ピンポイント映画館

ザ・インターネット

この映画、原題を『THE NET』と言います。
英語でTHE NETと言った場合(THE BOOKが聖書を差すように)、インターネットのことを差します。ですから、この邦題は間違いです。

  • ザ・ネット
  • インターネット
  • ジ・インターネット
発音などを考慮するとこのいずれかになるはずです。
タイトルだけで議論がされるのは『裸の銃を持つ男』シリーズくらいかも知れません(どういうことかわからない人はリクエストのメールして下さい)。

さて、映画の内容はと言うと、人付き合いがへたくそなお姉ちゃん(職業:プログラマ)がある日ちょっと面白いWEBサイトを見つけたところからスタートします。このお姉ちゃん、コンピュータウィルスを捕獲しては遊ぶというとんでもない趣味を持ってたりするのですが、何しろ人付き合いが嫌いなので、はやりの在宅勤務しています。ボケの始まった母親を施設に放り込んでおいて、いい気なもんです。

この直後、このお姉ちゃんは旅行に出かけます。しかし、旅行先で悪い男に引っかかり、殺されそうになります。

若い女性の一人旅はどの国でも危険なんですね
それだけならよかったのですが、あろう事か、パスポートをはじめとする身分を証明するものを全てなくしてしまいます。
全部、悪い男とその仲間の仕業です。気をつけましょうね、みなさん。

なんとか、身分を偽造して家に帰り着いたのですが、なんと家が売られている!
もちろんあわてます。

会社に行けばなんとかなるかも知れない・・・・
そう思って出向いたのですが、残念なことにこのお姉ちゃん、会社の人をほとんど知りません。

他の社員に紛れて忍び込んだお姉ちゃんは自分の名前を使ってちゃっかり仕事している人を見つけます。うーん、許せない。当然何とかしないといけません。多分、あの女、悪い男の仲間に違いない。
早速、ビルの警報を鳴らして皆が避難したすきにその女の机に行き、パソコンをいじります。
必要なモンをいただいたらもう用はありません。

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