ファイブズエンタテインメント第1弾シングル 6月26日リリース
『傘ん中』
〜五木倶楽部会報第74号掲載〜
祝!7月8日付けオリコン、総合チャート23位、演歌チャート1位!

『傘ん中』
作詞:阿久悠/作曲:船村徹/編曲:蔦将包
『二行半の恋文』
作詞:阿久悠/作曲:船村徹/編曲:若草恵
ディストリビューション(販売)はキングレコード。

 『逢いたかったぜ』 『渚の女』とリメイク、ニューヴァージョンが続いて、新レコード会社・ファイブズエンタテインメントの第1弾シングルとして、満を持してのリリースが『傘ん中』です。
 阿久悠さん、船村徹さん初コンビ作なら、五木さんと船村さんも『心』、デュエット曲『北のともしび』以来で何もかも異色の組み合わせ。新たな歌(大人の)世界を!の意欲が、従来の枠を破って画期的組み合わせを生んでの話題曲。歌謡曲35年、演歌50年の両巨匠が互いに挑戦・触発し合い、かつ五木さんを挑発するかのように創って、五木さんがこれに見事に命を注ぎ込んで完成させた楽曲です。
 船村さんは「五木さんのファルセットに近い高音域が好きで…」と、阿久さんは「大人の風を五木さんに感じて…」啓示に富んだ詞を提供。旗揚げ会見で記者が「カラオケには難しいのでは?」と問えば、船村さんが即座に「難しいように創っています」で、阿久さんもこれを引き継いで「プロって凄い!大人っていいなぁ!(本当の)歌って味わい深いなぁ!の3点をわかって欲しくて創った歌です」と答えた『傘ん中』です。編曲は船村さんのご子息・蔦将包さん。
 何もかも言いたくて、とかく長くなりがちの昨今のシングル曲ですが、同曲は3分38秒の短さの中にシャキっと潔いまでに表現したいすべてを歌い切っています。聴く方は結果的に何度も何度も聴き込まずにはいられず、気がつけば同曲の魅力世界にズッポリ嵌められていて、サビの♪せめてこちらへ 傘ん中/縁があるなら傘ん中…通り、知らずうちに五木節の傘の中で酔っている自分に気付きます。
 両巨匠コンビ、そして“王道を行く”五木さんの歌唱が世に問う意欲作は、こうした説明からもわかる通り、ちょっとカラオケするには難しそうな楽曲ですが、いえいえ、何度か聴き込んでいただければ、むしろ唄好きな方なら逆に挑戦しがいのある船村メロディーで、詞が訴えようとする深い意味を味わいつつ、五木さんの珠玉ヴォーカルに肉薄する積もりで挑戦すればグ・グ〜ンと深い世界構築で「これが大人の歌だぜィ〜」と自慢して唄いたくなってくる楽曲です。聴き込み、唄い込んで皆さんのパワーで新しい五木さんの世界、大人の歌は若者たちの歌とはちょっと違いますよぅ〜と、是非広めていただきたい第1>弾シングルです。五木さんは、こう語っています。
「端唄『さのさ』にも通ずる艶ファルセットで、当初より半音キーを上げて唄入れしました。ここまでファルセットを意識して唄ったのは初めてです」。
 一方、『二行半の恋文』は、五木さん真骨頂発揮とも言うべき文語調で五七五七七プラス七の二行半が6フレーズ連なる詞で、日本語の艶っぽい情感が溢れんばかりに満ちた楽曲です。♪もう恋は 神に委ねし年齢なりと…と、大人でなければ理解出来ぬ世界をジックリと堪能していただきたい作品です。スローテンポですから、一語一語を丁寧に唄いこなさなければならない難しい楽曲。まぁ、ここはジックリ鑑賞したい曲ですね。
 ファイブズエンタテインメント第1弾!曲の好み云々は一般人に任せ、まずは私たちのパワーでヒットの狼煙を高々と揚げましょう。

 さぁ、皆さん、ここ一番の総力結集をよろしくですヨ〜。私たちは音楽評論家ではありませんから、難しい理屈やこだわりはこの際、必要なし。えぇ、そぅですとも、五木さん大好きの全情熱をこのシングル1点に注いで、是非ぜひ大ヒット実現させましょう。そぉ〜なんです、買い占めたっていい〜んです。店になくなったら注文しましょ。さぁ、総力結集で大ヒット実現しましょ!



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