2006年山梨県ヴィンテージレポート
☆☆

 春先からの低温、7月の日照時間の不足(例年比約6〜7割)、梅雨末期の長雨、成熟期から収穫期にかかる9月10月前半の長雨など、シーズン通して雨が降りどおしであったなあという印象で、からっと晴れた日が少なかった印象。もっとも台風の影響を受けなかったことから降水量自体は例年と変わらない結果とはなった。

 各ワイナリーにおいて適切な防除、収量制限(摘房、摘心、選果など)をできたかどうかがワインの出来に影響するものと思われる。