![]() チーズはワイン飲みのビスケット。では、「ボジョレーヌーボーに合うチーズって?」と聞かれたらどうでしょう。 チーズプロフェッショナル教本によるとチーズとワインの組み合わせのポイントとしては@熟成度合いによる相性、Aチーズの成分と合わせる方法(酸味、塩味、脂肪分、香り)、B産地同士の相性を上げている。 いずれにせよ ボジョレーヌーボーがフレッシュなワインで味わいも軽やかなものであるので、あまり熟成がすすんでいない、おだやかな味わいのチーズが相性がいいと思う。 そうするとフレッシュタイプのチーズや熟成が進んでいない白カビ、シェーブルが相性がよいと思います。 逆に癖のあるウォッシュや塩気の強い青カビはあまり合わないと思います。 どうしてもウォッシュやブルーに合わせたいという場合には、ミルキーなウオッシュ、たとえば初心者向けのピエダングロワ、あるいは11月ですからリリースされたばかりのモンドールあたりはお奨めでしょう。 また、穏やかなブルーたとえばモンブリアックあたりも大丈夫。イタリアですが、ゴルゴンゾーラのドルチェ・タイプも癖がないので合うと思います。 ハードタイプではたとえばミモレット・ジュンヌとか(ジュンヌは若い)。コンテの10何ヶ月熟成なんて古いやつはちょっとひねているとことが否定できないのであまりおすすめできません。 地域の合致という点ですが、あまり著名なチーズはありません。ブルゴーニュはエポワスがありますが、癖が強いのでボジョレーだとクリュボジョレークラスでないと合わないと思います。 いろいろ調べてみると、たとえばピエール・ドレ・ボジョレーチーズ(ヴィノスやまざきさん取り扱い)。ボジョレーでは解禁を祝ってこのチーズだそうです。ペルシレー・ド・ボジョレー(青かび ワイナリー和泉屋さん取り扱い)、シェーブルではアベリシェーブル・ アーティザナル(アロマッシモさん取り扱い)などがあるそうです。いずれも食べたことがありませんので、合うかどうかはわかりません。 ![]() |