自己紹介のページを見ている酔狂な方ならわかるんでしょうけど、一応コンピュータがメインの会社に勤めてます。
こういう仕事ってまだまだ世間様にはなかなか認知されていなくて、
「いったいどういう会社でどういう仕事しているの?」
とよく聞かれます。
うーん、どういう仕事してるんだろう?
こういうのって、具体的なイメージがわきにくいんですよね。
パン屋ならパンを売ってます。
大工なら家建ててます。
寿司屋なら寿司握ってます。
でも、うちの会社はコンピュータを作っているわけでもないし、売っているわけでもありません。難しい言葉で言うと
受託計算業務
と言うヤツです。しかし・・・・これですぐにどういう仕事かわかる人って、なかなかいないんじゃないかな?
字の通りに解釈すると
どこかから何かを請け負って計算する業務
ですか・・・・さっぱりです。ちなみに高校時代の同級生や最近知り合ったチャット仲間でもどういうものかがわかった人は(実際にやっている人を除いて)いませんでした。
しかし、これで終わりではありません。
「夜勤がある」
と言うと、さらに首をひねるんですね。で、たいていの人が出す結論が
「そうか、たくさん処理することがあるから夜までかかるんですね」
おいおい!大学の情報学科に通っていながらその結論かい!
しまいには人材派遣会社から総務へ来ている人から聞かれてしまいました。
「うちの会社って何やってるの?」
・・・・聞き返してみました。
「何やってると思う?」
「うーん、いろいろ来ている書類からすると・・・・リース会社?」
「・・・・(絶句)」
「あ、でも他にもあったっけ・・・・NTTの代理店?」
受託計算業務とは他の会社の会計業務などで必要な計算をコンピュータ処理するのを請け負う仕事です。
自分のところに大きな業務用コンピュータを置き、その中にいろいろな処理プログラムを入れ、客先にデータ入力用の端末を置いて、昼間データ入力(売り上げなど)をしてもらって、夜間その入力したデータの集計を行う、と言うのがおおざっぱな流れ。
データ入力用の端末はリースで行うものもあるし、端末とコンピュータを結ぶ回線はこちらでまとめて管理して、毎月の請求の中に組み入れているものだから、上記のような現象も起きるんでしょうか?
これでも、業務のコンピュータ化という流れの中では非常に重要である意味花形なんですけど、実際は力作業です(本当に力を使うのではなく、ただひたすらに量をこなすという意味)。ま、この辺のところはまたの機会にでも紹介しましょう。
以上。 |