日和佐へ向かういつもの道程は、土砂降りの雨やった。
今日はボートからのヒラスズキ釣り、僕がここ数年気合い入れてる釣りです。
昨日の天気予報で、この日の朝には低気圧がどっかりと徳島の上空を覆う事を知った僕は、「このチャンス逃すまじ!」と、スミやんを誘い入れ、松本船長に電話して、急遽この釣行を企てたんでした。
人生とか、人の心とかを先読みする事には疎い僕も、この手の読みには最近自信がついていて、天気予報から察するに、船さえ出航可能なら絶対釣れると確信を持ったのでした。
予報通りの雨にほくそ笑みながら、海が荒れすぎて出航不可能となることのみを心配しつつ、二人はねむい目をこすりながら皮算用を語り合っておりました。
5時半の集合時間には、身支度を整え船長の到着を待っていると、いつもの松本しんちゃん船長と、その兄貴の二人が現れました。
この兄貴がヒラスズキのポイントには弟船長よりもさらに精通してて、聞けば今日は荒れて仕事にならんから同行してくれるという。ラッキー!これでネット係もお願い出来るし、僕らには強い助っ人でありがたい。
「やれそう?」
「行けるやろ」
思いの外高い波に、ちょっと心配があったけど、どうやら出航可能らしい。
「まだ暗いけどぼちぼち行こか」
「よっしゃ釣ったるで〜!」
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あまり大きな波に写ってないけど、出航可能ぎりぎりのうねり
断崖には10m以上の波頭が駆け上がる。 |
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予想以上にうねりが強い。さらしが大きい。
しかし、出航してから1時間ほどはまったくあたりさえない。
おまけに昨日ほとんど寝てないので、この大波に揺られるのはひじょーに辛いものがある。胸がむかむかしてまたチャミングしそうになってきた。
ここ数年絶対はずさんポイントでもかすりもせんかった時には、もうあかんかと諦めかけた。
その時である。強い助っ人の兄貴が「あっこ、やってみ」と指さしたシモリの裏側のさらしにスミやんのミノーが着水して引き波に巻き込まれた瞬間、ラインにテンションがかかりロッドが曲がった。
「根がかりけ?」と船長
「いや、魚や!」と兄貴
ピチピチピチとヒラフッコがジャンプ!
「おお!やっと来た〜」
自分のことのように嬉しくなる。キャストをやめてランディングを見守っていたけど、船べりできれいなジャンプではずされてしもた。
「次は俺や!」と、すかさずキャスト。
今、スミやんのヒット見て、魚の付き場はわかったから、あとは正確にそこへルアーをデリバリーして、イメージ通りのコースを引けば必ず結果は出る。
「来た!」
小さなあたりを察知して、瞬間ロッドを送り込む。そして強からず弱からず一発であわせを決める。
「ズンッ、と言う感触とともにフックアップ」
「ひゃっほ〜、楽しい〜!」
船酔いなどはこの興奮の前に一気に吹き飛ぶ。
まあまあのサイズのヒラスズキが頭を水面に出し、今まさにエラ洗いをしようとするところでロッドを下方に絞り込み、魚の頭を引き倒してジャンプをコントロールする。針がかりは完全や。絶対バレへん。
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僕の今日のファーストヒットは65cmのナイスバディー。
嬉しい一匹です。
重量は見計測やけど3kg弱やね。
ヒットルアー:RATUS120R
color マイワシ
今日はこればっかりです。 |
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