スターイクシオン(PS)

 

スターイクシオンはFCの「スターラスター」の後継作です。

前作のグラフィックや戦闘シーンをパワーアップし、

世界観に「ギャラガ」「スターブレード」「ボスコニアン」の歴史を

加えて深みを増しています。

スターラスターにはまった隊長の期待作ですが・・・

 

[レビュー]

 隊長 :今回のレビューは・・・

 チキン:レビューは・・・

 隊長 :「スターイクシオン」です・・・

 チキン:です・・・

 隊長 :・・・・・

 チキン:・・・・・

 隊長 :良い出来だよな?

 チキン:良い出来だよ。

 隊長 :良い出来なんだけどなー。

 チキン:良い出来なんだけどねー。

 隊長 :俺さあ、このゲームやってみたときに思ったんだよ、

     「やっぱナムコは夢を作る会社だったんだな」って。

 チキン:夢?

 隊長 :そう、昔のナムコのゲームって、なんか夢とかロマンがあったじゃない?

     スターラスターなんて男のロマンって感じだった。

 チキン:そうだね、独創的でキャラもオリジナリティーあったしね。

 隊長 :それがこのゲームやりこんでみて・・・

 チキン:どう思った?

 隊長 :ナムコって「ドルアーガの塔」を作った会社なんだよなー、って・・・。

 チキン:そうなんだよねー。

 隊長 :いくら家庭用だからって、あれはやりすぎだと思う。

     敵の数は多いし、1部隊あたりの敵の数も多くなってる。

 チキン:特に「ギャラガ軍」だね、あれはうざい。

 隊長 :スターラスターは敵が強力だったじゃない。

     言うなれば戦闘の密度が濃かった。

     だから「俺がやらなきゃ」って気になって燃えたんだよ。

 チキン:ところが・・・

 隊長 :イクシオンでは敵が弱くて数だけ多い。

     これじゃあ「なんで俺しか戦ってないの?」って思っちゃう。

 チキン:実際、数が多すぎてさばききれないよ。

     バランスってものを考えてないとしか思えないね。

 隊長 :コンクエストモードなんかやってると、ほんとそう感じるよ。

     最後にはプラネット(自己修復する)とベース1つしか残らない。

     あとはアステロイドくらいで研究所とかは全滅って寒い状態になる。

 チキン:そうなると新パーツとかも手に入らなくなって、ほんと寒い。

     自分が「守った」って気がぜんぜんしない。

 隊長 :俺は寒すぎて、くしゃみ連発だったね。

 チキン:くしゃみ?なんで?

 隊長 :「いっくしぉん!」なんてな・・・。

 チキン:・・・・・

 

[評価]

隊長

  システム完成度   : 8

  敵多すぎ度     :10

  一人ぼっちの戦争度 : 8

 

    システムは良くできているし、操作感覚も問題ない。

    が、惜しむらくはバランスが著しく悪い。

    戦闘での勝敗より、ベースや惑星がやられてのゲームオーバーばかりで、

    緊迫感が失われている。

    よほどの熟練者かマニアなら即買いの出来だが、普通の人にはおすすめできない。

    ちゃんとバランスとってVer.2とか出したらもう一本買いますよ!ナムコさん。

 

      総合評価  (マニア) 評価額 2000円 (マニア4500円)

 

[ミニ攻略]

 光子魚雷(フォトン)はいきなりではなく、弱らせた敵に打ち込むべし。

 特に「サディーン」や「ウイムズ」には、狙いのつけにくい雑魚を残して大型の敵を殲滅し、

残りをフォトンで倒す戦法が時間節約のために有効である。