雑記帳


知能指数を考える


学歴社会、受験戦争・・・・イヤな響きですね。

いい会社に入るためにはいい大学へ。いい大学に入るためにはいい高校へ。いい高校に入るためにはいい中学へ。いい中学へ入るためにはいい小学校へ。いい小学校に入るためにはいい幼稚園へ。いい幼稚園に入るためには・・・・?

  何でも幼稚園に入るための予備校もあるとか・・・・

そこまで苦労して会社に入っても・・・・幸せになれるとは限らないのにねぇ・・・・

こうした学歴・偏差値社会の中でよく使われる単語が知能指数。IQとも呼ばれていますね。
「IQ200の天才児」
「IQ160の知能犯」
新聞・雑誌に載ったり、映画などのネタになったりしていますね。

では質問。IQ200は天才か?
答えはノー。

なぜか?

これを理解するためには、知能指数というものがどういう目的で使われているのかを知る必要があります。
知能指数というのは主に知能テストと呼ばれるテストで検査されます。この知能テスト、小学校などでよく行われているのですが・・・・

テストの内容は簡単で、
紙に描かれたもののかたちが同じかどうか
積んであるブロックの数がいくつか
( )に入る助詞は何か
といったものばかり。

では、これで何がわかるのか。

知能テストでわかる知能指数というのは

その人の知能が年齢相応に発達しているかどうか

です。

で、このIQは100を越えていれば正常、と言う程度のものでしかありません。

100を下回っている場合は俗に言う、『知恵遅れ』と判断され、いわゆる普通の子とは違ったカリキュラムで教育することになります。

そのために、IQは

100以上では全く意味のない数字

となっています。

もしかしたらこれを読んでいるあなたのIQは300あるかもしれません。

ただ、俗に『頭がいい』と言われる人のIQが高いのは事実です。

しかし、これはただ単に、

テストの才能があるだけ

で、それが果たして生活の役に立つのか?と言うところになると、首を傾げなければなりません。

頭がいいとか、いい大学を出たとかいうのが幸せなのかどうか、もう一度考えてみてはどうでしょう。

以上。



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