今週のチーズ

2004.4.8
昨夜のこだわりワイン会で真弓さんのチーズデモ第1弾。評判がよかった。

     



バノン Banon 2003年AOC昇格 プロヴァンス地方 シェーブル 栗の葉につつみ、Raphiaというヤシの繊維で結んだチーズ。熟成しているせいかシェーブル特有の酸味を感じなくなる。とろりと溶けて濃厚な味わい。
クラクビトゥ・シャロレ CHAROLAIS CLACBITOU ブルゴーニュ地方の農家製シェーブル 無殺菌乳を使ったどっしりと中身が詰まった感じのシェーブル。こちらは熟成がはじまったばかりでシェーブルのイメージが強い、原型はボンドン型(樽栓型)。カットの仕方が勉強になる。
ダンティニャック これもたぶん牛乳。次は白カビの比較 こちらはノルマンディ地方ということで潮風のイメージを感じるかもとのことであるが、感性不足でそこまでは感じ取れない。
ブリードモー モーって言うからには牛乳。Brie de Meaaux こちらは中央部。オーブ・マルヌ県というからシャンパーニュ地方。
ペライユ Perail 今回とてもよい熟成をしているからということで、ペライユを。私も好きです。羊乳特有の甘みが芳醇。AOC申請中。ロックフォールと同じ地方ということで同じ羊の乳を使い、白カビも青カビもつけていないそうです。

 
今後全6回で勉強につきあっていただける会も開催してくれるというから楽しみ。いつもとても状態のよいチーズが提供されるので、チーズに興味がある方は、レストラン・ボンマルシェの真弓さんに問い合わせてもらいたい。


2003.6.27


 最近このコーナーをさぼっていたので、ひさびさに復活。

 「シェーブルフレ」の巻 

 フェルミエに先週土曜日に行ったときに「これはめったに入荷しないから、今回はこれをどうぞ」と薦められたので購入したものを食べてみました。

 メルマガで本間さんが紹介してますので、ちょっと抜粋してみます。

  さて、今日はチーズの最初の段階で出来上がる、フレッシュチーズの中でも特に爽やかな山羊乳から作られる「シェーヴル・フレ」のお話です。
 牛乳から作られる「フロマージュ・ブラン」は年中出回っているし、お砂糖やジャム、ハチミツなどをかけて食べるのですが、山羊乳から作られる「シェーヴル・フレ」は、店頭ではなかなか手に入りません。なにしろ、凝固したてを輸入するのですから、新鮮さが 命!のんびりと店頭に並べて販売することは不可能に近いのです。牛乳製には「バチュ」と呼ぶ練ったものと、「カンパーニュ」と呼ぶ固まったばかりのものがあって、前者は絹ごし豆腐のように滑らかなのですが、後者は木綿豆腐のようにボソボソとしています。カンパーニュタイプが美味しいって思うのは、かなり食べ慣れた人。一般的には滑らかなタイプのほうが俄然人気です。
 山羊乳製の場合は「カンパーニュ」タイプですが、ボソボソした感じがなく、ツルリとした食感です。
 カップは二重になっていて、カップの中にプラスティックの籠があり、ホエー(乳清)がポタポタと落ちるようになっています。新鮮であればホエーもそのまま飲んでも大丈夫。でも、日本に到着する頃はちょっと無理かな?
 自分でチーズを作ってみたいと思っている人は、ホエーを抜いてシェーヴルを作ることだって出来るのです。フェルミエでは「チーズのお世話係」のよっぴちゃんこと横田香織が、何度も作っているのですよ。
 もちろん、フレッシュのうちに食べたい人は、シブレット(アサツキでもいいし、他のハーブでもいいのですが)をたっぷり刻んで、塩、胡椒で味つけして、お好みでほんの少々オリーヴオイル、白ワイン…で、すてきなディップが出来上がります。ジメジメしたこの季節こそ、食べていただきたいなって思います。

 というわけで、かごをリフトアップして、ホエーの部分を取り除き、アサツキと塩コショウで挑戦してみました。結論。めちゃうま。パンとかクラッカーの上に乗せて食べるのですが、癖もほとんどなく、次から次に手が伸び、あっという間になくなりました。チーズにねぎなんて大丈夫かなと思いましたが、意外とあうもんですね。


20034.9

ボン・マルシェにて
こだわりワイン会に供されたチーズ

マスカルポーネとゴルゴンゾーラのディップ 
 マスカルポーネの甘みとドライなゴルゴンゾーラの塩気がマッチしておいしい。

カマンベール・ド・ノルマンディ 3月にみゆきやさんの会で食べたカマンベールと偶然同じ。カマンベールの生みの親とされている「マリー・アレル」の伝説には諸説あるようだ。フランス革命後、追放された僧侶たちをかくまい、その際、カマンベールの原型をつくりあげたとか言われている。




4月2日水曜 雨
シャビシュー・デュ・ポワトー 原料 山羊乳    


タイプ シェーブル  産地 フランス(ポワトゥ地区)
食べた日時・場所 4月1日、自宅
味わい 4
脂肪分 中脂肪40〜59%
 
おすすめ度 ☆☆☆☆ 購入店   フェルミエ
 熟成したシェーブルって、酸味がなくなってまろやかになるんですよと店員のお姉さんからおすすめ。シェーブルだが、うまみがたっぷりとあり、おいしいシェーブル。まさにおすすめ。

 あとチーズの保存法をちょっと聞いてきた。ワインセラーのような湿度があって一定温度が保てる環境がベストでフェルミエでもワインセラーを使っているという。ただワインと一緒にするとワインのほうにチーズの匂いがうつる可能性があるということ。
 次に冷蔵庫。野菜室では野菜からの雑菌がチーズに移るのでよくないということで普通に冷蔵庫で保存するしかないということ。冷凍がきくのか聞いていないが、だめそうですね。パルメジャーノとかだったら大丈夫そうな気もしますが、今度聞いてきます。
 あと、ラップで保存するかどうかという点ですが、特にシェーブルの場合はラップで密閉すると蒸れてしまうので、専門の紙で保存するのだとか。
 知らないことが多い。チーズの初級とかにも通ってみたいものだ。

 シャビシューとはアラブ語で山羊を意味する「シェブリ」に由来します。手に収まる円錐形で外皮は薄く、基調は白ですがグレーとブルーのかびが広がり、時が経つと赤みを帯びてきます。中身は白く均質できめは細かくしっかりしていて、熟成すると固くなると同時にもろく崩れやすくなります。ほどよい酸味とかすかな甘みが絶妙な味わいです(フェルミエの説明より引用)。

2003.3.24

にしかたさんのセミナーで。直美さんがいろいろとチーズを用意してくれた。
購入は祐天寺にあるユーロアールというところで、一人で直輸入・熟成させているというお店。フランスで3年ほど修行してから開店されたそうです。チーズのほかにもいろいろ食品を輸入されているようです。

@カマンベール・ド・ノルマンディ 本家本元のノルマンディ地方のカマンベール。この カマンベールは無殺菌のせいでかなり味が濃厚でおいしい。
Aブリー・ド・ムラン ブリードモーに比べて男性的な味わい、塩気が強く、熟成時間も長いそうです 。
Bサンフェリシアン 前回の今週のチーズ参照。
Cラングル オレンジ色の外表をしたシャンパーニュ地方のウオッシュ。
Dピエ ダングロワ  ブルゴーニュ産のマイルドなウオッシュ。
Eブルードジェクス ジュラ地方のブルー。
Fエポワス 熟成の極めつけのようなエポワス。アミノ酸がジャリジャリしていて、とろとろになっている。得もいえぬいい香りがする(と思えるようになるとチーズもはまってきています)。
Gクールドリヨン
Hコンテ熟成16ヶ月? おいしかった。


    
         カマンベール              @の外装

    
      ブリドムラン                    エポワス

    
  ブルードジェクス                    クールドリヨン

3月21日金曜晴れ 
Saint Felicien Affine (サン フェリシアン アフィネ) 原料 牛乳    

タイプ フレッシュ  産地 フランス(ヴィヴァレ地方)
食べた日時・場所 3月18日、自宅 味わい 3 脂肪分 中脂肪40〜59%
 
ブルーチーズによくあるアミノ酸系のうまみを感ずる。白カビのおすすめとして出されたもの。とロッとしてきてちょうど食べごろ。ひさびさにこれはうまいというチーズ。白カビとフレッシュの違いをお店のお姉さんに質問したところ、白カビはわざわざカビの菌を吹き付けるのに対し、フレッシュで白カビや青カビが発生しているものは自然に発生したものであるということで一つ疑問が解けた。

このチーズに関するフェルミエさんの説明によると以下の通り。
とろとろとしたやさしい味わいで、とても柔らかい為カップに入っています。固まった凝乳を切ってすぐ型に入れず、出てくる乳清が澄むまで乳清ごと静置するため、皮まで柔らかなものができあがります。
軽い赤ワインと合わせてどうぞ。だそうです。

原料が牛乳だろうなと思ったのは、チーズの訓練が進んでいると自画自賛したしだい。

3月16日日曜日晴れ
ブリー・ド・モー 原料 牛乳    

タイプ 白カビ  産地 フランス(イル・ド・フランス地方)
食べた日時・場所 3月16日、自宅 味わい 3 脂肪分 中脂肪40〜59%
 
有名なブリー。白カビの熟成してすぐに食べられるものをと頼んだら、これが出てきた。しかし、1週間冷蔵庫で寝かせてしまい、乾燥させてしまったかもしれない。ややパサついた食感。

 ブリドモーを名乗るには無殺菌乳を使わなければならないということで、味わいも濃いというものです。
 カマンベールと一緒に出されて間違わないというのが、いろはのいというところでしょうか。大丈夫かな〜(自問自答です)。

3月3日月曜晴れ 
@アボンダンス(向かって左)

Aブリナータ(向かって右)
原料 @牛乳、A羊乳   
タイプ @ハード、A白カビ  産地 @フランス(サヴォワ地方)、Aイタリア(トスカーナ地方)
食べた日時・場所 2月28日、実家 味わい@4、A2 脂肪分 中脂肪40〜59%
 
アボンダンスはかなり濃縮されたうまみ。和風の味わい?で、日本酒にも合いそうな感じ。

ブリナータは朝もやという意味だそうで、ふわふわとして上品な感じ。生ハムやルッコラとあわせるとトスカーナ流だそうです。 

2月25日火曜晴れ
フルール・デュ・マキ 原料 羊乳   
タイプ ブルビ  産地 フランス(コルシカ島)
食べた日時・場所 2月24日、自宅 味わい4 脂肪分 中脂肪40〜59%
 
 シューブルのような味わいであるが、周りにローズマリーの葉っぱが散されていて、熟成するについて硬くなるというチーズ。
 熟成するとチーズの中までローズマリーの香りがしみこんできて、さわやかな味わいである。

2月10日月曜晴れ
バヴェ・ダフィノア 原料 牛乳   
タイプ 白カビ  産地 フランス(ローヌ・アルプ地方)
食べた日時・場所 2月9日、自宅 味わい2 脂肪分 中脂肪40〜59%
 
敷石状になっている白カビチーズであるが、熟成すると中はトロッとしてきてカスタードクリーム状になる。そうすると原型をとどめられなくなってしまう。まさに身も心もとろけてしまいどうにでもして状態になる。そのようなチーズにスプーンを入れトロトロを食べるのであるが、ほんとにクリーミーでおいしい。塩分もさほど強くないので、食べやすい。おすすめ。

2月7日金曜晴れ 
@カンポゾーラ
Aゴーダトリュフ
Bローシャステーフ
パンより逆時計回りに。
原料 @B牛乳、A羊乳   
タイプ
@ブルー、Aセミハード、Bウオッシュ
 産地 @ドイツ Aオランダ Bオーストリア
     


 食べた日時・場所 2月6日、ボンマルシェ
味わい@1、A2、B5 脂肪分@A中脂肪40~59
 B?
こだわりワイン会に供されたチーズ。今回も珍しいチーズを食べさせてもらった。
@はドイツアルプスのアルゴイ高地の新鮮な牛乳を使って作りカマンベールとゴルゴンゾーラを掛け合わせたようなチーズで名前もそのような名前になっている。マイルドでクリーミーなチーズでワインばかりでなくビールにも合うということ。

Aはオランダのチーズ生産量の60%以上を占めるというゴーダチーズに黒トリュフを混ぜたもの。ほんのりとトリュフの香りがし、おいしいチーズ。

B今回のチーズの中では異彩を放つ。香りも強烈。羊乳のウオッシュタイプで完熟したもの。強烈な香りの中に羊乳の甘みが感じられるということであるが、トロトロで、アミノ酸のうまみを感じ、口の中でシャリシャリします。

2月4日火曜晴れ 
@ペコリーノトスカーナ
Aブリナータ
Bブルサン
原料 羊乳   

タイプ
@ブルビ、Aブルビ
 産地 @Aイタリア(トスカーナ州)


 食べた日時・場所 2月2日、Y先生宅
味わい@3、A2 脂肪分@、A中脂肪40~59
感想   これからは羊の季節ということで、フェルミエから2種類の羊乳チーズを選んでもらいました。両方ともおいしくグッド。
 
 @は一瞬パルメジャーノっぽいアミノ酸を感ずるけれどやはりチーズの形状がパルメジャーノが結晶ぽいの比して滑らかな.点が異なる。トスカーナでは生の空豆と一緒に食べるのだとか。

 Aも塩分控えめでまろやか。これはプロシュートやルッコラと一緒に食べるのがトスカーナ流ということ。

 BはY先生宅にあったブルサンをいただく。ニンニク風味で、ディップとしてクラッカーなどと一緒に食べた。

1月30日木曜晴れ

@アッペンツェラー黒ラベル
Aシメイ・ア・ラ・ビエール
原料@生乳、塩  
タイプ
@セミハード、Aウオッシュ
 産地 @スイス(アッペンツェル地方)、Aベルギー


 食べた日時・場所 1月28日、自宅
味わい@5、A2 脂肪分@、A中脂肪
感想   前回のウオッシュのエポワスが強烈でしたので、少し塩気の少ないものを紹介してほしいと言ったところ、フェルミエのおねえさんが進めてくれたのがA(写真向かって右)。シメイで洗っているだけあって若干の苦味がかすかに残り、これがやはりベルギービールとの最高の相性を見せる。単体でもまろやかで癖がなくおいしい。

 @は他になにかおすすめをといったら紹介してもらったもの。これも熟成中にスパイスを入れた白ワインに浸した布で拭いたチーズでウオッシュの一種。16ヶ月くらいの熟成をしているせいか黒ラベルは入手困難ということ。熟成が長くなるとどんなチーズでも?アンモニア臭というのでしょうか、ツーンとくるものがあり、ちょっと苦手。濃厚であることには間違いないのですが。

1月24日
ムッシュお誕生会で供されたチーズ

カマンベールに甘いドライフルーツ
ミモレット
グリュリエール
枝付き干しブドウ

    

1月20日


コンテ・ド・モンターニュ(チーズ.・フォンデユ)

  原料 牛乳
  産地 フランス(フランシュ・コンテ圏)
  タイプ ハード
  味わい 3(ノーマル)
  脂肪分  低脂肪40%未満
  食べた日1月19日
  食べた場所 管理人実家 1月19日
 

感想  お待ちかねのコンテがきました。
 ビュー・コンテと呼ばれる熟成の長いコンテ(これは16ヶ月熟成)を現地の山小屋で出されるレシピでフォンデュにするもの。
 
 1キログラムのコンテをスライサーですりおろし真ん中の写真のようにします。そして白ワイン1本をフランべさせて、にんにくのみじん切りを投入。少しずつコンテを入れ、溶かしこんで出来上がり。
 
 おいしいフォンデュができあがりと思いきや、結構強烈な香りを発散させ、みんなの期待と疑惑?を伴う視線をあびつつ、代表して一口食べたとき「やっちまった」と思いました・・・。なんせ1キログラムのコンテというとそれなりの値段になるのです。

 でもちょっと液体部分が多かったみたいで、下のほうのチーズが固まっていた部分を載せて食べたところ、食べられました。意外と子供たちもおいしいおいしいと言いながら食べてくれて(ちょっとふらふらすると言われましたが・・・。アルコールが飛びきれていなかったのかもしれません)、大人もそれぞれそれなりに食べてくれ、結局ほぼなくなりました。
 
 チーズの初心者は、エメンタール、グリエールで試した方がいいと思います。コンテも熟成しているせいなのか、表現とすれば栗とか蜂蜜、チョコレート、コーヒーとなるのですが、それなりの香りを放ちます。山小屋などの標高が高く、寒い、広い開放空間で、ワインと共にこのコンテフォンデュを食べればたしかにたまらないものがあると思いますが・・・。

    


      


    

1月10日金曜日
@モンドール(牛乳AOC)
Aペライユ(羊乳)
Bブルーデコース(mayumiさんオリジナル)
原料
@牛乳
A羊乳
B牛乳

写真なし
タイプ
@ウオッシュ、Aブルビ、Bブルー
 産地 
@スイス(ジュラ山脈)
A南仏(ミディ・ピレネー圏)
B南仏(オーベルニュ圏)

 食べた場所 ボンマルシェ 1月9日
味わい@3、A3、B4 脂肪分いずれも中40〜59
感想  
@はご存知季節もの。とろ〜りとろけています。モンドールとは金の山の意味。赤ワイン、ボジョレーに合うとか。フランスとスイスの国境付近で造られているので元祖はどちらかと争いになるとか。
Aもクリーミーでまろやか。
Bはムッシュの娘さんのオリジナル。ブルー・デ・コースというロックフォール(羊乳)の牛乳版の青カビチーズにドライプルーン、レーズンをマディラ、ポルトに漬け込んであわせたもの。オリジナルを造るというのはすごいなあと思いました。味わいもグッド。大好評でした。冷酒のおいしいののあてに最高と思ったのは私だけではないようでした。

1月9日木曜日
@エポワス
Aマンチェゴ・アルテサーノ
原料
@牛乳
A羊乳




タイプ
@ウオッシュ
Aブルピ
 産地 @ブルゴーニュ、Aスペイン(ラマンチャ)

@2500円(250g)
A1074円(150g)
味 @5(とても強い)
   A3(ノーマル)
脂肪分@中40〜59%
    A中 40〜59%
感想  田崎真也ワインサロンのあるビルの1階にフェルミエが入っています。せっかく「はるばる来たぜー、トーキョー」という感じなので(?ふ・ふるい)、毎週2個ずつくらいフェルミエでチーズを購入し、そのお勉強と紹介かねがね、新コーナーです。楽しみがまた一つ増えました。

さて、今回は
@ウオッシュのお勧めを聞いたところ、モンドールもですが、アフィネとこのエポワスを薦められました。エポワスのほうが強いということで、なんとなくエポワスになってしまいました。このチーズ。マールで洗いながら熟成。皮はオレンジ色、中身はクリーム状になっている。ティースプーンですくいながら食べた。柔らかい水あめのようにスプーンの脇からトローリとこぼれる。ナッティな香りがして、中はまさにクリームという感じ。塩気は強い。したがって甘いパンと非常によい相性を示した。
  Aもう一つは嫁さん(一応スペイン語学科)が大学時代のスペイン旅行の際、どこに行ってもサンドイッチにチーズをはさんでいたということであのチーズサンドをもう一度食べてみたいから買ってきてという注文。お店のおねえさんに漠然と探してもらったらどうもこれしか該当がないでしょうということでした。妻もまだ食べていませんがきっとこのチーズだと思うとは述べていました。端っこだけ食べたところ、ほくほくして淡白な感じ塩気は控えめでした。ドンキホーテのふるさとラ・マンチャで作られています。