香田晋
キング移籍第1弾シングル『お宝女房』
〜ソングブック4月号〜

27日、キング移籍第1シングル・リリ−ス。
明るい話題曲ですが、その裏側には男気と潮気したたかに満ちています。


 
移籍第1弾シングルで、香田晋は二つの顔をもって新たな舞台に立った。
 タイトル曲『お宝女房』は明るい元気なキャラクターを活かした話題曲仕上がりで、テレビ東京「愛の貧乏脱出大作戦」エンディングテーマ(
4月よりOA)。一方、カップリング『男の海』は彼の真骨頂発揮の男気満ちる漁師演歌。
 香田晋は『お宝女房』について、こう説明してくれた。
「3拍子の軽快テンポ曲を歌ってみたいと思っていた最中、ジャスト・タイミングで出来た新曲です。プロデューサーの“温かい歌が創りたい…”に、作詞の関口さんが“いいタイトルを持っているよ”で披露してくれたのが『お宝女房』。ご自宅で奥様の背中越しにテレビを観ていてフと“あぁ、女房への労わりも感謝も表明せぬままだなぁ”と反省しつつ、面と向かって言えず、え〜い、歌にして感謝を…こう思って生まれた詞に、徳久広司さんの3拍子…」
 楽曲誕生経緯を耳にした時、「何でぇ、僕のために創ってくれた歌じゃないんだ」とガッカリしたそうですが、よく考えてみれば自分も含めて、世の男性のほとんどが家庭を省みぬ仕事中心の生活ではないか。これは全男性の気持ちを代弁した楽曲なのだと気付いたと言います。そして自らを振り返れば、新妻と産まれたばかりの愛息を置き、同曲サンプル盤持参でキング移籍の挨拶を兼ね、全国旅から旅のひとりキャンペーン。旅路の空から、
♪陰で支える いい女/そうだよ…お前は
 そうだよ…お前は お宝女房さ
 と何度つぶやいたことかと。そして、果敢なひとりキャンペーン展開の、彼の溢れんばかりの情熱にレコード店主たちは発売前から続々と大支援を約束してくれたと言います。
「デビューから
13年間を東芝EMIにお世話になって今14年目。トランプなら13の次は1で、再スタートを意味します。またテレビ番組エンディングテーマのタイアップがついたのは『手酌酒音頭』以来10年振りのこと。大きな節目のここで、ぜひ大ヒットと頑張るより他にないでしょう」
 と、白い歯まぶしい微笑と、拳にぎりしめたガッツポーズを披露。
20代は氷川君に任せ、30代男性演歌陣ここにあり!と盛り上げなくちゃならぬ使命も感じていますから、ここで火の玉みたいに燃え上がりますよ」
 発売後は結婚式、銀婚式、金婚式はじめ女房への感謝イベントにお邪魔する全国展開を開始する予定とか。話題曲『お宝女房』があっけらかんとした明るさを前面に出し、同キャンペーンも何やらバラエティー風ノリになりそうですが、香田晋のこの明るさはカップリング『男の海』に満ちた男気と潮気によって支えられていることを忘れてはいけないような気がします。

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