雑記帳

自動車を買おう

試乗しよう


さて、試乗車の準備が出来たらチェックの目を光らせながら、乗りましょう。
運転席に座ったら、とりあえずシートの位置・ハンドルの高さなどを調整。

試乗=乗り心地の確認
ですから、自分の運転しやすい姿勢、すなわち普段の姿勢をとることが大事です。
余談ですが、ここで「ばっちり」というポイントに設定できない場合、その車とは縁がなかったとあきらめるのも判断基準の一つと言えるそうです。いろいろ乗り比べればわかりますが、どうしても体格的にあわない車というのが結構あります。また、体格以外にもそれぞれの「運転しやすい姿勢」というのは違うので、どうしてもあわせられない場合、よほど気に入った車でもないならあきらめてしまった方がいいのではないか?と思います。

シートポジションをあわせても、まだエンジンはかけません。
ちょっとハンドルを握って、アクセルに足を軽く乗せてみましょう(踏んではいけません)。今まで乗ってきた車と比べると、少なからず違和感があるはずです。例えば、「シートが堅い気がする」とか「ハンドルが大きい」とか。違う車に乗っているのですから、違和感は当たり前です。この時点では、この違和感を覚えておくのがポイントです。

さて、エンジンをかけて発進です。今回僕は全部AT車に乗っていますので、エンジンをかけてDレンジに入れ、ブレーキを離すとクリープ現象でゆっくりと走り始めますが、いろいろ試乗して気付いたことが一つ。

車が違うとクリープ現象のかかり具合(?)も違う
ゆっくりと走り始める車、すぐにスルスルと走り始める車、一呼吸置く車、この辺は好みの問題ですね。

さて、実際の道路にでたらアクセルを踏んだときの加速具合、ハンドルを切ったときのまわり具合、ロードノイズ(タイヤが拾う音)を含めた車内の音、前後左右の見切りの善し悪しをチェックしましょう。

そのための試乗ですから

「そんなの良くわかんないよ」と言う場合はこんな運転がいいとか。

1.カーステレオをつけておく
どの程度聞こえるか。ボリュームがたいして小さくもないのに聞こえにくい場合、そもそものスピーカーの配置が悪いか、ロードノイズを拾っているかのどちらかです。

2.止まっている状態から40キロまで加速
街中では40キロくらいが普通の速度です。ここまでの加速が自分なりのアクセルの踏み具合と比べてどうか、さらにその速度を維持していくのが楽にできるか?もポイントです。

3.交差点を左に小さく曲がってみる
交差点を曲がるときに大きく外側に膨らみながらまわる癖がある人には辛いと思いますが、あえて小回りしてみましょう。

このほか、車評論家さん達の間では「オーディオの操作がしやすいか」とか「メーターが見やすいか」というのがポイントになっているようですが、オーディオの操作は停まっているときにすればいいし、メーターを見ながら運転するわけではないのですから、あまり気にしなくても良いのではないかと思います。

そんなこんなで、戻ってきたら最終チェック。最初に感じていた違和感はまだ感じるか?感じないのであれば、単に「違う車だから」というもの。まだ感じて、イヤな感じがするのであればそれはどこかしら気に入らない部分がある証拠。選択基準として非常に重要です。

なお、営業マンが同乗する、しないの違いがありますが(同じ店でも営業マンによって違う事がある)、どっちもどっちです。
同乗するのであれば、運転しながら「ここはどうなの」「そこはどうなの」といった質問タイムですし、同乗しないのなら下取り査定をしてもらっておきましょう。



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