでご了解ください)

(全般)
04年から05年にかけての冬は寒く乾燥していた。このため05年の発芽は遅くな
ったが、春の暖かさが訪れると、すばやく広がった。5月中旬の温暖な気温に
より、ぶどうの生長は規則正しく、一様に進んだ。花穂の着生も順調と判断さ
れる。畑や品種にもよるが、開花がまさに始まろうとしている。畑の衛生状態
も良好である。

(ロワール)
冬の気温がかなり低かったために、発芽は遅れ、長引いた。雨が少ない月が続
いたが、4、5月の降雨量は平年並に戻った。しかし、保水量を必要なレベルま
でに回復させるには至っていない。4月末と5月末には気温30度を記録するなど、
気温が激しく変動したため(気温差は最大で16.5度)、ぶどうの生長は不規則で
ある。着生している花穂は多く、気候面での大きな問題がなければ、今年も昨
年と同様の収穫量が見込まれる。

6月8日現在、カベルネ・フランの開花は終了。6月の気温が低いために、シュ
ナンとムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)の花はやや元気がない。トゥ
ーレーヌとサントル・ニヴェルネ地区では、天気に恵まれ、ガメイの開花は終
了、ソーヴィニヨンの開花が始まった。

(ブルゴーニュ・アルザス・シャンパーニュ・ジュラ)
04年から05年にかけての冬は特に厳しく、激しく気温が変動した。春は雨が降
り、気温の低い日と高い日が交互に訪れた。

シャンパーニュ
発芽は4月後半となった。ぶどう樹の生長は04年にくらべてやや遅れている。
花穂の着生は順調で、収穫量は04年よりやや少ない程度と予想される。ベト病
の可能性は平均並み。ウドンコ病の可能性は少ない。

ブルゴーニュ
発芽は場所と品種によるが、4月7日から21日ころに広がった。シャルドネの開
花は6月1日に満開となった。ここ10年に対し、1週間弱早くすすんでいる。花
穂の着生は順調で、収穫量はこの10年の平均並と予想される。ベト病の可能性
があったが、6月1日現在は落ち着いている。

アルザス
発芽は4月の最初の2週間に広がった。6月1日現在、全般的に蕾の状態。04年の
同時期と同じ進み具合である。ピノとリースリングの花穂の着生が特に順調。
5月末にウドンコ病とベト病の最初の兆候がみられ、この2つの病気が広がる可
能性が高い。

(ローヌ・アルプ (ローヌ、ボージョレーなど))
04年から05年にかけての冬はとても乾燥していて、2月から3月中旬まで寒かっ
た。4月に北部で豪雨ともいえるまとまった雨が降り、遅れていたぶどう樹の
生長には恵みの雨となった。5月の中旬から涼しく乾燥した日が続いたため畑
の衛生状態は極めて健全であり、この中で開花が進んでいる。発芽時期の3週
間の遅れは取り戻した。花穂の着生の状況から、収穫量は多いと予想される。

ボージョレー
花がちょうど満開の状態。収穫時期はほどほどの早さと予想される。


(アキテーヌ(ボルドー、コニャックなど))
冬は寒く、雨が少なかった。ぶどう樹の生長は、水分不足の中始まった。発芽
は3月末から4月初めと遅かった。4月末と5月末に気温があがり、生長の遅れ
を取り戻すことができた。5月13日と16日に雹が降り、ベルジュラック南部と
ビュゼの畑、計500haが被害を受けた。

アキテーヌ
発芽は規則通りであった。成熟の早い区画のメルロは6月初めに開花が終わっ
たが、平均的には満開の時期は6月5日頃と予想される。04年の収穫量が多かっ
たがぶどう樹に疲れている様子はなく、唯一の問題は土中の水不足である。

(ラングドック・ルーシヨン)
04年の秋と冬の初めから05年の2月まで、西側を除いて暖かく乾燥した日が続
いた。西側のオード県とピレネー・オリエンタル県では地中の保水量を回復さ
せることができた。ガール県の一部では2月末に気温が−15度以下まで下がり、
ぶどう樹に被害がでたが、収穫量への影響はまだわからない。この影響で発芽
は遅くなったが、春の暖かさが訪れると、すばやく広がった。
5月末に始まった開花は、好条件のもと終わりつつある。花穂はどの地域でも
どの品種でも多い。畑の衛生状態は健全で病気の可能性は少ない。生長の遅れ
も取り戻した。不安要素は土中の保水量と、東側(ガール県、エロー県)で乾
燥した状態が続いていることである。

(プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール)
05年の第一四半期は寒く乾燥していた。最初の発芽は4月初めにようやく見ら
れた。4月末から気温があがり、雨がふったおかげで生長の遅れを取り戻した。
6月1日現在、沿岸の畑の熟期の早い品種で、開花が始まっている。花穂の着生
も順調。5月半ばの雨と気温があがったせいで、ベト病とウドンコ病が発生し
たが、生産者はうまく対応している。
(http://www.onivins.fr/ より)



フランス食品振興会発行メールマガジンhttp://www.franceshoku.com/より

2005年6月10日に行われたジャパンワインチャレンジの結果
http://www.japanwinechallenge.com/

金賞受賞ワイン 日本のワインでは該当なし

銀賞受賞ワイン
Japan Aruga Branca Clareza 2004 (勝沼醸造さんhttp://www.katsunuma-winery.com/news2005_06_22.html)
Japan Petite Grande Polaire Yamanashi Koshu Dry Hosaka Harvest 2004 (サッポロワイン)
Japan Fujiclaire Selection Tarukoshu 2003 (フジッコワイナリー)
Japan Yamato Wine Vin de Royal Toriihira Koshu 2001 (大和葡萄酒)
Japan Chateraise Toriibira Koshu 2003 (シャトレーゼ)

銅賞受賞ワイン
Japan Kosyu Slack 2003
Japan NAC Merlot Tarujyuku 2003
Japan NAC Cabernet Franc 2004
Japan Ajimu Budoushu Koubou "Xavier"
Japan Priere Koshu NV
Japan Grace Koshu 2004
Japan Cuvee Misawa 2003
Japan Katsunuma Kami-iwasaki 2004
Japan Petite Grande Polaire Yamanashi Koshu Free Run 2004
Japan Polaire Okayama Muscat of Alexandria Extra Sweet 2004
Japan Soryu Tokubetsujozo Koshu 2004
Japan Fujiclaire Koshu Shururi 2004
Japan Chateau Mars Koshu Shirane sur Lie 2004
Japan Mars Wine Shinshu Komagahara Dolce Yama Sauvignon 2004
Japan Chateau Mars Hosaka-Hinoshiro Cabernet and Merlot 2003
Japan Takahata Winery Merlot & Cabernet Sauvignon Unfiltered 2001
Japan Chateraise Toriidaira Koshu 2004
Japan Hayachine Seele Zweigeltrebe Tarujyukusei 2002


承認シール
Japan Francisco Delaware 2003
Japan Francisco Delaware 2004
Japan Umekai NV
Japan Kikuka Chardonnay Barrel Aged 2003
Japan Aruga Retiro D Catavento 2003
Japan Chateau Charmant Chardonnay 1997
Japan Chateau Charmant Cabernet Franc 2000
Japan Soryu Tokubetsujozo Koshu Taru Hakko 2004
Japan Soryu Tokubetsujozo Cabernet 2004
Japan Fujiclaire Koshu Tarujukusei Sweet 2004
Japan Fujiclaire Koshu Tarujhako 2004
Japan Chateau Mars Isawa Koshu Dry 2004
Japan Chateau Mars Hosaka-Hinoshiro Chardonnay 2003
Japan Takahata Winery Cabernet Sauvignon 2001
Japan Azumi Apple Merlot 2003
Japan Shirayuri Winery Koshu 1996
Japan Chateraise Toriibira Kai Noir 2003


今年は昨日と今日が事前講習会であったが、諸般の都合により欠席、本試験も受けません。
去年勢いで合格しておけばなあと後悔しています・・・。まあ人生長い目で見てまた挑戦できる
ときを待ちます。

今年の出品締め切りとエントリー本数結果。全国20道府県83ワイナリーから446本がエントリー。第1回(418本)、第2回(405本)を大幅に上回る出品。

公開テイスティングは8月20日(土曜日)募集受付は7月16日から先着200名。
http://www.jwine.jp/winetasting.htm

審査員決定
今年から消費者枠が出来た。わが県から長谷部さん、他県からソムリエの方が選出。消費者枠といっても純粋に消費者が審査に加わっても、的確なテイスティング、評価ができるわけではないので当然といえば当然。
素人の方々向けに、たとえば公開テイスティングの際、銀賞以上で一番感銘を受けたワインに対して投票し、コンシューマー賞(なぜか英語になる)をあげたらどうだろう。
山梨県では三澤さん、大村さんが審査員を降りられて、サントリーの西野さんが審査員に。
http://www.jwine.jp/inspe.html

審査会日程
審査会は7/13〜15。結果発表は7月末!

勝沼町ぶどうの丘「夏の夜の和飲会」
甲州ワインに合わせたぶどうの丘オリジナル料理(ビュッフェとコース料理)とともに、ソムリエや醸造家によるワイン談義とボサノバを織り交ぜて、夏の夕べをお楽しみいただきます。
 ◆日時 2005年7月3日(日)17:00-19:30
 ◆会場 勝沼町ぶどうの丘
 ◆会費(お食事付)お一人様 5,000円(税込)*要予約
 詳しくはぶどうの丘ホームページをご覧下さい。

近くに寄ったので、伺う。

ここの甲州は好み。現在、普通の甲州(1100円台)と甲州シュールリー(1500円台)とがある。普通の甲州は若干残糖感がある感じ。その点、シュールリーはふくよかさとバランスが取れて、よりよくなる。シュールリーのほうをケース買いしてしまいました。

しかし、にしかたさんの湘南日本ワインの集いはすごい。鈴木さんによると、昨日も8社を回られていたというお話なので、その活動量には驚かされる。

氏のおすすめの日本ワインが生産者とともに楽しめる絶好のチャンスですので、お近くの人はこの機会をお見逃しなく!
http://www2.odn.ne.jp/%7Ecdj80950/semi/20050626.htm

表題のワインコンクールで日本人審査員として参加した甲府のカフェ・ラ・トゥーシェのソムリエ工藤結花さんが、最優秀日本人審査員賞を受賞。
MW(マスターオブワイン)が5人、このコンクールの審査員として参加していて、その他総勢77名の審査委員の中からMWが8名を推薦し、ワインのコンクールのほかに、審査員のコンクールも行われる。工藤さんは審査員の一人として参加していて、MWが推薦する8名に選ばれた。この8名は英語での筆記試験とブラインドテイスティングとで競い、工藤さんは過去最高の91点を獲得。2位の78点を大きく引き離し優勝した。例年80点台前半が1位の成績なのでMWも工藤さんの成績には驚いたという。

工藤さんおめでとう。すごいですね。

そろそろスパークリングの消費量が多くなる季節ですね。
去年だったか、おっとしだったかは、ルーデュモンのブランドブランが1680円くらいだったのでケース買いで、ひと夏おいしく過ごせたのであるが、人気が出たのか2000円以上するようになってしまった。

ワイン王国でそうしたところスパークリング特集で結構安いスパークリングが5星や4星を取っている。
そこで各社どこでも大々的にワイン王国で星を取ったスパークリングとして売り攻勢に出ているようだ。うちのセラーも高いシャンパーニュは在庫があるのだが、デイリー泡がなく、結局一番最初に案内が来た某社から、6種×3本ずつ注文した。これでひと夏過ごせる予定。

1000円を切る泡、1000円台前半のものもあって、おいしかったやつはケース買いする予定。おいしくなかったらワイン王国に殴りこみに行く予定(あ、阿部先生テイスターでしたっけ)。

第2回は味村さんが講師で、甲州ぶどうによるワイン造りの過去30年の取り組みと、「甲州スタイル」を打破するために取組んだ「甲州プロジェクト」について、特に今回の新たな香りを引き出した「香りプロジェクト」をハイライトにお話します。
http://www.academyhills.com/school/sp_pop139.html

第3回は藤野勝久メルシャン国際ファインワイン部長さんが講師で、「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー」の魅力、海外進出までの道のりなどをお話いたします。現在入手不可能なメルシャン勝沼ワイナリー秘蔵のストックから、初ヴィンテージの1985年をはじめ、そのスタイルの変遷を語るのに特徴的な4つのヴィンテージの「桔梗ヶ原メルロー」をじっくりとテイスティングして戴きます。
http://www.academyhills.com/school/sp_pop140.html

山梨県北杜(ほくと)市あたりのワイン愛好家有志が開催する北杜ワインクラブのイ
ベントが下記の通り、今週末日曜に明野の畑で開催されるそうです。
充実したイベントになりそうですね。私も参加させていただく予定です。

      記
 
6月12日 10時〜13時頃 ¥3500 
(畑見学、作業レクチャー、お弁当、お茶代) 明野太陽館集合

畑見学:明野のぶどう栽培家立野氏(メルロとカベルネ畑)、同じく長谷部氏(メルロ、カベル
ネ、サンジョベーゼ畑)にて。
畑仕事のお手伝い、運が良ければぶどうの花見、栽培家との交流

勝沼等と違い醸造施設のない北杜ですが、ワイン用ぶどう栽培家はたくさんいます。
良いワインは良いぶどうからと言われますが、実際スポットが当たりにくい畑のこと
や栽培家の仕事を見て体験していただくことで、より日本のワインの姿を理解できる
かと思います。なおかつ県北部は最近ワイン用ぶどうの適地といわれ注目のエリアで
す。
畑の後は、地元の特産品(甲州地鶏、インノのパンなど)を使ったワインに合う洋風
お弁当とワインをご用意しております。希望者は解散後温泉入浴(別途¥500)も
できます。
雨天の場合は畑見学後、ダイワヴィンテージにてお話とワイン、お弁当、お茶となり
ます。

県内、県外を問わず興味のある方は、
ダイワヴィンテージゴルフ倶楽部内 ルヴェール支配人 小牧 (北杜ワインクラブ
事務局)
TEL:0551−42−4800
までお問い合わせ願います。
〆切りは6月10日(金)午前です。

ひさしぶりのビッグニュース!

メルシャンさんが、JRと提携して中央線限定のオリジナルワイン(甲斐のしずく)を作った。
あずさ、かいじの車内販売と駅売りで甲州とベリAのハーフボトルを販売。
ハーフボトルのみというのがいいですね(ちなみに、山梨のハーフは360ミリリットルです。駅売り750円、車内800円)。赤白1本ずつとか買っちゃうんでしょうけど(笑)。

詳しくは
http://www.mercian.co.jp/release/2005/0538.htm

これまで原茂さんの独占市場だったのですが、バリエーションが増えてうれしいなあ。

NHK総合
6月11日(土)AM10:05〜10:59
「甲州ワインを世界の舞台へ」 〜山梨県勝沼醸造家たちの挑戦〜
  ※NHK総合・山梨では5月27日(金)PM7:30〜8:24

27日に見た。三澤社長の顔の表情を見ているだけでも興味深かった。
勝沼のリーダー的役割もこなさねばならず、いろいろな苦労もあるけれど、
ワインがやはりうまくできたときのお顔は格別ですね。

舞台は勝沼、東京、フランスとありました。
東京方面でお見逃しの方は11日がラストチャンスかも。

6月5日です。基本的に第1日曜日とのこと。
http://haj.web.infoseek.co.jp/

詳しくは
http://www.jwine.jp/

甲州種については辛口、甘口にタイプ分けされた。

メルシャンさんが3回シリーズで講演と試飲
http://www.academyhills.com/school/sp_pop137.html

第1回は5月28日
日本におけるワイン造り文化の創造〜それは常識の殻を破ること〜というテーマで斉藤さんが講演される。

テイスティングはメルロ2種類(長野、桔梗ヶ原)、シャルドネ3種類(北信、長野、新鶴)の予定。

先般、安ワインでしたが、ブショネに遭遇。いつもおいしいワイン
を提供してくれるドメーヌだっただけに落胆してしまった。そこで、
初めて購入元のワイン販売店に対して、ブショネのワインをどうしたらという
主張をしてみました。結構勇気のいることでした。

結論的には良心的なお店で、次回同梱ないし次回当該ワイン代減額いずれかを
選択してほしいという回答でした。

お店との信頼関係もあったと思いますが、皆さん、購入したワインが
ブショネだったときどのような対応ないし処理をしているのでしょう。

販売店には嫌われる行為であっても、背に腹は帰られないことありますよね。
たとえば30万円出して購入したロマネコンティがブショネだったら
どうします???

ほんと世界中のワインをスクリューキャップにしてほしいと思います。
NHK甲府放送局が1年にわたり取材した「甲州ワインの新たな展開」。フランス・ボルドーへのロケを含め、「甲州ワインを世界の舞台へ「山梨県勝沼醸造家たちの挑戦」が放送されます。是非ご覧下さい!

NHKハイビジョン「ふるさと発」にて
5月13日(金)20:00から20:54(ハイビジョン)→全国放送
5月25日(水)3:00から3:55(ハイビジョン)→同上
6月8日(水)12:15から13:10(ハイビジョン)→同上
(注)NHK・BS放送ではありません。

NHK総合「やまなし特集」にて (山梨県域放送)
5月27日(金)19:30から20:54

パーカーポイント87点、デュブルデュー教授コンサルティング、アメリカへ輸出等で話題の「KOSHU 2004」(グレイスワイナリー)ですが、このワインを造ったプロジェクト「甲州ワインプロジェクト」がテレビに登場です。

5月13日(金) PM8:00〜8:55
NHK BSハイビジョン
ハイビジョンふるさと発「世界の一流ワインをめざせ」

日本の醸造家とボルドーの研究者たちが挑んだワイン作りと「甲州」の起死回生にか
ける人々の熱意を描く。

だそうです(MLより保坂先生情報)。

1時間ということで充実した放送であると思います。


助成金の対象は、農家と醸造業者が5年以上にわたり1ヘクタール以上のブドウの栽培・売買契約を締結することが条件2007年度まで3ヵ年計画で年間3団体を助成対象とする。事業では、@高品質なブドウの生産に向けた病虫害防除や試験栽培施設の整備、Aステンレスタンクなどのワイン醸造設備、Bワインやボトル開発にかかる費用などに対して助成金を交付する。詳細は県果樹食品流通課。

勝沼町でぶどう娘を募集中。
http://www.town.katsunuma.yamanashi.jp/news/view.jsp?id=557&category=news


【募集人員】10名
【主な仕事】
・観光キャンペーン、イベントでのPR活動
・ぶどう祭り10/2(日)=協力必須
・テレビへの出演、雑誌の取材 等。
【応募資格】
 上記活動に対して理解と関心を持ち、勝沼町及び周辺の市町村に在住する30歳くらいまでの女性。

【募集期間】  平成17年5月6日(金)〜 6月3日(金)

【応募方法】 応募申請書に必要事項を記入の上、履歴書1通(顔写真貼付)を送付してください。
  応募者多数の場合は選考を行い、本人に通知いたします。

【応募・問合せ先】〒409−1392 東山梨郡勝沼町勝沼756−1
  勝沼町役場産業課 石原・木之瀬
         Tel 0553−44−1111【内線38】

【待  遇】 
・ ぶどう娘衣装は貸与します。
・ 活動にかかる実費(日当・食事等)は依頼主が負担します。
・ 年間謝礼として3万円を支給します。

ぶどうの丘HPで詳細が紹介されています。
http://www.budounooka.com/tunel/index.html

カーブに常駐の管理人を置く管理棟を設置し、カーヴの管理のほか観光案内もするということ
です。
人件費とか考えると思い切った決断ですね。でも利用者にはありがたいことですね。

5月19日 
音楽の夕べ 午後6時〜7時30分
ミッシェル・ルティエック(クラリネット)新海 節(ピアノ) クラシックとジャズ
ワインの夕べ 午後7時30分〜9時 
場所 サドヤ醸造場
会費8000円
申し込み・山梨日仏協会(231-3106)

勝沼町HPから詳しくは↓
http://www.town.katsunuma.yamanashi.jp/news/view.jsp?id=561&category=event

早速、ぶどうの丘に問い合わせたところ
@5月中旬オープン予定です
A300本1ユニットです。
B値段は月額2500円です。
C温度は6−14度。湿度は50-65%
D出し入れは今のところ考えているのは、
 鍵があるので電話をいただければ(開ける)・・・ということのようでした。

申込書があるそうです。ぶどうの丘に電話して申込書を送ってもらうとのこと。

→ひさしぶりのビッグニュース(笑)。
年間3万円ですから、寺田倉庫よりは安そうですね。

全国で長野県に続いて、2例目。
日本酒と焼酎に限って認定。
詳しくは↓
http://www.pref.saga.lg.jp/at-contents/kanko_bunka/tokusan/gensanti/

勝沼町で議論されているという原産地呼称制度も早く実現されたらいいですね。
そしてワイン法の制定がなされるともっといいですね。

変更点は主として次の3つ。
@本年度は甲州ワイン部門を辛口タイプと甘口タイプの2部門に分けた(去年は甲州種で1部門だった)
Aフルーツワイン部門を廃止
B審査員は昨年より2名減少、合計20名。醸造技術関係者11名、消費者・ジャーナリスト9名。後者の枠は昨年より3名増加とのこと。

日程としては
@5月25日〜6月15日 出品ワイン募集
A7月13日〜7月15日 紫玉苑で審査会
B8月20日 表彰式

去年の様子は次のURL参照。
http://www.jwine.jp/

4月29日 板橋駅東口噴水広場で第4回滝野川新撰組まつり開催 12時〜17時 ワインの試飲と販売
5月2〜4日 マルスワイン祭り(石和) 料理の達人とワインほか
詳しくは http://www.hombo.co.jp/mars/ から最新情報をクリック
7月3日 05ぶどうの丘ワインフェスタ
7月18日 甲州種ワインシュールリー祭り

山梨県は県民から、文章や写真で、県内の文化や歴史、景観、自然、夜景などを題材として募集。聞いてハッとするような話や感動できる素材を多く集めたいとのことで3月末まで募集。文章は800字以内、写真は2Lサイズで裏面に撮影場所やタイトルを明記する。作品は県のHPなどを通じて紹介する予定。誘客につなげるとともに、県民の「おもてなし」の機運を高める効果を期待しているとのこと。
→素晴らしい企画ですね。ぶどうやワイン関係でもたくさん応募されたらいいですね。

昨日、山梨ワイナリー協会はぶどうの丘で市販果実酒持寄鑑評会を開催した。今年で30回目。
協会加盟の68社96本を飲み比べた。今年から一般審査員も公募した。100人が集まり、基本的なテイスティングの方法を聞いた後、審査に入った。参加者の公表結果は出品した各社にフィードバックするという。
→参加できませんでしたが、一般の人の評価ってどうなんでしょう。当然ワインに興味はあるけど詳しいという人たちばかりではないと思うので、たとえば甘口ワインに点が集まったりフルーティーなワインに票が集まったり、でしょうか。ジャンル分けはされていたのでしょうかね?

第20回は5月1日午前9時〜正午
詳しくは

http://haj.web.infoseek.co.jp/asaiti/joho/joho.htm

表題の機構は県立試験研究10機関を連携させ、横断的な研究を推進するための組織として1日に発足(総長・大村智北里研究所長)。設立初年度にあたり、香味豊かなワイン醸造技術の確立など5つのテーマを設定、研究活動をスタートさせる。
ワインの醸造技術に関する研究では、工業技術センターと果樹試験場が連携。同センターが主に醸造技術、同試験場が醸造用ぶどうに関する研究を担当する。山梨大やケンワイン酒造組合も加わる。
勝沼ぶどうの丘で5月3〜4日に春風ワイン祭り。おほうとうや朝市名産品の販売、ワインの試飲即売などあります。詳しくは↓
http://www.budounooka.com/2005event/harukaze/index.html

春風のような男になってみたいです(関係ないけど)。

第34回ジュエリーフェアが開かれている(アイメッセ、本日まで)
http://www.kjf.jp/index.html

先日ジュエリー協会の主催で田崎さんのワインとジュエリーという内容の講演が開かれた(3月31日)。それが意識されたのかわかりませんが、ワインオープナーに宝石が使われるという作品も紹介されている。トルコ石をちょっとあしらったりして結構美しい。ラギオールのハンドル部分に入れ込めるともっといいのだが、T字型オープナーなりの意匠となっている。一緒においてあるグラスも旧来型のグラスでリーデルだったらいいのにとちょっと思ったりする。

ワインと宝石という山梨の2大名産品なので、こういう試みは是非今後も継続していただきたいと思った次第です。

10日12時ー3時 勝沼ぶどう郷駅から数十秒の会場らしいです。
ワイナリー巡りの合間にいかがですか。

詳しくは↓ お祭りの様子ものっています。
http://www.katsunuma.net/jinroku/index.htm

4月23日土曜日 新宿からバスツアー5800円(往復バス代込み)
上野ゼネラルマネージャー宅で芽かき体験後、メルシャンさん提携のワイン民宿川口園でそれを天麩羅にして、メルシャンのワインをテイスティング。お得ですね。行きたいけどなんとなくバス代もったいないからなあ。次の日も山梨ワインさんのスプリングコンサートがあるし・・。

詳細 http://www.chateaumercian.com/cm/news/007.html

4月16日土曜日、17日土曜日 プリムールテイステイング会12種類 ソムリエとのコラボ
こちらは現在熟成中の桔梗ヶ原メルロ(試験栽培の垣根つくりも!)、城の平カベルネ、北信のカベルネ!そして、製品としてのきいろ香を含むプリムール12種類のテイスティングができる。こちらは新宿からのバスツアー5800円のほか現地集合3000円もありました。地域や仕立て方による味わいの違いを説明してくれる。これは結構貴重な体験になりそうです。

詳細 http://www.chateaumercian.com/cm/news/006.html

勝沼でもっとも見事な桜、甚六桜の情報がリンク先の勝沼ネットさんから届けられたので
転送です。

http://katsunuma.net/jinroku/today2005.htm

是非、ご覧ください。今後楽しみです。毎日チェックしよ。

グレイスさんで今話題のKOSHU2004にパーカー氏がアジアのワインで始めて点数をつけた。87ー88点だそうだ。
ゲヴェルツトラミネールに似たタンニンを持つワインということで、当該ワイン(KOSHU)を飲んだことはないが、そういわれるとゲヴェルツに似たような表情を見せることもあるなあと思いました

4月9日 お隣の神社でお花見宴会だそうです。
ルミエールさん自信のワインのほか
おほうとうや花見ちらしチーズなんかおつまみがついて3000円。

詳しくは↓
http://www.winejp.com/topics/93_index_msg.html

4月6日(水)テレビ東京の夜8時〜9時の“いい旅夢気分”(小川直也親子の山梨の旅)にまるき葡萄酒がでます。まるきさんのワインアドバイザーである「もっちさん」がでられれます。ぜひ見てください。

日本ワイン 語らいの広場

参加費は会員は無料、一般も¥1,000で、飲み放題。
出展ワインは北海道から福岡まで30社以上もあります。
しかも、かの有名な麹谷宏氏のデザインロゴ入り特製テイスティング
グラスがもらえます。

日時:4月5日(火)11:00〜16:00
会場:学士会館 東京都千代田区神田錦町3−28
対象:酒販店飲料店、およびホテル等関係者
「日本ワインを愛する会」会員関係者

詳細申込みは 株式会社ウオンズえんどう 遠藤誠様宛
bacchus@vesta.ocn.ne.jp

つくり手とまわるワイナリーツアーが4月9日開始・醸造篇が毎月第2土日、栽培篇が4月23日から第4土日。2時15分から。参加費醸造1500円、栽培1000円。テイスティング付き。
電話やHPでの事前予約優先。

第18回を数える今年は長谷川きよしさん。
1970年代に活躍した伝説のシンガー。
私の世代がぎりぎり現役バリバリのころにかすっていると思われます。
あれから30年今おいくつなんでしょうか。60歳手前くらい?
ギターがめちゃうまかったなあという印象があります。
というわけで

出演者:長谷川きよし(Vo,G)
日時:2005年4月16日(土)
午後1:00〜 ワインパーティー
午後2:00〜 ワインコンサート「透明なひとときを」
会場:マルフジワイナリー第2地下貯蔵庫特設会場
定員:180名
入場料:お一人様 6,500円 全席自由(ワイン、おつまみ付き)

寒いのでひざかけ毛布なんかあると重宝だそうです。
蔵コンが終わったらようやく瓶詰め作業に入れるとか・・・。

@春野菜と甲州ワインを楽しむ会
 3月27日(日)午後6時〜カフェドラトゥーシェにて3800円
 http://www.grace-wine.co.jp/event/koshuwinefair/koshu_event1.html
A第2回良い食品博覧会
 5月28日(土)〜29日 八ヶ岳清泉寮 何より安全、おいしい、適正な価格、ごまかしがないという4条件を挙げて努力している業者が出展します。講話や体験教室もあり。問い合わせキープ協会
http://www.keep.or.jp/
BKOSHU2004を170ケース瓶詰め。100ケースは日本料理や甲州ワインに熱意のあるイギリス、アメリカなどへ。その他、日本の百貨店や料亭へ。デュブルデュー教授をコンサルタントに迎えた。

山梨大学は19日同大学赤レンガ館でワインセミナーを開いた。同セミナーは、同大と県ワイン酒造組合が毎年県産ワインをPRするため県外で業界関係者を対象に開いてきた。
県民からの要望もあり、今回初めて同大で一般市民を対象に開くことにした。
県内のワイン愛好家20人が参加。ワインの香りやワインと料理についての講義を受け、県産ワインをテイステイングして味わい方を学んだ。

→せっかくの県内初セミナーなのに、20人では広報不足なのではと思いました。私も知らなかったくらいです。どうも主宰がどこであるかにより、この瓦vinが捕捉できない情報があるようです。どうしたらいいかなあ。どなたか名案があったら教えてください。

アルプスワインさん、勝沼醸造さんについで三社目の特区参入。

モンデさんが借り入れる農地は牧丘町倉科の5444平米。メルロの垣根栽培で2008年の収穫を目指すとのこと。

→農地の借り入れがスムーズに行き、繊細なコントロールが可能な自社畑が増え、栽培適地の確認などもコストを抑える中で可能になりそうなので、今後、特区参入業者も増えるような気もしますね。

山梨大学と県ワイン酒造組合は3月8日、ワインの研究開発に関する包括的連携協定を締結した。内容としては、@葡萄の栽培やワイン製造技術に関する研究開発、A人材育成、B技術の相互移転や地域産業の育成などで相互に連携することを規定した。
 梨大ワイン科学研究センターとの共同研究、医学部とも連携しワインを活用した健康法を探り、また、ワインメーカーに就職した同大卒業生の再教育など技術者養成での相互連携も視野に入れている。

サントネージュワイン(山梨市)で毎月1回(第3土曜日)、ワイン教室を開く。

 2時間で講義(醸造工程、地下熟成貯蔵庫の見学、ワインの基本的知識、家庭で気軽に楽しむためのポイント、ブドウの品種ごとの特徴)と10種以上のティスティング。

 1回の定員は20人。
 費用は500円。
 5月以降の日程は5月21日、6月18日、7月9日の予定。
 申し込み多数の場合は抽選

 問い合わせはワイン教室事務局(電話 0553・22・1511)。


一宮町のワインメーカー8社で作る一宮町ワイン会は昨日、甲斐一宮浅間神社でワインコルク感謝祭りを開いた。葡萄が豊作となり、良質なワインができるようにと、お清めをした使用済みコルクと未使用コルク2000個を燃やす「おたきあげ」を行なった。



2005.3.8

あなたもワインの審査員になってみませんか!!
 第30回市販果実酒持寄鑑評会

  ■日時: 4月20日(水) PM1:00〜3:00
  ■会場: 勝沼町 ぶどうの丘 イベントホール
  ■参加料: 無料 (定員100名、20歳以上、記念品贈呈)
  ■内容: 68ワイナリー出品ワイン
  ■申し込み方法:官製はがきに、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、連絡先、電話番号をご記入の上、下記宛てにお送り下さい。3月31日当日消印有効。審査参加者へは4月10日までに通知はがきを返送いたします。
    郵便番号409−1313 山梨県東山梨郡勝沼町下岩崎835
   (有)山梨ワイン醸造行 ワイン審査員申込書
  ■主催: 山梨ワイナリー協会 

2005.3.3
 ボーヌの中学生たち31人が勝沼を2月27日から3月4日までの予定でホームステイ。1976年の姉妹都市締結以来、ボーヌ市の中学生が来町したのははじめて。歓迎レセプション、和太鼓の演奏、ワイン工場見学、お茶会体験などを楽しむ。
 
2005.3.1
講演会 3月6日午後1時〜4時 ぶどうの丘イベントホールにて 参加無料
第1部マンズワイン松本信彦氏「日本のワイン造り」、第2部丸藤葡萄酒大村春夫氏「私のワイン造り」 
→友人からもらったパンフにて。図書館関係の主催だそうで、この講演会の情報は知りませんでした。残念ながら行けません。

2005.2.25
@南アルプス市のご当地ワインであるキウイワイン4200本(380万円相当?)が詐取。
→電話かメールで発注を受けて出荷したものの、代金が払われず連絡も取れなくなったらしい。しかし、キウイワイン4200本どうするつもりなのか。
Aウイークエンド蔵巡り 3月19日(土)〜20日(日) 10時〜12時と14時〜16時の一日2回開催
 

2005.2.23

@県ワイン酒造組合は22日、勝沼のワインセンターでワイン鑑評会を開いた。県内ノワイナリー42社が出品した82点(白52、赤26、ロゼ4)を審査。結果は後日発表。
Aサドヤ今井社長さんが日仏会館で「南フランスでワインを作る」と題して講演された。フランス文化講演の一環。社長さんのフランス留学の話、現在経営されている南仏でのワイナリーの様子などを講演。

2005.2.8
メルシャンは「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香」を3月1日から発売する。希望小売価格は2,300円、限定5000本。
→先日のセミナーで一般初お目見えした「きいろ香」。ちょっとこれまでの甲州とは香りがちがいます。カシスの芽の香りがわかるでしょうか?

2005.2.7
@池田満寿夫さん(1934-1997)の未発表作品を2/20-5/15まで勝沼ぶどうの丘美術館で公開。2月19日には公開に先立ち奥さんの佐藤陽子さんがチャリティコンサート(新潟中越地震チャリティ3500円)。
→増穂町の登り窯で陶芸などに取り組んだ池田さんには山梨にも縁の深い方。今回に未発表作品はパリのアトリエを佐藤さんが整理した際偶然見つけたものということである。
Aパーカーさんが次世代の寿司ワインということで、中央葡萄酒さんから、「KOSHU 2004」(アルコール度10%)が発売される。甲州種独特の苦味を回避するため、スキンコンタクトを最小限にし、ステンレスタンク内で低温発酵され、シュールリーによるものである。国内販売もするが(2000円くらい)、主として和食ブームのあるアメリカ、イギリス、香港のレストラン用に輸出される。「世界に通じる日本のワインを造る」狙いで、ボルドー大の白ワイン専門家ドゥニ・デュブルデュー教授を醸造コンサルタントに迎えアカデミー・デュ・ヴァン(アーネスト・シンガー取締役)が手がける「甲州種ワインプロジェクト」で造られたもの。
→デュブ教授というと、スキンコンタクト、樽発酵というイメージですが、やはり品種特性を踏まえて食事にあわせるワインというイメージで(だからアルコール度も10度と低い)作り上げられたのでしょう。しかし、アルコール度を抑えたのは先見的かもしれません。


2005.2.2
勝沼朝市開催 2月6日日曜日午前9時30分ー正午
→ベリA100%の振る舞いワインもあるそうです。

2005.2.1
@第六回酒折連歌賞 今年も恒例の酒折連歌の各賞が発表された。今年葡萄関連の句は入賞に1句だけ。
まず片歌のほうは「ふるさとの味にたちまち昔に帰る」で、これに対する答えの歌として
 「アジロンの棚下にいる二十のわたし」(塩山・岡けさ子さん)です。
→棚作りのアジロン・・アジロンが葡萄の品種だということをご存知と思います。とてもフルーティーな葡萄で、色鮮やかなワインができます。実家に帰り、庭先のアジロンをほおばったら昔を思い出して・・・という感じでしょうか。
A丸藤葡萄酒さんでSBワイン(2004)の新登場。メルマガから抜粋しました。 
 勝沼の地で世界の銘醸地と肩を並べられるワインを造りたいとの思いから1993年、ソーヴィニヨン・ブラン種の栽培を始めました。なかなか思うようなワインが出来ませんでしたが2004年房廻りの葉を一切取り除かず、VL-3酵母を使用しなるべく空気に触れさせないように醗酵を行いました。10年を費やし少し納得の行くワインに仕上がりました。いわゆる梗臭と言われるチオール系の香りが感じられます。空気に触れないように早めに瓶詰めしたため酒石が大量に出ておりますが無害です。安心してお召し上がり下さい。
少量(308本)限定醸造です。720ml2300円(税込)
→商品開発までに10年!納得のいくワインが出来上がるというのは大変なことですね。
 実はこのSBは昨秋のヴィンターネットオフミですでにブラインドテイスティングさせていただいております。まさか丸藤さんにSBがあるとは知らず、甲州かシャルドネか最後まで悩んでしまいました(大村さんに怒られそう)。種明かしをされ、そう言われればと思いましたが・・思い込みは恐ろしいですね。チオール系の香りはどうも還元状態をうまくつかまないときびしいみたいですね。

2005.1.18
@甲府のなじみや酒販が焼酎と赤、白それぞれのワインをブレンドした「甲斐 葡酎(ぶうちゅう)」を発売。笹一酒造と共同で製品化。県産の焼酎に、赤はCS,白はSBを原料にした県産ワインを組み合わせ、ワインの香りが引き立つアルコール度18度に仕上げた。同社によると戦後の物資が乏しい時代にワインと焼酎をブレンドした酒が一時飲まれていたという。720mlで840円。同社直営のD.R.Bでのみ販売、飲食店向きにも販売し、差別化を図る商品として活用してもらう。
→先日、葡蘭酎の話題を提供したが、似たような名前の商品であるが、蘭のほうは純粋な蒸留酒で、こちらは蒸留酒と醸造酒のブレンド。一種の酒精強化ワインではあるが・・・。
Aヴァレンタインワイン発売 グレイスワインでは受贈者の名前入りの04ベリA(2000円)
B山梨ワイン醸造さんでスプリングコンサート 4月24日午前10時30分開場、11時開演 ボルドークラシックハウスにて 6800円(和食ランチ、ワイン・ジュース代込み) ヴィオリン(七沢清貴)、チェロ(川上徹)、ピアノ(鈴木美奈子)の3重奏 演奏終了後、山梨ワイン醸造ツアーが行われる(タンクや樽からのテイスティング、七俵地畑プレミアムワインのテイスティング、萌芽を迎えた垣根畑のご案内)。
七沢清貴(ななさわ きよたか) 
幼少よりヴァイオリニストの父の手ほどきを受ける。東京芸術大学附属高校、同大学を首席で卒業。読売新人賞を受賞。スイス、ローザンヌにてロスタルコンクール1位入賞。パリ・エコールノルマル音楽院を首席で卒業。スイス・ビエール交響楽団のコンサートマスターを務める。帰国後、神奈川フィルハーモニー管弦楽団で20年間、コンサートマスターを務める。現在、セントラル愛知交響楽団のコンサートマスターを務めている。ソロや室内楽でも全国的に活躍している。横浜音楽文化協会会員。アンサンブル・ソノール代表。

Duo Vigado (デュオ・ヴィガドー)
1988年 バルトーク弦楽四重奏団のヴァイオリニスト、シャンドール・デイヴィチ氏の指導のもとに、チェロの川上徹、ピアノの鈴木美奈子により結成された二重奏ユニット。ハンガリー・アメリカで演奏活動を行い、シカゴのラヴィニア音楽祭では「奇跡のデュオ!」と、その実力が高い評価を得た。帰国後は’91年日本室内楽コンクールデュオ部門で第二位を受賞。
NHKFM出演や、東京・仙台・名古屋など、各地でリサイタルを行う他、スペインでのリサイタルも成功させた。
また『室内楽の森』『デュオ・ヴィガドーのおしゃべり音楽紀行』『クラシック・イン・ミュージアム』など、ユニークなコンサートシリーズもプロデュースし、その功績に’97年宮城県芸術選奨新人賞が、団体として初めて授与された。
川上徹 チェロ 
桐朋学園音楽学部を経てアメリカ、ハンガリーに留学。その間、特別奨学生としてアスペン、サンタバーバラ、ラヴィニアの各音楽祭に参加。サンタバーバラでは室内楽プライズを受賞。その他、‘91年日本室内楽コンクール第二位、‘97年宮城県芸術選奨新人賞を受賞。NHK/FM『ベスト・オブ・クラシック』などに数多く出演。帰国後は仙台フィルハーモニー管弦楽団、神戸市室内合奏団のそれぞれ首席チェロ奏者を経て、’98年より小澤征爾氏に認められ、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者に就任。一方、リサイタルや外山雄三氏、ゲルハルト・ボッセ氏とチェロ協奏曲を共演するなど、ソリストとしても活躍。また、国内外の優れたオーケストラプレーヤーによって結成されたオールジャパン・オーケストラや、小澤征爾氏率いるサイトウキネン・オーケストラで、首席に抜擢される。'01年秋には、三大テノールの一人、ホセ・カレラスと共演、今後の更なる活躍が期待されている。
鈴木美奈子 ピアノ 
桐朋学園大学音楽学部を経て、’87年ハンガリーのリスト音楽院に留学。リスト音楽院大ホールやハンガリー国営放送などに出演。また、オーディションに合格し、シカゴのラヴィニア音楽祭、ハンガリーのバルトーク音楽祭にそれぞれ参加し、特にバルトークの演奏において「彼女の演奏は、日本人がバルトークを深く理解しうるという、好例である」(ゾルターン・コチシュ)との高い評価を得る。
帰国後は‘91年の日本室内楽コンクールにて第二位受賞。NHK/FM『土曜リサイタル』出演やオーケストラとのピアノ協奏曲の共演をかさねる他、『東欧を想いて』『ロマンティック・ロシア』など、独自のトークを交えてのソロリサイタルも注目を集めている。‘97年には宮城県芸術選奨新人賞受賞を果たす。
ソリスト、室内楽奏者として幅広く活動を行う一方、ピアノコンクールの審査員やピアノ指導者への音楽解釈についてのレクチャーを行うなど、レスナー・後進への指導にも積極的である
→1流のトリオですね。季節ならではのタラの芽のテンプラとあわせる甲州も楽しみ。

2005.1.14
@シャトー勝沼さんが、今シーズン収穫した葡萄を使ったワインを例年より40万本増産(合計290万本)、企業向けに大口販売する(1次販売)。増産分は1本2000円で(BQ、MBAブレンドの赤、甲州白)、これを企業向けに販売するのであるが、ワインの販売管理を一括して行なう会社(販売管理会社)をの設立を呼びかけ、販売管理会社を購入企業が運営するよう呼びかけ、販売計画を立てる(2次販売)。ワインの保管は、シャトー勝沼の貯蔵庫を利用する。04ヴィンテージは出来がよいため将来の値上がりによる差額収益を購入企業にもたらすメリットもある。同社はワインの増産に向け、昨年、三井住友銀行を引き受け先とする2億円の銀行保証付き私募債を発行した。
Aサッポロワイン勝沼ワイナリーが第2回サッポロマイワイン体験教室の参加者を募集している。参加費1万円。2月から11月にかけての全5回の長丁場で土曜日に行なわれ、最後にはワイン3本を持ち帰ることができる。
→栽培、醸造という素人にはめったに経験できないことを経験できるいいチャンスです。応募してみようかな?

2005.1.7
まるき葡萄酒さんが、成人式に向けて、超長期熟成古酒「甲州古曲」を販売。83、84、85ヴィンテージを各500本(720ミリgで1万500円)。
→まるきさんの古酒甲州はおどろくほど状態がいい。値段も手ごろと考える。フランスのヴィンテージを入手するのは通常の人は困難かもしれないが、甲州なら身近に手に入れる場所がある。おすすめです。


2005.1.6
 この「瓦VIN」は昨年1月10日スタートなので満1年を迎えようとしている。この記事で150個目のようであるから、ざっと年間の半分はなんらかの山梨のワイン関連の記事があることになる。自分ながらすごい数で驚いているが、瓦VINの主要な舞台となっている勝沼町が町村合併によりどのような町名になるのか興味の対象であったと思う。
 昨年末12月27日に、第7回東山梨地域合併協議会が開催され、結局、平成17年10月末日をもって「東山梨郡勝沼町」が消滅し、同年11月1日から塩山市、大和村と合併し「甲州市勝沼町」となることになったとのこと。勝沼の名前が消えなくてよかったですね。


2004.12.24
@「温泉振る舞い酒」1月1日午前8時〜午後5時
ぶどうの丘併設天空の湯ご利用の皆様にワインの振る舞いサービス(無料)。

→ここでもワインの振舞いサービス。いいですね。
A1月22日土曜日午前10時より午後4時
ぶどうの丘イベントホールで第26回ワインゼミナール「勝沼町産ワインのすばらしさを求めて」
定員130名、参加費無料 有坂さんと阿部誠先生の講演と交流ワインパーティーです。
→二人の師匠の講演ということもあり万難を排して参加したいです。


2004.12.22
@正月3が日9時〜17時に武田神社でグレイスのホットワイン振舞いサービス
→やってくれました。これまで初詣客に甘酒のサービスというのはよくあったけど、ワインしかもホットワインとは、涙がちょちょぎれるサービスですね。グリューワインみたいにスパイスなんかも入ってるともっとうれしいかも。贅沢か。
Aパラオワイン販売低迷の原因今後の見通しを、勝沼町とパラオ共和国を仲介するNPO法人「日本パラオ国際交友協会」の来海理事長が勝沼町議会の全員協議会で説明。原因としては、パラオからのワイン輸出入手続が煩雑を極めたことなどによって販路確保が遅れたためで、今後の見通しとしては、現在、アメリカ最大手スーパーと仮契約し、11月からハワイなどで試験販売を開始した。来年2月末までに出荷量など具体的な販売計画を町側に示す。万一計画が頓挫した場合にはNPOがワインを引き取ると明言したとのこと。

2004.12.20
 お歳暮に「憲法ワイン」はいかがですか。「平和がいちばん/憲法9条」とラベルに記されたワインが発売された。赤1800円、白が1600円(ともに税込み)。生産量日本一の山梨県産ワインを使って、護憲の精神を全国に広めたいと、農民運動団体が発案した。醸造・販売元は勝沼町の勝沼醸造です。

 

某チャンネル経由です。スマソ。ぜひご紹介したく。
→憲法改正論議華やかな今タイムリーですね。ワインのエチケットにメッセージをこめるというのは山梨ではかなり普通に行なわれています。結婚式のオリジナルな引き出物だけにとどまりません。昔、環状線建設反対のトオサンゾー(11月26日参照)というワインを飲んだことがあります。
 ワインと潜水艦についてはこちら


2004.12.15
 やや旧聞になりますが、今年の第3回甲斐Vin2004ワインセレクションの結果が発表されています。勝沼醸造さんの相変わらずの絶好調ぶりと金井醸造場さんの健闘が光りますね。32ワイナリーが参加とのことです。全部ブラインドにしないのはなぜなのかなあ。実際行ってみないとわからないことがありますね。

ブラインドテイスティング部門

甲州種A(市販価格1800円以下)
チャンピオン シャンテ甲州ヌーボー2004(ダイヤモンド酒造)
第2位     アグア・ヴィソーサ・プラセール・アルガ2004(勝沼醸造)
第3位     勝沼甲州シュールリー2003(麻屋葡萄酒)

甲州種B
チャンピオン アルガ・ブランカ・イセハラ2004(勝沼醸造)
第2位     樽貯蔵(白)2003(山梨ワイン醸造)
第3位     キュベ三澤甲州鳥居平畑2003(中央葡萄酒)
第3位     甲州グリ・ド・グリ2003(メルシャン勝沼ワイナリー)

オープンテイスティング部門

デラウエア新酒
チャンピオン ヴィンテージデラウエア(中央葡萄酒)
第2位     ハラモデラウエアヌーボー(原茂ワイン)
第3位     CANEY WINE 2004 デラウエア(金井醸造場)

赤ワイン
チャンピオン シャトーキャネー カベルネソービニヨン2003(金井醸造場)
チャンピオン アルガ・アルカサール 641 2002(勝沼醸造)
第3位     キザンワイン赤2002(機山洋酒工業




2004.12.14
勝沼町が醸造したディアナ・マリの国内販売は順調であるものの輸出のほうが、パラオ側の販売体制の関係で1年ストップしたままで予定の1割にとどまっているという。原因はパラオの駐日大使の職務変更などのために交渉に遅れがでていて、契約に至っていないという。受け入れ先として予定されているのは、米軍ややアメリカ最大手スーパーとのこと。

2004.12.8
@笛吹市は石和町地区産のブドウを原料にしたオリジナルワイン「いさわ美吟」を発売(去年発売。赤ベリA白甲州ともに1200円)。同ワインは地産地消を推進して取引量減少に苦しむブドウ農家を救済しながら、地元ブランドの確立を図る目的で旧石和町がマルスワイナリー、モンデ酒造に醸造を委託したもの。
A松村酒販と蒼龍葡萄酒の共同で「勝沼生まれ無添加生(き)ワイン」の赤白を発売。無添加生ワインは酸化防止剤や保存料などを使用せず、瓶詰め前の熱処理もしない。赤はコンフォート種、白は県産100%の甲州種。500ミリリットル入りで1570円。
B山梨県観光物産連盟では県産品お歳暮セールと県産品クリスマス・お正月特集にコーナーを分けて物産観光展を開く、イベントやワインコンサートを開き、12月15、16日午後6時から開き、50人限定で県産ワイン無料試飲券を配る。申し込みは8日午前9時から電話で。055-231-2722(同連盟)


2004.12.5
香川大学農学部が去年8月に農水省に品種登録した香大農R-1を使って赤ワインの試験醸造に成功した。ポリフェノールを多く含み、まろやかな味わいで、糖度が高く酸味があるという。

 2004.11.30
サントリー登美の丘ワイナリーがISO 9001、2000年版の認証を取得した。農業分野での取得は国内ワイナリーでは2番目。2月に品質保証委員会を設置、3月にはサントリーグループ品質方針を制定、認証に取り組んできた。
→おめでとうございました。ISO取得のプロジェクトチームの皆さんのご苦労が報われましたね。

2004.11.29
メルシャン社がボルドー大冨永教授にワインの分析を依頼したところ、栽培や醸造などによっては、甲州種にチオール化合物の一種であるメルカプト・ヘキサノールに由来する特有香を発することがわかった。
→冨永教授の名著「きいろの香り」を読み直してみた。SB種に特有のカシスの芽の香りをガスクロマトグラフィーで分析したところ、カシスの芽が香るゾーンとして2個のピークが現れ、その一つがメルカプト・ペンタノン(猫のおしっこ香)であった。もう一つのピークが何に由来するかを探す研究中、パッションフルーツから抽出できたメルカプト・ヘキサノールを持つことを同定した研究で冨永教授は博士号を取得したのである。そして2番目のピークはこのメルカプトヘキサノールの酢酸エステルであるメルカプト・ヘキシルアテートであることも続いてわかったのである。
 メルカプト・ヘキサノールはパッションフルーツのほかにグレープフルーツにも含まれている。
 なお、このメルカプトヘキサノールは、ゲヴェルツトラミネール、上物のリースリング、シュナンブラン、プティマンサン、ソーテルヌバルサックの甘口ワインに多量に存在し、またセミヨン、シャルドネにもSBほどでないにせよ存在する。
 甲州種もそのようないい香りがあるのであれば、今後の研究により強く出るような品種の栽培醸造法を確立してもらいたいものだ。

204.11.26
サントリー 2002年登美発表(1万2000円、6000本)
→日本のボルドースタイルのワインではメルシャンさんの城の平CS、桔梗ヶ原Meと並んで世界に胸を張れるワイン登美。むろんサントリーさんのフラッグシップで、97年以来5年ぶりの発売。2002年は雨が少なく天候がよかったということで、CS,Me,CF全ての出来がよくないと発売されないという。一度有料試飲でいただいたことがありますが、日本でもこんなワインができるんだなと感動した覚えがあります。

2004.11.22
@ロバート・M.パーカーJr.氏シンポジウム
 ■日時:平成16年12月13日(月)
     受付:PM2:30、講演会:PM3:00〜PM5:00
 ■場所:ホテルハイランドリゾート バンケットホール「富士」
   ※甲府駅南口発かいてらす経由、岩崎農協直売所発の送迎バスあり
 ■テーマ:「世界に通じる日本のワインを造る」
   テイスティングワイン:シャルドネ以外の世界の白ワイン10種類、
 ■参加費:¥6,000.−(当日徴収) ■定員:80名
 ■申込期限:11月末日(但し、定員になり次第締め切りさせて頂きます)
 ■主催:山梨ワイナリー協会
 ■後援:山梨県ワイン酒造組合、(株)ミレジム、富士急行梶A日本ソムリエ協会、山梨県
 お申し込みは、こちらの用紙(PDF形式)に必要事項をご記入の上FAXでお申し込み下さい。
 ワインの丘より転載
A山梨県ワイン酒造協同組合(前島善福理事長)は11月24日高輪プリンスホテルで「美酒巡り山梨のワイン・味の競演」というイベントを行なう。パネルディスカッションでは県産ワインをテーマに川島なお美さん、辰巳琢郎さんをパネリストに。第2部は県内ワイナリー18社がブースを設け、試飲、商談に応ずる。業界関係者対象(と思われる)。


2004.11.18
甲府市湯村温泉郷内の旅館にて、ワイナリーズクラブの新酒ワインを試飲するイベント11/1-11/30 
→県外からの観光客に山梨の美味しいワインを堪能してもらい甲州ワインの実力を確認してもらいたいですね。観光地に出張するのはいいアイデアと思います。

2004..11.17
訃報 横塚勇先生(初代ワイン学会会長であり、国産ワインコンクールチェアマンなどを務める横塚弘毅梨大教授のお父様)死去。90歳。告別式は20日午後1時から甲府市岩窪町の円光院にて。ご冥福をお祈りいたします。

2004.11.12
@甲斐Vinセレクション 12月5日 葡萄の丘にて。今年こそは行ってみたいです。
Aサドヤ醸造場さん シャンソンコンサート 日仏協会共催 11月16日 8000円 6:30開演 当日券あり
B大和葡萄酒さんのYASUMASA1999(自社畑である一宮町のCS、契約栽培である長野県四賀村のメルロ、韮崎市のCF。4200円)がアジア地区最大級の第7回ジャパン・ワインチャレンジで最優秀となる金賞を受賞した。
Cボジョレーパーティー。18日
 ボンマルシェさん 10種類のボジョレーヌーボーを飲んじゃう会 11月18日〔木〕7:00〜 会費5000円。オードブル・チーズ・パン付き
 みゆき屋さん カフェドラトゥーシェにて 今年初めてのジョイント?
  今年のボジョレーの出来 ソペクサの記事より転載


2004.11.4
@マンズワイン感謝祭  7日開催予定。おなじみワイントンの丸焼き、オークション、ソラリスの有料試飲など。
→甲府の小瀬スポーツ公園でも7日新酒祭りなので、あわせて楽しめそうですね。
A勝沼ワイナリーズクラブ主催の恒例新酒試飲会、が勝沼ぶどうの丘で、昨日開催。毎年11月3日に開催されます。

2004.11.1
@本日発行の5千円札(樋口一葉)にあやかり、一葉ゆかりの塩山市などがイベント目白押しであるが、蒼龍葡萄酒では、甲信国分と共同で一葉わいんを発売。贈答用の赤白セット「樋口一葉」も売り出す。
A北杜ワインクラブ30日発足。帝国ホテル勤務を経て、今年4月にダイワヴィンテージゴルフ倶楽部のレストラン「ル・ヴェール」の支払人となったシニアソムリエの小牧さんワインアドバイザーの上村さんが中心となり峡北地区のワイン醸造家、葡萄栽培農家、ソムリエ、愛好家がメンバーとなり、情報交換、情報提供を行なっていく。同レストランで山本博先生をゲストにお招きし、初会合を行なった。

2004.10.28
 10月の雑誌AERANo.47に「日本のワインを飲んでみませんが」が掲載されている。「MacPeople 11月号」の表紙にルバイヤートさんの蔵が。

2004.10.27
@新酒ワインの品質審査会(26日勝沼町ぶどうの丘)町内のメーカー14社が今年収穫したばかりの甲州種やベリAで醸造した白15点、赤11点、ロゼの2点の計28点から、審査の結果風味の劣る7点を除く計21点が合格(合格したワインは勝沼町推奨シールを貼り、来月から町ぶどうの丘で販売する。なお、この日は三枝勝沼町長もテイスティングをし、今年は出来がいいということで、ここのところ甲州種ヌーヴォーがボジョレーヌーヴォー人気に押され大手メーカーも撤退した経緯もあることから、先頭にたって甲州種ヌーヴォーのPRをされていた。
→6月10日付けの瓦VINで品質審査会の記事があるので、熟成させたものについては6月、新酒についてはこの時期ににやるのだと思う。

Aスズラン酒造工業で、ワインの裏エチケットにバーコードよりも大容量のQRコード(カメラ付携帯で読み取ると専用サイトが閲覧可)を付し、そこに原料葡萄の栽培地、責任者名、樹齢、開花日、収穫量、糖度、醸造日、詳しい醸造方法などが紹介される仕組み。自社農園の限定ワイン4種類に採用した。
→昨今、O−157や食品の偽装表示などの問題発生により、食品の安全性や品質の確保が急務となっていること、また、国のe−Japan重点項目にも「食」の分野における安心・安全推進が必須となっていることから、その解決策のひとつとして、トレーサビリティ・システムの整備があげられる。その一方で、どのように生産・流通されたかといった情報を蓄積し、各流通段階間において情報交換するにあたり、事務処理作業が増加するなどの問題も同時に生じているというのが背景で、食の安全ということから他の業界ではすでに始まっているNTTなどによる情報提供サービスの一つのようです。製造者にとっては栽培管理ができ、消費者にとっては生育製造履歴の確認ができるというもので、ワイン業界ではこれまで例がないそうですが、今後同様の試みは必ず増えてくると思います。特に関心の高い農薬や肥料についてなどの情報も載せてくる業者も出てくるのではないかと思います。


2004.10.22
秋の観光シーズン向け列車の案内(勝沼醸造さんのメルマガから)

【快速ワインエクスプレス】
 ・・・このワインエクスプレスはなんとお座敷列車となっております。
   社内にはテーブルも設置されておりますので、行きの列車から
    飲んでもいいような雰囲気になります。
《運転日》11月13、14、20、21日
《時 刻》 新宿8:33発 → 三鷹8:47発 → 立川9:02発 → 八王子9:11発 →
     塩山10:06発 → 山梨市10:11発 → 石和温泉10:17発 → 甲府着10:23着
《注 意》 全車グリーン車指定席ですので、
       乗車券のほかに指定席グリーン券が必要となります。
           また社内は全席、禁煙となっております。
勝沼に止まらりませんが。

【ホリデー快速ビューやまなし】
 ・・・こちらのビューやまなしは二階建列車となっております。
   笹子トンネルを抜けると甲府盆地の雄大な景色をご覧いただくことができますよ!
《運転日》10月2日〜6日までの土曜・休日と
      11月13、14、20、21、23、27、28
《時 刻》 新宿9:06発 → 三鷹9:19発 → 立川9:32発 → 八王子9:45発 →
      大月10:32発 → 勝沼ぶどう郷10:53発 → 塩山10:57発 →
      山梨市11:02発 → 石和温泉11:07発 → 甲府着11:13発
      (ほか高尾・相模湖・竜王・韮崎・小淵沢に停車いたします)
《注 意》 一部の日にちで臨時停車するため若干の時間変更がございます。
      また一部指定席・グリーン席もございますが、
      一般席は乗車券のみで、ご利用いただけます。
      ※帰りの列車や詳細はJR東日本までお問合せください。


2004.10.21
 サッポロ勝沼ワイナリー 創業30周年記念 第2回「新酒祭」
 10月24日9時30分から15時30分 コンテストやコンクールで入賞した素晴らしいワインを有料テイスティングできるいいチャンス。

200410.18
@依田酒店さん銘酒を愉しむ会10月24日アピオにて、残席わずか。土曜日の段階で316席中300席が予約されていましたので、出席をご検討の方はおはやめに。
→いつのまにかHPができておりました。お店が誇る個々の日本酒の説明も欲しいところですが、まあ徐々なんでしょう。24日はあいにく行けそうもありません。

A中央葡萄酒さんより、次のイベントのご案内が届きましたので転載します。
◎グレイスワインが出展するイベントのご案内

日本名門酒会(株式会社岡永)主催のイベントに出展します。
会場は、日本名門酒会創立30周年を記念して、両国の国技館で行われます。

全国90社のワイン、清酒、焼酎の蔵元が集結します。
ワインは弊社以外に、タケダワイナリー(山形)、月山トラヤワイナリー(山形)、
五一ワイン(長野)、アルプスワイン(長野)、ルミエール(山梨)が参加します。

1.一般消費者対象の大試飲会。
  10月20日(水)、21(木)
  受付17:30〜 開演18:00〜21:00
  参加費:事前予約 税込¥3500(特製折り詰め弁当付き)
       当日 税込¥3,900(特製折り詰め弁当付き)

  毎年かなり多数の来場者があります。
  当日のご来場されても入場制限される場合もありますので、
  予約されることをお薦めします。
  詳しくは、日本名門酒会公式サイトをご覧下さい。
  http://www.meimonshu.jp/
  http://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=223


2.プロ向け(飲食店、酒販店対象)の展示商談会。
  10月21日(木) 10:30〜16:30
  日本名門酒会に加盟していない方の参加も出来るそうです。 
  お問い合わせ先/日本名門酒会本部 (株)岡永
  Tel:03-3663-0352 Fax:03-3664-2646
  詳しくは、日本名門酒会公式サイトをご覧下さい。
  要予約です。
  http://www.meimonshu.jp/
  http://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=227


◎あなたのお宅のお近くにグレイスワインがやってくる!
 「2004年 秋のグレイスワイン・マラソン」
 首都圏のデパートで開催するグレイスワインを身近に体験出来る絶好の機会です!

 天候に恵まれた葡萄の当たり年 2004年ヴィンテージの新酒ワイン(ヌー
ヴォー)
 を筆頭に充実のセレクション!
 フレッシュな葡萄の香りが立ち上がり、爽やかなテイストが溢れます。
 一滴のワインに、葡萄が育った四季のドラマがタップリと詰め込まれた美味しいワ
インを
 グレイスワイン愛好家の方はもちろんのこと、グレイスワインに日頃関心を持って
いるけど、
 試す機会が無くて未だ味わったことのない方にお試しいただける絶好のチャンスで

 開催地、期日は下記をご覧下さい。
 http://www.grace-wine.co.jp/0410ev.html
 数量限定のワイナリー秘蔵品などもご購入できるチャンスです。




2004.10.13

「日本ワインを愛する会」 2004年 秋のパーティーへのお誘い

・ワイナリーと日本ワインの将来について語り合おう
・ニューフェースワイナリーの紹介
・60ワイナリー100種類以上のワインの試飲を予定

日時:2004年10月21日(木)
    開場:18:00 開宴:18:30
開場:日本工業倶楽部会館3階大ホール
    東京都千代田区丸の内1-4-6 電話03-3281-1711
会費:1万円

主催:「日本のワインを愛する会」
    会長:大塚謙一 副会長:辰巳琢郎
    理事:山本博、遠藤誠

問合せ・申し込み先:
 (株)ウォンズ えんどう
   TEL 03-3617-1255 FAX03-3618-3448
 E-mail bacchus@vesta.ocn.ne.jp
(ヴィンターネットより転載)

2004.10.7
@ サントリーの「青いバラ」、グッドデザイン金賞を受賞
 サントリーは6日、豪バイオベンチャー、フロリジン社と共同開発した「青いバラ」と「青いカーネーション」が日本産業デザイン振興会主催の「2004年度グッドデザイン賞」で金賞を受賞したと発表した。生花で同賞を受賞したのは初めて。青いバラは今年6月に遺伝子組み換え技術を使って開発。
 青いカーネーションは1995年に開発し「ムーンダスト」の商品名で販売している。
 青いバラの開発チームは、バイオ分野で顕著な研究業績をあげた個人などに与えられるバイオインダストリー協会の「特別賞」も受賞した。同協会の特別賞の受賞は2002年の田中耕一氏以来二度目。
→「絶対音感」の作者である最相葉月さんが「青いバラ」という本を書かれたがあのころはまだ未開発だったのではないか。今年の6月ころ青いバラが誕生したようだ。絶対に不可能とされていた青いバラが誕生してしまう昨今のバイオテクノロジーは古い言葉で言うと「神の領域」へ踏み込んでいるのではと漠然とした不安を覚えてしまうのは旧人類?
 実際にはまだ「まっさお」というレベルではなくて薄い紫くらいとマダムはおっしゃってました。写真(日経新聞社から転載)
一束5000円くらいで販売されているそうです(青いカーネーション。青いバラは人体に害がないかなど確認のうえ販売とのこと)。

Aやまなしワインコンサート2004
 10/28 「木住野佳子 with ストリングス・コンサート」、11/26「押尾コータロー」、12/6「大貫妙子」)
 会場:山梨県民文化ホール・小ホール チケット:4,500円 (通し券:11,000円)
 →毎年ビッグネームが名前を連ねる恒例の通しコンサート。開場前や休憩時間にはワインが振舞われる。大貫妙子さん大学卒業前後よく聴きました。あの透明感のあるヴォーカル、懐かしい。
B第17回グレイスコンサート 10/31グレイスワインサロンにて 15時会場、15時30分開演 17時30分よりワインパーティー 定員70名 7500円 今年はイタリアフルート界の貴公子ジュゼッペ・ノヴァ氏を中心にオペラアリアの世界だそうです。
C長野・山梨・山形のワインとフランス料理 白馬リゾートホテル「ラ・ネージュ東館」(電話0261-72-7111)
にて 11/14 午後6時 食事ワイン込みで10500円 長野から小布施ワイナリー(ドメーヌ曽我)、山梨からは機山洋酒さん! 山形からはタケダワイナリーという 今の日本ワイン界をしょってたつドメーヌが紹介されます(当日は曽我さん、土屋ご夫妻、岸平典子さんがゲストで出場されます)。
→フランス料理と日本ワインの相性に機山さんがどのようなスタンスで臨まれるのか興味津々です。 

2004.10.5
@まるき葡萄酒で、マイワインシステムに辛口白ワインが加わる。1970年からこのシステムを採用しているという老舗で、原則5年間貯蔵で、1口100本11万円で3口まで受け付ける。
→まるきさんの古酒甲州は知る人ぞ知るで、ものすごくいい熟成をする甲州がごろごろしている。1本1100円なので、むしろお買い得かもしれない。
 ちなみに私は沖縄の金武の観音寺というところにある洞窟にクースを預けてある(1升瓶)。これはたしか最長12年でその後は5年ずつ延長システムだった記憶。還暦用に1本と思ってキープしてあるのだが、まるきさんの甲州も平気で20〜30年は持つのでお試しあれ。

A2004新酒ワインまつり
やまなしの新酒ワインの試飲・即売(37社65銘柄)
・有馬靖彦とデキシージャイブ
・県産特産品コーナー(ヤマメ・ソーセージ、ほか)
<日比谷公園噴水広場>
11月2日(火)、3日(祝) AM11:00〜PM3:30
<小瀬スポーツ公園>
11月6日(土)、7日(日) AM10:00〜PM4:00
*甲府駅より臨時便増発
→ヴィンテーネットより転載。今年も新酒まつりのシーズンがやってきました。


2004.9.29
@勝沼で新酒ワインの品質審査会(27日)。16社が今年収穫したデラウエアなどで醸造した白17点、ロゼ8点、赤10点、泡2点の計37点を出品。風味が劣るとされた7点を除き30点が合格。合格したワインは勝沼町の推奨シールを貼り、葡萄の丘などで販売する。
A10月16日午後零時半から港区のキャンパスイノベーションセンターで山梨大学東京ワインセミナーが開催。受講無料。定員100名。ワインと葡萄、ワインの造り方、ワインを演出する微生物たち、ワインのテイスティング法ほう4テーマ。上記山梨大総務部ワインセミナー事務局のHPからメールでの申し込み可能。
B今週末の日曜日に開かれる第51回勝沼葡萄祭りについて。
勝沼町役場近くの中央公園広場をメイン会場にするが、ワイン村という場所が設置され、そこで500円の試飲グラスを買えば、24ワイナリーのワインの無料試飲可能(午前10時くらいスタート?)。また、鳥居焼きが午後7時点火、花火300発が打ち上げられる。駐車場は周辺に650台が設けられているが、勝沼駅と会場を結ぶシャトルバスが午前10時から午後6時頃までピストン運行する。
→もう少しくわしい情報をと思って、勝沼町のHPを見たりしたが、全然載ってない。ようやく見つかったのは上記のリンクくらい。勝沼町が主催じゃないかもしれないけど、町の観光情報やイベントカレンダーにも記載がないのは残念と言うほかない。
 でも、私の師匠の濱田先生がメルシャンのブースに、そして、ローヌワインの鬼才親爺さんもいずこかに、そして、東京の某ワイン仲間も今年も山梨ワイン醸造さんのブースでワインをサービスしてらっしゃると思いますので、今年はぜひ伺いたいと思っています。


2004.9.16
@ルミエールが新製品「ルミエールプレステージ」を発売。・赤はマルゴーの古樽で国産のブラッククイーンとボルドー産のカベルネとブレンド。白はイケムの古樽で甲州種とボルドー産のソーヴィニョンブランを熟成させたもの。赤が3150円、白が2625円。ハーフもある。同社のトップキュヴェであるシャトールミエールが98年の大雪で倒壊したため、販売再開までにあと2〜3年かかるということでそれまでの高級ワインとしてのつなぎの意味合いもある。
A山梨総合理工学研究所(仮称)の来年度設立を目指している県は14日第2回検討委員会を開き、当面取り組むべき研究テーマとして、ワイン醸造技術の確立など5分野6項目の素案を示した。ワイン分野では甲州ぶどうを使った個性化醸造技術の確立に関する研究をするとのこと。検討委員会は年4回程度開催し、12月には研究所のあり方を報告書にまとめるとのこと。
B山梨県出身の東京の冠婚葬祭業者が県に1000万円を寄付。県では10月28日に日本橋プラザビル1階に新設する観光物産PRのための東京拠点施設「富士の国やまなし館」の関係設備を整えることにした、具体的には、来館者にワインを味わってもらうためのカウンターやセラーなどの試飲関係設備など。


2004.9.9
9月11日午前10時〜 ルミエールさんで石蔵造りの仕込み体験
→ルモンタージュとかビジャージュとかどうするのかなと思ったら、すのこを引くことで果帽があがってくるのを押さえるらしいです。

2004.9.8
 甲州種のDNA鑑定について  これまでも少しづつお伝えしてきた甲州種の出自であるが、ヴィノテーク9月号58pにまとまった報告があったので抜粋させていただきました。
 「プロジェクトの一環として甲州種葡萄のDNA鑑定をカリフォルニア大学ディヴィス校のファンデーション・プラント・サーヴィス(以下、FPS)に依頼、その結果、「甲州種は純粋なヴィニフェラ品種でないことが判明」した。鑑定には山梨県内10箇所の異なる葡萄畑から採取した甲州種の葉10サンプルを送り、世界の主要なブドウ栽培地域から収集した700以上の葡萄樹照合プロフィールと照合。結果、甲州種はFPSのデータベースにも類を見ないまれな品種で、日本以外では存在が明らかではないとの見解が示され、今後の研究課題となる。これまでヴィニフェラ品種と信じられていた甲州は、ヨーロッパからシルクロード→中国を経て日本に伝来するどこかの時点で東洋系品種と交雑した可能性が高いハイブリッドである。DNA鑑定で得た情報は、醸造用甲州種栽培のクローンの改良に役立つと考えられる。日本のワインの品質向上のためのクローン改良は10年20年を要する長期プロジェクトである。


2004.9.3
@ニコラジョリー氏が本日より山梨を視察。金井醸造場さんの畑などで実地講演(N方氏情報です)。
→フルーツパークに行けば途中ジョリーさんに会えるかも。サインもらってこようかなあ。
A第19回ロリアンワインまつり 10/2-10/3 10時〜4時 葡萄棚の下で新酒と食事や音楽を楽しめます。会費1000円
B勝沼町ぶどうまつり 10月3日 10時〜8時 勝沼中央公園広場にて。 町内のワイナリー30社がブースを設営、500円のグラスを買えば各社のワインを飲み放題。フィナーレには幻想的な鳥居焼きと花火が打ち上げられる。
Cルミエール 2004年新酒祭り 10-30〜10/31 10時〜4時 盛りだくさんな企画付です。会費未定
Dメルシャン ハーベストフェスティバル 10/2-10/31 10に行なわれるプレミアムパーティーが魅力的。先着100名、7800円会費でリヨンの伝統料理とメルシャンのオールドヴィンテージが楽しめる。今年は鑑定団とオークションはやらないみたいですね。
E勝沼ワイナリーズクラブ 11/3 2004新酒祭り 10時-3時 葡萄の丘の噴水広場にて 会費1000円 グラスおつまみ付
F第3回甲斐Vinセレクション2004 12月5日 葡萄の丘 午後2時〜 会費4500円 消費者が選ぶおいしい甲州ワイン。ブラインドで好みのワインに投票して、チャンピオンを決定する。表彰式後、甲州ワインに合う料理ととともに出品ワインを愉しむ。
 以上、AからFまでワイナート24号(ビオ特集)から。山梨ワイン関連イベントカレンダーというコーナーが新設されました(昔からあったかな?)。

2004.9.2
@サッポロ勝沼ワイナリーで同社が扱うオーストラリアワイン「イエローテイル」の無料試飲会。セパージュはシラーズ、カベルネソーヴィニョン、シャルドネの3種(各1000円)。10月末まで試飲会を開催している。
→しかし、安いですね。これくらいでまあまあのワインとすると国際競争力という意味で国産ワインは厳しいですね。
Aソウリュウ葡萄酒工場増改築。瓶詰め工程には簡易クリーンルーム設備を整えた。生産能力はこれまでの約1・3倍となる日産約1万本となる。 


2004.8.31
マルスワイナリーでかめを使って発酵させたワイン(エンシェント・ファーメンテーション、赤ベリA,白甲州、各2000円)を発売。
 聖書に描かれた「ノアの箱船伝説」によると、野生葡萄を使い初めてワインがつくられたのはコーカサス地方であったとされる。事実、これまでに見つかった最古の葡萄の種子はグルジアで発見されたもので、推定年代は紀元前7000年〜5000年まで遡る。そのグルジア東部にあるカヘティ地方では、甕でワインを仕込む太古の醸造法が3000年の時を経て今も伝えられているという。
  マルスワインでは橘勝士工場長が1998年にグルジアのワイナリーを視察して以来暖めてきた着想を、いよいよ2003年から現実にスタートさせた。それは現代技術を使いながら「甕を使った太古のワイン造り」を再現するというもの。もともと焼酎づくりでは「手づくり甕発酵」「手づくり甕貯蔵」の草分け的存在といわれる本坊酒造だが、この焼酎の仕込み甕4本(360・と600・の2種)を山梨工場にに移設し、2003年産の甲州種とマスカット・ベリーAを仕込んだ。人の手で除梗・破砕を行い、発酵時の温度管理は甕の外側に巻いた冷却用ジャケットと蛇管によって行った。
  甕には、遠赤外線により酒の味がまろやかになる、内面の微細な孔に存在する微量な空気により熟成が促進される、といった効果があるといわれる。地下セラーの中で熟成中の2003年産甕仕込みワインも、通常の樽発酵されたワインより複雑味がでてきているという。中口の甲州と100%マスカット・ベリーAの2種のワインはそれぞれ2000本相当分が仕込まれた。早ければ今年秋にもリリースされる。マルスワインでは、結果がよければ年内に55・〜500・の甕40本を増設し、本格的な生産に入る予定だ。
 以上WANDS82号から。


2004.8.30
28日に国産ワインコンクールの公開テイスティング開かれる。
→今年は銅賞と銀賞の違いを確かめるというテーマで臨んだはずなのですが、結局金銀を全部とりあえず試飲するという去年と同じパターンになってしまいました。いろいろ知り合いもたくさんできて、お話したりしたり、また、私のHPを見てくださっている人が声をかけてくださったりしてありがたかったです(すみません。ゆっくりお話ができず・・。今から始めようというタイミングだったので、あせってました)。銅賞も最後のスパートで甲州をメインに他は値段の高いものを(笑)試飲してきました。全体に甲州はレベルがあがっているなというのと、赤ではメルロが飲みやすくカベルネは険しい、シャルドネはふくらみを感ずるドメーヌがいい印象だったという点を感じました。だっちもない感想ですみません(甲州方言です・笑)。


2004.8.26
プチ巨峰登場。10粒だけついているプチ巨峰が販売に出された(値段も100円)。これまで巨峰というと400円で大きくてなかなか一人では食べづらいという声に答えて、栽培の摘粒段階で梗を2分の1にカットして仕立てたもの。
→小粒な甲州をワイン用にとか、種無し甲州を生食用にというアイデアにもちょっと似ているかなと思う。他に何かいいアイデアないでしょうか。甲州の遺伝子を代えずに酸味をもっと持たせるような工夫とか。リースリングとかと掛け合わせるという試みはとっくになさていると思うけど・・。


2004.8.24
@第22回グレイスワイン収穫祭9月19日午前10時〜午後3時 明野農場にて(雨天決行)
参加費は1500円。ただしグレイス倶楽部会員は一口一人まで無料。
天地総子さんコンサートのほか
畑の見学ツアー、プレミアムワインテイスティング、フェルミエさんのコーナー、甲州屋の屋台など盛りだくさん。
→今年の収穫が早すぎて収穫祭ではなくて新酒祭りになりそうだとのことです。フェルミエさん(たぶん)が暑い中でどんなチーズの管理をするのかの興味と食の職人集団「甲州屋」というのはどんなところなのでしょう?韮崎駅からの無料送迎バスが4便出るみたいなので、車で行くよりもそちらに乗って、へべれけになるのが吉?
A勝沼醸造 2004NOUVEAUワイン祭り 10月30日 会費3500円 3部交代制。レストラン風にて?
→3部交代制というのはすごい。そのたびに有賀社長さん一言述べるんでしょうね。
B8月20日新刊 「日本ワイン列島 」 発刊! 山梨のワイナリー関係者も多数登場とのこと。
→このところ、日本ワイン関係書籍がすごい勢いで出版されていて、いいことですね。ワインファンの興味もそそるところです。

2004.8.19
甲府のエステで葡萄を使った全身マッサージのサービスを開始した。勝沼町産のブドウを使い、収穫時期の限定サービス。「ヴィノセラピー」(3時間2万8000円)は、皮や実での全身マッサージや、泥とあわせたオリジナルのパック、ワイン風呂などで構成されている。ボルドー地方のホテル・スパでも導入されている。
→プリューレ・ロックでは、発酵槽に裸の人間が飛び込んで、ルモンタージュもどきに暴れるらしいので、エステに行ってる女性もみんなタンクに入れちゃえ(すみません。収穫後のまかないで頂いてしまい、朝から酔ってます)。元UTYの阿部アナもおっしゃっていたように、勝沼でもブドウエステが根付くといいかもですね。


2004.8.17
@国産ワインコンクール一般テイスティングの参加券が来る。28日今年も行けそうです。
A大和葡萄酒で「古代甲州」を発売(1575円75円、8000本)。樹齢100年の甲龍から株分けした甲州種から作ったワイン。萩原社長さんは甲龍から枝分けした甲州種生産者の組合など組織化を進めたい意向。
→以下、大和葡萄酒さんのHPより転載。甲州種の先祖探しの視点や現在作られている甲州種は純粋な甲州と違うのかといった視点など示唆に富む内容となっています。
 「樹齢100年の、恐らく日本最古の葡萄の木が勝沼にある。勝沼でワインを造る以上、甲州葡萄にこだわりたいと当社ではこの「甲龍」と名づけられた木で100年樹ワインを醸造している。「甲龍」は今や珍しくなった純粋の甲州種(現在の甲州は病気や害虫を防ぐため、接木で栽培された『混血樹がほとんど』)で 、日本固有の品種だが、原産地はカスピ海に近いコーカサス地方と言われている。シルクロードを経て漢時代の中国へ入った後、どういう経過を経て日本に、そして勝沼に渡来したかは定かではない。甲州葡萄の遠い先祖に会うために、中国新疆ウイグル地区を訪れた際、甲州葡萄に良く似た『和田紅(ホータンホー)』と言う品種を持ち帰ってきた。この和田紅と甲龍を交配させて甲州葡萄の遥か遠い記憶、封印され眠っている遺伝子を揺り起こし、新たなる『水晶葡萄』を生み出そうとしている。
 特に甲州は約1,280年前に勝沼で栽培が始まったとされる歴史あるぶどうです。しかし現在では栽培技術の進歩により、様々な品種のぶどうが生まれています。そんな中で100年もの間実をつけ続けている甲州の木「甲龍」に出会い、その貴重なぶどうからワインを作っています。しかし収穫量が少ないため、わずかな量のワインしか作ることができません。古い時代の甲州に思いをはせ作るワイン、そんなワインをより多くの人に味わってもらいたいと考え、甲龍の木の子供達に「古代甲州」と名付け育成に取り組んでいます。100年間生き続ける甲州、そこから生まれる古代甲州からロマンあふれるワインを作りたいと思っています。」


2004.8.10
 富士河口湖町大石地区の河口湖ワイン用ブドウ生産組合は、今年9月に収穫予定のピノノワール(畑面積9000平方メートル)で特産ワイン「河口湖ノワール」の販売を11月から開始する(2000本を予定)。スズラン酒造が組合に参加し、栽培を指導し、醸造を担当する。スズラン小池社長によると、河口湖周辺は昼夜の寒暖差が大きくブドウ栽培に適しているとのこと。町でも全面的にバックアップそ、将来は町内にワイナリー建設も検討しているとのこと。
→ワインコンクールの結果を見ても、一般にはなんとなく長野の優勢という印象を持ってしまうと思われ、山梨もそろそろ栽培適地を検証すべき時期に来ているのかもしれない。
 河口湖はたぶん甲府や勝沼に比し、3〜5度ほどは平均気温が低いと思われ、栽培適地としての可能性を秘めている。また、山中湖で貴腐菌が成就したという話も聞くので、富士山のふもとという冷涼な地域で単なる観光という目的のみならず、真剣にワインとしての適性を追求してもらいたい。そういう意味では、ピノだけに限定せず他の品種も試してもらいたいと思う。

2004.8.9
 勝沼ワインの先駆者として有名な野正誠のひ孫にあたる正興さんのところに当時正誠と土屋竜憲がフランスで滞在先であったシャルルバルデ氏のひしゃごであるブノワ・デュモン氏が訪問した。正誠と竜憲が滞在していたのは1877年〜1878年ということで、両家族のその後や、正誠さんが以前バルデ家を訪ねたときの思い出話に花が咲いたという。
→ほとんど電燈もともっていない時代のフランスにワインのために留学した二人の青年の偉大さは伝説的であるが、それからも子孫の代までおつきあいが続くというのはとてもいい話ですね。

2004.8.7
国産ワインコンクール結果
取り急ぎ速報です。

2004.8.5
@マルキワイナリーで6日午後4時より、2004素敵な人とワインに出逢う会 ハワイアンバンドをバックに今年のもろみワインとヴィンテージワインを愉しむ。参加費5000円 電話0553-44-1005
→100人集まったそうです。ずいぶん古いヴィンテージワインも出されたとか。
Aルミエールが自園単一葡萄シリーズ6種類をリリース。レザンファン(子供たち)と命名。ラベルデザインが美しい。メルロ、デラウエア、ブラッククィーン、甲州、カベルネフラン、マスカットベリA。

2004.8.3
@サントリー蔦石坂園シャルドネ2002(5010円)が、フランスで行なわれた国際ワインコンクール「2004レ・シタデル・デュ・ヴァン」(26カ国811点)で特別賞受賞。
A大和葡萄酒さんの白ワインコリーヌ・ゴールド・ブラン2000(2110円)がモンドセレクションで銅賞受賞。
 このワイン、勝沼と一宮の甲州と長野県四賀村のシャルドネを主原料にブレンドしたもの。
→受賞おめでとうございます。作っている人にもはげみになりますね。


2004.7.30
山梨県ワイン酒造組合(上野昇会長)は29日甲府の地場産業センターで南アステレンボシュ大のコブスハンター教授を招いて講演会を開いた。降水量や朝晩の温度差が土壌に与える影響や、土壌内のミネラル分とワインの品質との関係、肥料を与える時期や定植技術など日本と南アを比較しながら講演した。
→南アフリカというとアパルトヘイト、マンデラ大統領という感じだが、ワインの世界ではなじみの深い国の一つである。南アの先生は以前も山梨に来ていろいろと指導していった記憶。その後山梨からも南アに視察に行ったということもある。これからも技術交流を深めて欲しい。
 南アの気候を調べてみると、四季はあるけれど日本のようにははっきりしていないらしい。たとえばステレンボシュの近くである首都ケープタウンの平均最低温度と平均最高温度をみてみると夏(10月〜3月)14-25、秋11-22、冬06-17、春13-20という感じだ。南緯が22〜35度の範囲なのでブドウ栽培適地であり、降水量も年間500〜550ミリと少なく(一般には500〜900ミリが最適と言われている)、温暖で日照時間が長い。
 というわけで、コブスハンター教授の講演を推測するに降水量が日本よりも少なく朝晩の温度差が多い(たぶん)ので、土壌中のミネラル分が増える、葡萄がよく熟し、かつミネラルや酸味に富んだ素晴らしいワインができると話されていたと思う(笑)。


2004.7.29
国産ワインコンクール終了。前回よりも1次審査通過率が高かったことが品質の向上を裏付けることと、総評として、今後、ワイン専用品種(たぶんカベルネメルロシャルドネとか)の栽培が鍵を握るであろうこと、甲州も今後に期待がもてるが、ワイン醸造専用に栽培していく比率を高めることが重要というのが骨子。
→今年の結果とかもう知っている人がいるのでしょうね。一般公開今年も行こうか思案中。

2004.7.28
@第2回国産ワインコンクール 1次審査及び国産関係品種本審査終了。第1次審査は応募405点のうち291点が通過(通過率72%)。最終日の今日、欧州系品種赤白の本審査を行い、全日程を終了。審査結果は8月6日。
→甲州はすでに結果が出ていることになりますね。
A明野銘醸が甲府地裁にて7月12日特別清算開始決定(負債総額26億円)。100%親会社の多聞酒造(西宮本社)の民事再生手続に連動して。1962年11月にタモンワイナリーとして設立。1996年12月に現社名に変更。2001年8月まで営業していたが、2003年12月31日株主総会で解散決議、2004年3月31日、甲府地裁へ特別清算手続申立という経緯。
→ワイナリーの解散清算と聞くと胸が痛みますね。40年の命かあ。それで、特別清算というのは私も詳しくなかったので、ちょっとお勉強。
 特別清算というのは、解散後清算中の株式会社について、債務超過の疑いがある場合などに、裁判所の命令により開始され、その監督の下で行われる商法で規定された特別の清算手続をいいます。
 解散とは、株主総会の決議によっても行われることになるのですが、この結果、清算手続を経た後、会社の法人格は消滅します。
 清算とは、会社が合併・破産以外の事由で解散した場合に、会社の全部の法律関係を整理決済し、その財産を株主に分配する手続で、通常清算と特別清算とにわかれます。
 特別清算では資産と債務をそれぞれゼロにする必要があります。よって破産のようにあるものを一部払っておしまいというわけにはいかず、借金をゼロにする必要があるので、債権者集会で一部ないし全部免除の決議を得る必要があります。それで破産のときの想定配当額を上回る配当案が必要となります。そのかわり、破産よりは簡易な手続ですむためミニ破産と呼ばれたりもします。いずれにせよ普段あまり見られない手続です。
B山梨市が合併法定協を離脱。
→塩山市、山梨市、勝沼町、牧丘町で作る新市に向けての合併協議会が頓挫しそうな気配。表向きは旧市名の存続が否決されたという理由からとのことですが、本音はたぶん別のところであろうと思います。これで勝沼町が自治体として残る可能性も出てきました。もっとも合併によって、勝沼が経済的な発展を遂げ、よりワイン業界が充実発展していくのであれば、旧自治体存続を希望するだけではない方向もありそうです。今後どうなるんでしょう?


2004.7.27
 第2回国産ワインコンクール 8月28日に表彰式と公開テイスティング。一般公募は8月1日から受付。先着200名。
→去年参加しましたが、美味しいワインをたくさん試飲できるチャンスです。国産ワインのレベルを知るためには絶好の機会と思います。

2004.7.26
@本日、紫玉苑にて第2回国産ワインコンクール審査会。素晴らしいワインがたくさんテイスティングされていることでしょう。
A甲州種のDNA解析について、グレイスの三澤社長さんからメーリングリストに投稿がありましたのでそのまま転載させていただき御報告いたします。
  「(この問題は)100%ヴィニフェラであるかどうかのことであると思います。
 ご参考までに世界に先駆けて、ぶどうDNA解析に取り組みました後藤奈美女史は、DNA解析により、甲州種をヴィティス・ヴィニフェラ種ー東洋系品種群とされております。竜眼、和田紅、マスカット・オブ・アレキサンドリアも、この東洋系品種群に分類されています。
 私も同席しておりましたが、7月5日、ボルドー大学デュボルジュ教授による甲州ワインプロジェクトの席でカリフォルニア大学のデービス校によるDNA鑑定結果の報告がありました。解析法については、触れてませんでしたが、多分、情報の共有化のできるSSR法によるもの思います。
 そこでは、甲州種は、100%ヴィニフェラ種ではなくて、一部、非ヴィニフェラの形質を有する交配種との発表でありました。
 ヴィニフェラを100%ヴィニフェラとするのも、重要な視点とも思いますが、それ以上に私が感じましたのは、甲州種が、カリフォルニア大学のデービス校のデーターベースに載った事であります。現時点では、ぶどうの遺伝子のデーターベースによる管理は、デービス校だけ思います。また、中国でのワインづくりは、年々、急激に上昇しており、日本のワイナリーも脅威に感じて居りますが、その一方では、中国の各種のぶどうが、今後、デービス校のデーターベースに入ることに依って、将来、甲州種の親探しの可能性も大きくなったものと思います1948年の園芸学者の菊池秋雄による、「甲州種は、中国の竜眼の実生から育った」という推論が、いつしか俗説となってしまった現状からすれば、ワインのつくり手が、甲州種のルーツを大事に考える必要があると思います。」三澤茂計
→All or Noting の世界ではなかったんですね。不勉強でした。部分的にヴィニフェラでも非ヴィニフェラでもあるということがあったわけですね。興味深い問題です。


2004.7.21
勝沼町が「勝沼タイムトンネル100年構想」を発表。町内埋もれている建造物を活用し、散策ルートに組み込み、地域で培われてきた文化や歴史を感じてもらい、年間を通した誘客につなげる。@鉄道遺産コースはJRの旧トンネル2本を活用。近くJR東日本から無償譲渡される。旧深澤トンネル(全長1.1キロ)は30万収蔵可能なワインカーブとして町内のワインメーカーのほか個人のワインコレクターにも解放する。旧日影トンネル(同1.4キロ)は鉄道博物館として資料などを並べる。Aワインの歴史と味のコースは産業観光のさきがけとなった宮光園やトンネル技術を応用した龍憲セラーなどを組み込む。
→4月28日既報(現状と未来のほうに詳しい報告あり)の財団法人広域関東圏産業活性化センターは2003年度の調査研究事業結果が早速実現されたものである。観光客の誘引につながれば幸いである。この瓦VINも長く続けていると縦と横の糸がからんできておもしろい。

2004.7.20

 最近甲州種のDNA鑑定がカリフォルニア大学のデービス校で行なわれ、長い間甲州種はヴィティス・ヴィニフェラだと思われてたそうですが、ヴィニフェラではないことが判明したそうです(つい先週の出来事です!)
また、続報が出たら報告します。

 これまでの甲州種の身元に関する最新の研究成果は次のものだったと思われる。
 甲州種は中国の竜眼種からの実生(みしょう)だという学説が現在でも有力だが、「甲州種は竜眼の実生ではない」との研究結果が醸造研究所・酒類理科学研究室の後藤奈美主任研究員らのDNA解析で明らかになった。後藤主任研究員によれば、異なる手法で甲州種のDNA解析を行ったところ、「RAPD解析の結果では甲州は‘東洋系ヴィテス・ヴィニフェラ’のクラスター(集合体)に含まれたが、RFLP解析では'ヴィテス・ラブルスカ'に類似したバンドを持つ一方で、他の品種には認められない独自のバンドがある」ことがわかった。また、再現性が高いといわれるRFLP解析では「同じカスピカ亜系とされる甲州と甲州三尺、中国品種の白鶏心と和田紅と竜眼とが二つの別のクラスターをつくった」との結果が得られた。少なくとも、これら三種類のDNA解析の結果から「甲州種は竜眼の直接の実生ではない」(後藤主任研究員)との事実が明らかになった。ただ、現在のDNA解析法では途中で自然交配した場合、親の判別確率がかなり低いため先祖が何かは不明という。 酒販ニュース98/11/01号より

→東洋系ヴィティスヴィニフェラとかカスピカ亜系ヴィニフェラ品種と言われてきた甲州種であるが、ついに身元が判明するのか?なお、サドヤ今井社長さんによると次のとおりで、昔からそれはわかっていたのだそうです。「私が学んだ モンペリエMontpellierの国立高等農学校の葡萄分類記載学(Ampelographie)のガレGalet教授に甲州の葉を見てもらったのが1968年。その時のコメント「Vinifera とは全く異なる種だ」ということでした。山梨大学の山川教授の研究でも 色素からViniferaとは異なると発表されています。」
 甲州は甲州であるのだからそれでいいとの今井社長さんの言葉はそのとおりかもしれないと思いますが・・。ちょっと複雑な気持ちです。


2004.7.16
@国産ワインコンクール審査員決定。昨年度はボルドー大学アラン・ベルトラン教授、ワイン評論家ロバートジョセフ氏が外国人審査員であったが、今年はボルドー大学ジル・ド・ルベル助教授(ワインの芳香成分の分析の専門家)とワインジャーナリストのデニス・ガスティン氏(ヒュージョンソン氏のアトラスやポケットに寄稿)のほか昨年より2名増加とのこと。ソムリエ協会からの増員と思われる(去年はたしかソムリエが審査員にいなかった)。
 第2回コンクールは7月26.27日に審査ということで、いよいよである。
A勝沼AOC始動!?現行の「勝沼町原産地認証制度」は1979年に制定されたもので、糖度18度以上の勝沼町産甲州種に限られていた。これを欧州系専用種にも広げ、さらに町内産の場合、勝沼、祝、東雲、菱山の4地区名や生産者名などを明記したワインを最高ランクに位置づけ、その他一般の町産、県産、国産にわけるなどの概要で12月までに「ワイン産地呼称に関する委員会」(委員長、横塚山梨大学大学院教授)が答申し、勝沼町は来年3月議会の条例制定を目指す。
→ひさびさのビッグニュース。4地区は個性的であると認められたのでしょう。鳥居平は含まれるのでしょうか?
 ある意味では今後の勝沼ワインの未来を一身に背負ってしまいかねない制度であるだけに委員会での答申も多面的な考察をなし慎重な討議検討をしていただければと思う。枠組みは立派でもワインが追いつかないというのだけは避けて欲しい。AOCの名に恥じない品質のワインを製造そして認定していって欲しい。そういう意味では各ワイナリーのいっそうの奮起が望まれるところでもある。(・・・外野は気楽でいいなあ・・)


2004.7.7
@2日の続報。5日デュブ教授と富永さんが中央さんを訪ね、約30銘柄の甲州種ワイン(たぶん参加8社の全甲州ワインのラインナップ)をテイスティングした。その後同日ハイランドリゾートで開かれたシンポに出席、講義。「ボリュームと力強さを兼ね備え、フルーティーさを持つワインが消費者に求められている」と話した。
→現在、甲州種ワインに対する各ワイナリーのスタンスとしては、現状の甲州種の特性(繊細さ)を生かした造りとパワフルに造ることで今後の途を切り開いていこうと考える造りとがあると思われるが、その双方ともに大切とまとめられたような気がする。各ワイナリーのトップへどのように影響していくのか見守っていかねばならない。
AドメーヌQで5日青デラを仕込み始めた。
→デラが熟す前のまだ実が青い状態で収穫、ワインにする。未熟状態のため当然酸度が高いが、それがフルーティーな味わいになるという。
Bサッポロワイン「グランポレール長野古里ぶどう園貴腐2002」(品種リースリング 440本税別3万円)が第50回リュブリアナ国際ワインコンクールで日本ワインのトップとなるナショナルチャンピオン(金賞よりも高い賞)を受賞した。リュブリアナはスロベニアの首都。日本からは65点が出品された。
GRANDE POLAIRE 北海道余市貴腐 1994が去年のジャパンワインコンペの金賞を受賞したのに引き続き、検討している。リュブリアナとかモンドセレクションとかいろいろな賞がありますね。


2004.7.3
第2回ジャパンワインコンペティションの応募締め切り。今年は405本が参加。欧州白(シャルドネ)と甲州が多い。

2004.7.2

勝沼町を中心としてワインメーカー8社(代表原茂ワイン古屋専務)が「甲州ワインの会」を結成、アカデミーデュヴァンと連携して世界に通用する甲州ワイン造りを目指す「甲州種ワインプロジェクト」をスタートする。例のデュブルデュー教授をが醸造責任者を務め、冨永さんも参加する。事務局のグレース三澤社長によると、甲州種はシャルドネに比べ、香りや酸味に欠ける一方、熟成するとまろやかな味わいになる渋みが特徴、プロジェクトでは、こうした個性を活かしながら香りや酸味不足を克服する栽培や醸造法を研究する。7月5日には同教授が来日、グレースワイナリーを視察。冨永さんらも出席して、ホテルハイランドリゾートで甲州種をテーマにしたシンポジウムを開く。
→6月21日に県酒造組合で本年度の事業計画が甲州種の品質向上ということであるので、その一環とも思われる。多様な議論や試みがなされることにより、甲州種の今後の展開の可能性を模索していただきたい。現在、山本博先生の各著作などで日本ワインが急激に盛り上がっており、甲州種が今ブームと思われるので、時期的には最適ですね。もっともボルドー流の醸造ということで取り入れるべきは取り入れ、あんまり金科玉条(字合ってます?)的に何でもそのまま取り入れるというのもいかがなものかと思う。セパージュの違いによる醸造法の違いも出てくると思う。さらに各ワイナリー間でもあるべき甲州種のイメージ、今後どのように甲州種をもっていきたいかのイメージが違うと思うし、現状でどのワイナリーが参加しているのかもわからないが、今回のプロジェクト、敬意をもって参考にさせていただくというスタンスがいいのではないかなと思う。なお、特にデュブルデュー教授と富永さんのコンビということで化学的な分析は非常に期待されるところ。そこで、分析設備が整っているワイナリーも参加したらどうだろう。セクト主義ではなくて、山梨全体で甲州種を盛り上げようという感じになっていただけるといいなあと思う。ちょっといつになく熱が入ってしまいました。ちょっとしたビッグニュースなのでプチ興奮ぎみであります。


2004.6.22
サントネージュワインの株式ををアサヒビールが100%保有。これまでは95.93%の保有割合であったが。酒類の事業展開を強化する狙い。

2004.6.21
1 山梨県ワイン酒造組合(上野昇会長)は18日甲府の地場産業センターで第50回通常総会を開き、役員改選、本年度事業計画を決めた。60人が出席。本年度は県産ワインの甲州種の品質向上に重点を置き、醸造や栽培方法の研究を重ねる。
→甲州種イヤーとなりそうですね。ほぼちまたの関心と合致しているのが心強い。
2 大和葡萄酒さんで試飲室を拡張しワインバーに。ワインは25銘柄をそろえ試飲(無料)のほかチーズなどつまみも用意。お勧めワインとして毎月3銘柄を指定し、千円で3銘柄を何杯でも味わえるサービスも導入。山梨県ワインセンター認定のワインガイドを置いて説明や応対などを行なわせる。甲斐ドラフト(地ビール)も飲める。
→ワインガイドというのは3回くらいの講習を受けて、ガイド認定されるのであるが、これまで、ガイドをうまく活用されているという話はあまり聞いていなかったので、今後もこのようにせっかく募集したワインガイドの活用の方向性が周知されるといいなあと思う。


2004.6.10
1 勝沼町は、2,9日に同町町民会館で町内産ワインの品質審査会をひらいた。同町内のワインメーカー23社が白89点、赤58点、ロゼ13点、甘味果実酒2点を出品し、荻野敏県ワインセンター支所長が審査長を務め、ソムリエら10人が2班に分かれてテイスティング。審査の結果、白77点、赤56点、ロゼ13点、甘味果実酒1点が合格。合格したワインには推奨シールがはられ、菱山のぶどうの丘などで販売される。

2 11、12日に午後7時からボンマルシェさんでベルギービールとチーズの会。チーズはたぶんシメイという修道院で作ったビールでウオッシュしたチーズやフランスのマロワールというベルギーとの国境あたりで作ったウオッシュチーズが出されると思います。絶妙なマリアージュとも聞きますので、ぜひ、皆さん行ってあげてください。


2004.5.27
1 勝沼ワイン試飲会
 ■日時:6月17日(木) 13:00〜17:00
 ■会場:山梨県東京物産観光センター(東京・南麻布3-6-5)
 ■費用:一人1,000円
 ■主催:勝沼ワイナリークラブ・勝沼ワイン協会
→ワイナリーズクラブ主催でしかも有料試飲なので、勝沼のトップシャトーのプレミアムに近い最高レベルのワインが味わえると思う。勝沼の現状を知るには好個の機会と思うので、お時間のある方はぜひ行かれることをお勧めします。しかし、東京に山梨県東京物産観光センターなんてものがあるのは始めて知りました。

2 よい食品博覧会〜食のつくり手と消費者の対話
 日時 6月12〜13日 午前10時〜午後3時30分
 場所 清里清泉寮
 おいしく安全でごまかしがない全国の「良い食品」のつくり手たちが集まります。屋台村、食べ物作り体験教室、食といのちのセミナー、食と微生物の教室。食べる・体験する・まなぶ2日間
→ 中央葡萄酒さんが出品されるということです。土日なので、清泉寮にアイスでも食べに行きがてらいかがでしょうか。結構楽しめそうです。


2004.5.26
第2回国産ワインコンクール 出品ワインの受付が始まる。6本単位で送る。出品料8000円。
JAPAN WINE COMPETITIONホームページも新設ないし更新がなされた。


2004.5.14
葡萄に赤と黄緑の品種があるのは、色を出す遺伝子が邪魔をされているかどうかの違いであることを果樹研究所の研究官が解明し米誌サイエンスに発表。黄緑色の品種イタリアが突然変異で赤色の品種ルビー・オクヤマができたことに着目。両品種の遺伝子を調べたところ、双方とも赤い色素アントシアニンの合成を誘導する遺伝子を持っていた。品種イタリアではレトロタランスポゾンという配列がDNAに入り込んで邪魔をしており結果、品種イタリアでは赤い色素ができずに黄緑色になっていた。レトロ〜は細胞分裂の過程で抜けることがあり、これにより変異が起きてルビー〜ができたという。暑くなると着色不良になるが、この研究が着色を統制する技術につながるのではと期待されている。
→品種イタリアはイタリアの有名な育種家ピローバノ氏作出の最高傑作で政府が栽培を奨励するため国名をつけるほど力を入れた著名な生食用高級種である。日本でよくみられるマスカットに色合いは似ており、やや顆粒が細長いかなという品種。これの形状は同様で色合いが赤い(カベルネとかは黒っぽい)のがルビ〜である。この品種も優秀であるがゆえに人気がとても高い。以上、植原葡萄研究所・ブドウ品種解説を参考にしました。品種解説→生食用品種→イタリアorルビ〜とご覧ください。うちの嫁さんの実家では昔からルビーオクヤマという名前が面白いとウケておりました。


2004.5.13
 勝沼中の生徒が毎年恒例のデラウエアのジベレリン処理(ジベ処理)の体験学習をした。赤色のジベレリン液が入ったコップに約五センチに成長した房全体を浸した。生徒の感想。「種をなくす仕組みを知らなかった。実際にやってみて良い勉強になった。」デラウエアは7月下旬から8月上旬にかけて出荷される。
→さすが地元ですね。山梨県民の大部分は小さい頃からジベ処理という言葉自体は聞かされてきているけど、種をなくす仕組みであることを知るのは大人になってからという人が多いのではないかと思いました。モノの本によると、ジベレリンとは稲の馬鹿苗病菌の培養液からつくられる植物ホルモン剤で日本人の学者が1938年に発見した。葡萄に対し、着粒の安定化、種無し化、肥大化、成熟期の促進などの効果が認められている。授精すると種ができるのであるが、単為結実といって授精しないで顆粒ができ、種がないものができるという仕組みであるようだ。


2004.5.12
@大和葡萄酒でハチミツ・シソエキス入り無添加赤ワインを発売。赤ワインのポリフェノールの効果に加え、ミネラル分が多く滋養強壮に効果的なハチミツや花粉症などのアレルギーに有効と言われるシソエキスをブレンドした。シソの香りとハチミツの甘みですっきりとした飲み心地。温めても美味しく飲める。酸化防止剤不使用。720ミリリットル1本1310円。
→赤玉ポートワインも健康指向をうたい文句に医学博士まで登用して国民的酒になったという位で健康を謳う赤ワインはむしろ日本の伝統でもある。最近の赤ワインブームもポリフェノール効果=健康ブームで爆発した。
 ここの蔵の工場長は赤澤さんという方で頑固なといってもいいくらいのワイン一筋な方である(最初のフランス旅行でご一緒しました)。ここのワインは樹齢100年の甲州種の古木「甲龍」を使ったワインやアマローネ製法でのワインなど本格的なワインを多々作っており、各種コンテストでも優秀な成績を収めている。このような健康ワインを出すのが赤澤さんの指向しているものではないと思うが、本格的ワインと商業ベースのワインが並存してもいいのではと思う。経営が成り立ってこその世界と思うので。このワイナリーはそのほかにも知り合いがいて、ぜひ素晴らしいワインを作り続けていただきたいと思っている。
Aこの瓦VINの最初のほうに(1月13日)ボランティアグループの話が出ていたと思うが、同グループが栽培したぶどうを使ったワインの収益金の一部(約11万円)を甲府市の社会福祉事業団に寄付した。同グループは県内の酒造やデパート、ホテルなどの経営者や社員からなる。ブドウ栽培を通して障害者と交流しているほか、ワインを醸造して売上げの一部を福祉施設へ寄付するなどの活動を進めている。
→ワインという飲み物はボランティアになじむ気がします。地道に活動を続けていただきたいと思う。

2004.4.28
@財団法人広域関東圏産業活性化センターは2003年度の調査研究事業結果の中で勝沼町をモデルにした調査研究を発表。ブドウ栽培と明治以来のワイン醸造にかかわる近代産業遺産を町の特色として生かし、文化・食・景観を味わうことのできる新たな観光地化の実現を促している。
→勝沼町も関与しての活性化策。このような団体が後押しをしてくれているのだし、100ページ以上に及ぶ研究の成果を無駄にしないで欲しい。

A山川教授定年退官記念パーティー。明日ボルドーさんにて。ボルドーの久保寺社長、植原先生などが発起人となり、企画されました。
→長きにわたる学究生活に一旦の節目をつけられて、また新たな人生でワインや葡萄についての普及活動に入られると思います。長い間お疲れ様でした。
ヤマブドウについての解説、ヤマブドウの試飲、先生の最近出版された本がもれなくつくというサービスということでした。

2004.4.27
@国産ワインコンクール(愛称ジャパン・ワイン・コンペティション)の今年の日程が決定。審査会は7月26日〜28日。5月25日〜6月23日まで出品ワインの募集。今年から極甘口部門の新設、フルーツワイン分野の独立など。またソムリエ協会からも審査員2名新規追加。審査結果は8月上旬に発表し、表彰式は8月28日に甲府市内のホテルで行なう予定
→フルーツワインってブルーベリーワインとかが他のワインにまざって入選とかしていたのもなんかへんな感じだったので、極甘口部門とともに独立させたのは正解と思う。さらに去年はソムリエの審査委員がいなかったので今年追加されたと聞き、これもまた判断の多様性が出てきていいのではないかと思う。配点はすごく少なくてもいいから消費者からも審査員を募集したらどうだろう。消費者に飲まれてなんぼという気がするので(でも多数のワインの試飲には耐えられないだろうかな。飲んじゃう人が出てくるかもしれないし)。8月28日にはまた行きたいなあ。
Aモンデ酒造がNTTドコモと協賛を得て親子教室。タイトルは「2010年の携帯電話とワインのおはなし」。
ワインの造り方、買い物でのモバイルマルチメディアの活用方法を大人から子供まで分かりやすく説明する。5月1日から8月31日まで。所要時間40分。
→なぜ携帯とワインなのか、聞いて見ないとわからないかなあ。知人が2名ほどモンデさんに勤めていらっしゃるのでさわりだけでも聞いてみます。
B山梨園芸高校でワイン用に搾った葡萄の皮を使い紫色のたくあん「拓ヴァン」を商標登録出願。
→ネーミングのことはちょっとおいて(笑)、なんで商標登録なのかであるが、同校が特許庁が専門高校などを対象に行なっている「産業財産権標準テキスト」に関する事業に協力校として参加したためという。当初は特許登録を目指したが目新しさや進歩性に乏しいことから商標登録に切り替えたそうだ。ちなみに「拓」は同校の校訓「道を拓(ひら)く人となれ」の拓。5月上旬までには出願結果が出るということだが・・・。



2004.4.22
@ルミエール社で同社の創立120周年を記念して社会貢献活動を実施した。寄付金つきのワインシリーズ「キッズ・アース・ワイン」の販売である。世界の貧しい子供たちの支援活動に取り組んでいるNPO「子供地球基金」が、世界各国から集めた子供たちの絵画を使ってルミエールがエチケットを作成。赤2、白2種類をリリース。750ミリリットル入りで1200〜2000円。1本12円が々NPOに寄付されるそうである。寄付金はアジアやアフリカなどの貧しい子供たちの衣料や医薬品、絵本などの資金として使われる。
→実際に写真をお見せできないのが残念だが、子供はみんな天才だと思わせるエチケット。ボランティア活動も大手ワイナリーの社会的地位からすると重要な時代になってきていると思う。ルミエールさんも話題が絶えません。
Aシャトレーゼワイナリーが敷地内のガーデンエリアをリニューアル。3000uに草花を整備。
→シャトレーゼ買収後、ここはハード面の改定から入ってる様子。
Bサントリー登美の丘ワイナリーで地元双葉町の長寿者クラブ連合会が毎年恒例の桜の木の植樹。同ワイナリーが毎年4月上旬に同連合会を招いて開く観桜会のお礼で実施した。
→毎年30本そのソメイヨシノやヤマザクラを植樹しており、29年目ですでに870本を植樹したということである。地元に還元し、地元から愛され、またお礼を受ける、とてもいいことだなあと思う。対外的なホスピタリティは山梨のワインに興味を向ける大きなきっかけとなるものであるから、今後の山梨のワインの活性化に必ずつながるものと思う。登美の丘はそのような受け入れ態勢は県下随一であると思われるので、ぜひがんばって欲しい。


2004.4.15
峡東地域のブドウ農家で14日県内のトップを切って、ハウス栽培によるデラウエアの収穫が始まった。今年は2月3月に日照時間が長かったため例年以上に生育が良く、糖度は20度以上で甘さも十分という。価格は例年と同じ1キロ4000円が見込まれている。
→ワイン用ブドウが1キロ2〜300円ということだから、生食ブドウをワイン用ブドウに切り替える農家が出てこないのがよくわかる。


2004.4.7
サッポロワイン勝沼ワイナリーで葡萄の栽培からワインの醸造までを体験してオリジナルワインを作る「サッポロ・マイワイン体験教室」を始めて開催する。輸入ワインにおされがちな国産ワインのファン拡大を目指す。体験教室は年4回、ワイナリーに隣接する畑でシャルドネを栽培しボトル3本のワインを作る。参加者は畑の中から自分が受け持つ木を選び、つるの誘引作業や雨よけの「傘かけ」、余分な房を取り除く「摘心」などを行い、9月に葡萄を収穫。果汁を絞り、酵母を添加して、発酵、熟成させる。ラベルも自分で作成し、最終日に瓶詰めやラベル張りなどをして、マイワインを仕上げる、マイワインを一堂に集めての品評会も行なう、。参加費は8000円。申し込みは12日から。
→こういう企画はこれまで少なかったと思う。醸造までタッチさせるのは聞いたことがない。せいぜい栽培のお手伝い程度がこれまでの企画だと思う(サントリーの収穫体験や、中央さんの植樹体験、丸藤さんのクラブなど)手間がかかるし、施設を一部使わせることになるから、作業の言っちゃあ悪いが邪魔だし・・。同ワイナリーは「ワイン作りへのこだわりもPRしたい」と話しているそうで、それにしてもではある。大きいところだからできることだなと思いました。しかし、このような積極的なプロモーションには拍手。


2004.4.6
1、蒼龍葡萄酒で甲州ぶどうを使用した白ワインの「無濾過わいん」を新発売した。成長した上澄み部分だけを取り出し、通常の強制濾過は行なわずに瓶詰め。フルーティーな辛口タイプでフレッシュで風味豊かな口当たりが特徴。1本720ミリリットルで1000円。
→ノンフィルターということで今流行の造りなのだと思うが、甲州ぶどう100%なのかなと思うようになってきている。コスト的には1000円ではできないのではと思うので。
2、大和村(勝沼町に隣接する村)で甲州種100%の白ワインを村特産ワインとして発表。ワイン初心者にも親しまれるよう甘口に仕上げていて、口当たりがよく、フルーティーな味わいが特徴。消費低迷が続く甲州種ワインの販路拡大を図る狙いもあるとのこと。値段は不明。道の駅や村内の酒販店で3月下旬から販売しているとのこと。
→勇気を決して大和村役場企画観光課に電話してみました(ワインのことになると結構積極的になれたりする)。値段は1200円。「ブドウの値段が高いので、この値段はコスト的に見合うのですか」という質問をしたところ、「一杯一杯です」ということでした。続けて「村で補助を出しているのですか?」という質問には「はい出しております」だそうです。


2004.4.5
1、本年3月24日長野県AOCの第2回28ワインが認定。第1回は昨年5月14日に12品目が認定された。長野県内産葡萄100%使用に限定したセレクション。信州ブランドを推し進めていくということだそう。
→田崎さん、玉村豊雄さんという著名人を顧問に採用したというのがネームヴァリューを決定付けているような気がする。やはりこの世界一般人にどれだけ認知されるかというのがあるので、地味にしていてはダメかなあと思う。もっとも審査委員会に主要なドメーヌしかも認定されたワインの多くでもあるというのはお手盛りの危険がないのかちょっと心配になる。あと認定されれば売れるようになるのか追跡調査をしてもらいたい気がする。山梨県や勝沼町はこの長野のAOCを指をくわえてみているのだろうか。
2、「鳥居平ワインを創る会」が2003年10月発足。勝沼の鳥居平(とりいびら)と上岩アの両地区は昔から甲州種ブドウの最適地とされてきた。しかし、なぜこの場所がよいのかデータがなかった。そこで、6軒の農家と4場のワイナリーが集い、産地の特徴のあるワイン造り、風土の味を確実にしたワイン造りを目標とする(グレイスワイン通信から)
→ 鳥居平という小さなAOCを目指すもので、どちらかというとこういう試みのほうがテロワールというか産地を大事にするというイメージでフランスのAOCに似ていると思う。長野県には負けないで欲しい(笑)。 
3、日本ワインの応援団たることを目指す新しい消費者と業界関係者の交流組織「日本ワインを愛する会」(仮称)がこのほど発足した。会長は「翔べ日本ワイン」共編者大塚謙一氏、副会長は俳優の辰巳琢郎氏、事務局長は山本博先生が内定。事務局の遠藤誠氏は「日本ワインは飲んでくれる人がいなければ育たない。各地バラバラの情報を全国レベルで共有し、日本ワインを愛好する消費者が増えれば、自ずと日本ワインの質もさらに上がっていくだろう。こうした情報の輪の中に各地のワイナリーを組み込んでいくことが今一番求められているのではないだろうか」と会発足の狙いを語っている。
→まったくそのとおりだと思います。

2004.4.2
@明日あさっての土日、桃の花見ワイン試飲即売会 山梨市フルーツセンター物産館前広場にて。山梨市の個性ある醸造元8社の醸造家自身が自慢のワインを試飲販売する。
→山梨市は嫁さんの実家なので、うまくすると参加できるかもしれない。新企画のためにもいい機会かも。
A4月18日午後7時からホテルマウント富士にてザメインダイニング甲州ワインとフレンチの夕べ グレースワインの三澤社長さんのレクチャーと新井シェフの創作料理、甲州ワインのマリアージュを楽しむ。1万5000円、申し込みは10日まで)
→これも関連ありそうだなあ。
B4月17日 10時〜15時 グレイスワイン明野農場にて植樹体験。なおこれはグレイス倶楽部会員のみの限定。正会員になると自分の名前のプレートをつけた苗木を植えることができる。


2004.3.30
@メルシャンで化粧品の原料として使われているブドウ樹液の採取作業を始めた。ブドウの樹液はアミノ酸や有機酸、ミネラルなどをバランスよく含んでいるため、樹液を原料にした化粧品作りに着手、98年に製品化に成功した。3月上旬までに剪定作業を済ませた後の枝の切り口にビニールホースを取り付け、滴り落ちる樹液を5リットル入りのタンクに流しいれた。今月一杯作業を実施し、計約1トンの採取量を見込み、都内の化粧品メーカーに製造を託す。
→ブドウが休眠状態から活動を始めだすのが、3月の樹液の溢出(Pleursプルール)である。メルシャンの勝沼工場に行くと売っている。樹液100%の化粧水やフェイスクリームなど10種類がラインナップされているそうだ。

A4月1日付けでルミエール山梨とルミエール東京とが統合し、経営基盤の強化を目指す。山梨は製造販売、東京は輸出入、販売を手がけてきた。ルミエール社は1885年塚本社長の曽祖父が設立。119年目を迎える老舗のワイナリー、統合で山梨でもワインの受注活動を行なっていくとのこと。
→社長の目の届くところでインポート事業を充実させたいという狙いでしょうか。

B29日甲府の舞鶴鮨で甲州種ワインの消費拡大を図ろうと、「勝沼町甲州ぶどう需給調整・消費拡大検討委員会」(勝沼町ワイン産地振興会議の委員会の一つとのこと)は「寿司と甲州種ワインを食す 和食文化に新たな風を」と題するイベントを開いた。講師はワイン総合研究所の藤原正雄さん。
→藤原先生の甲州ワインとお寿司の相性講座は私も出席したことがあるが、駄洒落が満載でちょっとすごい。しかし、今回の記事でびっくりしたのは私のマークを逃れていたこと(笑)。大抵のイベントは事前の広報で察知しているのだが・・・。勝沼町のHPをお気に入りに登録しなければ(笑)。

C山梨日々新聞の私も言いたいのコーナーで「ワインこそ地産地消で」という投書があった(一宮町66歳の読者の方)。現在の農業政策には疑問と不安があって後継者がいない、国産ぶどうが余剰のために安価な取引になっている。簡単に仕上がっている外国産液への依存、輸入ワインに力を入れ、利益確保につなげる企業体も多いなど、このままで甲州ワインが残念にも消失する危機を感ずる、生産コストの低減化で味わいの深い熟成したワインを大衆価格にする、自動販売機に設置して全国販売共通券も発行する、各料理に合う飲用法コンテストの施行、贈答、冠婚葬祭には大いに活用し、地産地消的立場でワイン進行につなげたいと結んである。
→ 
これに続けて感想を書いていったのであるが新コーナーになりそうな感じなので、そちらを参照されたい。


2004.3.13
山川祥秀山梨大学教授(65)が3月末で定年退官される。「ヤマ・ソーヴィニョン」「ヤマブラン」の開発種苗登録は山梨の業界ではすごく有名である。今後は「ブドウ・ワイン塾」の活動で全国を講演して回られる予定とのこと。
→日本の気候にヴィニフェラ品種が適合しない可能性があるので、日本伝統のヤマブドウとカベルネを掛け合わせることで日本の気候に適合するように改良したもの(という記憶)。この前山川先生の本を買ったのでもう一度おさらいしておきます。

2004.3.5
テンヨ武田さんが県内ワイナリーで醸造した白ワインから作った飲料用ワインビネガー「甲州葡萄のお酢」を発売した。山梨県産のブドウを100%使い、6年以上熟成させたワインから造った白ワインビネガーをベースにはちみつやブドウ果汁などを加えたもの。
→6年以上熟成させたというのがミソですかね。でもワインビネガー、もう少し盛り上がってきてもいいと思います。

2004.3.3
その1 サントリー登美の丘ワイナリーで、3月27日から栽培、醸造のベテラン技師たちが講師をつとめ、職人技を伝授するつくり手セミナーを開催する。栽培編と醸造編に別れ各1時間くらいのコース。テイスティング付き。1000円。12月26日まで。栽培編が第2土日、醸造編が第4土日。問い合わせ0551-28-7311(同ワイナリー)
→職人技を伝授とありますが、時間的に1時間ですからアマチュア向けの講座と思われる。栽培のほうのテイスティングはどうなるのか興味がある。作り方の違いで同じ品種、同じ醸造方法でも変わってくることを教えてもらえそう?
その2 勝沼の新田商店が食料品小売店全国コンクールで奨励賞(米、ワインの管理に工夫
本年度は全国で31店が受賞したということ。新田商店さんは3年前に自宅の蔵を改造してワインセラーと米の低温倉庫を整備し、品質管理を徹底。県産ワインの品揃えはワイナリー20数社の百種類以上で、ワイナイーから直接仕入れを行なっている。お米も農家と直接取引き、低温倉庫で鮮度を保ち、注文を受けてから精米して提供し、一部については生産者の名前を表示している。チャーハン向け、弁当など客の要望に応じてブレンドもしているという。若主人は利き酒師、ワインアドバイザー、お米アドバイザーの資格を持つ。
→お米の世界も極めると深そうですね。ラマダン以降、いかにおいしくご飯をいただくかというのは結構興味があります。

2004.3.1

ちょっと外出している間に更新内容がたまっております。

その1
第8回 ウィークエンド・ワイン蔵めぐり
 2004年 3月20日(土)祝日〜3月21日(日)

◆ワイナリー訪問(要予約)
各ワイナリーのオーナーがご訪問のお客様を直接お迎えし
ワイン体験していただきます。

内容
A- ワイン醸造工程の説明
B- ワイン樽より直接テイスティング
C- ぶどう品種別ワインのテイスティング
D- ぶどう畑(棚式または垣根式)

開始時間
  ・10:00、13:00、15:00
  ※各ワイナリーに直接予約した上で、各ワイナリーを訪問してください。

勝沼醸造 0553-44-0069 ABCD ¥1,500
錦城葡萄酒 0553-44-1567 A-CD 無料
白百合醸造 0553-44-3131 ABCD 無料
蒼龍葡萄酒 0553-44-0026 -BCD 無料
ダイヤモンド酒造 0553-44-0129 ABC- 無料
中央葡萄酒 0553-44-1230 -BC- ¥1,500
原茂ワイン 0553-44-0121 ABC- ¥1,000
丸藤葡萄酒工業 0553-44-0043 ABC- ¥1,500
山梨ワイン醸造 0553-44-0111 ABCD 無料

◆ワイン談義(要予約)
「勝沼ワイン,,,,私のひとりごと」

講師:長谷部 賢さん
プロフィール
 日本ソムリエ協会認定シニアアドバイザー
 2001年 第4回ワインアドバイザー全国選手権大会準優勝。
 国産ワインのワイン大会、YBSラジオ出演など、国産ワイン普及に
 情熱を注いでいる。 日時:3月21日(金)PM6:00受付(PM6:30開始)  

日時:3月21日(日) PM6:00受付 (PM6:30開始)
場所:錦城葡萄酒(株)(山梨県東山梨郡勝沼町小佐手1833)  
費用:¥3,500(軽食付)  
定員:20名
主催:勝沼ワイナリークラブ  
申し込み先:錦城葡萄酒(株) TEL 0553-44-1567

→毎回楽しみにしているウイークエンド蔵めぐり。造り手さんたちと親しくお話ができるいいチャンスなのである。有料試飲のところは結構おいしいワインを出してくれるのでおすすめ。まだ伺っていない蔵をめぐりたいと思っています。

その2
 2003年の国産、輸入を合わせたワインの販売数量でメルシャンがサントリーを抜き首位となったことがわかった(メルシャンによると相当久しぶりのことということ)。ちなみにメルシャンの販売数量は平年並みの500万ケース。サントリーが19%減の473万ケース。サントリーが主力の国産品を海外での委託生産品に切り替え、売上高や利益を重視する方向へ転換したのが要因とのこと。
→最後の1文はとてもわかりにくいですね。海外での販売により売上げアップを狙ったということで逆に日本における販売数量が減少したということでしょうか。

その3
垣根剪定体験 3月6日午前10時ルミエール山梨ワイナリーにて(0553−47-0207)
カベルネソーヴィニョンの剪定を通してワインと親しむ。食事会付2000円、子供1000円。
→冬の剪定を一般の方が体験できるのは貴重な体験と思います。変に切ってしまうと、その年のその枝の葡萄の命が決まってしまうので、結構気を使うようです。

その4
勝沼産ワイン8銘柄に認証。勝沼町は3月25日第20回勝沼町ワイン原産地認証審査会を開き、町内のワインメーカー9社が出品した9銘柄のうち8銘柄を認証ワインとした。同町内で収穫された糖度18度以上の甲州ブドウだけを使い2002年に仕込まれた白ワインが対象。横塚弘毅山梨大学教授を審査長に、ソムリエ協会の浅田名誉会長ら5人が審査。
→この制度は勝沼町のランドマーク・ブドウの丘で推奨するワインとなる資格(?)である「原産地」、「推奨」の称号(前者は年1回開催の勝沼町ワイン原産地認証審査会と、後者は年4回開催の勝沼町産ワイン品質審査会において厳しく審査され、合格したもの)をえるためのものということである。
 しかし9社しか参加がないというのはブドウの丘での販売にあまり期待していないという認識なのであろうか。勝沼町のAOC制度という説明もたしかあったと思うが、仮にあまり体をなしていないのであれば、長野のAOCにお株を取られないように抜本的改革も検討した方がいいのでは。

その5
いちやまマートパート職員の梅屋さんという女性が今年のコンセイエ資格を取得、県内では5人目で内いちやまの社員パートが4人をしめているという。
いちやまにはコンセイエ取得のノウハウがあるのであろう。今後もスーパーに来る主婦や主夫たちのよきアドバイザーとしてがんばっていただきたいと思う。消費者も身銭を切って買うワインへのきちんとした説明や食事との相性をたしかめてワインを買うようになる時代になれば山梨のワイン文化もより昇華していくのではなかろうか。ディスカウントもいいが、実質を追い求める時代が来ないとワインの文化は根付かないような気がする。そういう意味では各種スーパーもワインの管理保存に気を使って欲しいと思う。


2004.2.20

サライ 2004/3/4」(小学館)に”特集 旨い料理と地ワインで乾杯 にっぽんのワイナリーで遊ぶ”が掲載されています。サドヤ醸造場勝沼醸造グレイスワイナリー、ほかが登場です。
中高年向きの雑誌サライであるが、私もよく読むほうである。戦争を知っている世代の方々に日本のワインもおいしくなってきたなと思っていただけるよいチャンスと思います(おこがましい話ですが)。私の父もそうであるが、その世代の方々は食べるものも満足に食べられずにいたと思う。悠々自適の生活の中で少年少女の時代にひもじい思いをした分、今たっぷりと楽しんでほしいなあと思います。なおサライの本特集のナビゲーターは山本博先生が達筆をふるわれている。ちょうどうちの父と同じ年なのであるが、益々意気軒昂で本特集の導き手としては最適任者であろう。


2004.2.19
県工業技術センターと県ワイン酒造組合は17日、勝沼町の県ワインセンターで県ワイン鑑評会を開いた。県内のワイナリー40社が計92点(白56、赤35、ロゼ1)を出品した。山梨大学の横塚弘毅ワイン科学研究センター長ら19人が審査員を努め、香りや色、味わいなどを審査した。後日センター主宰のきき酒会にも出品され、各ワイナリー各社の若手技術者らが集まって飲み比べを行う。
→1967年に第1回が開催され、今年第34回を数える伝統ある鑑評会。これまでの山梨のワインの品質向上に非常に貢献があったと思われる。ワイン鑑評会のこれまでの歴史と時代背景についてはこちらに詳しい。
 

2004.2.18
ワイン特区に勝沼醸造さんとアルプスワインさんが参入。ワイン特区の利用は初めて。
→ワイン特区って何?という方がいらっしゃるかもしれないが、これは、私の理解では、現在の農地法が50アール以上の農地を所有している人(いわゆる農家資格)しか所有したり、賃借できないという限界があるのであるが、国の構造改革特区の創設により、山梨県(峡東地方)ではワイン産業振興特区ができ、企業がワイン用のために栽培するぶどう畑に限定して、農家資格がなくても地権者から借りることができるという意味で農地法の規制をはずしたもの。中央葡萄酒さんはこの点農業法人となっているということで、農家資格があるので、この特区の利用は必要なかったと三澤社長さん説明されていました。
 いずれにせよ、ワイナリーとしてはこれまで葡萄を買い上げたりしていたものを、自社栽培の余地が大きくなるので、品質向上に資するということである。特区の利用でよりおいしいワインを作ってもらいたいと思う。


2004.2.17

3月14日午後1時30分〜
村木弘行梨大名誉教授講演第2回 緑が丘自治会館 ワインのあけぼの第2回
→引っ越して緑が丘の住人になった。ヴィノテークの「えのろじかる・のおと」でも著名な村木先生も同じ町内にお住まいである。今回、自治会の回覧板で参加者がつのられていた。村木先生の講演は1回目も参加し今回も参加希望者欄に名前を書いた。村木先生曰く「自分が死ぬまでに終わることができるかどうか」という遠大広大な連続講演回の第2回。先生にはぜひ長く続けていただきたいと思う。


2004.2.16
11月5日 シンポジウム「勝沼ぶどう郷の風景を考える」
土田・都市環境研究所代表、三澤・中央葡萄酒社長、ほか
勝沼の景観を生かすために、屋根の色彩を変えたり、電柱の地中化
などを提言  ヴィンターネットのメールから転記
→合併ばやりで勝沼の名前が残らなくなる可能性があるが、葡萄畑が点在し、美しい町である勝沼の景観をトータルで考えるというのは素晴らしい試みと思う。


2004.2.13

ひとすじの飛行機雲が空ににじんで

ぶどうの葉透かしてのぞく夏のはじまり

 577の問いの片歌に577の片歌で答える連歌を応募する第5回酒折連歌賞(今年は全国で3万2千句を超える応募あり)で県内では最高賞に輝いた歌。
 歌ったのは、我が母校梨大付中の3年生の女子である。
 作品のモチーフは昨夏、塩山市(勝沼町の隣町)に住む祖母の葡萄畑を訪れたときに思いついたということで、「天気がよくて、葡萄棚の下に日が差し込んでいた。夏休みの初日であったこともあり、今日から夏休みだあという開放感もあった」特に工夫したのは「透かしてのぞくという言葉で夏が始まるさわやかさ、透明感を表現したかった」とのことであった。
→山梨にはぶどう棚が当然であるかのように子供の頃からの原風景となっている。
 ビビッドな感性をもった後輩がいることをほこらしく思う。


2004.2.9
甲斐Vin セレクション受賞結果
→ これも旧聞であるが、昨年10月に行なわれたコンテストの結果が発表されていた。このセレクションは、一般消費者による投票の結果にもとづく点に特色がある。飲んでおいしいワインという原点に戻れることはいいことだと思う。あと各ワイナリーのコメントが興味深い。昨年は掲示板でもお誘いいただいていたのであるが、所用で行けなかった。今年は機会があったら行ってみたいと思っている。


2004.2.6
ワイン入門講座(無料)
 ■開催日時:2月28日(土)、13:00〜16:50
 ■会場:ベルクラッシク甲府(甲府市丸の内1-1-17)
 ■費用:無料 ■定員:170名(先着順、20歳以上)
 ■申込み方法:往復はがきもしくはFAX
  郵便番号、住所、職業、氏名、年齢、電話番号、FAX番号を明記のこと
  ※1通で2名までの申込み可能、同伴者も住所、氏名、職業、年齢を記載のこと
 ■締め切り:2月23日必着
 ■申込み先:〒400−0807
   山梨県甲府市東光寺3-13-25 山梨県地場産業センター内 山梨県ワイン酒造組合
   TEL055−233−7306 FAX055−233−7394
→この講座ほぼ1月に一度行なわれているようである。こういう講座に通うことでワインに興味を持ってくれたらいいと思うが、これに出席するような人はもともと興味がある人なんでしょうね。
 もう少し広報をしたほうがいいのではないかなと思いました。

まるき葡萄酒でヴァレンタイン用エチケット付ワインを販売。2000円。
→「愛する男性もイチコロ」と書いてあるのですが・・・。


2004.1.30
コーカサス3カ国(アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア)から訪問団が勝沼マンズワイナリーを視察。
3カ国はもともとワインやブランデーの産地らしい。
→ ワイン関係の人が訪問したならすごいと思ったのだが、中小企業の若手経営者や経済振興省などの職員だという。もっともワイン王国フランスの同様な人種(ワイン関係以外の人たち)が日本のワイナリーを訪問視察したならすごいなあとは思う。かなり対象となる国、訪問する人の仕事内容なんかで(自分の)感想が違うもんだと思う。


2004.1.29
3月14日 勝沼の観光ぶどう園「古寿園」でほうとう作り及びワイントン(←豚さんに白ワインを飲ますとは・・・すごい発想の勝利だと思います)の試食、ワイナリー見学。
2月21日 勝沼町・ぶどうの丘センターにて。第25回勝沼ワインゼミナール。1部は99シニアアドバイザー選手権優勝の大橋健一さんが国産ワインのマーケティング戦略を探るをテーマに講演、2部は川島なお美さんと渋谷ソムリエの甲州ワインを利き酒しながらの対談。勝沼町役場ないし会場、新富屋さん、長谷部酒店さんでチケット取り扱い(1500円)
→ワイントンはともかくゼミナールのほうはなお美さんを見に行くかと思わないでもないが、あいにく当日から1週間の予定で聖地巡礼の旅に出るため、無理。


2004.1.27
 旧聞だが、山梨県東京物産観光センターが、新宿のワインレストラン「カーブ・ド・カツヌマ」で関係者を招待して、「国産ワインコンクール受賞ワイン(金・銀)を楽しむ夕べ」というのを開いたそうである。山梨の各ワイナリーの代表がワインの説明をしたということである。
 →このコンクール、よかったなあと思うのは、山梨県内の中小ワイナリーの新進気鋭たちがスポットライトをあびたことではないかと思うようになってきた。これまでは、県内の有力なきわめて少数のワイナリーだけが賞やコンクールというものに縁があったのであるが、広く日本国内から応募を募った結果、小さな蔵で目立たないけれどがんばっていいワインを作ろうとしているところが応募し、賞を獲得するなどそれなりの結果を収めたということで自分たちもやればできるという気持ちを持っていけたであろうということは特筆すべきことと思う。有力と言われる蔵の社長さんの顔は曇り(金賞が取れなかったため?)、若手のホープたちの顔は生き生きとしているって感じでしたから。


2003.1.16
ジャパンワインコンペティション2003の外国人審査員2名(ボルドー大学アラン・ベルトラン教授、ワイン評論家ロバートジョセフ氏)の総評がWANDS10月号に載っています。
http://www.wine.or.jp/wands/2003/10/jwc.html
→技術的にはすでに水準以上であるが、天候の問題(低温・多雨)がネックになっていること、小売値段が高いことという端的な現状を指摘されていたこと、甲州種に対する評価は二人の間で温度差があり、ベルトラン教授の方は樽を使った熟成に耐えられると評価する反面、ジョセフ氏のほうはフレッシュネスを保つべきでシュールリーに賛成し、樽使用はよほど注意深く使わないとフレーバーを支配してしまうという評価です。


2004.1.15
サントネージュワインが見学用施設をリニューアル。内装、照明を一新したほかテイスティングバー(10種類のワイン)を新たに設けた。
 増穂のギャラリー六斎で24日午後6時から旧暦と暮らすースローライフ・スローフード・スローセラミックというタイトルで旧暦カレンダーの企画考案者である松村賢治さんの講演。
→ 旧暦というのは月の満ち欠けの周期28日で1ヶ月を構成する暦である。旧暦で暮らす人々が最近増えているようで、旧暦カレンダーもものすごい売れ行きのようである。ワイン界でもビオディナミが目新しく標榜されるが、昔から農業では月の満ち欠けと種を蒔いたり収穫したりというのは関連があると考えられていたそうであるから、目新しいことではないようである。さて、六斎は私の同級生が嫁いでいる春鶯囀に併設のギャラリーであるが、いろいろと素晴らしい催しが多いように思う。がんばってほしい。


2004.1.13 
 山梨県内のボランティアグループが知的障害者授産施設と交流し、障害者支援に乗り出した。ボランティアグループの会員が所有するブドウ畑の草取りの作業などを体験してもらい、また会員が葡萄の栽培を休日を利用して手入れなどし、そこでできたワインを会員が経営する酒造メーカーにワイン製造を委託し、売上げと会費の一部を同施設に寄付するなどの試み。将来的には就労へ情報提供するなど障害者の社会参加に向けた活動をしていく予定。


2004.1.10  
 ルミエール塚本社長が「ワインの愉しみ」出版。特筆すべきところは、ワインにとって最も重要な要素は香りとの持論を展開している点、ルミエールのワインを造る上での試行錯誤の歴史を記載している点である。