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| 2009年8月1日 |
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CONTAX TVS DIGITAL
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1983年、ケニー・ロバーツとフレディー・スペンサーが繰り広げたデッドヒートは、二輪世界GP史上というより、すべてのモータースポーツシーンの金字塔とも言える名勝負だ。(勝手にリンク)
全12戦のポールポジションと決勝の勝者に彼ら以外の名が刻まれることは一度もなく、共に6度づつ分け合った結果、僅差で2年目の天才ファーストフレディーがキングケニーを王座から引きずり降ろした。
このシーズン、時には3位以下を周回遅れにしてしまうほどのすさまじさで、二人だけが異次元の世界を走っていたのだ。
フレディーのホンダは、並みいる4気筒勢を圧倒的運動性能で抜き去るべく開発された、16インチホイール、3気筒エンジンの超軽量コンパクトな革新的マシンNS500。
迎え撃つケニーのヤマハは、あまりにもハイパワーで過敏な特性が扱い辛さを生んでいた前年の失敗から、人間の感性にマッチするべく穏やかな過渡特性を与えられた最新のアルミデルタボックスフレーム4気筒0W70。
二人の天才と2台の革新的マシンが生んだ名勝負はいつまでも語りつがれてゆくだろう。
コルクグリップ、スクリューシート、ウッドスペーサー…
「鱒の森 NO.3 夏号」を見て、僕は少々愕然としたのだった。
まるで印を捺いたように、ほぼすべてのブランドがほぼ同一の仕様でロッドを作っている。
もちろんスペックに違いがあり、材質にも差異はある。
だけど僕はもうウンザリだ。
カリンだメイプルだ紫檀だと謳っているが、そんなこと僕はどうだっていいっていうか、重くて精度の悪い金属スクリューとウッドパーツを使うくらいなら、fujiの樹脂パーツの方がよほど軽量且つ高性能で要求に合致しているし機能的で美しいと思っている。
トラウトロッドになにかしら感じる閉塞感、思い過ごしなら良いのだが…
僕は革新派とまでは呼べないが保守ではない。
釣果にはこだわらないが、釣るための機能は追求してしまうたちだ。
REVOLVER532も、ブランクスの性能にはとことんこだわった。
僕の考えるミノーイングロッドの理想像に対し98パーセントくらいの完成度、つまり、ほぼ理想のロッドが出来上がったというわけだ。
言うなればNS500の革新性と0W70のヒューマンフレンドリーな特性を両得出来たとも表現できるだろう。
この竿の持つ、まるで腕の延長のようなコントローラブルかつシャープなフィーリングこそが、僕がカーボンロッドに求めた特性そのものなのだ。
遠い祖先にターゲットがある事を僅かだがはっきりと伝えるこの竿に、僕は深く満足しているのである。
そして、マットブラックアルマイトとゴールドスクリューは、僕の反骨の証なのだ。
今はトラディショナルと呼ばれているどんなプロダクトも、その登場時にはエポックメイキングであったことを、これからも意識しつつモノを作って行きたいと考えている雨の夜なのだ。
追伸、
僕が愛してやまないオリンパスのOMシリーズ、XAシリーズ、そしてPenの設計者である、我が香川が生んだ真のエポックメイカー米谷美久氏が亡くなられました。
あなたに心より感謝と哀悼の念を捧げます。
ありがとうございました。
そして、さようなら。
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OLYMPUS OM1 ZUIKO 50mm/3.5macro RVP-F
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2年ぶりの仙台は、初めて訪れた時とまったく変わらない包容力でもって僕らを迎えてくれた。
何人か新しい友人も増えたし、念願の40cmオーバーのヤマメとも対面できたし(バレましたけど)、ガラス工房「尚」のガラスとヴェスパも見られたし、そのガーデンで親方がドラム缶で焼くピザも食ったし、大ちゃんの52cmのふくらはぎも拝んだし、いうこと無しの旅行だったなー。
友人達よ、感謝!
ヤマメとアマゴの違い。
写真を整理していてまず感じるのは体色の違いだ。
もちろん生息環境に大きく左右されるのだろうけど、おしなべてヤマメの方が茶色が強い気がするな。
徳島の吉野川の色はエメラルドグリーンで(REVOLVERのブランクスカラーのモチーフでもある)、それは鉱物や植生によるものだそうだ。
だからアマゴも、ほぼグリーンと言ってよいくらい緑緑した個体が釣れる支流もある。
とすると、東北のヤマメの茶色の強さは、落ち葉のタンニンの色だろうか?と想像しているのだ。
急峻な四国の山々とは違い、深い森をなだらかに下る東北地方の河川に育まれたヤマメは、その養分の色である茶色を纏うのだろう。
それぞれの森の色を映す魚、その魚を追って森を彷徨う人間、渓流釣りとはなんとロマンティックな釣りだろうと思う。 |
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CONTAX167MT VarioSonnar T*28-70mm kodak BW400
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先週、毎年恒例のシイラ釣りに行ったのだけど、シイラはどこにもいなくて、カツオもエサ釣りでチビ2匹のみ、サバだけは丸々と肥えた大物が次々に釣れたが、全体的に貧果に終わった。
しかしオフショアの釣りというのは、日常とはまるで違った体験の連続だから、僕はまったく飽きないのだ。
デッキで波に揺られるのも、太陽に焼かれるのも、青黒い海に吸い込まれそうになるのも好きだ。
友人達とそういった非日常を味わうことが出来るのも、もうそう多くは無いんだと考えると、釣れんなーと笑いながら糸を垂れることが何とも愛おしく感じられる。
写真は去年の物。
輝く太陽ときらめく海。
満月に絞られる釣り竿。
日焼け跡が少ししみる帰りの温泉から眺める夕暮れの海。
またすぐに行きたくなるのだった。 |
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| 2009年7月13日 |
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OLYMPUS OM2 ZUIKO 50mm/3.5macro RDP3
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フィッシングベストのゲームポケットに、500mlのペットボトルを入れて釣りをする。
この時期はまだ、暑さと言ってもたいしたことはない。
これからは、飲み物など持ち歩く必要のない、源流域への釣行がもっぱらになる。
一昨年買ったsnowpeakのコンパクトバーナーが、小さいカートリッジを使えば、本体ごとマグカップにすっぽりと収納できて、とても重宝している。
渓流で本格的にコーヒーを淹れるほど、僕は垢抜けてはいなくて、大抵はUCCの紙コップに入ったインスタントの奴、あのコンビニならどこでも置いてある安物を、沢水を湧かして飲むのが好きなのだ。
その時の体調も多少は影響するのかも知れないが、水系によって明らかにコーヒーの味は違って、そういうことも、近頃は釣りの大きな楽しみの一つとなっている。
そんなことを意識し始めると、なぜ水の味が違うのかと、少しは調べてみようという気が起こって、四国を横断する中央構造線を境に、南北で鉱物の組成が全く違っていることを知る。
長い間釣りをしていると、時には大物を釣る幸運に巡り会えたり、大漁に興奮する日もあって、釣りたいという欲求も少しずつ少しずつ満腹に近づいてゆく。
その分、釣行にまつわる他の興味に意識が振り向けられるのだけど、しかしまた、それだけでは決して満足できないことも分かっている。
釣りだけが興味の対象では無くなってきてはいるが、川を歩き、船に揺られてして手にする一尾こそが、最も強力な麻薬であることを、この頃よけいに強く自覚するのだ。
水で薄めたグラスでそれなりに満足する術を憶えても、最後の一滴は、血のように赤く濃い酒で満たさなければならないのだ。 |
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CONTAX167MT VarioSonnar T*28-70mm RDP3
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初めてオフショアの釣りを教えてくれたのは、今は無きワイルドフィッシュ高松店の店長だったタケちゃんとスタッフのナオキ、それから源洋丸の船頭、松本真ちゃんだ。
天才的に釣りの巧いタケちゃんは残念ながら死んでしまったが、もう一人の釣りの天才ナオキは、今も活躍しているから贔屓にしてやってください。
ナオキは乗りの軽い奴だけど底抜けに人は良く、何よりルアーフィッシングに関して言えば、僕は彼らを先生と呼ばねばなるまい。
トップウオーターでの反応が落ち、船を潮上に立て直す移動時に、船尾から自作の14cmミノーを流していると、いきなり根掛かりしたようにドスンと衝撃があり、PENN5500のスプールからは、けたたましいドラグ音と共に巨大な糸巻き機に巻き取られるがごとくラインが放出されてゆく。
しかしここの水深は800m以上、しかも水深1mや2mのレンジに何かがあるはずもない。
ただただ圧倒的に透明な海水の表面に、僕らはポツンと浮いている。
そして、淡水の魚とは比較にならぬスピードと持久力の生き物がルアーを引ったくってゆく。
この時はじめて僕は、魚を「獣」だと思った。
衰えることを知らない圧倒的なパワーに翻弄されながら、8feetのオフショアロッドを満月に絞られて、10分後僕は、初めてのメバチマグロをランディングした。
たった5kgにも満たない魚の、どこにあれほどのパワーが潜んでいるのか…
僕の腕はパンパンで、腰は重だるくて、膝は笑っていた。
毎年いつもこんな事を言ったり書いたりしている。(笑)
今でこそ驚かなくはなったけど、それでも何度やってもオフショアは痺れる。
ていうか、年々筋力が衰えて厳しくなっているような気がする。
やっと今月、僕はまた海へ出られそうだ。
そして彼らの赤い血潮で、心の泉を満たすのだ。 |
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OLYMPUS OM2 APOLANTHER 90mm RDP3
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京都の祇園に並ぶ芸妓どころ、上七軒通りを歩いていると、何軒もの由緒正しそうなお茶屋と、それと同じくらい昔気質の頑固な職人がいそうな寿司屋や和菓子屋や小間物屋が軒を連ねている。
行き交う人々をやりすごし、僕は一軒の寿司屋の仕事を眺めていた。
先輩格の職人がてきぱきと指示を出し、若い衆は当然のようにキビキビとした動作で応える。
背後では親方とおぼしき人が悠然と構えていて、時折手を動かしながら全体に目配りしている。
平等だ権利だと声高に主張するようになって、こうした徒弟制度に類するものは悪だという風潮が広まってしまった。
技量の差や性の違いを考慮に入れた評価こそ平等のはずだ。
半人前が半人前扱いであることは全く正当な評価だと思うし、男と同じ役割を女が担うべきではないと僕は思う。
ほとんどの職業で、もう一度徒弟制度を見直すべきだと僕は思うし、男女雇用機会均等法が必要なのも理解できるけど、何かが根本的に間違っているような気がする。
これまで弟子入り修行の経験を持たずに生きて来て、僕はむしろとても損をしたような気がしている。
そのたび思うのだ、こんなことしてるくらいなら腕を磨けと…
寿司屋のガラスに映り込む、カメラを構えた傍観者の自分が、たまらなく空疎に思えるのだった。
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CONTAX RX2 Planar T*50mm/1.4 RVP-F
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非常に僕好みのヒップと太ももが、こうもずらりと並んでおりますと、故あってカメラをぶら下げていた僕は、写さずにはいられないわけです…ハイ。(笑)
これもやっぱりマスター型を作っておいて、シリコンの反転型を取って複製するのかしら…なんてついつい職業病的見方をしながら、しかし良い形だなーと関心するのでした。
魚って、人間の男が、女性のオッパイやお尻に劣情を抱くように、ペアリングの時、相手の魚のどこか一部に固執する事ってあるんでしょうか?
それとか、エサとなる生き物の、どこかの部分を見てよだれが出るみたいな事って、無いんでしょうかねぇ。
ルアーに於いては、それに相当するのが動き方だったりカラーだったりするのでしょうが、それだって、今日このルアーのこのカラーが良かったからからといって、いつもそれが良いとは限らないですから、まったく難しいもんです。
にもかかわらず、いつでもどこでも釣れてしまう優秀なミノーが、我が4002MDなんですね。(宣伝じゃ)
釣れないと、ついこいつに頼ってしまって、いかんいかんと反省するような次第でありまして。
先日も友人に「何つけとん?」と聞かれて、「いや、あの、そのー」と言葉を濁してしまったのでした。
半端なく釣れますので、「反則だ!」と後ろ指をさされないようにこっそり使って下さい。
夏の厳しいシーズンも、楽しい釣りが出来ることを心よりお祈り申し上げます。
4002MDがあれば、それが可能だと思います。(笑) |
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