GPー15エンハンス
先の大風でコメットのGPが折れてしまった。10数年風雪に耐えて73と成った。このアンテナは3バンド仕様で主に6Mをメインで使用している。次なるアンテナもやはり同じアンテナを購入した。このアンテナとTR9300で32カントリーとQSOしている。
折れた箇所の拡大様子。
GPの全体像を取り忘れたが、上部4/1ぐらいの箇所で折れてしまった。ガラス繊維が横方向に破損している箇所と縦方向に破損している箇所が認められる。また、何故か内側に焦げている箇所がある...?
給電部の新旧比較
ラジアル接続部はおそらくロストワックスであろう。メッキが施されているがご覧の通りブツブツと腐食の跡が...
また白くなっているのはグラスファイバーに施された塗装が落ちた物である。推測ではあるが破損の一つの原因として、塗装が落ちて直接グラスファイバーに日光が当たりガラス繊維が弱くなったと思われる。
これらのことをふまえて、今度のアンテナは20年?持たせるためにコーティングを施すことにした。
テナコートは時間がたつと剥げ落ちてしまうので信越化学のRTVを用いる。以前、アースマット作成では白色のRTVを使用したが今回は透明にした。またこのRTVは屋外でライフテストを実施していて7年塗布した部分がやせこける事なく安定している事が分かっている。
塗布にあたって絶縁されては困る箇所にマスキングを施した。写真ではラジアル接続部分です。
塗布後の養生です。肝心なエレメントの写真を全然撮りませんでした。
一日置いておけばほぼ硬化します。GW中に組み立てを行います。