ダミーロード
ヒースキット、MFJなどの缶タイプダミーロードを参考に作成した。
本来なら無誘導抵抗を用いるのがFBと思うが、わざわざ買うのも...なので炭素皮膜抵抗で作成した。


材料
ペンキ調合用の缶 4L
1kΩ5wの炭素皮膜抵抗×20個
Mコネクターのメス
エンジンオイル(トヨタ純正キャッスルオイル)4L
作り方は簡単で、穴空けは缶の蓋中心にMコネクター取付の穴を開ける。
そこから等方向に1mmのドリルで20個の穴を空ける。次にMコネクターの芯に適当な線材をはんだ付け、および抵抗をはんだ付けして出来上がり。(写真参照)
念のためコネクター廻りにはコーキングを施す。
性能は?
SWR:1.9MHzと28MHzは1.2でその他
のバンドはほぼ1.0と実用可能です。
耐電力:抵抗のワッテージだけでも
100Wは問題ない。オイルに浸すことにより5倍以上の耐力があると思われる。実際のテストでは500W3分CWで特に異常は認められなかった。


材料
ペンキ調合用の缶 4L
2kΩ5wの炭素皮膜抵抗×40個
Mコネクターのメス
エンジンオイル(AGIP)4L
1号機の出来上がりで気を良くし、改良型の2号機を作成した。
改良点は
(1)1号機は抵抗が上部に位置し、オイル量の割には冷却効果が悪いので改善したい。
(2)耐電力をアップしたい。

そこで、2号機では蓋に抵抗を取り付けるのを止めて、予め2kΩの抵抗を40個並列に組んだ物を用意し、同軸ケーブルでコネクターに取り付ける事にした。(写真参照)
冷却のエンジンオイルはAGIPを使い高級感を出した!(AGIP→フェラーリが使うオイル)
まあこれは洒落ですが..普通のオイルと違い緑色で非常に粘りけがある。HI
で、性能は?               1.8MHz〜144MHzまで使用可能!
144MHzのSWRは1.4で、まあ許せる範囲。
電力はHFで1kW3分CWで異常は認められ
ない。ただし、缶はかなり熱くなる。
万一の事を考えて、オイル沸騰時の安全策
を検討中。(検討中と言ってもすでに
4〜5年過ぎた)
もちろん抵抗の螺旋は交互になるように配置
Homebrew dummyload
Nr.1 Dummyload
1kΩ5w×20Pieces(Parallel)
Freq.range are 1.9〜28MHz
500Watt CW 3min continus OK
Nr.2 Dummyload
2kΩ5w×40pieces(Parallel)
Freq.range are 1.9〜144MHz
1kWatt CW 3min continus OK
1号機
2号機