2005 ブルゴーニュ

 生育サイクルは春の間順調に推移し、6月にはブルゴーニュにはよくあることだが、いくぶん不安定な天候になった。しかし、開花は全体的にはうまく経過した。気温の上下のせいで、ミルランダージュも多く生じ、質の良い小さな実ももたらした。気象条件は7月の初めから9月の終わり、さらにはそれ以降もブドウにとっては好ましいものとなった。おおむね乾燥していて昼間は日が照り、夜間は涼しかった。わずかな雨がよいタイミングで降り乾燥を和らげ、場所によっては成熟を遅らせた。2004年とは反対に、被害をもたらすような激しい雹は降らなかった。