Others2(第2書庫)


金の蜥蜴 第十八回公演「天翔律 -てんしょうりつ-」

(2024/02/03 マチネ 築地本願寺ブティストホール)
2024/02/03記 今回も詰め込んだなあ。この感じ懐かしい。 などと序盤思っていたら、回想への転換がシームレスで手際良くてこちらもテンポ良い。 しかも現在と並行して徐々に明らかになっていくのも今と上手くリンクしている。 キャラクターの掘り下げ方も対比される4家族を上手く組み合わせつつでとても腑に落ちる。 浅間親子が特にお気に入り。表情を見たい人が常に場にいるのも良いな。 浅間と富士の太鼓に対する思いは最初コップに半分入った水をどう思うかの例えのように 見えたがそのうち絡まり合い近づいたり離れたり様々な形に変わっていく。それが面白かった。

金の蜥蜴 第17回公演「月花抄 -げっかしょう-」

(2022/11/19 マチネ at 恵比寿シアターアルファ東京)
2022/11/19記 前回からもうそんなに時間が経っているのか。 久々の観劇で、駅へと帰る道すがら、同じ芝居を観た集団があれこれ感想を 話しながら移動している中に紛れるのも久しぶり。 こういうのも心地良い。 再演ということで途中から徐々に前に観た時の印象を思い出しながらの鑑賞。 今回も楽しく見させていただきました。 アプローチが違うのがホントに面白いな。 たしか前はもう少し熱量が高くて凝縮した感じだったような イメージ(曖昧な記憶)だったけれど、今回はかなり自然体に近いものだったのかな。 思い込みだったらご容赦。 こなれた感じともいうのかな。その生身の延長線な感じが、呪いというよりは 生きるという感じにシフトしたものになっていたように思う。生きている様というか。 押さえている所もサラッとしているのが不思議な感じ。力もう少し込めたいのが ナチュラルになっているというか。 そういう意味でとてもスッと入り込めたかな。 あくまでも曖昧な記憶だけれど、以前はもう少し何を考えているのか分からない 感情移入できない部分があるのが魅力だった光源氏が、今回はもっと等身大に 近くなっているというかそういう印象。 こういった色々な形が見えるのが再演の楽しみなんだよなあ。

演劇ユニット金の蜥蜴第16回公演「砧」(2021)

2021/11/3-7 中野BONBON
2021/11/28記 (2021/11/28 アーカイブ配信版視聴) 良い導入だなあ。 人が増えてこちらから見えない風景が切り替わり、旅の僧の誘導で一気に賑やかな 回想へと切り替わる。 言葉の意味が向きを変えたりそういった細かい気づきがテンポ良く入ってくる。 どちらとも取れる間や台詞回しを交えつつも基本線は誠実なんだな。 で、そこら辺がクリアになった所でここからが物語の始まりなんだな。 そこから先は各々の思い、たっぷりの砧の舞や唄に浸り、堪能させていただきました。 登場人物も少ない分、密度もいつにも増して濃いなあと感じだし、場面場面も たっぷり時間をかけて。 最後の砧の使い方、とても良かった。そう来たか。 さて、アーカイブ配信という形で観たのは初めてでしたが、とても観やすかった。 強いて言えば冒頭の音に混じったノイズがきになったくらいで本編始まってからは そういったこともなく、画面の切り替わりも変に寄ったりとかいった事もせずに 最後まで距離があったのは良かったと思います。 気持ち的にはこの時の表情がちゃんと見たいという場面もあったけれど、それを 寄りにされると別の意図が出てきちゃうからやだなあというのがこうやって体験して みてわかった事かな。 次はまた生で観たいな。

演劇ユニット金の蜥蜴第15回公演「一角仙人」(2020)

2020年1月25昼の回 at 中野ザ・ポケット
2020/01/25記 これはまた面白い事を。 キャラクターの配置の仕方とか、役割分担がけっこう立体的で面白い上に各々が 登場間もない状態でそのキャラをすぐ把握できるのが良い。 結果として話そのものに集中できるしその内容も濃く出来るからテンポよく話が 進んでいくという心地よさよ。 その上例えば天の岩戸の能に入るタイミングとか決め方がまた上手い。 冒頭の殺陣をまさかその為に使うとは思わなかった。 簡潔に台詞のみでもというパターンも出来ただろうにそれをこんなルーティンで 記憶に植え付けるとはまた大変なことを。 神の力の使い方も見事だったな。 あんな形で一つに集結させるだなんてそりゃ神が登場人物にいなきゃできないよね。 こういった使えるものはなんでもぶち込んでくるあたりも好きだ。 そんな感じで余白がある話であるが故の総力戦感をしっかり楽しませてもらいました。 面白かった。

多摩ニュータウン×演劇プロジェクト第二弾『まちまち』(2019)

2019年8月11日昼の回 at パルテノン多摩小ホール 2019/08/11記 第一弾『たまたま』に引き続いての縁あっての鑑賞。 丸二年経ったのか。 今回もとても面白かった。 前回よりも、よりワークショップ色が強くなったかな。 前回があったということもあるのだろうが客席側も物語の延長線上の人達で 構成されているのは判っていたから今回は始まる前から作品世界に入ることができた。 というところからさらっと始まるオープニング。 それは街の音というか雑多な生活音から。 続いてのモノローグ。今回はこの形でこの多摩ニュータウンという街を描いて いくのかなと思ったら、そらは半分辺りで半分外れだった。 時には複数の人の歴史を同時に進行させたり、かと思えば過去の思い出だったり、 今だったり。 形を変えてそれぞれのエピソードが紡がれていく。 不規則のようでいて一つの流れがあり、緩急入り混じって進んでいく話の一つ一つを うまく混ぜ合わせお父さんになったりお母さんになったり木が人になったりなどなど、 演劇ならではの良い意味でのいい加減さも心地よい。 ちらっとだけ前作のキャラクターも出て来たな。そしてこの雑多さ加減が最後に 未来の多摩ニュータウンとして描かれる。 それは今まで描かれて来た様々なものの延長線にあるひとつの話。 最後にオープニングの生活音はひとつの音楽を奏でる道具と化して終わる。 街はまだ続いていく。色々なものを孕んだまま。 自分に置き換えてみたり第三者的な視点に立ったり。 見事にまとめ上げられていました。

舞台『やがて君になる』(2019)

2019年5月5日昼の回 at 全労済ホールスペース・ゼロ 2019/05/05記 アニメがとても気に入って原作に手を付け、ハマった末の舞台。 題材に舞台が大きく関わっていると言うことで舞台との相性は良さそうだなと 思っていたのだが、劇団東京都鈴木区の演出家鈴木智晴が脚本演出というのも 前から気にはなっていた人なのでというのが最後の後押しになったかな。 (以降は鑑賞後に追記) さて、あの作品をどう2時間にまとめて、そしてどこまで描くのだろうかなと 思っていたのだが、そう来たか。 上手く色々なものを整理してまとめたなあ。 これだけだとそれぞれの意味は当然変わってしまうのだが原作を知っている 人向けに割り切ってシーンを描ききる事に費やされていたかな。 君にふれてをあそこにぶち込んできたのは面白かったなあ。少し鳥肌たった。 好きな曲なだけに余計にね。 そして舞台が近づいたところで今までのわりとフラットな芝居からちょこっとだけ より芝居的な演出を入れ始め、これからだよとエクスキューズを入れたところで 劇中劇であった舞台が今現実に目の前で繰り広げられるという至福の時間が。 学生劇ということで途中まではBGMも入れずスポットなども使い始めてとても らしいのが良いなあ。 原作よりちょっとだけさらっとまとめたところがあったのだけれどたしかにここは さらっと流した方が芝居としてはメリハリついて良い感じだったな。 原作は原作で重要な部分なのでしっかり描かれていたのは良かったのだけれどね。 そして話は進んでいき単行本の更にその先へ。まとめるとすればそうなるか。 最後は再び君にふれてが流れて終わり。 キャスト挨拶が終わり最後に二人が手をつないでヘクトパスカルで締めたのは 嬉しかったな。 さて、やはりアニメ化された作品ということで台詞回しなんかは既にしっかり 耳に残った状態での舞台と言う所をどうしてくるのかなと思っていたのですが、 特に燈子は寿美菜子そのままの回しが多かったかな。まあそれが正解だと思って いるので正直嬉しかった。 全体的に早い展開の中で槇くんと堂島の二人が少し余裕を持った演技をしているのが 良い感じのアクセントになっていて良かった。 さあて残すは原作最終巻だなあ。 あと約半年後が楽しみです。 (更に追記) う〜〜ん。上手く言えていないなあ。 この作品、あくまでも私見だがこんな感じだったと思っている。 ・劇中劇がメイン。 ・ただしそれだけではなくそこに至るまでを同じ役者が演じたことで、劇中劇に 入った瞬間に観客達(観ている私達)はその劇を見る観客として劇中の登場人物化 しているとより錯覚させられる。 ・実際、劇中劇が終わった瞬間に自分達は観客という名の演者として拍手すべきか どうか悩まされた。 あまり数多く芝居を見ている人間では無いので、これが他の一般的な劇中劇での 手法かどうかは知らない。 ただそういう意味でこの芝居はよりその場で見ることに意味がある芝居となっていると 強く思った。 よりその場で体験することに意味のある芝居と言う事で実際それを体験できて 良かったと思う。ホント、面白いことを考えるなあ。 更についでに言うと、 ・劇中劇の終了のその後を描くことで、劇中劇以前の彼女達にも意味があったと 言っているようにも思える。 ・それは劇中で侑が燈子に伝えたかったことの様にも思え、ここでも芝居と現実の 境界線を曖昧にすることに成功している。 そうそう、踏切や侑の部屋でのキスシーンになるとわかり易く会場の空気が変わるのが 面白かったな。 それは都さんたちのも同じことで。 各キャラの身長差も割と再現されていてよかったな。 一部足元に秘密がありそうな子達もいたが。 それ以外の体格差に関しても...。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I-VI」(2015-2018)

2019/01/03記 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I-VI」(2015-2018) (2019/01/03 at BSアニマックス録画) シャア・セイラ編な1から4迄と、ルウム戦役から直前までな5と6だった訳だが、 漫画原作の方はここからが本番だからなあ。楽しみだ。 それはさておきジオン・ズム・ダイクンの暗殺からシャアの成り上がり、 モビルスーツ開発から果てはコロニー落としやルウム戦役に至るまでをここまで 濃密に描いてくれたのは嬉しかったかな。 ギレンの小物っぷりやドズルの好感度、ガルマのちょろさなどザビ家面々の 人間臭さが増した気がする。 キャスバルは声変わらずでアルテイシアがララァの中の人の娘というのがまた 感慨深いものがある。 おかげでよりキャスバルらしいというかなんというか。 カイとアムロもそのままだったな。 ララァはそう来たかという感じ。 それはフラウやミライも同じか。

演劇ユニット金の蜥蜴第14回公演「荊姫-いばらひめ-」(再演)(2019)

2019/02/16昼の回 at 築地本願寺ブディストホール 2019/02/16記 演劇ユニット金の蜥蜴第14回公演「荊姫-いばらひめ-」の2019/02/16昼の回を 観てきました。 2013年の第八回として行われた同作の再演。 日記を見ると2013/02/16昼の回を観ていたようだ。おお、私、絶賛している。 そんな感じで事前に昔の日記を読み直したりしての感想。 やはり見始めると色々思い出してくるなあ。 これは確かではないけれど以前と比べて舞台を広く使えてるのかな? 柳の木の位置を舞台袖に移動した? おかげで広く使えている分舞台を広く使えているのと、もしかしたら再演と いうこともあってか以前より整理されて、結果としてとても見やすくなったように 思いました。 ただし、それはまったく同じ理由で以前感じた詰め込んでいる感が減った分勢いで 押し切って来たものが少し弱くなったかなとも感じました。 これはファーストインパクトとうらはらなものでもあるのでどちらが好みかと いうのもある一方で、再演として今回見られたからこそどちらも見ることが出来たと いうこともできる。 いずれにせよ再演というものが同一公演期間での変化を見るとはまた違った貴重な 体験をさせてくれるということを改めて思い出させてもらいました。 で、今回役者というか役柄として特に良かったと感じたのは晴明。 あの物語に自然にスッと入ってくる所はとても晴明らしくて良かった。 そして物語にスッと入ってくると言えば物部保人。おいしい役柄とはいえその 存在感ならではというところもあったかな。 楽しませていただきました。 以降2019/02/17追記 演劇ユニット金の蜥蜴第14回公演「荊姫-いばらひめ-」感想の続き。 一晩経っての感想の続き。 以下は勘違いもあるかも知れないのでその妄想含めての話として受け取って もらえれば。 多分今回の第一のポイントは舞台を使いやすくした事で舞台上の役者の配置が しやすくなったことかな。 そのおかげで役者の出入りやら場面の転換も整理されたように思う。 暗転の使い方や長さも良かった。しっかり時間を取ることと、ちゃんと暗くなることで 客席の方も含めて落ち着く時間が取れたように思う。 タイトルの出し方のあたりなんかはもう少し小さな箱でやっていた頃の雰囲気を 思い出せて懐かしかった。あれでこれから見せてもらえるものが何なのかを 思い出させてもらったし、実際に初期の頃のもう少し範囲を絞られた小さな話に まとめ直されていたように思いう。 式神の誕生に始まり最後その式神と荊姫が物語が語られていた舞台を感慨深げに 見つめるところで終えているところも良かったな。その意味合いは違うところも あるのだが、ついこの間最終回だった「HUGっと!プリキュア」が同じ構造だったので 個人的にはツボでした。 個人的にはと言うところで言えば博雅の最後のシーン、彼の烏帽子と荊姫の影が 同じ高さだったのが良かったな。こういう細かい演出も好きです。

「フルーツバスケットanother」(2016-2019)高屋奈月

2019/03/24記 「フルーツバスケットanother」(2016-2019) ようやく最終巻である3巻が発行されたので改めて。 彼らのその後を匂わせつつ出てくるのは次の世代。 その呪いはどうなったのかも分からない。 彼らと違う呪いを受けている女の子が主人公が彼らと出会う事でそれと立ち向かおうと するまでの物語。 ここで話を終わらせられるのは凄いな。 もらえた力がいつかその呪縛から開放してくれる。

演劇ユニット金の蜥蜴第十三回公演「葵上—源氏物語より—」(2018年2月17日)

(2018/02/17記) 演劇ユニット金の蜥蜴第十三回公演「葵上-源氏物語より-」(2018/2/17昼の回)を鑑賞。 (築地本願寺ブディストホール) 前回、いや前々回となるのか、に引き続いての源氏物語が題材。 今回もというと少々語弊があるかも知れないが、光源氏のキャラクター造形の勝利 だったなぁ。 葵上や六条御息所に対する彼の距離の取り方狭め方というのがなんとも言えず絶妙 でした。ある意味宇宙人的な立ち位置と言うか。 話はズレるが映画『スターマン』の彼に通じる所があるかもしれない。 重心がどこにあるのか、当人も含めて誰も読めないし、心がないのだけれど心が こもっていないというのではないんだよなあ。 そこに惹かれ、忌む周りの女性達という構図が見事でした。 無知に見えることを承知で言えば落とし所としてはちょっとベタかなとは 思いましたが、そこはそれしかなかったのかな。偉そうなことを言っていますが 私の源氏物語に対する知識なんてこんなものです。 演出と言うか舞台装置的なところで言えば、寝屋の暗転による舞台転換が 毎回秀逸でした。 それがリズムになってスイッチとなっていくところまで含めて見事でした。

多摩ニュータウン×演劇プロジェクト「たまたま」(2017年8月5日)

(2017/08/05記) 多摩ニュータウン×演劇プロジェクト『たまたま』 2017/08/05 at パルテノン多摩小ホール(夜の回) 縁あっての鑑賞。 非常に面白かった。 テーマに則って集まった素材がここまで見事に構成されているとは。 時間と空間を再構成するための根幹をなすものがまず見事だったし、余計な説明を 一切せずシームレスに進んでいく様も見事。 そして最後に何故この物語がこの構成を取ったのかの種明かしがされ、物語は冒頭に 戻る。 冒頭の雑然に実は意味があったことは物語が進むにつれ分かっていく。 そこに至る物語として。 語られる話はこの土地に関するものであるが、それはこの土地に限らず同じ時代を 生きた者が多かれ少なかれ持つ物語でもある。 かつ、受けとる人それぞれが持つものによって受け取り方が違うものであると いうことを理解した上で提示されているので余計なものはついていない。 そのバランスがとても良い。 さて、彼女が泣いた意味でも色々妄想してみるかな。

演劇ユニット金の蜥蜴第十一回公演「月花抄—光源氏の章—」(2016年2月21日)

(2016/02/21記) 演劇ユニット金の蜥蜴第十一回公演「月花抄—光源氏の章—」(2016/2/21昼の回)を鑑賞。 (築地本願寺ブディストホール) 能のお題と舞を小劇場の芝居に取りこんでのこのユニットの公演も11回目。 うち9回見てきたことになるのだが、そういう目で観て「源氏物語」という題材は 異質なものなんだなという認識を新たにしました。 異質、もしくは特別。 ううん、もしくは時代を間違えて生まれてきてしまったものというか、最古のものとして 遺った物語だけはあるというか。 ある意味、これが華があるというものなんだな。 さて。 前半はかなり詰まっていたのだけれど、それを淀みなくテンポ良く。 そして最後にじっくりと。 意味深なフェードアウトも多く、どれも効果的でこれも良いテンポで。 それがまたとてもらしくて。 ひたすら詰まったものだったというのもあって、ちょっと台詞トチリは多めだったとは 思うけれど、それでもこの密度だもの。満足させていただきました。 まあ台詞回しの圧巻は最後アクシデントがあったにも関わらず淀みなく最後まで進めた ところとなってしまったのは良かったのかというのはあるけれど。 全体的に観て女性視点なんだなとも思った。 女性陣だけではなく光源氏も頭の中将、帝に至るまで、女性の思い描くものなの だろうなと強く感じた。 ここらへんは違和感というよりはとてもユニークに思えた。 原作が故というのもたぶんにあるのだろうな。 舞台装置も良かった。 音の配置で面白いこともやっていたな。 音楽の付け方も「ああ、これが正しいんだな」と思った。 まあひたすらな会話劇というのもあるかもしれないが、これは音楽の少なさが心地よい。 映像作品でもこういった作品は音楽少なめのほうが映えるんだよなあというのは閑話休題。 そしてそんな中で始まる能の自然さ。 会話自体もある意味短歌で存在する物を現代語訳したかのようなはまり具合の中での 能なので違和感も無い。 で、光源氏や取り巻く人たちなのだが、ある意味感情移入をさせないというか 拒んでいる感じなのが良いな。 自分、そして各々の行動基準が違うことに対して、今に寄せたり理屈をつけたりせずに ただそこにある感じなのは、ある意味時代に囚われていない能などの伝承によるものが 多いのか。 それでいてこれだけ人間臭いからこそ周りから観て魅力的にみえるのだろうなという 肝の部分がしっかりできているからこそ面白かったのだろうな。 楽しませていただきました。

「恋桜」(2015年2月19日)

(2015/02/20記) 演劇ユニット金の蜥蜴第十回公演「恋桜」を鑑賞しました。 (2015/02/19ソワレat築地本願寺ブディストホール) 冒頭から終始一貫してのテンポ良い台詞回し。 バラバラな物語が一つにまとまっていく過程。 そして役者達の年齢の幅が広がったことにより醸し出される深みが相まって、とても良い 感じに仕上がっていました。 なんと言えば良いのかな。 昔はあった危うさが良い意味で無くなったというか。 小劇場的な自分たちだけのような空気も既に無くなったし、ホント良い感じになって きたな。 話戻ってバラバラに見える話がまとまっていく過程は、その判らない時点での必要 以上の説明的な描写や台詞を一切避けているあたりが、ある種のじらしと 想像心を掻き立てられて、それがまたテンポの良い台詞や心地良い雰囲気と 相まって良い相乗効果を出していました。 そしてその果てが、純粋な王道な愛の告白だものな。 いやぁホントドキッとしたわ。 ああ、この物語はここに落ちるのかと。 いや素晴らしい。 但し、それが故に最後がやや消化不良になっているようにみえるのが残念だったかな。 意図は判るのだけれど、もうこちらとしては全てが絡み合うシーンを期待しちゃって いるので、付随しておきた第二の結末が第一の結末とやや離れてしまったように 感じたのが。 もしかしたら映像作品であればもう少し連続して観れたのかな。 話としては分かりやすくなっているし、ならばどうすればよいのかというのは思いつかないの だが。 まあそれでも、楽しませていただきました。

「舞台 銀河英雄伝説 第四章後篇 激突」(2014年2月22日)

(2014/02/23記) 舞台「銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突」を観てきました。 (2014/2/22 at 青山劇場) 前編に引き続いての鑑賞。 舞台としてのこのシリーズはこれで一段落するとのことで、演出は映画監督の崔洋一。 青山劇場に来たのは広末涼子が後に妊娠中だったと判明した時の「飛龍伝」が最後だったと 思うので実に10年以上ぶり。来年末には閉館との話もあるのでこれが最後になってしまう のかな。 その劇場内は見える限りでは満席に近い状態。 そして相変わらずの圧倒的女子率。 何か馴れてきたけど。 で、上映前のロビーではアンサンブルによる作品世界の各地域でのパフォーマンスや ツアーガイドと言った形で開演前から既にいろいろ始まってました。 こういうのって良いな。 さらに、2幕めの開始の鐘の際に前述の崔監督が客席付近に現れるというサプライズもありました。 さて、本編。 いややっぱり面白いわ。 前編とは違うアプローチには最初少々戸惑った。 ある意味一番芝居っぽい舞台装置の使い方とか、舞台いっぱいに作られた状況での話のクローズ アップの仕方が、芝居っぽいメリハリをつけず、台詞を頼りに探させるところとか。 建造物自体も今までより背が高いのか後ろにプロジェクションされる映像が見づらいのが 気になったりとか。 そして、彼らの物語は核となる話を中心に進めていくという形ではなく、様々な場所にスポットを 当てるという形で紡がれていく。 そんなある意味シンプルでフラットなのが崔さんの演出プランだったのかな。 ある意味映画現場的な演出と言えるのかな。 そんな中、今回のタイトルにもある様に様々な激突が繰り返される。 ラインハルトとヤンの激突という到達点に向けて。 そしてさらに、ああ、ここで終わるのか、というところへ向けて。 さあて、次は再アニメ化かあ。 どういう形になるのだろうなあ。 楽しみです。

「コヒモトメム」(2014年2月15日)

(2014/02/15記) 演劇ユニット金の蜥蜴の第九回公演「コヒモトメム」を観てきました。 (2014/02/15at築地本願寺ブディストホール) ベースとなっているのは能楽の「求塚」。 まず、今回は能の謡の部分はさらっとという感じで舞の方もどうだったんだろう。 従来のように見せ場としてじっくりとという感じではなかったように思う。 その代わりと言っては何だけれど、題材が題材だけに古き良き時代の日本映画の匂いが ぷんぷんする作品でした。 それはイコール日本の伝統芸能の影響を色濃く残しているということであり、個人的には ぐるっと一回りしている感じでとても心地良かった。 何よりも小夜と古丸そしてあざめの使い方が良い。 これで情念だけでなく無垢の狂気が加わって結果最初から最後まで舞台上を常にざわ つかせることが出来てる。 いや、常に猥雑で力強いエネルギーを舞台上に保たせることに成功してる。 もうこれぞかつての日本映画が持っていたエネルギーでしょう。 もうこれだけでも十分だよ。 そして、伊太知の無責任な一言が崩壊の引き金になるあたりもいいなあ。これだよこれ。 こういう縁取りがしっかりした上で成り立つ七人七様の話はシンプルだけれど常に不穏な ものに包まれていて良かったです。 これは何言ってるんだか意味不明だな。〉私(^^; ホント思わず、常に画面に叩きつけられるように描かれるモノクロの世界を観ている ような気がしたよ。 楽しませていただきました。

「舞台 銀河英雄伝説 第四章前篇 激突前夜」(2013年12月1日)

(2013/12/02記) 「舞台 銀河英雄伝説 第四章前篇 激突前夜」を鑑賞してきました。 (2013/12/1東京国際フォーラムホールC) 前回の「初陣 もうひとつの敵」は生で観て、「第二章」は前日にニコ生のタイムシフトで 観ての鑑賞でしたが、役者が所々変わっていたり、さらにはまったく違う役柄で出ていたりと それだけでも楽しめるものでしたが、今回も愛情詰まった作品でした。 群舞の話は聞いていたのだけれど何かなと思ったら今回はアルテミスの12機の女神でした。 ヤンの考え方の象徴的なエピソードだし、それをドラマチックな幕開けに使ってきたのは なかなか良かったと思う。 そしてここからはフェザーンの掌の上で踊ることになるヤンとラインハルト。 イゼルローンの対要塞戦というまた凄い見せ場が今回の山場となるのですが、第二章での ラップとヤンのやりとり以上に記憶の中のキルヒとやりとりするラインハルトは痛々しく、 そしてそんなラインハルトを本質的に理解しているのはオーベルシュタインのみという状況を うまく表していたように思います。 そうそう、今回も広い舞台を生かした多元中継的な演出も第二章以上に効果的に多用されて ました。 このホールCの天井の高さを生かしたプロジェクションの演出も良かったな。 そういった空間の使い方で言えば客席まで使った演出が舞台と客席を繋げる意図を持って 行われているあたりも良かったな。 そのまま敵味方、いや各鑑入り乱れての戦闘状況に繋げたあたり。 さて、キャストでいえば第二章のシェーンコップのほうがアニメ版のイメージとあってた かなとも思ったけれど、いやアクションパートに入ったらそのガタイのでかさがうまく 生かされてて、ああこっちのほうが合うなといった感じ。 第二章でシトレだった西岡徳馬が今回はルヴィンスキーということで最初どうなるかと 思ったらさすが何の問題もなかったな。 まあそのほかもオーベルシュタインだったり綺麗どころの二人だったりイゼルローンの面々や ユリアンに至るまで皆合っていたように思いました。 あれ?ユリアンの子って第二章と同じ? だとしたら随分と上達したんだな。これなら問題ないや。 そして、ラインハルトも初陣の時にはまだ見えていた危うさは無くなっていたな。 これならもう大丈夫かな。 さて、河村ヤンは今回は最後の歌パートに入るまでちゃんとヤンしていたな。 あれにあともう少し本質的な優しさや包容力が加わると富山ヤンまで行けるのだが、まあ そこは。 さて、話はそれぞれの思惑の中ついにラインハルトの本格的なターンに。 後半が楽しみです。

「舞台 銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇」(2012年4月)

(2013/11/30記) 舞台 「銀河英雄伝説 第二章|自由惑星同盟篇」(2012/4/14-2012/4/22東京国際 フォーラムホールC)をニコ生配信タイムシフト視聴でようやく観ました。 11月に入ってからの毎週、過去の作品を配信していたのは知っていたのですがホントようやく これだけとなってしまった。 話の中核になるのは「第7次イゼルローン攻防戦」。(アスターテ会戦が一部入ってくる) これにヤンと回想の中のラップそしてジェシカを交えて物語は進んでいく。 いや、ラップやジェシカを交えての回想はごく一部分ではあるがヤンの心情を表す上の要素と してポイントポイントに入ってくる。 この部分やイゼルローン攻防戦での敵味方入り乱れてのやりとりのカットバック的な場面 転換がとてもテンポが良くて心地よい。 冒頭、群舞的なものやラップ(not人名)が出てきた時にはこの期もこれが続くのかとちょっと ドキドキしたが、あくまでも導入の説明のために使われただけで、先日日本青年館で観た 「初陣 もうひとつの敵」同様に最初はこれやや詰め込み過ぎじゃないかと思ったがそれは 導入のみで後はほぼストレート・プレイだった。(まぁいくつかのシーンの説明のために 踊りは存在したが) で、1番心配していた河村ヤンだったが、あ、これもありかなと思った。少しだけ、というか ごく一部だけ暗記した台詞を並べているだけなところがあったが、それを除けば全体を 見渡してもそこらへんが怪しいのはユリアンだけだったし安心してみることが出来た。 そしてまぁここまでできていれば、後はもうこの物語を最後まで知っていながら見ていれば その分加味していろいろな妄想を馳せながら見ることのできるものとなっていました。 やっぱりいろいろと感慨深くなるよ。 第7次イゼルローン攻防戦なんて、作戦そのものは実はけっこうあっさりしていたのだが、 記憶の中の原作だったりアニメだったりが込み込みで頭のなかを駆け巡れば、もうお腹 いっぱいな分量になっている。 ましてやホントにこの作品のことが好きな人達にとってはそれ以上いろいろとあったんじゃ ないかと思う。 前述したヤンの記憶の中のラップと現実と記憶と両方に存在するジェシカ。ここの切り 替わりはホント良かった。 彼女と出会うたびに思い出すラップと3人で過ごした時との関係の変化や、ヤンがラップを 思い出すたびに今回は出ないラインハルトとキルヒアイスの関係をも思い出させてといった 部分やらもういろいろ。(うまく言えていないな) さあて予習もしたし、明日は第四章の前篇だ。 楽しみだなぁ。

「舞台 銀河英雄伝説 初陣 もうひとつの敵」(2013年8月4日)

(2013/08/05記) 舞台「銀河英雄伝説 初陣 もうひとつの敵」を鑑賞してきました。 (2013/8/4 日本青年館 マチネー) まず、劇場内がまさかここまでの圧倒的な女子率だとは実際に足を運んでみるまで思っても みませんでした。 体感で20対1から30対1くらい。 そして原作ファン(アニメからのファン含む)と役者のファンがいい感じに混ざり合って バラエティな客層になってるのが良かった。 日曜のマチネーというのもあったのかもしれないがほぼ満席。 と、そんな中での観劇でしたが面白かった。 舞台版が初だったせいもあるねだろうけれど、冒頭のラインハルトとキルヒアイスのシーンで ちょっと不安に感じたりもしたんですよ。 ある程度イメージの固まっているものが違う形で出てきたときの違和感のようなもの。 直立して二人で並んでの会話なのだけれど手持ち無沙汰に見えてしまって。 そしてさらに、時代が4年前に飛び、さらに1年前に飛び。 結構ここからが見たいんだってところがあっさり言葉だけで終わってしまったり。 ただし、時代を遡ることで時間軸を広げたのも、いくつのもエピソードを重ね合わせたのも、 メインではない自由同盟側のエピソードを1シーンの中で同時に描いたりしているのも、 舞台どころか客席の一部までも所狭しと使っているところも、複数のプロジェクターと スクリーンを役者の演技を重ね合わせているのも、ああ、これはすべて「歴史を編んでいる」 ことを表現してるんだなということが見えてきて、そしてそれが噛み合ってきているように 感じてからはホント面白かった。 何故これらのエピソードをまとめたのかというのも実は一本のラインがあって、さらには それを通じてラインハルトとキルヒアイス、ミッターマイヤーとロイエンタール、そして さらにはヤンといろいろな形で繋がっていく様となるのがまた良かった。 そうそう冒頭不安に感じたラインハルトとキルヒは殺陣の見栄えが凄く良かったな。 ミッターマイヤー、ロイエンタール組と入り乱れての時などは特にそう感じた。 けして後者が上手くはないということはないのだけれど、ある意味二組の息があってるの かなと感じたりもしました。 で、キャストでいえば広田レオナが見たかったというのは元々あったのだけれど、むしろ 初見のアンネローゼ役の子やらヤン役の田中圭の役とのマッチングにびっくりした。 もちろんその広田レオナは言うことなしでしたが。 そういった意味でキャストは外れ無しで特徴捉えていたんじゃないか? で、そうなるとああ続きも観たくなるじゃないですか って絶妙なところで終わったな。 結局ヴェーネミュンデ侯爵夫人との一件は終焉したのだけれど、ここからだよな。 第5次イゼルローン要塞攻略戦は失敗に終わったけれど次だよな。 ミッターマイヤーとロイゼンタールもようやくラインハルトとの関係が始まったばかりだし。 みたいな未来への予告がいっぱい詰まったところで終わりなんだよなあ。 これはもう次もというところがホント憎い。 といった感じでこの作品の魅力をちゃんと判った上で作られているのが何よりも良かった。 まずはそこが基本ですものね。 うん、読み直したくなってる。

「荊姫-いばらひめ-」(2013年2月16日)

(2013/02/16記) 演劇ユニット金の蜥蜴第八回公演「荊姫-いばらひめ-」の2013/02/16昼の回を観て きました。 (at 築地本願寺ブディストホール) 前回の同ユニットの公演は予定がギリギリまで決められずチケット取れずに断念したが、 今回は無事鑑賞。 いやあ面白かった。 私が観劇自体久々のせいかもしれないが、かなり早めのテンポで会話が進んでいくのでも しかしたら話を切ることが出来ずに詰め込んだのではないかと感じていたが話に集中し出す とさほど気にならなくなる。 そしてあるタイミングでリズムが一変してゆっくりと時間が流れ出した時、今までのテンポが そこで昇華した事を知る。 その話のテンポもそうだが、博雅が舞台で声を発した時、明らかに今までと違う音が耳に 入ってくることでそれまでの混乱が一変するのだ。 ああ何かこれだけでも見に来て良かった。 もちろんそれまでの各キャラクタの立ち居振る舞いややり取り、特に晴明のそれだったり 対する二人の息子との違いとか女性陣の掛け合いや物部保人が変える空気なども気に 入っている上での事だ。 あとそうそう、妖しである荊の姫に対して、見え聞こえる者と見えはせぬが聞こえぬ者、 そして見えも聞こえもせぬ者という三者を放り込んだシチュエーションには、それが成立した と気づいた途端にホントワクワクしたよ。 そしてそのワクワクに対して十分に答えてくれた事がとても嬉しかった。 荊の姫や沓子、そしてたぶん信子が感じていたであろうことに対して結局は答えを 出さなかったことに関しては、個人的には晴明が話しそうな内容を少々期待していたの だが、一方もっとも相応しい人は今回の当事者たる博雅であり、となるとと彼の口からは その台詞は出てはいけないのでまあ難しいな。 さて、そして今回の能パートとの融合の部分だがたぶん今までで一番良かったのではない かな。 能の舞がそのままで周りの役者とのリアクションで芝居が成立しているという状況がとても 自然だったように思う。 今まで模索していたという感じだったのがようやく答えの一つを見つけたという感じかな。 そんな訳で今回は観に行けて本当に良かったよ。

「スマイルプリキュア!」(2012-2013)

(2013/01/03記)     UNDER CONSTRUCTION

「ハートキャッチプリキュア!」(2010-2011)

(2013/01/03記) まぁ、まずは黙って本放送時に書き記したものを並べてみよう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10年10月3日kaname しまった!島本和彦実況Twitterにつられてついうっかりプリキュアをw後半はいつもの 感じになってたけれど途中のハードな展開は何とも言えないなぁ。 (第34話「すごいパワーです!キュアムーンライト!!」) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10年10月10日kaname 島本和彦や車田雅美っぽいキャラがいつものプリキュアに混じってしかもそれっぽい事が 無いこともないのは少しずるいな。 (第35話「ワクワク学園祭!ファッション部はバタバタです!!」) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10年10月17日kaname いろいろな意味で狙っているものが多いなw (第36話「みんなが主役!私たちのステージです!!」) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10年10月24日kaname 相変わらず油断出来ないな〉プリキュア (第37話「強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!」) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10年10月31日kaname ち、プリキュア見逃した またけっこう熱そうな回だったのに… (第38話「プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (第39話「えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!!」記述なし) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (第40話「さよならサソリーナ…砂漠にも咲くこころの花です!!」記述なし) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10年11月28日kaname 今日のプリキュアは幼稚園児による絶叫オフでしたw しかしまぁ綺羅星よりよく動く アクションシーンってどうなのよ (第41話「妖精が変身!?プリキュア劇団はじめました!!」) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ハートキャッチプリキュア #42 2010年12月05日09:03 第42話「とまどいのゆりさん!ラブレター見ちゃいました…」 コブラージャもフラグが立ったな。 しかし今回はアクション少なめというところではちょっと寂しかったが、とうとう 畑亜貴復活でこれからが本番といったところか。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10年12月12日kaname 今日はブロッサム回だったか 久々の単独…だったし(たしか) で、次はキュア フラワー どうなるんだろう、いろいろな部分で(^^) (第43話「あたらしい家族!私、お姉さんになります!!」) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10年12月19日kaname 今日は一段とツッコミどころの多い回だった。心の花を奪われる青年あたりといい ホント押さえるべきところはすべて押さえてる。これだから油断できない。そして アレはアレに繋がって次週へと続くというなんて幸せな時間。他作品が続々次週 最終回の中でここから最終回の流れをじっくり作ってもらえる幸せ (第44話「クリスマスの奇跡!キュアフラワーに会えました!!」) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10年12月26日kaname 今までの設定大回収だったな>プリキュア 年越しで最終決戦の始まりか (第45話「もうダメです…世界が砂漠になりました…」) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア」#46 2011年01月09日09:17 第46話「クモジャキー!コブラージャ!あなたたちを忘れません!」 コブラージャがトゥエンティ化 マリンが百裂拳 ココロちゃん召喚 いつ「メテオ」とか「君はどこに落ちたい?」が来るかとドキドキ(嘘) ダークvsムーンライトな場面を少しでも入れてもらえるともっと良かったかなと思った けれど、見せ場が少ないマリンとサンシャインのせっかくの晴れ舞台だからな。 でもサバークとの因縁話は二人の闘いと被せた方が良いと思うんだけれどなあ。 マリンやサンシャインと被せても繋がらないから今一つなんだよな。 さて来週はチートなプリキュア同士の闘い。 楽しみです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」 #47 2011年01月17日00:58 第47話「嘘だと言ってください!サバーク博士の正体!!」 そこで切るか! という引きで終わった今回だが、 タイム有りかよwとか 久々にダークさんの声を聞いたような気がする。とか スナッキーは思っていたより賢い。(あくまでも思っていたよりは)とか でも気付けよ〉変装 とか まあいろいろあったが、地球をバックに啖呵切るって久々に観たがやはり格好 いいなあ。 さて、残り2話だぞ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#48 2011年01月23日18:13 第48話「地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です!」 月影博士、生身でも強すぎ! そしてダーク…(涙) まぁそれ以外にもホントに強くなったなブロッサム!とか ムーンライトも哀しすぎるだろう とか もうスーパーシルエット使わなくても4人とも今回で十分強くなったな。 とか これだけじっくりと最終回展開を続けられるのは本当に幸せだな。 って思いをしっかりと噛み締めさせてもらっています。 にしても、デューンこれで終わりか? オーケストラは決めたけれど、これだけだと逆に不安だぞ。 まぁ何にせよ次週最終回! 寂しいなぁ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#49 2011年01月30日10:24 最終話「みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!」 さすがに今回はアバンパート無しでいきなりOPか。 そして、本編始まったらいきなりスーパーシルエットでオーケストラさんな展開。 いいなぁ、これからインフレ起こしますよ!っていうエクスキューズは。 そして… ああ、そんなことしたら砂漠化どころか氷河期突入だからやめて!な巨大デューンの パンチに冷や冷やしながらもポジティブマリンから巡り巡ってついに登場無限 プリキュア。 しかも、デザトリアンどころか地球ごと砕きそうなオーケストラさんのパンチと違い、 まさかのラブラブパンチ! いやぁもうニヤニヤしっぱなしでした。 そして…。 エリカはホント愛されてるなぁとかイツキが女装してるとかクマモトさん…とか 思わされつつ本当に愛情あふれるラストカットだこと! 本当に幸せな作品でした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− とまぁこんな感じで本放送を観ていたのですが、後々になってTOKYO MXTVでの放送が 始まった時に全話観ましたとも。(笑) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#1 2011年07月02日09:08 第1話「私、変わります!変わってみせます!!」 MXTVで再放送が始まったのをぎりぎりのところで気づき録画したものを観ました。 わあ、最後まで見終わった後だとまた来るものがあるなあ。 アバンで先代が敗北した夢を見る…って最近どこかで観たような…。 1話の頃はまだ試行錯誤の最中であったっぽい事も再確認。おジャ魔女どれみ色がここまで強かったんだね。 後半とはえらい違いだ。 けどちゃんと最終話の仕掛けの為のパーツは揃っていた。 あの丘と登校シーンとか桜散る季節とか心の大樹とかね。 それにしてもえりかは最初から愛されていたんだな。変幻自在の表情やらガニマタ歩きやらこの娘ならどんなに 崩しても大丈夫という感じで。 主役二人はまだ役を模索中という感じか。 すべてはここからということだな。 さて、これからしばらくは楽しませてもらえそうです。 (第2話撮り逃したけどねorz) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#2 2011年07月05日00:23 第2話「私って史上最弱のプリキュアですか??」 見逃してしまったかと思っていたこの2話を無事鑑賞。 心の花も枯れずにすみました。(笑) そもそもが今までのプリキュアも断片的にしか観ていないのでこのハートキャッチが特殊かどうかはわからない けれど、初登場直後の駄目っぷりがいいなあ。力は得たけど最初は怖くて逃げ回る→けど心の花が奪われ 枯れそうになっているえりかの為にというのは好きだ。 あと、やっばり格好いいなあ〉コッペ様 そこにたぶんハートキャッチで一番カッコいいBGM被せてくるんだもの。いいよね。 もうあの曲が「ちょっくら地球を救ってくるわ」に被るのを思い出しちゃったよ。 あとは高いところ苦手の上空からの俯瞰とかデザトリアン突き抜けるパンチとかまあいちいち好きだわ。 これらも一回りした後の鑑賞だからと言う部分が大きいのだろうな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#3 2011年07月06日00:20 第3話「2人目のプリキュアはやる気まんまんです!」 もう音楽で条件づけされてる部分を引っ掻き回されるとまだこの時期のなんてことの無いシーンでも涙が 出てくるよ。 いつきっとこんな早くから出ていたんだね。 この時点で予測できていた人がいたらそれはそれでスゴいな。 それにしてもキュアマリンは本当に愛されてるな。 対比される相手がまたブロッサムということもあるけれどホント魅力的なキャラだな。 この半端じゃない前向き感、好きだ。 そしてそれが話にスピードを与えるという正の連鎖。 良いものいっぱいいっぱい集めて、最後のえりかに結集するのだな。 そして次回はさっそくコンビ解散の危機。 ホントテンポ良いよな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#4 2011年07月06日23:42 第4話「早くもプリキュアコンビ解散ですか?」 前話でプリキュアが二人になったばかり、しかも4話目にしてもうアバンタイトルでひと戦闘。 そしてクモジャキー登場。 二人同時の変身バンクも初登場。 さらに新必殺技も登場。 さらにさらに、今回のテーマは最終回展開にも通じるものもあり、 まあ早い話がもう内容てんこ盛り状態。 4クールある作品なのに攻めてくるなあ。 こんなに飛ばしてこの先大丈夫なのか? 否ホントハトプリ侮り難し。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#5 2011年07月08日00:44 第5話「拒否されたラーメン!親子の絆なおします!」 コブラージャさん何やってるんですか?(笑) まあ今回もえりかがフリーだったな。 ブロッサムの決め台詞「もう私堪忍袋の緒が切れました。」に対して何か続けて良い ことを言おうとして失敗。 「あ〜次までに何か考えておくよ。」 ツボでした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#6 2011年07月09日00:11 第6話「スクープ! プリキュアの正体ばれちゃいます!?」 おしりパンチ初登場か。 お尻なのにパンチ…。 そしてキュアマリンは安心のネタ要員。 時間停止状態のままブロッサムに運ばれるマリンのまの抜けた顔とその行為との落差が いいわな。 格好いいに走るにはまだ早い。 というかプリキュアになって以降はホント悩まない立ち止まらないよな。 しかしつぼみ、そいつがかっこいいと思うのは分かる。だがそいつは○○○だ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#7 2011年07月12日00:30 第7話「あこがれの生徒会長!乙女心はかくせません!!」 話の流れで前振りが何度かあった生徒会長回がようやく登場。 私が知ってるのはかなり後半からなのでまさかこんな展開とは思ってなかった。 コブラージャも一撃だった。さすがいつき。 熱出して寝込んだってえりかもかい!とか、つぼみもその格好で変身するともしかしてと 思ったらしっかりネタとして拾ってきてるし、おばあちゃんっ子アピールも今後なにか あるのかとも思うし、久々のマリン単独変身だったのでグリグリが見れたしで、さすが 大ネタ回だけあっていろいろ詰まってました。 そして、通過儀礼を一つクリアしたので、次の通過儀礼の前振りがようやく予告に登場。 2カットだけだけれど、ようやく本番だなという感じだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#8 2011年07月12日23:57 第8話「カリスマモデルのため息!って、なぜですか?」 えりかの姉であるももかの回。 そしてゆりさん初登場、キュアマリンようやくの決め台詞初披露のタイミングにブロッサムが 古典ギャグかまして空気化させてしまうという荒業もあり。 一方で格闘シーンの静動の使い分けもなかなかセンス良かったりとか夕日の 使い方とか基本的なところちゃんとしてるのは気持ち良いよね。 特にラストカットのあれは姉妹がそれぞれ関わったことで生まれた心の種同士という ことかな。 けっこう過去も拾ってくる。 油断はできないな。 ゆりさんは結局顔出しだけだつたか。 ここからどういう形で進んでいくかが楽しみです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#9 2011年07月13日23:29 第9話「スカウトされたお父さん! お花屋さんをやめちゃいます!?」 この前のつぼみおばあちゃんっ娘設定はこの回の前振りだったんだ。 というわけでつぼみが何故この街に引っ越してきたかが明かされる回。 しかし今回はやたら夕陽浴びてのシーンが多かったりアクションシーンのパースが やたら凝っていたり特徴的な回だったな。 けど次回予告見て、あーこれで前説終了ということだったんだなと納得。 次回ダークさん登場だからな。 いよいよ本番だ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#10 2011年07月15日04:45 第10話「最大のピンチ! ダークプリキュアが現れました!」 今までを一回振り返った上でいよいよダークプリキュアが本格的に登場。 思いでの丘でのえりかを交えてのヒトコマやそこから「私たち親友だよね」でテンションが あがる二人とシフレコフレ。 一方で砂漠の使徒側は幹部が初めてせいぞろい。 ダークさんの手始めはプリキュアの評判を落とすという定番作業。ベタたけど面白い。 さらには意味ありげに月影ゆりも登場。 手に持っていたもので誰だかはマルワカリだわな。 そして節目回だけあってアクションも力はいってる。いつにも増して切れが違う。 プリキュア大爆発まで登場か。 しかしまだまだ未熟なプリキュアたち。 これを考えると大寒部も一緒に成長していつたのだろうなあ。 それほどダークさんの強さはこの時点では異次元。 そういう目で見ると最終回付近の展開は実に感慨深い。 さて、これで話はうごくのか。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#11 2011年07月16日06:34 第11話「アチョー!!カンフーでパワーアップします!!」 これは年代わかるなあというカンフーマスターが感じろ考えるな(意図的な言い回しの 倒置)といいヌンチャク使いでつぼみも怪鳥音を発する回。 付け焼き刃的な身体能力アップという安易な話になるはずもなく、むしろそのカンフー マスターの行動を通じて実は何故ブロッサムが今まで史上最弱なのかを自覚的に 認識する回。 そしてえりかはそれがわかっている。 ベタな部分が多いけれどそこから一捻りあってうまさが際立つ。 しかも11話まで進んでここまでダレなしだからな。 この作品がシリーズで異端なのは良くわかる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#12 2011年07月18日18:13 第12話「ドッキドキです! プロポーズ大作戦!!」 これは定番だよね〜というバーベキュー回。(否違うって、定番なのはコンビの各々が 受けた相談が実は彼氏彼女の関係でごにょこにょという部分だ) 水のデザトリアンで取り込まれてしまったマリンが溺れそうになるのをシフレコフレが先の 尖った竹槍でさして息できるようにしなりとか、ピンクフォルテウェーブで一緒に浄化 されてしまったりと活躍はないけど美味しいところはマリンが持って行ったな。 まあ残念なのはバーベキュー回なのに活かされてるのは河原だったり吊り橋だったりで、 もっと食べる方面があった方が個人的には好みだったのにね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#13 2011年07月20日08:02 第13話「真実が明かされます!キュアムーンライトの正体!!」 思いのほか早くやってきたキュアムーンライトの正体判明回。 しかし冒頭はあれ?もしかして間違って1話観てしまったんじゃないかと思ったよ。 と思ったらあっさりその回想はゆりさんでという展開。 最後まで観た後だとゆりさんの母親の台詞にもそれを受けてのゆりさんの台詞にも 来るものがあるな。 そして変身後のブロッサム、マリンの同時必殺技も難無く弾き飛ばすダークさんに 対して生身で互角にやり合うゆりさん強すぎ。 これがまた最終回直前のサバーク博士と繋がるのだな。家系か? で、一方ベースラインは通常以上に通常運転。 植物オタなつぼみやらいつも以上に空気の読めるえりかやらがベタ表現で安心して 楽しませてくれる。 そして、相変わらず良いところはコッペ様が皆持ってくなあ。 妖精なのに破格の強さ。 これ観るとキュアフラワーも全盛期別格だったんだろうな。まあひとりであれを封印して しまうくらいだからな。 ただしその上をチームで成し遂げたのが今回の面々なのだから、そりゃあいくら 自慢しても構わんよ〉えりか −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#14 2011年07月20日23:59 第14話「涙の母の日!家族の笑顔守ります!!」 母の日に合わせたエピソード。 全体のラインからは外れてる単体エピソードなので正直あまり期待してなかったのだが、 とんでもない。 見せ方のうまさが光る回でした。 母親の写真の使い方(顔を意図的に見せない)とか、キャラクターの個性を生かした 小ネタの使い方(サソリーナとコブラージャのコント)などなど、細かいところでひっかかる ひっかかる。 子供(ってかつぼみたちも子供だけど)には何気なく正体を明かす妖精たちとか なみなみと妹の二人して泣いてしまい収拾が付かなくなれシークエンスとか地味に 好きだったりします。 ほんと油断できないな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#15 2011年07月21日23:25 第15話「なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます!!」 久々の生徒会長回。初めてのデザイン画からファッション部入部やら兄弟弟子に よる道場破り、果てにはクモジャキーと素手で格闘まで盛り沢山。 しかしこれでいつきはコブラージャともクモジャキーとも遭遇したわけだな。 で、いつきの可愛いもの好きと武道家としての顔との葛藤だけれども、これは 作る方も葛藤したのだろうなあ。 ちょっとベタに作りすぎるとコメディにできるのだけれど、わりとベタ演出好きであるにも 関わらず、いつきのネタに関してはそこは譲っていないんだよな。 この部分、私にはまだ正解がわからない。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#16 2011年07月23日00:54 第16話「ライバルはえりか!演劇部からの挑戦状です!!」 えりかのライバルは演劇部の部長な回。 演劇部とファッション部を交互に見せていき片やバラバラに片やまとまっていくという形で 対比させることでよりインパクトを持たせるというオーソドックスな技法をうまく使っている。 ハートキャッチってある意味こういうベタな手法を多用してるんだけど、その引き出しが 多いから飽きないんだよね。 古い言い方になるが技のデパートとでも言えばいいのか。 あとえりかやつぼみの顔が別人状態なカットが多いのが残念なものの、一方で アクションの見せ方がとてもおもしろかったりもする。 ここらへんは何か不思議だ。 そんなこんなで今回も油断できない回でした。 次回はまたゆりさん登場。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#17 2011年07月27日00:32 第17話「認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂!!」 和菓子屋三代目回にしてキュアムーンライト復活の前振り回。 久々に砂漠の使徒が三人揃ってるのを見た。 しかしこんなところにも最終回前振りが潜んでいようとは。 ブロッサムがプリキュアとしての最終目標を語っているのだが、最終回に実はそれを 叶えてるんだよね。 ほんと油断できないな。 さて次回はいよいよ島本和彦登場回。 いやもしかしたら彼はホノオ君かもしれない。楽しみ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#18 2011年07月29日00:01 第18話「最強伝説!番長登場、ヨロシクです!!」 たぶんこの回がなければ、このハートキャッチプリキュアを今観ていることはなかった だろうなとも言える、一見熱血キャラに見えて…な番くん初登場の回。 ええと、これ作り手絶対楽しんで作ってるだろう。ひとつのネタから雪だるま式に 小ネタのオンパレードになっている。 元々敵幹部に島本和彦っぽいキャラがいたのにさらに今回はより島本和彦っぽい キャラ…というよりはほぼそのままなゲストキャラ、番くんを用意してさらに…。 アバンタイトルから最後に至るまでホント面白かった。今回は本来のターゲットである 子どもたちそっちのけで遊びまくってました。 こんなにも愛おしい回があったんだね。 ホント予想以上の出来でした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#19 2011年07月29日06:13 第19話「涙の嫁入り!父の日の記念写真です!!」 父の日回は写真家のえりか父とかつての彼が理想を観た家族という二組の父親が それぞれの娘から見直される回…ってなんだそれ(笑) しかしまあ今回もギャグの切れが最高だな。 それが戦闘シーンにおいても冴えわたっているあたり前回といい今回といいホント 乗ってるなあと思う。 自分たちの技に自分たちで転ぶなよ。(笑) さて、次回は三番めの妖精誕生。ということは…。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#20 2011年08月01日23:29 第20話「第3の妖精!ポプリはかわいい赤ちゃんです!!」 3番目の妖精ポプリ誕生回。 生まれてまもなくでサンシャインイージスが使えるという先任者二人ガかなわなかった ダークプリキュアの攻撃に耐えられるほどの潜在能力を持っていたのね。〉ポプリ ついでにデューン様も初登場。 何故キュアフラワーひとりでデューン様に対抗できたかも気になるところだな。 それはさておき今回も盛りだくさんでテンポが良い。 さらには謎の視点でのアップが何カ所かあり。額中心で上から下に見下ろされる これもテンポ作りに貢献してるかな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#21 2011年08月03日07:14 第21話「妖精アドベンチャー!プリキュアスカウト作戦です!」 3人目のプリキュア探し。 変な人回になるかと思いきや、伝説のキュアファイヤー回だなこれは。(笑) 1カットですべてを持って行く番くんはやはり凄いわ(笑) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#22 2011年08月03日17:25 第22話「ついに見つけました!!3人目のプリキュア!!」 ついに3人目のプリキュア判明。 …の瞬間をぎりぎり最後まで引っ張ったな。 しかしまあそんなことよりも本編が面白すぎだ。 園芸部部長のあまりにもなテンプレキャラっぷりには惚れた。(笑) そしてつぼみを取られないために付いていったエリカが気が付いたら園芸部の活動 してるわ、そのネーミングセンスはその容姿から来るものかと思わされるわ、挙げ句の 果てにポプリが生徒会長に拉致されてる。 ってかシプレもコフレも眼中に入らずポプリ一択だったな〉いつき さて、次回はとうとうキュアサンシャインが登場。 予告みただけで喜びに満ちあふれているのがわかるサンシャイン。 それにしても史上最弱のプリキュアもよくぞここまで強くなって… −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#23 2011年08月04日17:51 第23話「キュアサンシャイン誕生ですっ!!」 キュアサンシャイン誕生回。 おお、力入ってるなあ。 ポプリは引き続き拉致されていたものの、つぼみエリカによりなんとか救出されたは 良かったものの、今度はポプリがいつきに夢中。 キュアムーンライトの夢を見たか云々はうやむやなままだったな。 何はともあれ無事プリキュアの変身アイテムが発動してキュアサンシャイン誕生。 しかし前二人の時とは違って元々武道をやっていたサンシャイン登場時のスペックの 高さは異常だな。 本放送の時見始めたのは本当の後半だったからそれほど感じなかった…というよりは それを遥かに上回るムーンライトがいたからそんなに感じなかったのだろうが、動きの 綺麗さや可愛さに対するこだわりに関してブロッサムマリンの一つ上を行っているな。 で、名乗り挙げて口上を終えたところで今回は終了。 見ながらこれホント終われるのかなと思ったらホント終わらなかった。(笑) さて、次回がまた楽しみだな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#24 2011年08月05日17:25 第24話「こころの大樹の危機!プリキュア、飛びますっ!!」 キュアサンシャインの闘いが続く。 そして、戦い終わって3人に心の大樹から呼びかけがあり…。 ダークさんに付けられて3人までピンチかとなった時には何をやってるんだと思ったが、 実はそこまで、ポプリが生まれた時点から繋がっていた一連のものだったのね。 より見つけづらく、かつ新たなシールドも張られたのでこちらはひとまず安心と。 しかしまあ、サンフラワーイージスとか心の大樹のバリアーは、光子力研究所の 「割れるバリアー」の流れを見事に作劇上の演出として踏襲してるわな。 割れたりとか間に合うか間に合わないかとか。 まあ技という部分でいえば、プリキュアたちとダークさんの力の差という設定がここで 生きてる。 まだ3人でも倒すことかなわないけど守り抜くくらいはようやくできるようになった。 というのが今回の落としどころ。 そのぎりぎり感がバリアーの間に合うか間に合わないかにかかってきてて物語の緊迫感を 生む。 そして、これからどうするのかという前振りにもなっていると。 そして、今回が24話目でほぼ話の折り返し。 OPやアイキャッチなんかに4人目はもうてできそうな雰囲気は出てるし、けどそれだけで 足りちゃっていいの? サバークの上にはさらにデューンがいるというのが見えてるし。 まあ2周目だからこそ見えてる事もあるけれど、改めてうまさを感じています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#25 2011年08月08日19:44 第25話「海へゴーです!いつきウキウキ夏合宿!」 あれ? いつの間にかキュアサンシャインまでOPに出てる? ん? アイキャッチも。 EDも普通に踊ってるぞ? まだゆりさん仲間入りしていないのに。(バレてはいるけれど) 一方で、3人での変身バンクが心なしか中途半端。 最初よりは良くなったけれど、ゆりさん入りOPといい全然間に合ってなかったのかなぁ。 まぁそんなことはあれど合宿回。 いきなりいつきを呼び捨てかい! って思ったらいつきからもツッコミ入れられている。(笑) シプレとコフレは人形化してる時にポプリそんなに動いてて大丈夫なのか?と思ったら やはりふたりからも指導が。(笑) ファッション部としての合宿!ということで部長のえりか主導でいつきが右往左往して いたのが、プリキュアとしても合宿だ!という話になったら今度はいつき主導で。 当然のごとく砂漠の使徒の幹部たちも同じ浜辺で合宿だ。(笑) で、心の花が弱っていそうな子がいたから今回はその子かなと思っていたら次回 持越しで今回はvs大幹部たちとのバトル。 キュアサンシャイン強いなぁ。3vs3のバトルが初めて出来るので結構気合入っている。 全部パンチは初登場か。(それ既にパンチじゃないって) 危うくサソリーナが浄化されそうになり、慌ててコブラージャクモジャキーが助けに行く。 これが後々のサソリーナ途中退場に繋がる布石になるのだな。 プリキュアチームも一ランク上がったという事も示している。 さあて、ツッコミどころは他にもあったが楽しい合宿も次回に続く。 合宿の成果はあらわれるのか? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#26 2011年08月11日11:14 第26話「勇気を出して!友達になるって素敵なんです!!」 あれ、すっかり書いた気になっていた。>この回(^^; キュアサンシャイン無双は続く。 まぁ、特に今回心の花が枯れそうになるのは前回前振りのあったいつきに憧れてて 声もかけられないファッション部のなおみちゃんなのでこれは当然といえば当然か。 水筒のお茶攻撃は物理的に熱そうで嫌だな。 あと、今回は前回ほどクモジャキーのふんどしが異常に長くない。 クモジャキーの合宿の成果である必殺技がブロッサムのフローラルパワーフォルテッシモに 敗れるあたり、最弱さんも合宿の効果があったということか。 けれども、すべての裏の原動力はえりかというあたり、実は3人の役割分担のはっきり している非常にバランスの取れた回だったのかな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#27 2011年08月11日11:15 第27話「おじいちゃんはイケメンさん?キュアフラワーの初恋です!」 これはお祖母ちゃん最強じゃないか! 可愛いし強いし旦那さんはイケメンだし。 可愛いに関しては現役4人がそれぞれ個性的な方向に向いているのに対して正統派。 強いに関しては元最年少空手チャンピオン。 旦那さんは何度かブロッサムたちを助けた絶望先生顔な美形で、声が堀内賢雄、 しかも花と音楽を愛する正統派の色男。 このキュアフラワーならvsデューンでも単独で渡り合えたかも。 で、まぁ今回心の花が枯れそうになるのはつぼみの幼なじみの男の子。 この子とつぼみのオルゴール受け渡しがお祖母ちゃんとおじいちゃんの時と対比に なっていて、お祖母ちゃんはキュンしてるのにつぼみは大ボケという。 まぁつぼみは(正体の知らない)おじいちゃんの若い頃バージョンにはキュンキュン してるわ(正体を知らなかった)いつきにも惚れるわなのでまぁあの子は範囲外なの だろうな、今のところ。 しかしまぁサソリーナの弱体化とキュアサンシャイン無双は続くなぁ。 こういういのが全体の流れとなってまたひとつの結果に行き着こうとしているのが、 当然とはいえ心地よいです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#28 2011年08月12日06:58 第28話「サバーク史上最大の作戦!夏休みの宿題終わりません!!」 おお、何かこれは今までありそうでも無かった発想だな。(知らないだけかもしれないが。) しかしこれでも勝っちゃえるのか。ホント強くなったなぁ。 今回のえりかもいいところついてるよなぁ。 宿題やりたくないというデザトリアンたちと同じ立ち位置やら、暑くて面倒くさいから 朝ごはんはアイスだけとかいう生活してたらいざ戦いが始まったときにまっさきに バテたりとか。 けど、それでも奮い立って勝つために元気の出るこころの種を使ったのが評価の 分かれるところだろうけれど、おかげでピンクなキュアマリンという一瞬何が起こったんだか 分からない状況を生み出せたのでアレはアレでよかった。 というよりはよくやったと思う。テーマカラーを持ってキャラクタ分けをしている作品で あえて他のキャラのテーマカラーを被せてみるってなかなかやらないしやりたがらない からねぇ。(たぶん) こういうちょっとした実験的なことをいろいろやってほとんど外さないのはほんとすごいと 思うよ。さすがプロフェッショナルだよな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#29 2011年08月12日18:10 第29話「夏、ラストスパート!私のドレスできました!!」 前回がえりか回だったからか、今回はつぼみ回。 夏休みに京都の五条大橋から東海道通って東京まで自転車で走破をしようとした つぼみたちのクラスメイト。 つぼみも夏休みの目標として自分のデザインした服を自分一人で作り上げる事を 目標に頑張る。 無事ゴールである学校にクラスメイトの子がたどり着き、つぼみが自分の作っている 服と同じ生地を使って彼にメダルを作って送ってあげたのだが。 話の持っていき方としてちょっと難しいかなと思いつつも子供向けとしての王道に近い ところには落とせたのかな。 あと、今回は「視聴者デザインの衣装をつぼみが着る」というのがひとつあったので そういうのもあって全体におとなしめだったのかもしれないな。 とはいいつつも希望が浜は東京に近いどこかであるらしい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#30 2011年08月16日00:48 第30話「ポプリが家出!いつき、ボロボロです!!」 ポプリ家出回。 そしてゆりといつきの初顔合わせ回。 このタイミングでゆりを出してきたのはそれなりに訳があるのだが…、って次回はいよいよ コロンの話か。 キュアサンシャインがピンで活躍する回はホント良く動くな。 技も攻守取り揃えてるし、ってまあこの今のパワーバランスが未来への布石になり…って まずはキュアムーンライトの復活が先だ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#31 2011年08月17日00:40 第31話「悲しみの正体!!それは、ゆりさんの妖精でした…」 ダークブレスレット登場回、シャイニングミラージュ登場回、文化祭への布石、サソリーナ 途中離脱布石、コロンの思い出話の布石と前回の回収、最終回布石、作画崩壊、 相変わらずえりかは真面目なシーンでもちっちゃくバカやってるし、合宿回の特訓は 続いてたし、アバンの戦闘はフォルテッシモだけかいだったり。 今回は下手するといつもの倍くらいのネタを詰め込んでいたんじゃないかと思える くらいの詰め込み具合。 その分ひとつひとつの要素がけっこう雑。 こんなのは初めてじゃないか? でも今までなかっただけに何か不思議。 そしていよいよ次回ムーンライト復活か。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#32 2011年08月17日23:09 第32話「イケメンさんと対決?そんなの聞いてないです〜!!」 ハートキャッチミラージュ初登場。 プリキュアパレスも初登場。 そしてコッペさま…。 宝が欲しければ私の屍を超えて行けか。 というか、つぼみは徹底してイケメン好きだな。(笑) キュアフラワーはやっぱり強いんだな。 ハートキャッチミラージュだけでデューンと引き分けに持ち込めただなんて…。 とみるべきか、 これからブロッサムたちは毎回このミラージュを使い続けられるのにキュアフラワーは1回の 使用でパフューム破壊してしまったのか、と考えるべきか。 まあ何はともあれムーンライト復活の道筋は出来た。 次回ムーンライト復活! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#33 2011年08月19日00:37 第33話「キュアムーンライト、ついに復活ですっ!!」 ついにコロン登場。 そして、キュアムーンライト復活。 しかしまぁ、えりかの「ゆりさん、私の胸で泣いて!」は良かったなぁ。 身長差が故に絵面は完全に逆なんだけれど、そんなことなど気にしない。 言葉にすると何それ?なんだけれど、それでもいいんだよなぁ。 しかし今回は坂本千夏日高のり子に加えて鶴ひろこっていつの時代だ>声優陣 と、それらはさておきせっかくのシャイニングフォルテッシモもあっさり破るとはダークさん むちゃくちゃだなぁ。 で、キュアムーンライト復活というところで引き。 で、さらにハートキャッチミラージュもまだ使ってないし、これからガンガンレベルアップして いき、もうじき私の見始めた頃になるのだな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#34 2011年08月20日00:30 第34話「すごいパワーです!キュアムーンライト!!」 何この本気回! これ完全に子供達(視聴者として)置き去りだろう。 完全復活したムーンライト強すぎる。 そしてまあアクションシーンの気持ち良いこと! このシリーズで初めて見た話がこれだものな〉私 そりゃあ「何これ!」にはなるわな。 にしてもこの回はやはり異常だ。 最終回でも再び聞くことになる台詞まで入ってやがる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#35 2011年08月22日23:43 第35話「ワクワク学園祭!ファッション部はバタバタです!!」 学園祭準備回。 まあこういう時は過去のゲストキャラも出しやすいし、話も広げやすい。 そしてヒーローものの定番、変身したくても変身できないシチュエーションがようやく登場。 前述のゲストキャラ多数というのがそこで繋がるという構成のうまさ。 あと紹介済みのキャラ多数なのでキャラ達は勝手に動く。話もスムーズ。 ムーンライト初の単独戦闘。 ブロッサムたちにとっては初の戦闘見学。 はたしてこれが次回の先頭にいかされるのか? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#36 2011年08月25日00:41 第36話「みんなが主役!私たちのステージです!!」 そして学園祭回。 準備回に引き続き今までのゲストキャラがいろいろと。 そして今回心の花が枯れるのはあやとまゆ、OPとEDを歌う二人がそのまま軽音楽部の ボーカルとして登場。 そして今回は変身バンク4人バージョン初登場。 さすがにボリウムがある。 そして四人が四人とも役割があって良いイントネーションとなっている。 ひとりひとりの見せ場は少ないがこれはこれで面白い。 ムーンライトが相手をボコボコにした後、サンシャインのエネルギーを得たブロッサムと マリンが相手を浄化というパターンか。 そしてそして。 戦い終わってファッション部と軽音楽部の合同ステージで歌われる歌は…。 実はこの曲、もう一回出てきます。 ものすごっく良いところでね。 ああ何か思い出しただけで泣ける。 この曲の意味があそこで被るわけね。 わあ泣ける。 ほんと油断ならないです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#37 2011年08月27日00:36 第37話 「強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!」 デザートデビル初登場。 4人フォルテッシモも初登場。 けれども、このままじゃいけないと更に強くなるために再びプリキュアパレスへ。 こと前向きさということではえりか最強だな。 まぁえりかに限らず、いつきもゆりもかつて心の花が枯れかけたことがある。 その時の自分との戦い。今は仲間が引き上げてくれた。 けどつぼみは?というところで今回は引き。 絵的には各々の自分との戦いシークエンスは泣けるんだよなぁ。過去のシーンと 重なるから。 そして過去の自分も受け入れてまたひとつ強くなる3人。 ベタだけれどとても好きな回のひとつです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#38 2011年08月30日00:06 第38話「プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!!」 スーパーシルエット初登場。 そしてオーケストラさんも初登場。 巨大なデザートデビルをさらに巨大なオーケストラさんの拳で叩き潰すという一瞬 何が起こっているのかよく判らない…けどこれは戦隊ものの流れで読み解けば良いのか? と正直戸惑う部分はあるものの、これもさらなるインフレの段階に過ぎないと見れば よいのか。 いや、オーケストラさん好きだし、最終回のあの技を衝撃的に見せる為には必要 だからなあ。 まあそれよりも何故デザートデビルがプリキュアたちを以てしても鍵がないと辿り着けない プリキュアパレス周辺まであっさり辿り着いたのかが良く判らない。 まあけれども、ブロッサムより強いブロッサムミラージュやスーパーシルエット登場前までは 圧倒的に強かったデザートデビル。 ブロッサムが戻らない状況下でまず最初の一歩を踏み出すのはマリンだとか、そういえば 文化祭の時のあの曲はこの回でもかかっていたんだなとか好きなところの方が多いのは 変わらない。 今は一歩一歩最終回に向けて。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#39 2011年08月30日23:02 第39話「えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!!」 アイデアの泉の奔流についカマケて散らかってしまった部屋(自称)を片付けるために キュアマリンに変身したえりか。 そんな事でマリンタクトを使い部屋を浄化しようとしたマリンに対して怒ったパートナーの コフレはタクトを持って家を出るのだが。 実はこれ、メインストリームに載っかっているエピソード以外で一番好きな回かも しれない。 この有り得ない設定もさることながら何よりもこのえりかというキャラが作り手に 愛されていることをひしひしと感じさせてくれるだよな。 スナッキーたちの重大な秘密も含めて思わず笑顔な回なのでした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#40 2011年09月01日00:03 第40話「さよならサソリーナ…砂漠にも咲くこころの花です!!」 気がつけばもう終盤戦。 ついに風呂敷の畳み始めとしてさよならサソリーナ回。 コブラージャとクモジャキーの仲間思いなところは砂漠の使徒としていいのか?と いうよりはダークブレスレット付けているにせよ徐々に浄化はされていたのだろうな。 で佐藤君がハーレム嗜好なのは置いといて(笑)、この回が好きなのはサソリーナの その後の描き方。 情報は提示するけど答えは出さないんだよな。花言葉の意味深なところから いろいろ想像はさせるんだけれどそれ以上は出さないんだよな。 山の中の療養所で目覚める女性。 後は視聴者の数だけ存在する物語。 彼女に涙。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#41 2011年09月02日00:41 第41話「妖精が変身!?プリキュア劇団はじめました!!」 妖精たちの人形劇回。 お昼寝してる子供たち→デザトリアンとプリキュアの戦いの中で巻き起こった風で カーテンがバサッと開いて暗い室内にいる子どもたち目線で陽の光と共に目に映る 戦いの風景。 このシチュエーションが好きなんだよなあ。 他にも多彩な技だったりムーンライト登場シーンだったりいいよなあ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#42 2011年09月02日23:28 第42話「とまどいのゆりさん!ラブレター見ちゃいました…」 タイトル通りのラブレター回。 OPにオーケストラさんも初登場がこの回からだったか。 それにしても懐かしい小ネタ小道具の連続だったな。 本当にベタベタで。 カキワリの雲とか遠くからブロックサインとかもういつの時代だよって感じです。 けどそれがいいんだよなぁ。 なんて和んでいるうちにダークさん復活。 スーパーシルエットなプリキュアたち4人相手に圧倒的な力を披露。 コブラージャが少しだけ浄化。 気がつくともうこの先もう最終回に一直線なんだよな。 今回はそれほどでもなかったが次回なんて最終回観た後だから泣く自信あるぞ。 残り7話! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#43 2011年09月06日08:22 第43話「あたらしい家族!私、お姉さんになります!!」 つぼみ、お姉さんになる&FLOWERHANASAKIで4人がお手伝い回と言えば よいのかな。 これも最終回の為のネタ仕込みだったとはねえ。 すっかりやられてしまったよ。 ブロッサムは気のせいか今までより強くなっている気がする。 今までプラスお姉さんの意識を持ったことでひとりでもここまで出来るようになったと いうことなんだろうなあ。 これでようやくそういった面でも最終回展開に入れるということか。 次回、キュアフラワー登場。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#44 2011年09月06日23:34 第44話「クリスマスの奇跡!キュアフラワーに会えました!!」 クリスマス、キュアフラワー回。 デューン様とブロッサムたちの初顔合わせ。 嘘をつき続ける女の子と嘘をつかなければその子がついたクリスマスイブにプリキュアと 会えるという嘘を本当にしてあげるという約束をするつぼみ。 ところが約束の時間に、街中で楽しそうにしているカップルを尻目にケーキ売りの バイトをしているプリキュアラブな青年が心の花を枯らしているのを見つけた コブラージャとクモジャキーが彼をデザトリアン化させる。 約束を果たせないままデザトリアンとの戦いに赴くブロッサムたちだが、砂漠の使徒 大幹部二人の力が合体したデザトリアンに動きを封じられてしまう。 そこに現れたのは…。 と、ここまでベタなネタを小気味よく積み重ねた上に、さらにキュアフラワー登場。 しかもブロッサムたち4人合わせても比べものにならないほどの圧倒的で多彩な技を みせつける。 当然エクスキューズが付くけれどね。 と一段落付いたところでラスボスデューンが登場。 と、まあなんと理想的な回。 しかもここから最終回までの怒涛の展開の始まりという至福。 もう一々子細に語っていったらきりがないよ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#45 2011年09月07日23:39 第45話「もうダメです…世界が砂漠になりました…」 圧倒的な力の差でブロッサムたちを無力化し、キュアフラワーから封印された力を 取り戻し、心の大樹を一瞬にして枯れさせたデューン。 という今まではいったい何なのだとばかりのAパート。 で、無力感に打ちひしがれる4人から始まるBパートだが。 希望が見え始めてからの展開がホントに素晴らしいんだよな。 全力でデザートデビルを倒し惑星城へと向かう4人。ひたすら熱く、そしてユーモアを 忘れない展開はホントすごいよ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#46 2011年09月08日17:30 第46話「クモジャキー!コブラージャ!あなたたちを忘れません!!」 クモジャキー対キュアマリン。 コブラージャ対キュアサンシャイン。 1対1では圧倒的な戦力差であったのが、コフレとポブリがそれぞれ一人では ないことに気づかせてくれて…。 ひとつひとつの動きが流れるように次の動きに繋がっていき、それがとてもキレイ。 熱い曲がそれを彩り、しかしそれはいつの間にか悲しいメロディへと変わっていく。 そうやって紡がれていくクライマックスの1シーン。 それはダークさん、ダークプリキュア対キュアムーンライトへと続く。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#47 2011年09月10日00:04 第47話「嘘だと言ってください!サバーク博士の正体!!」 ダークさん対ムーンライト。 この回は地球をバックに啖呵を切るブロッサムに尽きるかな。 この啖呵を切る直前のカットがまたホント凛々しいんだよね。 強くなったな。 一方で今回はお笑い担当のマリンとサンシャイン。 タンマといいプリキュアファイト!といい、プリキュア大爆発からの流れといい、すっかり マリンに毒されてますよ〉サンシャイン(笑) そして、復活の時と同じ台詞でダークさんと戦うムーンライト。 戦いは続く。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」#48 2011年09月10日11:18 第48話「地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です!」 今、万感の思いを込めて… 月影ゆり! 文字通り47話分積み上げて来たものの結晶としてのこの48話。 妹が消え去り父が消滅し、怒りに身を任せようとした彼女の目を覚ますつぼみの 一言からの怒涛の展開はもう言うことはない。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ハートキャッチプリキュア!」最終話 2011年09月10日13:56 最終話 「みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!」 プリキュア夢幻シルエットでのプリキュアこぶしパンチ! 最終的にはこれにすべてを持って行かれたが、そこに至るまで 圧倒的な力の差に対してキュアマリンの 「まったく、たった14歳の美少女が…」から、1話冒頭でかかったBGM「宿命の戦士」に 載せてひとりひとり戦いの地に赴くさまは本当に痺れた。 そしてさらにAパートで戦闘が終わってBパートで 「たった14歳の美少女が…」がえりかによって再び使われた時の泣き笑いさ加減と いったら、このために今まで見続けてきたんだなと思えるほど。 で、そこまで創り上げられた上に最後の最後、4人の写真の前に立つつぼみの妹 ふたばであろう幼い姿が、(顔を映さず)変身アイテムのコンパクトを握りしめるという 構図のみで語っているショットがもうなんとも言えない。 さて、あらためて全話通して観た訳だが、ここまで全話通して面白い作品だとは思って いなかった。 何よりも上手いよな。ベタな部分やこの手の物の制約は当然あれど常に先を 見据えての伏線の張り巡らし方といい30分4クールという枠をよく使い切っているなぁと 本当に思った。 特に最後のほうは今までの積み重ねだものね。 細かいことを言えばサバークやダークプリキュアはもう少し使いこなせたかなとも思った けれど、最後ちゃんと昇華したし、何よりも今までの積み重ねの上でデューンを倒す ために何をしたのかというところが凄いと思った。  まぁ個人的にはね、「まどか☆マギカ」の影に少々隠れてしまった感はあるものの、 正直こちらのほうが好きだったりします。 あとはそうそう、やはりほかのプリキュアシリーズはあまり好みではないかもしれない。 今放映されているスイートプリキュアがかろうじて引っかかるかどうかといったところか。 こういうプログラムピクチュアの特異点のような作品に出会えた事に本当に感謝しないと。

ページの先頭へ戻る